概要
圧倒的な悪名と進軍速度で知られ、作中における最強勢力と評される。旗印はドクロ。村一つに城攻め並の軍勢を差し向けるほど戦力が飽和している。
城主の黄昏甚兵衛や忍軍組頭雑渡昆奈門を筆頭にシリアスな策略にも秀でる。忍術学園ともドクタケとも敵対関係にある第三勢力。
ただし、園田村での敗北以降、忍術学園に対しては中立的な立ち位置を取るようになり、運動会などの行事に来賓として招かれた際には黄昏甚兵衛自ら出席している。
ドクタケに関しても稗田八方斎がいる間は攻め込むのは得策ではないと考え冷戦状態にある。
対外的には侵略を繰り返す悪の城だが、城主の甚兵衛は自陣に打撃を与えた忍術学園に中立の立ち位置を取るなど利害関係によっては話のわかる人物である。
カワタレドキに対しては相手の趣味趣向に合わせた外交政策に舵を切って同盟国を増やそうとするなど、基本的には優れた政治が成されている。
実際にオーマガトキとの戦いにおいても、タソガレドキ領内では商人が溢れかえり穏やかな様子だったとされており、自国には優しく他国には厳しい面が見て取れる。
城の関係者
城主:黄昏甚兵衛
忍軍
組頭:雑渡昆奈門
部下からの圧倒的なカリスマ性を誇る、総勢100人とも言われるタソガレドキ忍軍のトップ。かなりの実力者だが義理堅くマイペース。
狼隊:石火矢などの火器・火薬を扱う。放火の術、その他の砲弾の着弾地点近くに火薬を仕掛け、砲弾が爆裂弾であるような偽装なども行う。
山本陣内(小頭)
黒鷲隊:開戦前に敵の事前調査を行う『先考の術』や、敵を攻略する前に敵陣に潜入、待機して本隊の攻撃を助ける『直前の術』を行う。
押都長烈(小頭)
月輪隊:暗器・弓・長柄(柄の長い武器)等を扱い、接近戦を制する、タソガレドキ忍軍きっての武闘派部隊。
高坂陣内左衛門の父親がこの部隊のため息子の左衛門もこの部隊に入るはずだったが、雑渡昆奈門(当時は狼隊の小頭)と同じ部隊に入りたいと無理を言って狼隊に入隊した。
隼隊:合戦場においては各陣地間の伝令及び斥候を行い、また、常に怪文書・偽手紙を携行して味方の陣地と敵陣地を往復する『蛍火の術』を行う。時に『死間』となって敵を陥れる謀計を仕掛ける。
鉄砲隊
佐茂有南(隊長)