ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

重装フルアーマーガンダム7号機

じゅうそうふるあーまーがんだむななごうき

雑誌企画『M-MSV』及びゲーム『機動戦士ガンダム戦記』に登場する地球連邦軍の試作型モビルスーツ。
目次 [非表示]

HFA-78-3重装フルアーマーガンダム7号機はM-MSVに登場する地球連邦軍の試作型MS。

FSWS計画における一種の完成形として、火力・制圧力を極限まで高めた形態。


機体データ編集

型式番号HFA-78-3
所属地球連邦軍 ファントムスイープ隊
開発地球連邦軍
生産形態試作機
頭頂高18.3m
本体重量39.2t
全備重量120.8t
出力3,110kW
推力95,450kg
センサー有効半径不明
装甲材質ルナ・チタニウム合金
武装メガ・ビーム・キャノン、キャノン砲×2、3連ミサイルポッド×2、8連ミサイルポッド×2(その他、フルアーマーガンダム7号機に準拠する)

概要編集

モビルスーツ設定紹介企画『M-MSV』で「フルアーマーガンダム7号機」と共に登場。

「フルアーマーガンダム7号機」のさらに上から「セカンドアーマー」と呼ばれる追加装備を装着した形態で、火力と推力を大幅に強化。その設計思想と外観はMSから逸脱している。


ゲーム『機動戦士ガンダム戦記 BATTLE FIELD RECORD U.C.0081』が発売される際に、カトキハジメによってリファインされた(以下「リファイン版」と表記)。


機体解説編集

フルアーマーガンダム7号機にセカンドアーマーを装着することにより装甲と火器、ジェネレーター出力を強化、ジオンのMAにも引けを取らない強大な火力を有する。加えて、大型スラスターと大容量プロペラントタンクの増設により、戦艦にも匹敵するスピードと航続距離を獲得しており、対艦船・対MAにおいては絶大な戦闘力を発揮する。

しかし、増加した機体重量に対して推力が追いついていないため、加速に時間が掛かる上に小回りが利かず、待ち伏せされるなどして敵MSに接近されると一気に不利になる。

そのため実際の運用では、遠方から高速で前線に移動しつつビーム兵器で砲撃、中距離戦闘に移行した際はアーマーをパージして、フルアーマー及びノーマルのガンダム7号機で戦闘を継続する、といった戦法が想定されていた。


漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では、7号機のセカンドアーマーをガンダム試作1号機に流用し格闘戦用の装備などを追加した、「重装フルアーマー・バーニアン」と呼ばれる機体が登場している。


武装編集

メガ・ビーム・キャノン編集

フルアーマーガンダム7号機のものよりもさらに大型のビームキャノンで、その威力は戦艦のメガ粒子主砲にも匹敵する。


キャノン砲×2編集

腰部側面に装備されたビームキャノン。メガビームキャノンと比べると小型であるが威力は高く、標準的なMS程度であれば一撃で撃破できる。

リファイン版では基部が回転するギミックが新しく設定された。漫画『機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081 -水天の涙-』に掲載された設定資料では「腰部ビーム砲」と表記されている。


3連ミサイルポッド×2編集

フルアーマーから引き継ぐ形で装備されている脚部装甲に内蔵されたミサイルポッド。

リファイン版では上からウエポンコンテナを装着するため使用できない(ウエポンコンテナの詳細は不明)。


一部媒体では肩部アーマーの意匠をミサイルポッドとする解釈が見られるが、M-MSVの時点では肩部アーマーは左肩にしか装着されておらず武装欄の表記と矛盾するため、ミサイルではなくただ単にそういう意匠であったと思われる。

リファイン後は両肩にアーマーが装着され、肩部アーマーの意匠もミサイルを思わせるような形状に変更。また、漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では「重装フルアーマー・バーニアン」が実際にミサイルとして使用している(ミサイルの数は5発で、試作1号機用に調整される前からミサイルであったかどうかは不明)。


8連ミサイルポッド×2編集

背部ブースターユニットに8連装ミサイルポッド2基を内蔵。ミサイルそのものは小型だが誘導性は高く、複数の敵機をロックオン可能。

リファイン版で新しく設定された武装で、「リアビューで見えやすい位置に武装を配置したい」というガンダム戦記製作サイドからの要望で追加された。


その他武装編集

ガンダム7号機及びフルアーマーガンダム7号機で装備している兵装も一部を除いて使用可能である。兵装の詳細は各機体の記事を参照。

  • ビーム・ライフル
  • ハイパー・バズーカ
  • 60mmバルカン砲×2

重装フルアーマーでも射撃兵装として機能すると思われ、ビーム・ライフルは実際に使用されている。

ハイパー・バズーカは右肩に担ぐとメガ・ビーム・キャノンと干渉するため、脇腹に抱えるか左手で所持することになると考えられる。


  • ビーム・サーベル×2

フルアーマーから引き続き装備している格闘兵装だが、重装フルアーマーでの格闘戦は想定されておらず実際に使用されたことはない。

仮に使用するのであれば、ビームキャノンへの干渉や敵機との激突の危険性を考慮し、サーベルを真横に突き出してすれ違いざまに斬り付けるような使い方になるだろう。


  • グレネード・ランチャー
  • ビーム・スプレーガン
  • 2連ビーム・スプレーガン×2*

フルアーマーの腕部に内蔵・装着される兵装。重装フルアーマーでは戦闘距離の関係で使用されることは少ないと思われる。


  • 背部長距離ビーム・キャノン

フルアーマーでの主武装であるビームキャノン。重装フルアーマーの装備には含まれないため、使用する場合はセカンドアーマーをパージ後に帰艦する必要がある。


  • マイクロミサイル×4
  • 4連ミサイルポッド×2

兵装の上から装甲で覆われるため使用不可。胸部装甲下部にミサイルのような意匠が見られるが詳細は不明。


  • シールド

ガンダム7号機の専用形状のシールドで、重装フルアーマーでも同様に装備する。


余談編集

バンダイ刊行のコミック誌『SD CLUB』で発表された当初は「重装フルアーマーガンダム」という名称であった。

リファインされて機動戦士ガンダム戦記に登場した際の名称も「重装フルアーマーガンダム」で、その後のメディア展開の中で徐々に「重装フルアーマーガンダム7号機」という名称が使われるようになっていった。

ちなみに、「重装フルアーマーガンダム"3号機"」という名称は公式のものではない、「重装フルアーマー」の一番手だからということだろうか。


関連タグ編集

M-MSV 機動戦士ガンダム戦記

RX-78

ガンダム7号機 フルアーマーガンダム7号機

ユーグ・クーロ

関連記事

親記事

フルアーマーガンダム7号機 ふるあーまーがんだむななごうき

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 5914

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました