CV:屋良有作
概要
元人革連出身の地球連邦軍大佐で参謀本部の所属。48歳。セルゲイ・スミルノフや彼の亡き妻ホリーとは士官学校時代からの友人でともに太陽光発電紛争に参加した。
また、セルゲイの息子アンドレイが士官学校への入学する際、上層部へ口添えを行ったこともある。彼の突き進む道に不安を感じていた。
「政治と軍隊は良識ある市民が存在してこそ機能する」と言う真っ当な信念を持った軍人である。
地球連邦の中東再編等の悪政とアロウズの非道な武力弾圧による世界支配を憂い、アフリカ軌道エレベーターを占拠するというクーデターを引き起こした。アロウズの情報統制を見越して、人質として取り残された6万人の市民にアロウズの実態を知らしめ、その人々を解放することで世界へ真実が明かされることを狙っていたが、オートマトンとメメントモリを使いクーデター派と市民ごと軌道エレベーターを破壊しようとするアロウズによりクーデターは失敗。責任を感じて一人残ろうとしていたが、やって来たセルゲイに説得されて共に脱出し、GN-XⅢ(連邦仕様)を駆り軌道エレベーターの破片を迎撃した。
その後、自らの行いが招いた惨禍を見て茫然自失に陥っていたところをアンドレイの乗るジンクスⅢに撃墜され、死亡した。
更にその後、「父がクーデターに加担していた」と誤解したアンドレイによってセルゲイも殺されるという悲劇まで間接的に招いてしまうことにもなった。