概要
CV.東地宏樹
地球連邦軍所属。階級は大尉。32歳。
搭乗したMSはジム→ジム・コマンド(一年戦争時と0081年時)→RX-81(ジーライン)→ガンダム7号機
0081年に結成された連邦軍特殊遊撃部隊「ファントムスイープ隊」の隊長であり、MS操縦の技量は抜群。
一年戦争時の41号作戦(キャリフォルニアベース攻略作戦の前段階)で自分が率いる部隊が自分を残し全滅した為「部下殺しの英雄」と皮肉られている(実際は彼の活躍を疎んじた上層部の横槍が原因らしい)。しかもその犠牲を払拭しようとする軍によりプロパガンダで英雄として祭り上げられた事もあった。
元々犠牲を良しとする性格ではなかったようだがこの一件以降は自分もその事をトラウマとしている為、部下を絶対に生還させる事を最優先している。
最終決戦である「星一号作戦」にもジム・コマンドに搭乗しビグロ、ゲルググキャノン、リック・ドムをそれぞれ連続で撃破するなど高い戦果を挙げている。
なお、このあとに補給部隊で補給を受けるもビグロ隊の襲撃を受け、部隊は全滅。そして皮肉な事にまた自分だけが生き残ってしまった。「部下殺しの英雄」の名はこの時に明確化したと推測できる
戦後はジオン残党軍討伐部隊ファントムスイープ隊で隊長を務め、インビジブル・ナイツ隊を止めるべく奮戦する。エリク・ブランケとはライバル関係なった。(星一号作戦時に二人はア・バオア・クーにいたがこの時は接触しなかった)
作中でもトラウマに苦しむ素振りを見せていたが、その戦いを通して仲間達と過ごす内に過去を乗り越え、逆に仲間を失ったことで過去に囚われたエリクと月面にて戦い、辛くも勝利した。
漫画版では上司のマオ・リャン少佐とは元恋人であり、彼女を気遣う場面も見られた。
「水天の涙」阻止後は任務も終わり、マオとはよりを戻したような素振りをラストに見せていた。
フルアーマー化を前提としたガンダム7号機のパイロットを務めたが漫画版では本人の適正はジーライン ライトアーマーのような運動性の高い機体に向いているとのこと。
アバンタイトルではジム・コマンドでゲルググキャノンとビグロを撃破(ビグロとは直接やり合ったわけではなく学徒兵の可能性もあるが、ゲルググキャノンに関しては設定からするとキマイラ隊の可能性が高い)、漫画では前述の41号作戦では自身は戦地を離れていたことから味方が壊滅した後にジム単騎で乗り込み多数のジオン機相手に彼自身は生還したり、ゲームを意識したものだろうがグラブロを味方の援護なしでジム・コマンドで撃破している。
このことからパイロットの技量は相当なものだと思われる。
関連タグ
ゼクス・マーキス:同じように部下殺しとあだ名されたエースパイロット繋がり。彼も後にガンダムタイプMSに乗り込むこととなる。
グラハム・エーカー:こちらは上官殺し。やはり後にガンダムに乗り込む事となる。
テリー・サンダースJr:三度目の出撃で幾度も自分一人だけ生き残って全滅してしまうため付いた異名が小隊潰しの死神彼もまたガンダムタイプMSのパイロットとなる。