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キャッスルドランとは、『仮面ライダーキバ』に登場する動く城である。

スペック

体高32m
全長41m
体重18000t
年齢320歳
最高歩行速度80km/h
飛行スピード120km/h


概要

かつてファンガイア族がドラン族の最強の個体「グレートワイバーンを捕獲し、生きた城として改造した物。
普段は都市部のビルの一部に化けているが、キバフエッスルで月を召喚し、月光を受けるとその正体を表す。何故か地面を割って現れた事も数度ある。常に擬態しているため、人間(名護啓介でない者を指す)には目にすることができない。

お城


キバが倒したファンガイアのライフエナジーを餌としており、過去では上位ファンガイア達の居城、現在ではガルルバッシャードッガの三人が幽閉されている。取り込んだライフエナジーは幽閉されている三人に均等に分配される。
いわゆる「移動要塞」であり、その巨大な翼で飛翔し、口から魔皇力を弾丸として、前面の2対の塔を前方へ向けミサイルとして発射する。魔皇力のブレスを照射することでキバをドラゴンライダーキックの様に打ち出すことが可能な他、フエッスルの音を聞いた三人のアームズモンスターたちを口から射出できる。近接戦では重量級のプレスや噛み付き、尻尾の一振りを使って敵を蹴散らす。

また腰の位置にある塔の天辺に、小型偵察・爆撃用の改造個体シュードランを接続させる事で、本来の野性を取り戻し、翼が大きくなって飛翔能力が向上する。カンテラ部分は照明する事で周囲を闇に包むという不思議な作用がある。弱点はツノであり、呪術が施された枷によって気性が穏やかになっている。
最強のドラゴンだけあって戦闘能力は非常に高く、『クライマックス刑事』では電王』がメインの話でありながら敵戦力を完封するポテンシャルを見せ付けており、バトルの一番美味しい見せ場を飾った

但し、視力はグリードと同じ様にあまり良くない。その代わりなのか人の1億倍の性能を持つ嗅覚を持っている。

過去(1986年)では元々キング/バットファンガイアの居城として使われており、キングの創り出したサバトに融合させられた事もある。実はアームズモンスター達が幽閉されていたのはこの洗脳とキングの死で暴走していたのを鎮める為であった(最終回で3人そろって外に出ており太牙が正式なキングについた事でこの幽閉は解消された模様)。
なお、ファンガイアらが住むのは天守閣部分であり、アームズモンスターが幽閉されていたのは「ドランプリズン」という牢獄の部分。しかしながら、衣食住は安定しており、退屈である点を除けば牢獄としては充実している方である。

年齢は人間で言うと二十代後半ぐらいらしい。これはドラン族の1日が人類の時間でいうと10日に相当し、ゆっくりと年を取る種族である為。

現在と過去を繋ぐ存在

キャッスルドラン内には1986年と2008年を繋ぐ遺物がそこかしこに封印されている。
たとえば場内の奥部には、時代を渡り歩ける禁断の扉が存在する。この扉を開けるための鍵はアームズモンスターが一つずつ持ち同時に挿し込む仕組みとなっている。
また玉室の絵画にはザンバットソードが突き刺さっており、ステンドグラスの裏にはタツロットが潜んでいた。
この様にキャッスルドランは、単なる居城(牢獄)といった場所で無く、現在と過去を繋ぐアイテムや痕跡を多く残す、物語のキースポットでもあるのだ。

仮面ライダーディケイド

キバの世界」でも上級ファンガイアの居城として登場。本作ではワタルは先代キング=ビートルファンガイアの失踪に伴いキングの座に就いている為、アームズモンスターのみならずビショップルークもこの中で暮らしている。キバの世界に飛ばされた小野寺ユウスケ(仮面ライダークウガ)も一時期ここで働いていた。
帰還したビートルファンガイアの王位簒奪に伴い乗っ取られてしまったが、ディケイドとキバ(ワタル)の攻撃によりビートルファンガイアは倒され、元の鞘に収まった。
また、MOVIE大戦2010のディケイドパートでも背景として登場し、共闘パートでは実際に駆け付けて応戦している。

尚、この世界ではファンガイアの存在が白日に晒されているからか擬態はせず、昼夜を問わずその姿を露にしている。
キャッスルドランの存在に最初に気付くのが光夏海である、と言う演出も、完結編まで見ると感慨深い物がある。

キャッスルドラン型タイムマジーン

仮面ライダージオウ』ではタイムジャッカーの一員・オーラが操縦する敵マシンとして登場。人間型に変形する事も出来る。
ただし全長8.66m、重量70.8tと原作に比べてかなり小さく、中のコックピットも四畳半位の広さしか確保出来ていない為、キャプテンゴースト型タイムマジーン同様イミテーションと思われる。
また常に白目を剥いている生気の無い顔なのも特徴。

初登場の第10話ではジオウが操縦するタイムマジーンと戦闘を繰り広げたが、ライドウォッチの力でオーズタジャドルコンボの姿にモードチェンジしたジオウのタイムマジーンに押され始め、最後はタジャドルコンボモードの必殺技「ギガスキャンタイムブレーク」を喰らい破壊された(パイロットのオーラは脱出した為無事)。
タジャドルコンボの力によって紫の竜が倒されたと言う点では、オーズ原典を考えると中々の皮肉と言えよう。

その後、修理したのか新型を調達したのか、第14話では2015年のアナザーゴースト討伐に向かうジオウとゲイツをウール機と共に襲撃したが、ゲンムライドウォッチを装備したゲイツ機の土管殺法に翻弄された末に、クローズライドウォッチに換装されてライダーキックを受けまたも吹っ飛ばされた。

後の第16話ではウール機と共に再び登場。この時はキャプテンゴーストから更にイグアナゴーストライカーに変形したウール機に乗り込む形でジオウ達と対決したが、ジオウ機とゲイツ機の巧みな連携に押され、最後はジオウ機のキックを受けて纏めて撃破されてしまった(この時もオーラは爆発寸前で時間を止めて脱出しているため無事である)。

劇場版『Over Quartzer』ではジョウゲン仮面ライダーザモナスもこれと同じ機体を使用している。

その他の登場

『クライマックス刑事』ではデンライナーゼロライナーとコネクトすることでフリーエネルギーを吸収し強力なブレスを放ち、ネガタロスが操縦するネガデンライナーに引導を渡した。

仮面ライダーウィザード』でもデンライナーと協力し、アマダムの部下を殲滅している。

レッツゴー仮面ライダー』のスピンオフでは背景として登場している。

超スーパーヒーロー大戦』では仮面戦隊ゴライダーに力を貸し、バリブルーンマジドラゴンゴーカイガレオン、デンライナーと協力して大要塞アンドアジェネシス(ナムコSTGゼビウス』に登場する悪の円盤)を攻撃した。

『仮面ライダージオウ』本編では上述の通り、キャッスルドラン型タイムマジーンが登場したぐらいで本物のキャッスルドランは未登場だが、劇場版『Over Quartzer』の最終決戦では遂に本物が登場し、ドラグレッダーアカネタカリョクオオザルウィザードラゴンと共にダイマジーンを相手に応戦している。
因みに本編の第35話にて、ガルルこと次狼が「昔、“時の扉”を開けた先に未来のビジョンを見た」と発言しており、この「時の扉」とはキャッスルドラン城内に存在する上述の禁断の扉を指していると思われる。

余談

登場頻度は流石にデンライナー程では無いが、ライダーでは貴重な巨大戦力である為、巨大な敵と戦うクロスオーバー系の話では意外と出番が多い方である。
また、ライダーの巨大戦力の中でスーパー戦隊と共演したのはキャッスルドラン以外だとデンライナー、ドラグレッダー、ウィザードラゴン、(どちらかと言うとライダーマシンに該当するが)トライドロンのみとかなり少ない為、その点でも扱いは良い方だと言えるかもしれない。

コイツの登場時出てくるビルは実は講談社ビル。

関連タグ

仮面ライダーキバ
ドラゴン 要塞
アームズモンスター シュードラン
パワードイクサー
サバト(仮面ライダーキバ)
仮面ライダーディケイド ワタル(仮面ライダーディケイド) ビートルファンガイア
仮面ライダーウィザード

デンライナーキャッスルドランリボルギャリー

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