概要
本来は1,000万人単位の居住用として建造された、直径6kmという巨大建造物であるスペースコロニーを、巨大なレーザー砲に改造した戦略兵器。
当然ながら大型MSやMA(全長~100m級)はおろか戦艦クラス(全長~400m級)が登載する主砲を遥かに凌ぐ破壊力(出力8,500万GW)を持つ。ただしZZガンダムが搭載するハイメガキャノンが出力50MWながらコロニーレーザーの20%の威力に相当するとされる(後述するがメガ粒子砲とレーザーは原理の全く異なる兵器であるため、電力効率が異なると考えられる)。宇宙空間ではエネルギーが減衰する要因(スペースデブリや大気など)が少ないため、地球から遥かに遠い位置から(物によっては木星圏から)直接地球を狙撃する事も、理論上は可能である。
ただし、約5億~10億Kmの惑星間距離を、しかもデブリ帯を外しつつ狙うという精密射撃には膨大な管制データと絶妙な微調整が必要。
解説
ガンダム世界の兵器では「レーザー」と「ビーム」が明確に区別されていない…というか登場するのは殆どが「ビーム」の方であるため、あえてレーザーの部類の兵器について解説されていないが、コロニーレーザーは文字通り「レーザー」兵器である。
どう違うのかと言うと、「ビーム」は粒子を飛ばすもの=質量のある物質を束にして飛ばす、つまりは原理的には水鉄砲と同じであるため、その弾速も光そのものに比べたら遥かに遅い。
一方、レーザーは光そのものである。
つまり、「レーザーが撃たれている事が見えた」時点で既にレーザー本体が着弾しているため、見てから回避することは物理的に不可能である。
ニュータイプ等の予知能力めいた感覚や他者からの連絡で事前に気づけたとしても、レーザーの照射範囲はかなり広いため、相当機動性に優れたMSやMAでも無ければまず回避は難しい。
ざっくり言えは、懐中電灯が発する光を回避するようなものである。
大出力故に、直撃した場合は戦艦の重装甲やビームシールドといった防御手段で耐えるのは不可能。
また、ビームを磁界によって偏向させるIフィールドも、光線が対象では効果を発揮しない。
例外として、戦艦の複合アンテナなど耐レーザーコーティングが成された箇所の影にMSを隠し、更にそのMS自体を盾とすれば生還する可能性はある。
『サンダーボルト』では、発射の際に地球連邦軍側はバリュートシステムを展開して防いでみせた。発射を見てから展開は困難な気もするのだが……。
欠点としては、発射までのエネルギーチャージに時間を要し、発射した後にも排熱や点検・整備の必要があるので連射は困難である事。
そして一旦チャージを始めると莫大なエネルギーの影響で途中で止めることが実質不可能となること。
加えて巨体故に照準の変更が困難なので、素早い相手や散開した艦隊への攻撃には不向きといった点が挙げられる。
また、コロニーをベースにしているとは言え建造にも時間が掛かり、完成後もその巨大さ故に維持・防衛するのにかなり手間が掛かるので、常時配備する兵器として運用するのは難しい。
侵攻する側の対策としては、かなりデリケートな調整を要するので、外部の送受信パネルといった特定の一部分だけでも損傷させれば一時的に使用を停止、もしくは遅滞させることが可能な場合が多い。
コロニーレーザーその物を完全破壊するにはあまりに巨大な為、外部から直接破壊するには艦隊の砲撃等の強力な火力(核ミサイルなど)が必要である。
通常装備のMSだけで直接破壊するには、内部に侵入してレーザー発生器や動力炉を破壊する等の工作が望ましい。
代表的なコロニーレーザー
ソーラ・レイ
機動戦士ガンダムにて初登場。
サイド3の旧型コロニー「マハル」を改装した物。住民全員を強制疎開させ、大型レーザー砲へと改造した最初のコロニーレーザー。電力の確保には大量の太陽電池を用いる。
作中ではギレン・ザビが実父デギンを謀殺する為に使用。
種類は炭酸ガスレーザーとされる。
デギンが和平交渉の為に合流したレビル将軍率いる連邦軍艦隊にも全体の30%甚大な被害を与えている(軍事的には30~40%で全滅扱いとされる被害)。
その後冷却やエネルギー充電に数日を要するという欠点の為、最終決戦において使用不可能に陥った。
劣勢に立たされたジオン公国側にとっての最後の切り札のようなものであるが、コロニー国家たるジオンが、国土とも言えるコロニーを武器に変えてしまうというのは、国家存亡の機に対する焦りがあったという証拠とも言える(それ故にデギンは和平に走ったとされている)。
ソーラ・システムのように集光パネルが展開されている事から、作中では「ジオンのソーラ・システム」とも呼ばれる。なお、地球連邦軍がチェンバロ作戦において使用したソーラ・システムは太陽光を直接エネルギーとした「アルキメデスの鏡」を巨大化させた光学兵器であり、レーザーへ変換しているソーラ・レイ、ひいてはコロニーレーザーとは別の原理で動く兵器である。
機動戦士ガンダムサンダーボルトにも登場している。
グリプス2
機動戦士Ζガンダムにて初登場。
グリプス戦役の終盤でティターンズがサイド7のグリーン・ノア2(グリプス)の二つあったシリンダーの内の一つを分割し、コロニーレーザーへ改造した物。ソーラ・レイの欠点であったエネルギーチャージの問題を解消し、更に核パルスエンジンを用いてある程度の自走や旋回も可能となっている。
ティターンズはスペースノイドへの恫喝目的で運用し、サイド2・18バンチコロニーへの砲撃に用いられた。
エゥーゴ・アクシズによる共同戦線でアクシズによって奪取され、その後のエゥーゴ・アクシズ間の不和によって今度はエゥーゴのメールシュトローム作戦によって同軍の手に渡り、アクシズの月落下阻止と最終決戦でのティターンズ艦隊殲滅の為に二度発射された。
劇中終盤では、レーザー発振器とおぼしき巨大な管球が林立する、砲身内部でのMS戦も繰り広げられる。機関部が損傷した為に一旦は放棄されたが、その後は幾度かで秘密裏に修復作業が進められていた。
その後は機動戦士ガンダムUCや機動戦士クロスボーン・ガンダムDUSTにも登場している。
シンヴァツ
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の七人にて初登場。
木星戦役後、木星帝国が木星から地球を直接狙撃する「神の雷」計画に基づき建造されたコロニーレーザー。
しかし、アステロイドベルトと惑星一つをまたいだ超長距離からの狙撃であるが故に狙撃には緻密な計算が必要となり、ちょっとした衝撃で着弾点は大きくずれる事になる。
一度は発射されるも、木星圏へ強襲して来たトビア・アロナクスらの手によって着弾点にずれが生じ、地球への直撃は避けられ、更にミラーを破壊された状況で無理な二度目の射撃を行った為、コロニーレーザー自体も自壊している。
コロニーレーザー
機動新世紀ガンダムXにて初登場。
宇宙革命軍が地球への直接攻撃を行う「ダリア作戦」の為に建造したもの。ちなみにダリア作戦自体は第七次宇宙戦争の時点で発令された物である。技術力で勝るものの資源で地球連邦軍(新地球連邦軍)に劣る革命軍が、「地球を直接攻撃して先制で大打撃を与え、連邦側に持久戦に持ち込ませない」という作戦の為に用意していたが第七次宇宙戦争末期は「コロニー落とし作戦」の方が優先されこちらは暫定保留状態となり、戦後15年の間にもう一度やり直す形で地球攻撃の為の発射準備が進められていた。しかし、ガンダムDXのツインサテライトキャノンで破壊された。
これによって革命軍は地球攻略のための戦略の切り札を失ってしまった。攻撃を察知していた新連邦も大規模な宇宙艦隊を派遣するなど、対策を打っていたが、実質的に不戦勝となり、漁夫の利を得る形となった。
冒頭で「あまりにも巨大なために破壊には艦隊クラスの火力か内部破壊工作等が必要」と書いたが、1機のモビルスーツの火力によってコロニーレーザー本体が木っ端みじんに破壊された珍しい例である。
(GX系列自体が「コロニー落とし阻止」と言う目的のために建造された戦略級MSだったためだが)
コロニーレーザーの運用と似た兵器
オルタナティブ作品などにおけるコロニーレーザーに類似した兵器を記述する。
自由の女神砲
機動武闘伝Gガンダムにて初登場。
ネオ・アメリカの最終兵器。その名の通り自由の女神部分そのものが大型砲となっており、ネオ・アメリカコロニー本体からマンハッタン戦闘エリアを分離して運用される。
ウルベ・イシカワの手によってネオ・ジャパンコロニーを取り込んだデビルガンダムに対する先制攻撃を行うべく出撃したが、返り討ちに遭い破壊された。
ちなみに主砲を発射した人物の見た目はどう見ても歴史上のあの人物。
バルジ砲
新機動戦記ガンダムWにて初登場。
正確には巨大宇宙要塞砲。宇宙要塞バルジ改の主砲である。
要塞動力炉に直結している為に高い威力を誇る。バルジ本体ごとガンダムエピオンのビームソードで破壊された。
リーブラ砲
こちらも新機動戦記ガンダムWにて初登場。
正確には巨大宇宙要塞砲。大型戦艦リーブラの主砲である。劇中では単に主砲としか呼ばれていない。
宇宙から地球を狙撃した際には島一つを消滅させている。ただし、リーブラ砲は設計に携わった五人の科学者の手によって発射する毎に本体に不具合を生じさせるように意図的な欠陥が加えられている。
ピースミリオンの特攻により破壊された。
ジェネシス
機動戦士ガンダムSEEDにて初登場。
ザフトが持つ大量破壊兵器。正確には宇宙船の外部推進装置を改造した要塞砲。
核動力を用いた巨大なガンマ線レーザー砲であり、二次反射ミラーを備えた円盤状の本体と、尖塔状の一次反射ミラーで構成され、本体から照射されたレーザーを一次反射ミラーで増幅し、二次反射ミラーで焦点・照準を定めて発射する。一次反射ミラーは発射する毎にガンマ線レーザーによって全損する為、連射は不可能。
ミラージュコロイド・ステルスとPS装甲を備え、当時の最高レベルの軍事技術の結晶とも呼べる兵器である。
なお通常MSでのPS装甲ではビーム兵器に対しては殆ど無力だが、ジェネシスは本体のサイズもあり、熱負荷の拡散度合いがMSの比ではないため、アークエンジェルやクサナギの陽電子砲すら無効化する。
ジェネシスの一射が地球に着弾した場合は、着弾によるインパクトと気象変動などの影響で地球の全生命の80%が死滅する計算が出ている。
ガンマ線は放射線の一種であり電磁波の一つでもあるため、通常は目視が不可能というトンデモぶり。
宇宙のガスやデブリがレーザー加熱されて『光の渦』として視認出来る。
その設定であるためか、劇中ではこのレーザーを浴びるとMSや艦船の推進剤や人間の体が沸騰・膨張して破裂(爆発)する。
ジャスティスの自爆によって中枢部が破壊されたことで爆発四散した。
バリエーションとして、ジェネシスの小型プロトタイプ「ジェネシスα」、衛星要塞メサイアの主砲としてジェネシスの改良型「ネオジェネシス」も登場した。
レクイエム
機動戦士ガンダムSEED DESTINYにて初登場。
正確には廃棄コロニーを利用した「軌道間全方位戦略砲」。
名前の意味は『鎮魂歌』
地球連合軍が月面ダイダロス基地に設営した大型ビーム砲、及びビーム偏向装置「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」を施した複数のコロニーの残骸を改造した中継ステーションを含めた一連のシステムであり、高出力のビームを偏向装置に通過させる事で射角を変更させ、任意の地点へ攻撃を行うというもの。所謂反射衛星砲である。
照射型であるため、複数の目標を薙ぎ払うことが可能だが、本体である大型ビーム砲そのものは月の地表に固定されて射角が変えられない。
当初は地球連合軍がプラント攻撃の為に用いたが、ザフトによって接収され、ギルバート・デュランダルがデスティニープラン成就の為の切り札とした。
欠点として、最初にビームを偏向させる一次コロニーを破壊されると発射自体は可能だが角度変更が不可能、或いは遅延せざるを得なくなる。
その後は機動戦士ガンダムSEED FREEDOMにも登場している。
アポロンA
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-にて初登場。
D.S.S.D.の宇宙ステーションに搭載されたプロパルジョンビーム砲と太陽発電パネルを持つレーザー発振ステーション。ヴォワチュール・リュミエールのテスト用施設の一つであり、厳密には兵器ではない。
威力そのものはジェネシスに劣るものの、出力を上げて使用すればガーティ・ルー級特殊戦闘艦を一撃で沈めることが可能な上、ミラー交換なしで連続使用できる。
メメントモリ
機動戦士ガンダム00にて初登場。
アロウズによって軌道エレベーターオービタルリングに設置された自由電子レーザー砲。軌道エレベーターからエネルギーを供給され、連邦非参加国に対して上空から攻撃を行う。
レーザー砲自体は下方のみならず上方にも展開出来るなどその射角は広く、宇宙からの攻撃へも対処可能。
アフリカタワーが反体制組織によって占拠された際にはアフリカタワーを狙撃し、人質となった民間人もろとも黙殺しようとしてブレイクピラー事件の直接的な引き金となった。当然ながらこの事は情報操作によって秘匿され、メメント・モリ自体も一般には別の用途の施設として公表されていた。
複数機用意されていたが、何れもソレスタルビーイングによって破壊された。
ディグマゼノン砲
機動戦士ガンダムAGEにて初登場。
ヴェイガンの宇宙要塞ラ・グラミスに搭載されている最終決戦兵器。
要塞そのものがビーム砲としての機能を有する。
幾つもの球体を化学分子のように細かく繋ぎ合わせた形状をしており、ビームを何度も球体で反射させてから放つという特異な発射システムを有する。
ステルス装備「見えざる傘」によって連邦軍の監視を避けつつ火星圏から移動し、連邦軍の宇宙における最重要施設「ビッグリング」を破壊し、ヴェイガンによる本格的地球侵攻の火ぶたを切った。
その後、火星から移動してきたヴェイガンの本拠地であるコロニー「セカンドムーン」とドッキングして連邦軍からの攻撃に備え、無人艦を囮に連邦軍艦隊へ攻撃を行った。その後、ゼハート・ガレットの命によりガンダムと連邦軍艦隊を葬るべく自軍の犠牲すら厭わずに発射されるが、その結果構造体に負荷が生じてあわやセカンドムーンごと自壊しそうになる。その後ヴェイガン・連邦双方の共闘によって分離され、セカンドムーン崩壊は免れた。
ILTS
機動戦士ガンダム水星の魔女にて初登場。
宇宙議会連合が保有する建造物、L1惑星間レーザー送電システム。
外観はソーラ・システムにコロニーレーザーの要素を組み合わせたような形状をしている。太陽光エネルギーを砲身に集中させ、レーザーを発射する。
名前が表す通り本来はエネルギーインフラ用の設備であるが、劇中においては議会連合によって「実験中の照準ミス」という建前の下攻撃兵器として運用された。
議会連合とペイル社が、クワイエット・ゼロを破壊すべく第1射が放たれるが、エリクト・サマヤのガンダム・エアリアル(改修型)とガンドノードの捨て身の防衛でかき消されてしまった。
類似兵器
- ソーラ・システム
『機動戦士ガンダム』にて初登場。一年戦争およびデラーズ紛争で地球連邦軍が使用した戦略兵器。詳細はソーラ・システムを参照。
- フォトンリング・レイ
『機動戦士ガンダムAGE』にて初登場。大型の光子射出兵器で、元は地球連邦の拠点・ビッグリング基地に配備されていた。
リング内部にディーヴァのフォトンブラスターを発射し、威力と射程距離を増幅させる。
第三部開始時に、ラ・グラミスからの奇襲を受け、基地ごと消滅している。
- カイラスギリー(ビッグキャノン)
『機動戦士Vガンダム』にて初登場。ザンスカール帝国が建造した要塞兵器。こちらは電磁波(コヒーレント光)を照射するレーザー砲ではなく、加速器を用いて高エネルギーメガ粒子を発射するビーム砲であり、その原理は異なる。
2基の巨大な粒子加速装置から送られたメガ粒子を圧縮、縮退させ、物質化寸前の高エネルギーを放出する。
本要塞を衛星軌道上で周回させることで、地球圏へいつでも壊滅的被害を与えられるという、恫喝に用いられた(ザンスカール帝国としてはあくまで恫喝目的での建造であったが、責任者であるタシロ・ヴァゴ大佐は使用を前提としていたことが、小説版で語られている)。
タシロ・ヴァゴ大佐が指揮を執っていたが、連邦軍艦隊の残党とリガ・ミリティアの共同作戦で壊滅している。この要塞に備え付けてあるキャノンは、地球を簡単に攻撃できる位置にあり、いつ撃たれてもおかしくない状況であった。しかし劇中では地球ではなく、LMに奪取されたがためにザンスカールの本拠地サイド2を攻撃している。
後に登場するMS・ザンネックは同様のコンセプトを引き継いでいる。
また『∀ガンダム』にも、月に接近する小惑星の破砕のために「カイラスギリ」の使用を提言するシーンがあるが、名称のみの登場でこれが『Vガン』に登場したカイラスギリーと同一の物かどうかは不明。
ちなみに、長大な砲身の根本の左右に巨大な円形の粒子加速装置が配されているというデザインから、どっからどう見ても巨大なアレそのものにしか見えないことでも有名。『Vガン』が女性性や母性といったものを強く打ち出して描いているだけに、ひときわ異彩さが光る存在であった。
なお、名前の元ネタであるチベットのカイラス山は、そこを聖地とするヒンドゥー教ではリンガ(男根)と呼ばれて男根崇拝の対象とされているので、あながち悪ふざけとも言い切れないかもしれない…。
余談
- ビーム兵器について
レーザーと異なり、「ビーム」は粒子を飛ばすもの=質量のある物質を束にして飛ばす、つまりは原理的には水鉄砲と同じである。その弾速も光そのものに比べたら遥かに遅く、ビーム本体とそれが発する光では光の方が遥かに先に相手に到達する。この事から、「見てから避ける」ということは理論上は可能と言える。
なお、間に合う反射速度と機動性があるかは別問題であり、アムロ・レイやシャア・アズナブルでさえこれが不可能。特に、アムロは「撃たれる前に避ける」、シャアは「常に動き続ける」ことでビームを回避しているのが正しく、見てから避けているわけではない。『逆襲のシャア』ではギュネイのヤクト・ドーガが「見てから避ける」を実践してみせたが、ビームの着弾箇所が変わったのみであり、結果として撃墜されている。
メタ的に言えば、『Ζガンダム』などにおいてビームが発射されたのを視認しつつ回避行動に動くように見える場面があるので、「見てから避ける」が当たり前の行動に感じることは多い。