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RX-78

あーるえっくすななじゅうはち

RX-78とは、ガンダム(GUNDAM)のことである。 ガンダムとはテレビアニメ『機動戦士ガンダム』及び、これを基に制作された劇場用アニメ3部作に登場する架空の兵器。またはバンダイから発売されたマイコンの機種。
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が一番、ガンダムをうまく使えるんだ!』

概要

言わずと知れた日本のロボットアニメの代名詞「ガンダムシリーズ」における一番最初のガンダム。実物大の本機の立像が2009年のシリーズ30周年記念として完成し、各地を転々としている。
かつてはガンダム、初代ガンダムと呼ばれていたが、シリーズが進むにつれガンダムの名を持つ機体が増えたために、呼び分けが難しくなった事から、形式番号名のRX-78という呼び名がそのままファンの間で定着した。


本記事ではRX-78-2について記載する。

カタログスペック

頭頂高18m
本体重量43.4t
ジェネレーター出力1,380kW
装甲材質ルナ・チタニウム合金
スラスター総推力55,500kg
センサー有効半径5,700m


機体解説

地球連邦軍が「V作戦」に基づき開発した白兵戦用の試作MS。設計主任はメインパイロットであるアムロ・レイの父、テム・レイ技術大尉が務め、連邦系の企業チームと共に開発された。

連邦軍の威信を賭けてコスト度外視で開発に当たった結果、ザクマシンガンを全く寄せ付けないルナ・チタニウム合金(後のガンダリウム合金)製の装甲、モビルスーツとしては初のビーム兵器の実用化、コア・ブロック・システムや大気圏突入用の耐熱フィルム(劇場版では耐熱フィールド)など、この当時の連邦軍の最新技術が惜しみなく投入されており、あらゆる環境や戦闘に耐えうる汎用性を持ち合わせている。故にそのまま量産することはできなかったが、一説によると7年後のグリプス戦役時のMSに匹敵する総合性能を持つとも言われる。近年云われる説では初期状態より幾度の極限までの改修およびチューンが加えられ(劇中で明確に示されるのはソロモン戦以降のマグネットコーティング処理)常人には扱えない機体と化していたとされる。(OVAポケットの中の戦争)では当面の後継機と目されたガンダムNT-1が劇中の台詞でそのような表現をされた)

連邦軍はホワイトベース隊で運用された本機の実戦データを元にして、よりシンプルにチューンされた主力量産機ジムを開発し、実戦に投入。ボールなどと連携した圧倒的な物量作戦によって一年戦争に勝利。その名は時代の最先端を行く高性能MSに受け継がれることになり、連邦軍内に『たった1機のMSが戦局を覆した』と言うガンダム神話が生みだされることとなった。

なお、非公式扱いであるが『機動戦士ゼータガンダム1/2』にはガンダムMk-Ⅱのチェイサーとしてガンダムの残存部品52%と同系列機の構成部品を組み合わせ複製された「RX-78-2 1/2 ハーフガンダム」なる機体が登場する。

運動性

本機はザクⅡを上回る高いジェネレーター・スラスター出力に加え、ミノフスキー博士の開発した「フィールドモーター駆動」によって四肢の運動性が非常に高く、ガウ攻撃空母ドップ相手に空中戦を行えるジャンプ力を持つ。地上でのスラスターを使用しての最高速度は130km/h(特急列車と同じ程度)。
ただし、開発陣はもともとガンダムが空中戦を行う事を想定していなかったのにも関わらず、アムロの操縦により対空戦や対航空機戦においても高い戦果を挙げている。
アムロ自身の操縦センスもさることながら、本来想定されていない状況にも高いレスポンスで応えた本機の性能もまた驚嘆に値する。

後にガンダム自身がアムロの操縦についてゆけなくなり、改善策として関節駆動系にマグネットコーティングが施され、その運動性・機動性はさらに向上した。

装甲

装甲に使用されているルナ・チタニウム合金は、ガンダム以外にもガンタンクガンキャノンなど初期の連邦軍MSの装甲に採用されている。文字通り月で精製されるチタン(チタニウム)合金で、高硬度かつ非常に軽量である反面、原材料が希少かつ加工が困難であるがゆえに量産にやや不向きという難点がある。よって、量産型であるジムには従来型のチタン系合金が採用される事になった。

武装

本機の武装はMSを一撃で撃破できる事を念頭においたものが多く、後のMSの基本兵装に多大な影響を与えた。

頭部バルカン砲

こめかみに装備される60mm口径の機関砲。弾数は片側50発。劇中にてガンダムが起動後に初めて使用した武装であり、本来は対空防御を目的に使用されるが、ザクⅡ相手にも十分な威力を発揮する。

ビームサーベル

バックパックに装備されるビーム斬撃兵装。チタン合金を瞬時に蒸発させるほどの熱量を持つ。本機に装備されるものは柄を延長させてビームを先端に集中させることで、ビームジャベリンにすることが可能になっている。

ビームライフル

型式番号XBR-M-79-07G。出力1.9MW・有効射程約20kmの携帯型メガ粒子砲。当時のあらゆるMSを一撃で大破させる程の威力があり、劇中でそれを目の当たりにしたシャアは、「戦艦のビーム砲に匹敵する」とまで言及している。
エネルギーは内蔵されたエネルギーCAPにチャージする形式のため、撃ち切った後は母艦で再チャージするか、チャージ済みのスペアを受け取る必要がある。

ハイパーバズーカ

装弾数5発。肩掛け(あるいは腰溜め)発砲型の380mm実体弾火器。元々は対艦用として用意されていたが、ビームライフルの代わりに対MS戦でも使用された。ア・バオア・クー攻略戦ではこれを2丁担いで出撃している。

ガンダムシールド

機体装甲と同じルナ・チタニウム合金で作られた大型のシールド。大気圏の摩擦熱にも耐えうる程堅牢に作られており、これを左手で持って使用する(プラモデルでは安定して保持できるようにマウントアームが装備されている)。主力量産機として運用されるジム系MSの殆どが同型のものを使用している。

ガンダムハンマー/ハイパーハンマー

鎖付きのモーニングスター。両方ともMSを一撃で破壊できる威力を持つ。ハイパーハンマーはガンダムハンマーの改良型で、バーニアを内蔵している上に棘が鋭い。アニメ制作時のスポンサーからの要求で設定されたもので劇場版には登場しない。
∀ガンダムも同様の武器を使用していた。

スーパーナパーム

MSサイズの強力なナパーム弾。劇中ではサイド7で大破したMSの残骸を焼却するために使用している。ビームライフルの銃口下部にオプションとして装備できる。

オート・パイロット機能

この機能は、ガンダムに搭載された人工知能が敵MSをセンサーで察知した際、自動的に狙撃するシステムである。
しかし、これはあくまで教育型コンピューターに記憶された情報で動いているので、初期状態では使えないとされている。
この機能が使用されたのが確認出来るのは後述のラストシューティングだけである。

OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』では、シローがコクピット内で睡眠を取っていても、自動的に基地まで徒歩で帰還している描写がある。

ガンダム神話(劇中での活躍)


試作機にもかかわらず、いきなり実戦に投入され、3ヶ月余りの間に200機以上のMSと15隻以上の艦船、および5機以上のモビルアーマーを撃破するといった戦果を挙げている。

機体のテストと最終調整のため搬入されたサイド7に於いて、ジオン公国軍のMS隊の強襲を受けた際に、偶然にも操縦マニュアルを拾い、成り行きで開いていたコクピットに乗り込んだ民間人の少年アムロ・レイの操縦によって、ザクⅡと初のモビルスーツ同士の戦闘を行った末、勝利した。

その後はニュータイプに覚醒するアムロの力もあり、ランバ・ラル黒い三連星などのジオン屈指の猛者を倒し、シャア・アズナブルとも渡り合ったという武勇伝からジオン公国軍兵士からは「連邦の白いヤツ」(バンダイのゲーム作品では「連邦の白い悪魔」、バンプレストのゲーム作品では「連邦の白き流星」)と呼ばれ恐れられるほどの戦果を挙げる。
劇中でジオン側の人物が連邦の新型モビルスーツを「ガンダム」と呼んだのは、第6話でのシャア・アズナブルのモノローグ(「彼がガンダムと戦って死ぬもよし」)が最初であり、第7話でガルマ、第11話でシャアが「ガンダム」という名に言及している。
ジオンの一般兵が最初に「ガンダム」と呼んだのは、第17話でコズンがホワイトベースから通信して友軍に情報を送った際である。

一年戦争の最終決戦であるア・バオア・クーの戦いに於いては、固定武装のほか両手にハイパーバズーカ2挺、腰部にビームライフル、背部にシールドという重装備で出撃。
シャアの搭乗するジオングと交戦の結果相討ちになり、大破・放棄される。
この際、左腕と頭部を失いながらも仁王立ちとなり、上方を飛ぶジオングの頭部をビームライフルで撃破したシーンは「ラスト・シューティング」と呼ばれ、ポスターなどに数多く描かれた。
このあとジオングの放った最後の一発が右腕と右脚を破壊、行動不能になったが、コア・ファイターとその分離システムは生きており、アムロがア・バオア・クーからの脱出に使用した。

最終話「脱出」では、Aパートでガンダムが破壊されてしまったので、アイキャッチにはガンダムが登場せず、番組のロゴだけが映された。

関連イラスト

機動戦士
RX-78 ガンダム


1号機から7号機まで
ガンダム


派生機種

RX-78の開発コードを持つもの

一年戦争時


FSWS計画系統


----ここまでV作戦とその延長線上にある機体----

ガンダム開発計画


本機を元に製作されたMS


後継機

RX-124:ガンダムTR-6
RX-178:ガンダムMk-Ⅱ
RX-166:ガンダムMk-Ⅲ
MSF-007:ガンダムMk-Ⅲ
ORX-012:ガンダムMk-Ⅳ
ORX-013:ガンダムMk-Ⅴ
MRX-009:サイコガンダム
MRX-010:サイコガンダムMk-Ⅱ
LRX-066:テラ・スオーノ
LRX-077:シスクード
LRX-088:デスパーダ
RX-93:νガンダム
RX-93-ν2:Hi-νガンダム
RX-0:ユニコーンガンダム
RX-0:バンシィ
RX-104:オデュッセウスガンダム
RX-105:Ξガンダム
RX-F91:シルエットガンダム
RX-99:ネオガンダム

RX-78-2と作戦行動をともにしたMS・支援機など

ガンキャノン
ガンタンク
Gファイター
コア・ファイター(コアファイター)
コア・ブースター(コアブースター)
ガンペリー
ホワイトベース

似て非なるもの

バルディオス
元々「『機動戦士ガンダム』が終わったからガンダムの玩具作成時の金型が余るから流用できそうなデザインのロボットが出るアニメを作れ」という事から出発している。
ヒュッケバイン
あまりに似すぎていることから、一時期存在自体を抹消されたことがある。
デュラクシール
リデザイン前は製作者本人が「外見はガンダムを参考にした」と発言している。
ドスハード

ガンガル
正式名称は「モビルフォースガンガル」。1980年代のガンプラブームに便乗した模倣プラモデル商品のうち最も有名とされる商品で、東京マルイが販売した。在庫のオリジナルロボット物の廉価プラモデルの外箱のみをRX-78風に彩色したイラストに替えたもの。
シャダーン
正式名称は「ふみ切戦士シャダーン」。1980年代、日本国有鉄道が鉄道管理局単位で管内の子ども向けに展開した踏切事故防止の啓発活動でポスターなどに使用された。ビームサーベルの代わりに踏切の遮断竿を持つ。広島鉄道管理局版と千葉鉄道管理局版が知られている。

RX-78(マイコン)

かつてバンダイから発売されたPC。別にガンダムのゲームばかりが出ていたわけではない。

余談

形式番号の「RX」とは当時人気を博していた自動車マツダRX-7にあやかったとされ、メカデザイナー大河原邦夫氏の当時の愛車だったと記述がある。「78」は機動戦士ガンダムの企画が立ち上がった1978年からという説が有力。

外部リンク

wikipedia:ガンダム

  • ア・バオア・クーで白い悪魔と遭遇したジオン兵視点(映像後半)

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