概要
1989年10月15日生まれ、愛媛県出身。
M-1グランプリの影響でお笑い好きになるも、当初は芸人になる気はなかった。高校3年の時にガソリンスタンド社員として採用が決まり、そのまま就職するつもりでいたが、親の要望で大学受験し、1校だけ受験して合格した近畿大学文芸学部芸術学科に進学。大阪の大学を受験したのは、ミナミに憧れてという気持ちもあったという。
大学ではアルバイトをかなり頑張りお金を稼ぎたかったのでサークルに入るつもりは無かったが、「勧誘してくれた先輩が男前だった」という理由で文化会落語講談研究会に所属。霜降り明星の2人とは学生時代からの付き合い。しかし本人は、このサークルは「ちゃらんぽらんな部活だった」ということで、芸人になろうと考えている人は居らず、自分も学生芸人だったという自覚はなかったと回顧している。
大学2年生の時の大学祭で、落語研究会の先輩に頼まれ出演したお笑いイベントで、落語ベースの一人コントを披露。それを見ていた松竹芸能のマネージャーにスカウトされ、特待生として授業料免除で松竹芸能大阪養成所入り。最初は芸人になるつもりはなかったが、その時ちょうど就職活動が始まるタイミングだったこともあり、大学卒業後映画かラジオの現場スタッフの仕事をしたいと考えていたことから、松竹グループは映画を制作しているので人脈面でも有利になると考え、このような就職にも繋がるかと思い入所した。
当時、養成所にはきつねやAマッソが所属しており、養成所時代は彼らと仲が良かった。養成所卒業後は、大阪を拠点に活動していたが、尊敬するさらば青春の光が松竹芸能を退所したことを機に2014年に上京、東京を拠点に活動を開始した。
しかし、IPPONグランプリの本戦に出場できなかったりTHEWで準決勝敗退を喫したりとしばらく芽が出ない時期が続いていたが、2021年から急激に仕事が増え始め(この年にTHEWファイナリストになった)、ドラマ『ミステリと言う勿れ』への出演や日向坂46のメンバー・齊藤京子との冠番組「キョコロヒー」の放送が開始されるなど破竹の勢いでブレイク。2023年にはサンリオ原作ののテレビアニメ「ぼさにまる」で声優デビューを果たした。「国民的地元のツレ」の愛称で親しまれている。
人物
趣味は、競馬や麻雀、料理、バスケットボール、剣道、映画鑑賞など。一人称は千鳥の大悟と同じく「ワシ」。
喫煙者であり、日常的にベランダの柵から足を出してタバコを吸うほどのヘビースモーカー。その様子を通行人に見られて警察に通報されたことがある。
また、かなりの屁理屈。そのため、「キョコロヒー」にて夏が苦手なヒコロヒーのためにスタッフが夏の良さや魅力についてのVTRを見せても頑なに意見を変えようとしなかった。