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機動戦士ゼータガンダム1/2

きどうせんしぜーたがんだむはーふ

2005年に長谷川裕一がZガンダムエースで本編3話と番外編1話の全4話が描かれた漫画。
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この戦いは将来、「彼」の敗北で幕を降ろす事になるであろう。何故なら「彼」が挑んだのは戦争と言う刻の流れなのだから

概要編集

2005年長谷川裕一が「Zガンダムエース」で執筆した漫画である。女性作家の遺稿から物語が展開され、全3話で主人公の組織が転々としたのと、ハーフの通り真偽が定かでない特徴がある。

そして、番外編では若き日のクロボンの名物男が客演する。


ストーリー編集

UC138年、前年死去した女性作家シンシア・マディンの書斎を整理していたら「エドガー・エドモンド・スミスの日記」と言う遺稿が見つかる。

グリプス戦役を生き抜いた兵士の記録であったが、その真偽は1/2(ハーフ)と言え、UC153年現在でも議論の的となっている。


キャラクター編集

  • エドガー・エドモンド・スミス

本作の主人公。

ジャブローでのAAAのMS操縦技術を買われティターンズへ招聘される。その後ティターンズの非道さに怒り、カラバエゥーゴへと所属を変えるが、その代償に妊娠中の婚約者との婚約を婚約者の両親から破棄されてしまう。

カラバ参加時にハーフゼータのパイロットとなり、ピーキーな機体性能を技量でカバーした事から、ニュータイプパイロットを倒した近藤和久ドルク(Zガンダム)に匹敵する、ある意味「最強のオールドタイプMSパイロット」かも知れない。

  • カン・ウー

第一話のみ登場のエドガーの同僚でテストパイロット。コロニー落としで妻子を失い戦争を憎んでおり、ガンダムMk-Ⅱのロールアウトを遅らせ、開戦を遅らせようとしている。

バスク・オムの卑劣な策略で死亡する。

番外編に登場。機動戦士クロスボーン・ガンダムに登場していた老パイロットの若かりし頃。

ティターンズに成りすました傭兵でエゥーゴを騙って略奪を働く野盗と戦う。元々お人好しで「エリート部隊」というお題目をバカ正直に守り、戦闘に巻き込まれた民間人を守ろうとしたりした為、大した旨味も得られずに終わった。

  • シシリア・マディン

番外編に登場。エドガーの恋人と思われる女性で、両親から結婚を認められないまま妊娠。出産後は恋人を探すため息子のアランを連れて戦場に赴いた所でエゥーゴを騙る野盗の襲撃に会い、そこでウモンに助けられる。童顔ゆえに少女と思われたが、実際には当時のウモンと同じ22歳。のちに詩人・作家となるが、恋人とは婚姻関係を結ばず、アランも私生児として育てたらしい。

尚、ハリソン・マディンとの関連は不明である。



メカニック編集

第2話、最終話、番外編に登場する試作形TMSのムーバブルフレームZガンダムの外観を偽装したTMS。Zと違い、シールドが機首と翼がセットされた非常に大型のものとなっており(フライングアーマーをそのままシールドに転用したような形状)、おまけに腕力は並のMS以上でも機体性能はネモ並みである。そのシールドにハーフゼータが乗る事で変形するのは、使い捨てのバックパック背負い変形するリ・ガズィとは逆である。(リ・ガズイはMSからMAへの変形は不可能なのは周知の通り)

額のマークが「IZ」となっており、「Imitation-Zata」の意味か?

第1話のみ登場のRX-78ガンダムのレプリカ。当時の主力MSだったジムⅡを素体に、52%のRX-78の復元パーツが用いられおり、こう呼ばれていた。性能はマグネットコーティング時点のものを再現し、ガンダムMkⅡの性能テストの模擬戦に使われた。

最終話に登場する異形のMA。MS形態のバウンド・ドックを上下でニコイチにしている。

別名・表記ゆれ編集

機動戦士ゼータガンダムハーフ 機動戦士Zガンダム1/2 ハーフゼータ


関連タグ編集

機動戦士Ζガンダム 長谷川裕一


機動戦士クロスボーン・ガンダム

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