オルタナティブ作品
おるたなてぃぶさくひん
2024年2月4日(日)10時よりテレビ東京系列で放送された特番『機動戦士ガンダム45周年特番 ~受け継がれる宇宙~』内にて制定された宇宙世紀作品以外の作品の総称。
番組内で『機動戦士ガンダム』やZ、ZZ、Vや逆襲のシャア、ユニコーンなど宇宙世紀の作品(スピンオフ等も含む)は「宇宙世紀作品」として紹介。
そして、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズをはじめ、G、W、XはもちろんGレコや∀など宇宙世紀ではない作品は「オルタナティブ作品」と紹介された。
「宇宙世紀」をガンダムの本来の歴史ととらえ、他のガンダム作品を別の世界軸として見ることによって付けた名称であり、解りやすく言えば『おおまかな正史以外のガンダム作品』と指すものとなる。
ただしオルタナティブ作品の数やその中の作品の続編が増えた場合は独立する可能性はある。
かつてはファンの間ではアナザーガンダムと呼ばれていた該当作品らが、地上波で放送されたガンダム公式番組でこのように呼称された。それに加え、本来のMSではなくガンプラを扱っているビルド系(ガンプラビルダーズなどのガンプラを扱っている作品も含む)もオルタナティブに含まれることとなった。ただし映像触媒以外のもの(ガンダムエースなどで掲載されているマンガや小説など)は現状含まれていない。
おそらく今後、公式からはこちら(オルタナティブ)の呼称で呼ばれることが推測される。
実際後日、配信番組「ガンダムシリーズ45周年 スペシャル配信」では、ガンダム平成三部作のGWXがオルタナティブの呼称で紹介された。
しかしながら、すでにファンの中ではアナザーガンダムの名称が浸透しているため、オルタナティブの名称が定着するには時間がかかるのではと噂されている。現に発表から暫くのあいだ名称についての議論が沸きあがる事態が起きている。(発表する時期が遅すぎた、もっと早く公式で発表してほしかった等)
年号別。
※ここではアニメ作品のみ挙げる。スピンオフなどはそれぞれの項目を参照のこと。
ニュージェネレーション
ポスト宇宙世紀
富野氏が制作に関わっているポスト宇宙世紀のガンダム作品。
非・宇宙世紀ではあるが、時間軸は宇宙世紀の延長線上にあると作中で明言されている。
模型『METAL BUILD』で展開されている機動戦士ガンダムSEEDシリーズのMSVにオルタナティブストライクと言われるものがあるが、当単語とは関係ない呼称である。
上記の通り2024年と比較的新しく生まれた単語(概念)のため、ファン間では以前から呼称されていたアナザーガンダム呼びを続ける者も少なくない。
公式とファンの呼称の違いの似たような事例としてスーパー戦隊シリーズでも、過去に公式で超世紀全戦隊と言う呼称があったが、現在の戦隊はほぼスーパー戦隊呼びで認知がされている。ただしこちらはシリーズ全体を示しているものであり、本家と分家のような関係ではない。
SDガンダム:こちらも本家と別れているガンダムシリーズ。世界観が分かれている点でもオルタナティブ同様ではあるものの、作品によってはそれらが繋がっているものがある。