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ア・バオア・クー

あばおあくー

『機動戦士ガンダム』に登場する宇宙要塞。
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概要

地球連邦軍とジオン軍との最終決戦の舞台となった宇宙要塞。ソロモン、グラナダと同様にジオン公国の本国であるサイド3を守る重要拠点である。
名前の由来は、世界で最も美しい景色の見える「勝利の塔」の階段に棲まう、幻獣(ミライ・ヤシマは「妖怪」と表現した)「ア・バオ・ア・クゥー」を訛らせた名称(小説「密会 アムロとララァ」において記載)。
ブライト・ノア中尉(当時)は、ジオンの勝利を信じてつけた名前であろうと推測している(「密会」より)。

元々はルナツーやソロモンと同様、資源採掘用にアステロイド・ベルトから運ばれ、ラグランジュポイントのL2に配置された小惑星だったが、一年戦争前にジオン公国の手によってさらにもう1つの小惑星と結合され、半年後に宇宙要塞化工事が完了した。
二つの小惑星を結合させたその姿は傘ともキノコとも見て取れる特徴的な外観を成している。
その構造上、要塞の上部と下部を構成する二つの小惑星を繋ぐ接続部が脆弱となっているが、同時にそこに向かおうとする敵部隊に対して要塞ビーム砲の火線を集中させやすくもなっている。

一年戦争最後の決戦は熾烈を極め、同戦争最大の攻防戦となった。
その最中にジオン軍総帥ギレン・ザビは妹であるキシリア・ザビに暗殺され、そのキシリア・ザビもシャア・アズナブルの手によって誅された事で要塞攻防戦の勝敗は決し、一年戦争は連邦軍の勝利に終わった。

一年戦争以降の運用

戦後は地球連邦軍が接収し、『ゼダンの門』と名称を変えた上で、ティターンズの拠点として運用された。
ハンブラビガンダム[スコル]等の開発を行っていたが、グリプス戦役時に小惑星アクシズを激突させら、その超巨大質量衝突のエネルギーによって崩壊した。

ガンダムビルドファイターズにおいて

追い詰められたマシタ会長の負の感情を受けて暴走したアリスタから生み出された膨大なプラフスキー粒子で形成したものが登場している。内部に大口径ビーム砲(出展は「ガンダム・ザ・ライド」)を有しており、これでミスサザビーベアッガイⅢを大破させたが、その出力から奥にあるアリスタ本体を見破ったイオリ・タケシパーフェクトガンダムの一撃がビーム砲を破壊。突入したイオリ・セイアリーア・フォン・レイジ・アスナによってアリスタが破壊されると、同時に自然消滅していった。

幻獣ア・バオ・ア・クゥー(参考)

ボルヘスの『幻獣辞典』またはその引用元になったバートン卿版の『アラビアン・ナイト』によれば(インドにある)勝利の塔には頂につづく階段があり、その最下段にひそむ幻獣こそア・バオ・ア・クゥーである。人がその階段を登りはじめるとともに目をさまし、その影につき従いのぼってゆく。最初は透明だった体は登るにつれその姿をあらわし出し、人がその頂に立った瞬間に完全に姿をあらわす。しかし勝利の塔を登り切った人間はその瞬間涅槃に達し現世から消滅してしまい、ア・バオア・クーはその姿を完全にあらわすことはない。

関連項目

機動戦士ガンダム ザビ家
機動戦士Ζガンダム ティターンズ アクシズ

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