概要
『仮面ライダーディケイド』に登場するライダーカードの一種。
仮面ライダーの姿が描かれており、カードそれぞれの名称は「カメンライド (仮面ライダー名)」と表される。
門矢士は「カメンライド ディケイド」のカードをディケイドライバーおよびネオディケイドライバーに、海東大樹は「カメンライド ディエンド」のカードをディエンドライバーおよびネオディエンドライバーに装填してそれぞれ仮面ライダーディケイド、仮面ライダーディエンドに変身する。
また、他の「カメンライド」のカードを用いることで、ディケイドは他の仮面ライダーへの変身、ディエンドは他の仮面ライダーの召喚が可能となる。詳細は以下の各項目を参照。
ディケイドのカメンライド
ディケイドは、「カメンライド ディケイド」以外の「カメンライド」のカードをディケイドライバーに装填することで、ベルトを除いてその仮面ライダーに変身することができる (主に 平成主役ライダーに変身する)。
この「他のライダーへの変身能力」のことを「カメンライド」と呼ぶことが多い。
基本的に武器は変化しないが、カメンライドに合わせてライドブッカーの斬撃音が変化する(※)。
なお、『ディケイド』第20話ではディケイド龍騎への変身と同時にドラグセイバーが出現しており、後年の『スーパーヒーロー大戦』や『ジオウ』でもカメンライド後に元のライダーの武器を使用する場面が存在する。ゲーム作品でもそのようなことが多い(モデル流用)。
※ 例:ディケイドブレイドのライドブッカーの斬撃音→『ディケイド』におけるブレイラウザーの斬撃音(玩具『醒剣DXブレイラウザー』の斬撃音)
カメンライド後は、そのライダーに関する「フォームライド」「アタックライド」「ファイナルアタックライド」のカードを使用できる。
また、コンプリートフォームが各平成ライダーの最終フォームを召喚するときの音声も「カメンライド」であるため、これもカメンライドの一種だと思われる。
『仮面ライダーディケイド』
・仮面ライダーディケイド(基本形態)
『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
他のカメンライドとは異なり、ベルトの外見や士の声まで変化させた。
『小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~』
『仮面ライダージオウ』
ネオディケイドライバーを用いて変身する。TV本編未登場分は『ガンバライジング』に登場。該当のものは※を付記している。
・ディケイドダブル※
・ディケイドオーズ※
・ディケイド鎧武※
『ジオウ』本編のディケイド登場前後から「ライドウォッチとして仮面ライダーの力を奪わずに済む」としてアナザーライダーへの対抗策になるという説が挙がり始めた。仮面ライダー電王がアナザー電王のウォッチを破壊できたため、ディケイドの特性から考えて「自力で撃破できるのでは?」という可能性が導き出されていた。
後に、対抗策になることが言及されている。
ディエンドのカメンライド
ディエンドは、「カメンライド ディエンド」以外の「カメンライド」のカードをディエンドライバーに装填することで、その仮面ライダーを召喚することができる(※)。
また、頭部の「シグナルポインター」から信号を放射して召喚したライダーを自在に使役することができる。
※ 例外として、「カメンライド BLACK」を使用した際には、BLACKの世界から変身前の南光太郎を呼び寄せた。
召喚されたライダーの中には、イクサやサイガ、電王(モモタロス)のように原典のキャラクターに即した台詞を話す者もいる。
サブライダーだけではなく主役ライダーも召喚可能であり、DVD特典映像では門矢士役の井上正大が冗談めかして「『オールライダー対大ショッカー』の時の仮面ライダーってディエンドが呼んだんじゃねーの?」と発言した事まである。
召喚後、「アタックライド クロスアタック」のカードを使用することで召喚したライダーに必殺技を発動させることができる。
「シンケンジャーの世界」に登場したチノマナコディエンド変身態は、怪人を召喚する「カイジンライド」を使用した。
『仮面ライダーディケイド』
ライダー達の戦闘中に突然出現。雷電激震でその場を掻き回した後、どこへともなく消えた。海東大樹がその場にいたことからディエンドが召喚したものと思われ、実際『仮面ライダーディケイド超全集 <下巻>』にはディエンドが召喚したと書かれている。
「井上敏樹脚本の劇場版ライダーかつ人類を裏切った者」繋がり(『555』も井上敏樹脚本作品である)。
仮面ライダーリュウガに対して「化け物には化け物か」と言って召喚。
リュウガとは「ドラゴンを使役するライダー」という共通点があり、『キバ』と『555』には芳賀優里亜が出演した作品という共通点がある。
「銃使いの3号ライダー」「井上脚本で初登場した」「正装着者は人間だが、怪人が変身した事もある」「変身アイテムが主人公の手に渡った事もある」「ドラゴン」「スーツアクターが押川善文」繋がり(ドレイクはdragonfly(トンボ)のライダーで、デルタは変身者の一人がドラゴンオルフェノク。ちなみにアギトも龍がモチーフで井上敏樹が脚本を務めている作品である)。
『ブレイド』と『アギト』には敵怪人が生物の始祖であり、「進化」「運命」といったキーワードが関わるという共通点がある。また、敵対した相手が複数の黒い怪人である点もダークローチを彷彿とさせる。
「剣使い」「毒を持つ生き物がモチーフ」「名前が『サ』で始まる」「俳優の苗字が『山本』」繋がり(前者は裕典、後者は匠馬)。それぞれが電王の前後年の作品に登場したライダーでもある。
また、全て井上脚本で初登場したライダーかつ怪人が変身したライダー(但し、サガは怪人態が存在しない)であり、特にサソードとサガはそれぞれの変身者が怪人達の頂点に位置する人物である。ちなみに蛇とサソリモチーフのイマジンが『電王』に登場していたりする。
ライオトルーパーは量産型故か、1枚のカード「ライオトルーパー」で3体召喚され、しばしば「僕の兵隊さん」と称される。
「カブトの世界」や「ディエンドの世界」でも召喚されており、『超電王トリロジー』では5体も召喚されている。
「基本カラーが白」「デザインに十字のような意匠(十字架/Ψ)がある」「携帯で変身するライダー」「井上脚本で初登場した」繋がり。
カブト共々「天」に関係したライダーでもある。
一説には名護さんは最高です!(7538315)に引っ掛けてるという説も。
・ライオトルーパー
モモタロスのモチーフが赤鬼であることから鬼繋がり。
呼び出された後、「俺、参上!」とかっこよく決め台詞を言おうとするもすぐにFFRでモモタロスにされた。
意思があるかのように振る舞い、ディエンドに文句を言ったり、自分も鬼である事を棚に上げ威吹鬼と斬鬼に「なんだなんだ、鬼だらけじゃねぇか。あー気色悪!」と悪態をついたりした。
・ライオトルーパー
海老折神の強奪時に用いた「海洋生物」繋がりのライダー。
2人とも小林靖子脚本作品である『龍騎』に登場するライダーである他、仮面ライダー王蛇に葬られた物語があり、彼のスーツアクターであった岡元次郎はシンケンジャーでシンケンゴールドを演じている。また、シンケンジャーの戦う外道衆も水棲生物モチーフが多い。更にシンケンジャーも小林靖子脚本作品である。
烈火大斬刀と巨大剣つながり。
チノマナコ ディエンド変身態がカメンライドで召喚したが、最終的にディケイドのFFRによりブレイドブレードに変形させられ、シンケンレッドが使用している。
「『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』の限定ライダー」繋がり。
・仮面ライダーBLACK (「BLACKの世界」の南光太郎)
変身前の南光太郎が出現し、2人の「BLACK」の同時変身が実現した。
- BLACKの世界(上記「RXの世界」とは別)
「黒」に対する「白」のライダー。仮面ライダーBLACKのスーツアクターである岡元次郎は、ファムの宿敵である王蛇とファムを死に追いやったリュウガを演じた経験もあり、それに絡めたネタとも取れる。
・仮面ライダー轟鬼
十面鬼ユム・キミルとの戦いで、士の「相手が十面鬼ならこっちは三面鬼だ」という提案を受けて召喚。
『超電王&ディケイド 鬼ヶ島の戦艦』
「憑依するイマジンの体色」繋がり(G3→ウラタロス、コーカサス→キンタロス、王蛇→リュウタロス)。
ロッドフォームと外見が似ているG3(後のネットムービーでもネタにされた)、空手家に取り憑いたキンタロスと俳優が空手家のコーカサス、龍モチーフのリュウタロスと蛇モチーフの王蛇など、妙な所に縁があるライダー達でもある。
『オールライダー対大ショッカー』
「死者」繋がり。対戦相手であるキックホッパーと王蛇のライダーキックで倒された事があるなど、原典を意識した人選。
・(仮面ライダーJ)
ディエンドがお宝と称しているが、カメンライドで召喚されたのかどうかは不明。
『オールライダー対しにがみ博士』
『十年祭』
・仮面ライダーG3
・仮面ライダー威吹鬼
カメンライドによる召喚に含めていいかは怪しいが、ディエンドのミュージカルにおいて、ディエンドライバーの銃声とともに登場しダンスを披露。ギャレンとガタックは後に「仮面ライダージオウ 変身装填銃 DXネオディエンドライバー」の付属カード化。ゾルダも後に「CSMライダーカードセットEXTRA」にてようやくカード化が実現。
『仮面ライダージオウ』
「仮面ライダージオウ 変身装填銃 DXネオディエンドライバー」の付属カードの都合上、全員が「2号ライダー」となっている。
また、以前のディエンドライバーで召喚したライダー達はクロスアタック無しでは単に武器を使用して戦うだけだったが、ネオディエンドライバーで召喚したアクセルはバイクモードへの変形、バースはバースバスターのチャージショット、ブレイブはガシャコンソードの炎剣モードでの攻撃など、クロスアタック無しでもライダー固有の能力を使用している。
- 第29話
「騎士モチーフ」繋がりにして「槍の使い手」繋がりもあり、同じく槍の武器を使う仮面ライダーウォズ相手に繰り出された。
また、出典の『龍騎』と『鎧武/ガイム』は、共に弓削智久が出演していると言う共通点があり、弓削は『ジオウ』スピンオフの『RIDER TIME 龍騎』にも出演している。
「変身者が警察官」繋がりにして「永徳がスーツアクターを担当したライダー」繋がり。ちなみに2人を召喚したディエンドも、彼等と対峙したウォズも同じ永徳ライダーである。
また、彼等を召喚したゲスト回がブレイド編であるため、アクセルは「A(エース)」繋がり、バースは「組織所属のライダー」繋がりとも考えられる。
- 第42話
「アナザーライダーに対応する2号ライダー」繋がり(アナザーゴースト、アナザーエグゼイドに対して召喚)にして、ディエンドを含めた「青を基調としたライダー」繋がり。両者は「愛する者を救う為に、一時的に主人公と敵対した事がある」「もう一人の自分と対峙した事がある」「スーツアクターが渡辺淳」という繋がりもあり、仮面ライダー平成ジェネレーションズで共演したこともある。
カード一覧
基本フォーム
使用者:ディケイド/門矢士→「C」、ディエンド/海東大樹→「E」と表記
黒背景
- 1号~ディケイドのカードは『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』において仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム ジャンボフォーメーションがジャンボディメンションキックで通過する巨大なカードとして全て登場。
- クウガ~ジオウのカードは『RIDER TIME 仮面ライダージオウ VS ディケイド 7人のジオウ!』において、仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム21のマントに張り付けられているカードとして全て登場。
カード | 使用者 | 備考 |
---|---|---|
1号 | C(『スーパーヒーロー大戦』※) | ※使用するシーンはないがディケイド1号への変身に使用されたと思われる |
2号 | ||
V3 | ||
ライダーマン | ||
X | ||
アマゾン | ||
ストロンガー | ||
スカイライダー | 『MOVIE大戦2010』では倒されたスカイライダーが変化 | |
スーパー1 | E(『対しにがみ』) | 『MOVIE大戦2010』では倒されたスーパー1が変化 |
ZX | ||
BLACK | E | ディケイドから奪ったディエンドが使用 |
BLACK RX | E(『対しにがみ』) | |
シン | ||
ZO | ||
J | 『MOVIE大戦2010』では倒されたJが変化 | |
クウガ | C、E(小説版) | |
アギト | C、E(『対しにがみ』) | |
龍騎 | C | |
ファイズ | C、E(小説版) | |
ブレイド | C、E | |
響鬼 | C | |
カブト | C | |
電王 | C、E | |
キバ | C、E | |
ディケイド | C | 『スーパーヒーロー大戦』の最後に海東大樹が盗み去る |
W | DXネオディケイドライバーが初出 | |
スカル | 門矢士が左翔太郎に手渡した(黒背景)。ディエンド コンプリートフォームの胸部に付いている(白背景) | |
オーズ | DXネオディケイドライバーが初出 | |
フォーゼ | DXネオディケイドライバーが初出 | |
ウィザード | C(『ジオウ』) | |
鎧武 | DXネオディケイドライバーが初出 | |
ドライブ | DXネオディケイドライバーが初出 | |
ゴースト | C(『ジオウ』) | |
エグゼイド | DXネオディケイドライバーが初出 | |
ビルド | C(『ジオウ』) | |
ジオウ | C(『ジオウ』) | |
ゼロワン | 劇中未登場。DXケータッチ21でカード化 |
白背景
- G3~ゲイツの2号ライダーのカードは『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』に海東大樹(ディエンド)が所持するカードとして全て登場。集まってゲイツマジェスティライドウォッチを生みだした。
- また、2号ライダーのカードは『RIDER TIME 仮面ライダージオウ VS ディケイド 7人のジオウ!』において、仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム21のマントに張り付けられているカードとしても登場。
カード | 使用者 | 備考 |
---|---|---|
G3 | E(『鬼ヶ島』) | |
G4 | ディエンド コンプリートフォームの胸部に付いている | |
ナイト | E(『ジオウ』) | |
王蛇 | E(『鬼ヶ島』) | DXディエンドライバーが初出 |
シザース | E | |
ガイ | E(劇場版) | |
ライア | E | |
ファム | E | |
リュウガ | ディエンド コンプリートフォームの胸部に付いている | |
カイザ | DXディエンドライバーが初出 | |
デルタ | E | |
ライオトルーパー | E | |
サイガ | E | |
オーガ | ディエンド コンプリートフォームの胸部に付いている | |
ギャレン | DXネオディエンドライバーが初出 | |
グレイブ | ディエンド コンプリートフォームの胸部に付いている | |
威吹鬼 | E | |
轟鬼 | E | |
斬鬼 | E | |
歌舞鬼 | E | |
ガタック | DXネオディエンドライバーが初出 | |
ドレイク | E | |
サソード | E | |
パンチホッパー | E(劇場版) | |
ケタロス | E | |
ヘラクス | E | |
コーカサス | E(『鬼ヶ島』) | |
ゼロノス | DXネオディエンドライバーが初出 | |
イクサ | E | |
サガ | E | |
レイ | E | |
アーク | ディエンド コンプリートフォームの胸部に付いている | |
ディエンド | E、C(小説版) | |
アクセル | E(『ジオウ』) | |
スカル | ディエンド コンプリートフォームの胸部に付いている(白背景)。門矢士が左翔太郎に手渡した(黒背景) | |
バース | E(『ジオウ』) | |
メテオ | DXネオディエンドライバーが初出 | |
ビースト | DXネオディエンドライバーが初出 | |
バロン | E(『ジオウ』) | |
マッハ | DXネオディエンドライバーが初出 | |
スペクター | E(『ジオウ』) | |
ブレイブ | E(『ジオウ』) | |
クローズ | DXネオディエンドライバーが初出 | |
ゲイツ | DXネオディエンドライバーが初出 |
黄背景
カード | 使用者 | 備考 |
---|---|---|
ディエンド(パワーアップ) | E | 鳴滝から海東大樹に贈られた |
最強フォーム
こちらはコンプリートフォームのヒストリーオーナメント(胸部)やディケイド/ディエンドクラウン(頭部)などで確認出来るカード。
フォームライドではなく、カメンライドとなっている(実際にコンプリートフォームでの呼び出し音声がカメンライドである)。
ディケイド コンプリートフォーム
クウガ〜キバのカードは、各ライダーを召喚する際に出現し、背景は青。
カード | 備考 |
---|---|
クウガ アルティメットフォーム | 『超アドベンチャーDVD 守れ!〈てれびくんの世界〉』に登場 |
アギト シャイニングフォーム | |
龍騎サバイブ | |
ファイズ ブラスターフォーム | |
ブレイド キングフォーム | |
装甲響鬼 | |
カブト ハイパーフォーム | |
電王 ライナーフォーム | |
キバ エンペラーフォーム | |
ディケイド コンプリートフォーム | 最初から頭部に付いている。背景は黒 |
ディケイド 最強コンプリートフォーム
胸部に各ライダーの最強フォームのカードが並んだ姿。クウガと電王のみ以下のカードになっている。背景は黒。
カード | 備考 |
---|---|
クウガ ライジングアルティメット | |
電王 超クライマックスフォーム |
ディケイド コンプリートフォーム21
通常のコンプリートフォームの最終フォームのカードに加えて下記のカードが追加。背景は青。
カード | 備考 |
---|---|
W サイクロンジョーカーエクストリーム | |
オーズ プトティラ コンボ | |
フォーゼ コズミックステイツ | |
ウィザード インフィニティースタイル | |
鎧武 極アームズ | |
ドライブ タイプトライドロン | |
ゴースト ムゲン魂 | |
エグゼイド ムテキゲーマー | |
ビルド ジーニアスフォーム | |
グランドジオウ | |
ゼロツー |
ディエンド コンプリートフォーム
カード | 備考 |
---|---|
ディエンド コンプリートフォーム | 頭部に付いている。背景は白 |
その他
- カメンライド てれびくん
カード上の表記は「KAMENRIDE」だが、使用した際には「アタックライド」が発動。『仮面ライダーディケイド超全集 <下巻>』では「カメンライド てれびくん」と紹介されている
- カメンライド GACKT
「Journey through the Decade」のPV内で士がGACKTから「カメンライド GACKT」のカードを受け取りそのままディケイドライバーに入れて使用したが、画面に「Gackt」のロゴが表示された直後に映像が終わっているため実際の効果は不明(ガクトにカメンライドするのか…?)。
裏面は「カメンライド ディケイド」のカードと同様のデザインをしており、使用時のエフェクトも上から「KAMENRIDE」「MASKED RIDER DECADE」「Gacktのロゴ」となっている。
続く「Stay the Ride Alive」のPVでGACKTと士が消え、このカードは仮面ライダーダブルに託された。
なお、GACKTは『オールライダー対大ショッカー』にてリイマジ結城丈二(※ライダーマンには変身しない)を演じていた。
CSMオリジナル
以下はCSMライダーカードセットEXTRAに収録されている新規デザインカード。
設定上存在してもおかしくないとされつつ、あくまでコレクションアイテムと説明されている。
平成一期までの仮面ライダーはほぼすべて収録されているが、後期OP映像のみに登場する関東十一鬼は鮮明な画像を用いることができないためか、除外されている。
オルタナティブなどの明確に仮面ライダーとは異なる扱いをされているキャラクターも収録されているが、ゴルドラやシルバラは収録されていない(近年ではほぼ一貫して怪人扱いされているので致し方無いかもしれない)。
ちなみに、そのような疑似ライダーのカード上には「MASKED RIDER」と記載されていない。
カメンライド | 備考 |
---|---|
ディケイド(激情態) | |
クウガ アルティメットフォーム(ブラックアイ) | |
クウガ ライジングアルティメット(ブラックアイ) | |
キバ ドガバキエンペラーフォーム | |
ストロンガー チャージアップ | |
G3-X | |
G3マイルド | |
ギルス | |
エクシードギルス | |
アナザーアギト | |
ナイトサバイブ | |
ゾルダ | 『十年祭』のディエンドのミュージカルにおいて、ゾルダを召喚する演出がなされたが劇中未登場 |
タイガ | 二次創作である『HERO SAGA』に登場 |
インペラー | |
ベルデ | |
オーディン | |
アビス | |
オルタナティブ | 擬似ライダー |
オルタナティブ・ゼロ | 擬似ライダー |
ギャレン ジャックフォーム | |
カリス | |
ワイルドカリス | |
レンゲル | |
ランス | |
ラルク | |
弾鬼 | |
裁鬼 | |
鋭鬼 | |
朱鬼 | |
凍鬼 | |
煌鬼 | |
西鬼 | |
羽撃鬼 | 二次創作である『HERO SAGA』に登場 |
京介 変身体 | 擬似ライダー |
天鬼 | |
ガタック ハイパーフォーム | |
ザビー | |
キックホッパー | |
ダークカブト | |
ゼロノス ゼロフォーム | |
NEW電王 | |
ガオウ | |
ネガ電王 | |
幽汽 | |
G電王 | |
イクサ(セーブモード) | |
イクサ 仮面ライダーライジングイクサ | |
ダークキバ | |
キバーラ | |
シャドームーン | 擬似ライダー? |
余談
- 「カメンライド BLACK」のブランクカードは元々ディケイドが所持していたが、カードの絵柄が戻った直後にディエンドが奪って使用した。その際の「君(ディケイド)にはこのカードは使えない」という発言をそのまま受け取れば、「ディケイドは昭和ライダーであるBLACKにはカメンライド出来ない」ということになる。実際『仮面ライダーディケイド』本編においてディケイドはクウガ~キバ以外のライダーに変身しなかった。
- しかし後年の『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』ではディケイドがディケイド1号に変身し、昭和ライダーにも変身できることが判明。
- ファンの間では「激情態を一度経由したことで能力が強化されて昭和ライダーにも変身できるようになった」という言説が囁かれることもあるが公式の設定ではなく、ディエンドがどのような意図で「使えない」と発言したかについては今も不明瞭である。
- また、ディエンドが使用した際の効果が「(BLACKの姿ではなく)変身前の南光太郎(BLACKの世界)を召喚する」というものだったため、一部では「士が使用して南光太郎になってしまうのを恐れてではないか」などと冗談交じりで言われることも。
- カメンライドの原案は仮面ライダーZXの「1号からスーパー1までのライダーに変身できる」という没設定からきているものと思われる(実際に仮面ライダーspiritsではZXそっくりのバダン総統JUDOが昭和ライダーに変身していた。一応ZXも虚像投影装置を使えば可能であるし、ZXは昭和ライダーの必殺技を一部使うことができる)。
- 『HERO SAGA』でのみだが、ディケイドが持つライダーカードとして仮面ライダー羽撃鬼と仮面ライダータイガのカードが登場する。カメンライドには用いないが、1号のカードと共にコアメダルに変化、オーズのレジェンドタトバコンボへの変身に用いられている。
- フォームチェンジした姿は基本的にフォームライドのカードになっているが、最強フォームや究極フォームはカメンライドにカテゴライズされている。劇中カードでは1号ライダーにのみ当てはまっていた法則だったが(そもそも1号ライダー以外は派生フォームおよび強化フォームのカードがなかった)、「CSMライダーカードセットEXTRA」では2号ライダーや3号ライダーにも当てはめられた。
- 『仮面ライダージオウ DXケータッチ21』に付属していたゼロワンのカードからディケイドゼロワンという形態の存在がファンに推測されている。
関連項目
ケミーライド:仮面ライダーレジェンドの変身能力。