概要
元は三人とも別々の理由で松竹芸能所に入所していおり、団長安田は芸人志望、クロちゃんはアイドル志望で、元力士のHIROだけは両親から「人前でも堂々と話せる様になって欲しいから」という勧めで話し方教室感覚で所属していた。
すると事務所の上層部が「この三人を組ませたら面白そうだ」と思い、半ば強引にクロちゃんとHIROを芸人に転向させて、丁度相方を探していた団長安田に押し付けたのがトリオ結成の切っ掛け。
その為、クロちゃんとHIROはお笑いのノウハウを全く持っていなかった為、団長安田は厳しくも優しく根気よく指導して2人を芸人へと育て上げた。
言うなれば、師匠と弟子2人の芸人による業界でも異色なお笑いトリオである。
メンバー
リーダー兼ツッコミ担当。1974年4月26日生まれ。兵庫県西宮市出身。血液型A型。
クロちゃんとHIROに服を破かれて赤フンドシ一丁になり、2人の肩に乗って応援団風のシュプレヒコールをするのが主な芸。
巨漢の2人にはさまれて一番見かけは貧相だが、体力や身体能力にはかなりの定評がある。元から芸人志向で、アイドルと相撲にそれぞれ挫折し、畑違いの場所から無理矢理お笑いに引っ張ってこられた2人に、根気よくお笑いのイロハを教え、面倒を見たといい、クロちゃんも「シゴキで泣いたこともあったが、あれがなかったら今頃自分はいない」と語る。また自転車のロードレースを趣味とし、「自転車芸人」としてピックアップされる事も多い。
ボケ担当。1976年12月10日生まれ。広島県東広島市八本松出身。血液型A型。
スキンヘッドに髭を生やした強面ながら、声が異様に甲高いソプラノボイスというギャップが売り物。
松竹芸能のアイドル部門に所属していたが、芸能部門に異動させられ、なしくずしに「安田大サーカス」に組み入れられる。メンタル的には乙女な部分の比率が多く、「いやん、何するのっ!」というネタは、半ば素の台詞である。
アイドル志向はまだ捨てきれておらず、アイドルにさせるという大掛かりなドッキリにひっかかった事も。
「水曜日のダウンタウン」でツイッターにしょーもない嘘ツイートをすることが判明し、その後、同番組で『リアルクロちゃん』『フューチャークロちゃん』といったドッキリ企画を仕掛けられ、リバイバルヒットを果たす。その過程で不摂生を改善した他、プロデュースするという形でアイドルに関わる夢を叶えている。
pixivではその影響で安田大サーカスタグでヒットするイラストの大半がこの人である。
ボケ担当。1977年4月20日生まれ。和歌山県和歌山市出身。血液型O型。トリオでは最年少。
中学の頃、既に体重が200㎏近くあり、卒業後相撲界入りするも体調が思わしくなく廃業(最高位序二段)。
漁師や運転手を経て芸能界入りする。コントの際は「どーんどーんどーん!」と太鼓の口真似で間の手を入れるポジション。
以前は2リットルのペットボトルのオレンジジュースを一気飲みする芸を披露していたが、命に係わるとしてドクターストップがかかり、現在はお蔵入り。
2017年6月、頭痛と吐き気で近所の病院を受診、別の病院に救急搬送され、診断の結果、高血圧による「左脳室内出血」と判明、6月30日付けで休養に入ることを発表。その後はダイエットに励み40キロの減量に成功した。
今ではかなりスリムな体型になったが、逆にアイデンティティを捨ててしまったことで今までのネタが使えなくなってしまったと団長は自虐している。そのため上述のクロちゃんも意外と大食漢であることが発覚した現在ではクロちゃんの方がデブキャラの地位を確立しつつある。
ちなみに身長177cmとそれなりに高身長なため、スリム化したことで実はかなりの脚長だったことが判明している。
現在は体重が少し増えて、以前程ではないもののややふっくらした体型になっており、以前の様な巨漢2人と小柄の構図に戻っている。
関連タグ
レスキューフォース・・・ネオテーラの三幹部(マール・サーン・シーカ)の声を担当。リーダー役はクロちゃん。人間態は別の人が演じている。
クラッシュ・ロイミュード・・・HIROが演じた怪人。団長、クロちゃんは舎弟役。
劇場版BLEACH(第一作目)・・・本人役として出演。ショッピングモールにてコントを行っていた。
ペダン星人・・・団長が演じた宇宙人。HIROはクカラッチ星人クロちゃんはゼラン星人を演じ三人で行動している。
外部リンク
『ひろせの一生a Day in HIRO's Life』(HIROの公式ブログ)