CV:宝亀克寿
概要
タソガレドキ城城主。周囲全てが敵というタソガレドキの城主だけあって、敵が多い事で知られる学園長よりも更に敵が多く、常に暗殺の危険に晒されているらしい。
忍術学園とも敵対しているが、そこは大名だけあって学園長や山田先生も「黄昏甚兵衛様」と呼び敬意を払っている。が、一年は組の生徒達には「たそがれじんべー変な顔」と馬鹿にされている（部下もそれは事実と認めている）。ただし、原作者は「へんな顔、といわれてますがキャラクター的には二枚目の部類なのです」と発言しており、舞台版黄昏甚兵衛役の下村がブログに記している。
人物
評判の悪い大名だが天然ボケで、重ね台詞を都合の良い台詞しかチョイスしない。しかし、本作においてシリアスな悪役をこなす数少ない人物である。
敵対者には容赦がないが、最近では特に利害がなければ中立の立場でいる事が多くなった。とはいえ、ある程度の格を持った敵キャラであり、ドクタケほどぞんざいな扱いはされない傾向がある。
忍術学園や稗田八方斎すら手玉に取る相当な策略家。表向きにはオーマガトキとの戦を継続しつつ裏ではオーマガトキと結託して領民から金品を搾り取る、ドクタケと協定を結び忍術学園を攻撃すると見せかけ、その実は八方斎をドクタケ城から遠ざけてドクタケを襲撃するなど、彼が関わるタソガレドキの計略には常に裏の意図が隠されている。
しかも、甚兵衛はその裏の意図を配下にも教えずに事を成すため、彼が糸を引くストーリーは謎解き要素が強くなる。唯一、雑渡昆奈門だけは彼の思惑を全て理解出来る。
南蛮衣装を纏い、南蛮の儀礼を重んじている南蛮被れ。その影響で女性には意図的に優しく接するレディーファースト。伝子さんに対しても｢お嬢さん｣と呼んで女性扱いし、丁寧に接していた。
なお、この一件から「伝子さんを男性扱いする者＝伝子さんを女性扱いする黄昏甚兵衛に逆らう者」という構図が出来上がってしまい、伝子さんを男扱いした諸泉尊奈門は殿に逆らったという名目で、昆奈門にボコられてしまっている。
余談
- 名前の由来は『黄昏時』と『たそがれ清兵衛』から。
関連イラスト
