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概要編集

正式な説の名称は「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説」。


ダイアン津田篤宏がドッキリをかけられるターゲット及び主人公。


津田篤宏(ダイアン)をターゲットとしてニセのロケ現場にて殺人事件が発生するものの、急遽探偵となったターゲットが推理へ基づいて犯人を見つけられるまではネタバラシされないというドッキリ系説。


犯人特定の手がかりがある・話を先に進めるのに必要といったシーンになるとどれだけ津田が嫌がろうが察しが悪かろうが同じことしか言わなくなる登場人物達など、ミステリードラマというより推理ゲームの世界を現実に持ってきたようなドッキリの舞台に引きずり込まれた津田は、それこそ説通りしんどそうにしていた。


嫌そうにしつつも手がかりを集めていく内にひらめいた津田の反応などが好評で、年末特番も待望される人気企画となっている。


2024年4月24日に放送された水曜日のダウンタウン10周年記念特別企画「視聴者&出演者が選ぶ"一番好きな説"ランキング」で見事1位に選ばれた。


主要人物編集

主人公編集

偶然巻き込まれたペンション内での殺人事件を解決に導いたお笑い芸人でありこの物語の主人公。

  • 死体を見て笑う(被害者の身内がいる状況で)
  • その死体を見て、まだ生きてると不謹慎な発言
  • 事件解決を頼まれると嫌そうな反応をする
  • 予定があるから事件現場から帰ろうとする
  • 毒があるかもしれない料理を絶対大丈夫と言い食べようとする
  • 既婚者なのだが助手の少女とキスしかける
  • ストレスが溜まり現場検証用のダミー人形を蹴る
  • その人形を元に戻そうとせず崖から落とそうと画策
  • 自身と仲の良かった人物が殺されたら帰ると発言
  • その人物が殺されるや否ややる気を突如無くす
  • 突如、自身がいる世界線を見失う
  • 事件解決の糸口が見つかると大声で叫ぶ

...などあげるとキリがない程に人間性に難があるが、助手役の女性から多数のヒントを与えられてではあるが証拠から犯人を導き出す推理能力は本物であり、自身が巻き込まれた殺人事件を必ず解決に導いている。


事件が始まった段階では解決には乗り気ではないのだが、終盤に入るとスイッチが入る模様。


ペンション内での殺人事件を解決した事で2度目に巻き込まれた村での殺人事件ではその名前が山奥の村民にも知れ渡る程に有名になっていた。


助手編集

津田が巻き込まれた2度目の殺人事件で一日目終盤から合流したお笑い芸人であり、名探偵津田の事件解決を手伝った。


推理力に関しては事件解決の経験がある津田には一歩及ばないような場面も見受けられたが(津田が証拠を全て伝えていないせいもあったが)、思考力と潜在能力は津田以上の可能性がある。


実際に事件に合流してからは


  • パニくる津田を落ち着かせ自身は状況の整理を行う
  • 犯人の猛毒の舞茸の矛盾に気づき指摘
  • 津田も気づかなかった医師の誤診に気づき指摘

など思考力を活かした優秀な場面が多く見受けられ、津田が犯人を追い詰める際に的確なサポートを行い事件解決へと導いた。


また、津田のようにパニックにならない冷静さも持つが突如暴走する名探偵津田に困惑する場面も多々見受けられた。


ちなみに使われる場面はなかったがロシアの格闘術であるシステマサンボ水道橋で習っており、高い戦闘能力も持ち合わせている。

事件の整理やおかしい点、決め台詞のタイミングなどを丁寧に教えて津田を助けてくれる助手役の女性。女性ディレクターやミステリー研究会に所属している大学生など様々。

第1弾、第2弾ではそれぞれ別の女性が担当している。第1弾の番組ディレクター役を務めた井川瑠音氏など、演じる女優については「カワイイ」と視聴者からの反応も上々。


※ただし助手役ではあるが七瀬美雪のようなレギュラー枠ではなく、彼女らもこの世界の登場人物である(=容疑者や被害者の枠になりうる)ことには注意が必要である。


各事件の登場人物編集

ドッキリとは言え、ミステリードラマなのでネタバレ防止の為に犯人が誰かについては記載しない。


ペンション連続殺人事件編集

  • 佐々木美優

ディレクター

  • 丸井輝彦

カメラマン

  • 長谷川卓郎

医師

  • 寺島晋平

ペンションのオーナー

  • 山田肇

登山客

  • 福田和哉

不動産会社の経営者

  • 福田百合子

和哉の妻 




呪いの手毬唄と招かれざる男編編集

  • 五百旗頭茂雄

戸隠祖山にある村の村長

  • 五百旗頭浩一

村長の息子

  • 五百旗頭恵

浩一の妻

  • 綿貫みち子

村人の一人

  • 綿貫ふさ

みち子の祖母

  • 鈴木昌輝

村の広報

  • 鈴木理沙

昌輝の娘

  • 高木康二

村の医師

  • 今泉佑介

長野県警所属の刑事

  • 向島智弘


長野県警所属の警察官

  • 田中卓

番組プロデューサー

  • 五百旗頭春樹

番組ディレクター 五百旗頭家の次男

  • 後藤晴奈

番組AD


第1弾『ペンション連続殺人事件』編集


長野の山奥にあるペンションで起きた殺人事件。雨で道が分断され、携帯も通じないという所謂クローズドサークルもの。


名探偵津田の名が世に知れ渡る事になった最初の事件。


初の事件ということで津田は別の人物を犯人と疑ってしまうなど当初は迷走していた。しかし行き詰ってしまった後に聞いた新たな証言から、今まで聞いてきたアリバイの矛盾に気づいたり犯人特定の重要証拠を発見、真犯人にたどり着いた。


解決後に駆け付けた警察に「また何かありましたら」と捜査協力を頼まれた際には「また巻き込まれるのは勘弁ですけどね」と言いながらもにこやかにしていた津田であったが…。


第2弾『呪いの手毬唄と招かれざる男編』編集


長野の戸隠祖山にある村で起こった殺人事件。さらに東京でも村の関係者が殺害される事件が起き、こちらの事件に遭遇したみなみかわが途中から捜査に加わる。


前回の殺人事件と比べ村全体と規模が拡大し勾配のある道を何度も歩かないといけなくなったことや、津田は2度目の殺人事件のために「あのペンションの事件を解決した…」と名探偵扱いされている、自身の予定が別にあったことなどもあって非常にしんどそうにしていた。


また日を跨いでの事件解決だった為、津田、みなみかわ両名はその日は帰らずに村に泊まったのだが、殺人鬼がまだ捕まっていない村の中で護衛や監視役もつけずになんと8時間も爆睡してみせるというメンタルが強いのか?危機感がないのか?凄まじい行動を取った。

ただし津田は元々寝不足であると語っていた上に日中に村中を歩き回らされた疲労を考えると、みなみかわのほうが寝すぎな気もするが。


余談編集

2度の事件解決により一部では工藤、金田一に次ぐ日本が世界に誇る名探偵の一人とも噂される程になった津田だが


  • 祖父が有名な私立探偵ではない
  • 父親が世界的に有名な推理小説家ではない
  • 身内に警察出身の人物がいるわけでもない
  • 事件に関わるまで探偵として活動した経歴は無い

のである。そんな津田が何故高い推理能力を持っていたかは現在も謎に包まれている。


また名探偵津田は高校時代にフェンシング部に所属していた過去を持ち、県大会で個人優勝を飾る実績を上げており推理能力以外の面でも高い能力を持つと思われるが本人がその能力を披露する場面はなかなか訪れない。


第二弾の一日目終盤にて廃業した温泉施設に事件の手がかりを聞きに向かう場面があるのだが、そこで津田とみなみかわは多数の怪奇現象に遭遇する事になった。あの怪奇現象は何だったのかは結局わからずに事件は終わってしまったのだがあれは一体何だったのだろうか•••


モニタリング要素が強く、見応えのある企画なので、視聴者からは津田以外にもクロちゃん尾形貴弘ナダル等の水ダウによく出る人達でも検証して欲しいという声も多い。なお、第2弾のスタジオゲストとして出演した伊集院光は持ち前の推理力でかなり事件の核心に近いことをコメントしていた結果、「狙われるで次(次の名探偵役候補)」と言われ激しく嫌がっていた。


なお推理物では視聴者、読者をミスリードさせるために登場人物らが怪しい行動を取ったりすることもあるが、名探偵津田では番組スタッフが入れた面白要素、製作上の細かい矛盾・雑なだけで、全部が事件に関係する意味のあることだとは限らないという、ある種推理物としては新しい構成になっている。


第1弾に出演した佐々木美優役の井川瑠音女史が11月18日に31歳の若さで逝去。

突然の訃報に悲しみの声が相次ぎ、津田も自身のSNSで「バカな僕を優しくわかりやすくリードしていただきありがとうございました。心よりご冥福をお祈りします」と感謝をつづった。


関連タグ編集

水曜日のダウンタウン 津田篤宏

みなみかわ 名探偵

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