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西暦

せいれき

西洋発祥の暦法の一つ。キリスト紀元。西紀。太陽暦でも太陰暦でも用いる国がある。
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西暦について

西暦とは、イエス・キリストが誕生したという伝承のあった年を元年として数える、西洋由来の年代の数え方。西洋紀元。西紀。

なお実際のナザレのイエスの生年は紀元(西暦1年)ではなく、紀元前4年前後であるという説が現在は有力である。

キリスト教に起源をもつ紀年法であることから、宗教の権威を否定したフランス革命期にはフランス革命暦が使われたことがある。もっとも、現在では西暦がイスラム諸国でも普通に使われており、かつて宗教を禁じたアルバニアでも西暦が用いられていた事実から、西暦という紀年法自体に宗教性は薄い

表記

欧文表記はヨーロッパ各国で異なるが、日本語ではラテン語の「Anno Domini」(主の年に)の頭文字をとったA.D.又はADが使われる。
紀元より前の年は「Before Christ」(キリストの前に)の頭文字をとったB.C.が使われ、紀元から遡って数える。西暦1年の4年前なら 4 B.C.(紀元前4年)となる。

他の暦との対比

日本では、元号に基づき、太陽暦和暦が採用されている。
なお世界的にも、紀年法が西暦でない国家はいくつかある。以下はその例。


日本において

日本では公文書においては、原則として元号が用いられ、外国との間の取り決めや海外の出来事に対してのみ西暦を用いている。

キリスト教が禁教だった江戸時代の日本では、西暦は使用が禁止されていた。日本に西暦が導入されたのは明治維新後、暦が太陽暦に改められた時だったが、当時はほとんど通用しなかった。また第二次世界大戦後、連合国軍による占領期もGHQ昭和天皇の権威を円滑な日本占領に利用したため、昭和がそのまま存続し、西暦の普及は進まなかった。西暦が一般に広く使われるようになったのは1960年ごろ(この年の「60年安保」騒動が契機)からである。

1989年平成への代替わりを契機に西暦の浸透が進み、マスコミでも紀年法に元号を用いるのは産経新聞NHKのみとなるなど、今や日本においても西暦が使用される方が多くなっている。"日付と時刻の表記に関する国際規格"ことISO 8601では西暦に則って日付時刻を記述することとなっており、和暦による表記はJISによるローカルな拡張形式に過ぎない。

また日本政府内においても元号を使用する弊害は認知されつつあり、2019年の新元号移行に際しては、公的なコンピュータシステムにおける紀年法を西暦に改めることが決定した。昭和から平成に移行した30年前とは異なり、情報化が進んだ現在は改元に伴うシステム改修のコストや、万一不具合が発生した場合の損失が計り知れないものとなっているためである。

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