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アロウズ

あろうず

アロウズ(A-LAWS)とは、機動戦士ガンダム00 2nd seasonから登場する独立治安維持部隊。
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概要編集

「恒久和平実現」を目的として創設された、地球連邦政府直轄の独立治安維持部隊。極めて強大な権限が与えられており、世界統一という目標の為に反連邦勢力と見なした組織や国と言った対象を、圧倒的な武力によって制圧・抹殺している。身柄拘束・尋問・処刑も許可された超法規的機関で、正規軍である地球連邦平和維持軍より上位の組織であり、同階級の正規軍将兵よりもあらゆる面で優遇されている。後には保安局を直轄にして4000万人規模にまで膨れ上がった。予算も凄まじいほどで最新鋭MS「アヘッド」や衛星レーザー兵器「メメントモリ」など、正規軍が持たない殺戮用の最新兵器も数多く実戦配備・所有している。

結成から僅かな期間で14件にも及ぶ反乱分子虐殺作戦が行われ、殺害数は数万人に達している。


また一部のパイロットは、戦闘において無制限の自由(要するにやりたい放題出来る)が認められる特権「ライセンス」が与えられており、ライセンサーと呼ばれる(ただしライセンサーは本来「ライセンスを与える者」という意味の言葉で、「ライセンスを与えられた者」という意味合いとしては「ライセンシー」が正しい)。


その実態は、リボンズ・アルマーク率いるイノベイターによって裏から操られている「統一世界を作るための駒」であり、政府の首脳部同様にイノベイターの傀儡となってしまっている(ライセンサーもほとんどがイノベイターであるが、多くの将兵はイノベイターの存在を知らない)。自らが行ったオートマトンやメメントモリによる虐殺等を「ヴェーダ」による完璧な情報統制で、自分達に都合の良いように一般市民達へ信じ込ませている。

また組織内でも完璧な情報統制が行われ、同じアロウズに所属していても他の部隊の作戦内容を知ることはほぼ不可能となっており、殺戮任務と無縁の隊員も多い(メメントモリの事を知らない者もいる)。


中でも最たる例が連邦正規軍の一部部隊によるクーデターで発生したメメントモリによる低軌道ステーションへの攻撃(後にブレイク・ピラーと呼ばれる事件)であろう。中東政策を始めとした非加盟国の弾圧や虐殺の数々が一般市民にまで知られた連邦政府は6万人もの市民の口を封じるためにメメントモリでクーデター派ごと消す凶行に及ぶ。その前もクーデター派の仕業とされた市民への虐殺もオートマトンによるものであったが、それらを全て隠蔽し、全ては反連邦テロ組織の仕業でそれをアロウズが阻止するべく尽力したという自作自演を行った。そればかりかこの事件を利用して連邦軍の指揮権を掌握し、自らの支配下に置いた事で世界最大の軍隊へと拡大した。

しかし、刹那達ソレスタルビーイングや反連邦組織カタロン、アロウズを離反したカティ・マネキンら連邦軍クーデター派による活躍によって、主戦力やリボンズらは倒され、ブレイク・ピラーを始めとしたアロウズの悪行が全世界に公開されてしまい、総司令のホーマー・カタギリが切腹し、組織は解体されるだけでなく、悪政を暴露された連邦政府そのものが世界から支持を失うに至った上に新政権が樹立した。なお新政権の意見に賛同せず、機体を持ち出して脱走するアロウズのメンバーも存在した。


メンバー(※イノベイターを除く)編集

ホーマー・カタギリ

アーサー・グッドマン

カティ・マネキン(後に離反)

リー・ジェジャン

アーバ・リント

バラック・ジニン

ソーマ・ピーリス(後に離反)

パトリック・コーラサワー(後に離反)

セルゲイ・スミルノフ(舞台版のみ)

アンドレイ・スミルノフ

ルイス・ハレヴィ

ミスター・ブシドー

ビリー・カタギリ

デカルト・シャーマン(当時はイノベイター覚醒前の一般兵)

イノベイター側協力者編集

リヴァイヴ・リバイバル

ヒリング・ケア

ブリング・スタビティ

デヴァイン・ノヴァ

ネーナ・トリニティ(舞台版のみ)


主な所有機体編集

GN-Xlll

アヘッド

アヘッド近接戦闘型

アヘッド脳量子波対応型

マスラオ

スサノオ

トリロバイト

イノベイド製編集

ガデッサ

ガラッゾ

ガッデス

エンプラス

レグナント

艦船編集

バイカル級航宙巡洋艦

ギアナ級地上戦艦


関連タグ編集

機動戦士ガンダム00 ガンダム00 ソレスタルビーイング カタロン ユニオン AEU 人革連

フォン・スパーク:この男が行ったテロ事件が切っ掛けでアロウズが結成された。


ティターンズ:同じくガンダムシリーズの腐敗した地球連邦の敵組織

ブルーコスモスギャラルホルン:腐敗した点はアロウズやティターンズと共通だが地球連邦の組織ではない。

101人評議会:他作品におけるほぼ同質の存在。

マンハンティング部局:同業者。その末路も共通している。

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