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概要

いわゆる個物(個体)よりも複数の個物や現象を包括的・概括的に捕捉する、人間、広くは生物の対象把握の一根本的形式とその結果をいう。

概念は個物の細かな相違点を無視してそれらを同一のように扱うという意味で抽象的であり、意味内容が表す全ての物に当てはまるという意味で普遍的である。

観念、思念等と同類語と考えられ、「」という概念が単数・複数や多様な犬種の心象、イメージを想い起こさせることがあれば、概念は心象、イメージも合わせて意味し、場合によってはそれらと同一視されることがある。


派生

魔法少女まどか☆マギカ」では、鹿目まどか魔法少女としての願いにより、すべての魔法少女を魔女化から救う世界の概念(女神まどか円環の理)となる。

終わりのクロニクル」では、様々な世界の根源的な法則であり、かつては世界間の戦争で概念を争奪した。作品内の現在では、唯一生き残った世界であるlow-Gにおいて、異世界から持ち出された概念核を基にして、様々な概念が(劣化)複製されている。


創作作品では

異能や魔術などが登場する伝奇物をはじめとする創作作品では特定の概念に別の概念をぶつけて対抗したり、付与したりする事で戦いを優位に進めたり、防御に転用しようとする展開が見られる。これを俗に「概念マウント「概念バトル」などと呼ぶ。つまり、特定の概念が登場人物や武器に影響を及ぼす事を利用しているのである。

実はこれに近いことは、RPGなどの一般的な作品でも結構やっており、有利不利が存在する属性とかタイプデバフバフと呼ばれるものも、概念バトルや概念付与の一種だと言える。


不幸な概念を連想させる言葉を縁起の良い言葉に置き換える「忌み言葉」やあえて不浄な物の名前を与えて良くないモノから身を守るアイヌ民族の人名、無敵に思われた魔人の穴を突くインド神話ナラシンハ武器とは認識されないであろうモノを殺した北欧神話ヘズギリシャ神話における純粋な神々には倒せない巨人を倒した英雄の逸話など類似するものや元となったものは古くから存在している。


例えば…


ネットスラングとしての概念

近年の創作界隈での用法としてキャラの属性や要素、あるいはシチュエーション、設定の様なものを総合して〇〇概念と呼び、もっぱら二次創作などで使われる。

例えば〇〇(キャラ名)のショタ概念、ロリ概念などと表現された場合はそのキャラのショタ化、ロリ化などを指す。

他にもシチュエーションや関係性で言えば「××記憶喪失概念」や「△△元カノ概念」など。

とかくこの用法での「概念」は含意が広く厳密な定義も存在するとは言い難く、各々が感覚的に使っている傾向にある。


一部界隈内で特定の概念がプチ流行することもあり、ある程度設定や前提を共有した概念を使ってユーザーが創作物を発表したりすることもある。Twitterなどのユーザー間の交流の多いSNSなどでよく見られ、pixivに輸入される例もある。


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外星球のシーン概念からのお願い


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