概要
仮面ライダーゼロノスの保有する時の列車。蒸気機関車に酷似している。
牛に似た緑色の車両、ゼロライナードリル(メイン画像右)と黄色い鳥のような外見のゼロライナーナギナタの二両編成。
中には食堂もあり、デネブがよく料理(ただししいたけ入り)を作っている。
過去の世界から来た桜井侑斗にとっては城(家ないしは居住区)のようなものである。
車両先端の動物の頭のような部分は飾りではなく、「ゼロマインド」と呼ばれるスーパーコンピューターが内蔵され、アカシックレコードに沿って自立運行が行われている。
停車した状態で前後を入れ替える際は、ドリルとナギナタを一時的に切り離し、レール自体がターンテーブルの様に回転して入れ替えを行う(その都合上、先程までの進行上とは逆向きになる)。
バトルモードに変形するとドリルはその名の通りドリルが突き出し(フリーエネルギーのビーム的なものも撃てる)、ナギナタは回転翼を展開しまさに薙刀のようにあらゆる物体を切り裂く。この回転翼をローターよろしく使用すればヘリコプターのように宙に浮ける。ウラタロス曰く「凄いというか、もう電車じゃないよね、アレ」。…支援機を分離できるイスルギを持つお前が言うな。
一度消滅しその際に通常業務から離脱したためかデンライナーと違って完全に侑斗とデネブの所有物となっているためあちらに比べると使用には幾分融通が利きやすい。
余談
『仮面ライダーディケイド』第1話でヒロインの光夏海の見た夢の中では、マグナギガが屋根の上に乗っていた。こいつも緑の牛モチーフのライダーの巨大メカである。
ドリルのモチーフが牛であるが、これは対応するアルタイルフォームの元ネタである彦星が牛飼いの青年である点や元ネタの一つである『牛』若丸から来たネタだと思われる。
なお、ナギナタのモチーフは鳥である事には間違いないが、ベガフォームの元ネタである織姫星(ヴェガ)の語源からワシとする説、七夕の伝説に登場するカササギ、牛若丸の伝承にも登場し、デネブのモチーフになったカラスであるという説がある(牛若丸の伝承には、薙刀を武器にする弁慶が登場しているため、カラスの可能性が高い)。