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クラッシュ・ロイミュード

くらっしゅろいみゅーど

クラッシュロイミュードとは、『仮面ライダードライブ』第4話に登場した怪人。ロイミュード023が進化した上級ロイミュード。
目次 [非表示]

「先に仮面ライダーを消すのは、オレかもよぉ!」


データ編集

身長223.0cm
体重250.0kg
特色/腕部の大質量ハンマーから繰り出す強力な打撃、火薬などの危険物を摂取し一時的に戦闘力を上昇させる
進化元ロイミュード023
人間態のコピー元不明
CVHIRO(安田大サーカス)

概要には、限度があるんじゃないの?編集

コブラ型ロイミュード023が進化した上級ロイミュードの1体。モチーフはハンマー。本編では登場時には進化を果たしており、下級ロイミュードの姿は未登場。

第4話で初登場し、第5話から本格的な行動に移る。


全身を鋼色の重厚な装甲に身を包んでおり、もっぱら金槌ハンマーを人型にしたような屈強な体躯を持つ。

人間態は派手な衣装に身を包んだ肥満体の巨漢の姿をしている(何故かロイミュードの姿に戻ると痩せて見えるが、体重は全ロイミュード中トップを誇るため、質量を極限まで収縮しているのかもしれない)。非常に大食いで、常に大量のお菓子が入った巨大で透明な円筒のケースを携帯しており第4話の食事シーンでも大量のご馳走を食べていた。尚、コピー元の人物については明かされていないが、起こした事件や外見から恐らくカタギの人間ではないと思われる。


下級ロイミュード060(スパイダー型)(演:団長安田)と074(コブラ型)(演:クロちゃん)と行動を共にしており、2人からは「兄貴」と呼ばれ慕われているなど、関係性は『上司と部下』よりは『兄貴分と舎弟』に近い間柄の様である(第5話のタイトルではこの3人を『鋼の強盗団』と呼称している)。

3人ともロイミュードの姿になる時は、何故か「ンギャオー!」と猫のような咆哮を上げているのが特徴。


自身の欲望に忠実な暴れん坊で、ブレンから「無秩序で無遠慮で問題の者」酷評されたり、チェイスからも「(060と074も含め)お前(=ブレン)が一番嫌いそうな奴等」と唾棄し処刑の対象にされかけるなど問題のある面が多い。また、相手の命乞い「やーだね!」と一蹴して叩き潰そうとする等、演者のイメージとは大違いの残酷な面も見られた。


能力編集

特殊な能力こそ持たないが見た目通りのパワーファイターであり、両腕のハンマーからの強力な打撃を得意とする。更に爆薬等の危険物を摂取すると一時的なパワーアップも可能であり(ただし、クラッシュにとっては麻薬に近い性質でもあるのか、後半から末期そのものな言動に豹変してしまった)、爆薬を求めて下級ロイミュード060、074を引き連れて輸送車襲撃事件を起こしていた。

おまけにフォントアール社の爆薬密造・密売発覚を恐れた公安警視の桐原英治の妨害によって、特状課は現場に向かうのもままならなかった。


最期編集

060を撃破されるも、爆薬の所在地を見つけた大量のバイラルコアを手に、製造元であるフォントアール社の爆薬工場を074と襲撃(出現地点は大田区辺り)。「用済み」と見做してフォントアール社長を始末しようとした所で、新たな力で魔進チェイサーを退けたドライブとの戦闘となり、巨大化した074を差し向けるが、トライドロン(タイプワイルド)の装備するランブルダンプタイヤで巨大化した074を撃破される。

遂に単身となったクラッシュは「黒くなったからって、偉そうにしてんじゃねぇぞぉ!」と破れかぶれのままに攻めるも、タイプワイルドとのパワー勝負も力及ばずとなり、堪らず「オレのハンマーが効かねぇ!?」と愕然。りんなが持ってきたハンドル剣の『ドリフトスラッシュ』を受け悲痛な断末魔を上げながら撃破された(「ドライブに対し倒すと周囲を巻き込んで大爆発するとか考えなかったのか?」とのツッコミは禁句)。


これにより、桐原英治の癒着問題も芋づる式に発覚し、事件は解決へと向かった。

この事件は泊進ノ介がフォントアール社長や桐原の悪意に悩まされながらも、かつて自分が命を救った過去が切っ掛けでブレンとの戦いで傷ついた自分を病院に搬送してくれた市川の善性に触れ、ドライブとして戦う理由を見直すターニングポイントにもなった。

余談編集

安田ロイミュード大サーカス現る!

クラッシュ及びその舎弟2体を演じる安田大サーカスは、かつてレスキューフォースにて幹部怪人を演じており(その時はクロちゃんがリーダー格だった)、その経緯から演技がかなり板についており「アドリブも多かった」との弁である。因みにクラッシュはパワー系の怪人だが、奇しくも演者のHIROは元大相撲力士の経歴(元序二段・和歌桜)がある。

名前やモチーフはロボット刑事のコワシマンや、イナズマンFのハンマーデスパーと類似している。

上級ロイミュードの中では唯一、スーツが改造されなかったが頭部のみリベンジャー・ロイミュードの胸部パーツに流用されている。


また、第5-6話ではクラッシュ達に襲われる輸送車の運転手・市川勇蔵役で山本康平忍風戦隊ハリケンジャー尾藤吼太/ハリケンイエロー役)、フォントアール社社長・倉持満役で水野智則(大戦隊ゴーグルファイブの大山大介役)が出演しており、山本氏は平成ライダーでは3回目の出演、水野氏は31年ぶりの東映特撮出演となった。市川の身長がドライブとほぼ同じ位(199㎝)に見える点はご愛嬌。


クラッシュは作中で非常な大食いっぷりを見せていたが、中の人もしっかり大食漢であるのを反映したネタと思われる(なんなら初期のHIROの持ちネタは、2リットルのペットボトルのオレンジジュースを一気飲みする芸)。

また高い身長と体格から劇中では三人組の兄貴分として扱われていたものの、実はHIROは安田大サーカスでは最年少である。


クロちゃんの特徴的な声は074にもしっかり反映されており、作中でドライブから「なんだその声?気持ち悪ぃな」とリアクションされ「気持ち悪くない!地声!」と返している。


『仮面ライダーWEB』の仮面ライダー図鑑では、023・060・074の3体の写真が人間態を演じた3名を思わせる立ち姿になっていると言う小ネタがある。


関連タグ編集

仮面ライダードライブ ライダー怪人 ロイミュード 上級ロイミュード ロイミュード(コブラ型)


ロイミュード018:演者が同じく元大相撲力士


ロイミュードXXX

ロイミュード022クラッシュロイミュード(023) → ボルトロイミュード024


タガヌラー令和のウルトラマン登場怪獣。こちらも危険物を偏好・常食し続けた結果『生きる核融合炉』とも称せられる程、危険な存在と化した(ただし、タガヌラーは外敵の迎撃』を目的にしていた)。


外部リンク編集

ロイミュード023 仮面ライダー図鑑


クラッシュロイミュード 仮面ライダー図鑑


クラッシュロイミュード人間態 仮面ライダー図鑑

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