セイバー(Fate/strangeFake)
ふぇいくのせいばー
盟約は為された。今は互いの言葉を鬨合わせとし───俺も、侵攻を開始する
『Fate/strange Fake』に登場するセイバークラスのサーヴァント。
セイバー以外の6騎しか存在しないはずの「偽りの聖杯戦争」に召喚された「7騎目」のサーヴァント。「偽りの聖杯戦争」最後のサーヴァントにして「真なる聖杯戦争」最初のサーヴァントを兼ねる、他のクラスの呼び水としての存在で、「偽り」と「真実」を併せ持つ橋渡しとなる英雄。
スノーフィールドのオペラハウスで、アヤカ・サジョウの前に姿を表した謎のサーヴァント。彼女に自分のマスターかを問いかけるが、彼女からは激しく拒絶されて困惑する。しかし理由は不明ながら魔力供給のパスが繋がった為、マスターでなくとも一方的に保護対象とする宣言をした。
「獅子心王」の異名で讃えられた中世イングランドの王、「リチャード1世」。
生涯のほとんどを戦争と冒険に費やし在位中も6カ月しかイングランドにいなかったとされ、それゆえに「彷徨える王」という異名も持つ。恐れを知らない獅子の心を持つと言われるほどの勇敢さ、冒険譚は敵味方問わず畏敬の念を抱かせ中世騎士の規範とされた。
一方で、苛烈な逸話も残されており、敵との停戦のための協約(捕虜の解放のための身代金支払い、互いの捕虜の返還等)を幾度も先延ばしにされ、捕虜の食費と監視の維持に業を煮やし女子供を含めたイスラム教徒2700人あまりを処刑した事件も絵画「アッカーの処刑」で描かれている。
また、その度重なる遠征はイングランドの経済をむしばんだ。十字軍にはじめて参戦したイングランド王であり、巨額の負担を民に強いたことを差し引いても英雄としての人気は高く、王位を継承した弟、暗君として知られるジョン欠地王はこうした兄のツケを支払わされた面も否めない。
冒険の目的は精霊や魔術の知識の探求であり、後の世でその逸話を知った偽キャスターには「神代の神秘に片足突っ込んだ最後の王」「神話と歴史の境界を彷徨う王」と評されている。この人物評も「偽りと真実の橋渡し」という立場に妙に符合する。
幼少の頃から文武両道で何でもできたという天才ではあるが、本人曰く「イングランド王なのに英語だけが苦手だった」のを気にしている。真名が判明したのは3巻だったが、容姿や宝具、発言など2巻の時点でかなりの数のヒントが出されていたため、読者にはほぼ看破されていた。
『Fate/Grand Order』では、第六特異点にて「獅子王」の名前が出た際、異名の似通いからなのか彼の名前が出された。更に、前日譚にて名前の似た外見が一致しない存在がいたが、本人かは不明である。
一人称は「俺」。
容姿はまだ若く、10代後半から20代前半ほどの青年。金髪に赤毛混じりの髪で、「古い西洋の貴族、ないし王族」とわかる荘厳な装束に身を包み、瞳は獣のように爛々と輝いている。
人の上に立つカリスマ性と包容力を持ちながらも、悪童めいた稚気と悪戯心も同時に併せ持っている。故国の祖王たるアーサー・ペンドラゴンを敬愛しており、騎士道を重んじる騎士でもある。
彼の「アーサー王伝説」を始めとする冒険譚への敬愛っぷりは異常なほどであり、なにかにつけて騎士王と円卓の騎士たちを讃えるため、読者はおろか遭遇した敵対勢力にも真名を看破された。
ちなみに音楽も大好きで、現代の音楽や楽器、映画などを鑑賞した際は「受肉して数々の音楽を座に持ち帰ろうか」とまで言うほど。特にロックミュージックがお気に入りらしい。
その一方で、宝石の類に対する関心は薄く、前述の経済難を補えるだけの金策の才もあまり無かったのか、サンジェルマンから宝石の傷を消す魔術という、宝石商や富裕層に対して披露すれば侮れぬ資金源になりそうなスキルを教わっていながら、まるでその有用性に気づいてなかった。
騎士道を重んじながらも破天荒な性格が災いし、2巻では警察に逮捕され、集まった野次馬の前で堂々たる演説を行い、挙句その姿がテレビで生中継されるという暴挙をしでかし、他のマスターやサーヴァント、読者の度肝を抜いた。また、彼の正体を知らない第三者の仕業ではあるが、エレキギターを演奏している姿を動画共有サイトにアップロードされ、海を越えた時計塔の魔術師たちも仰天させている(ちなみにロード・エルメロイⅡ世からはギターの腕前を評価された)。
ステータス
マスター? | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
アヤカ・サジョウ | B | B | EX(B〜A++) | B | C | A |
『Fate』シリーズにおいてステータスが判明しているサーヴァントでは初めての「敏捷EX」保有者。韋駄天と称されるギリシャの大英雄や、狂化によって底上げされたクランの猛犬、NOUMINでさえA+であり、それ以上となると剣術無双のA++がこれまで最上であった。
リチャードの速さは彼等とは性質が違っており、平時ではB相当とそこまで速いわけでもないが、戦闘を継続すればするほどスキル「神速」の効果によって際限なく速度が上がっていくという特性を持っている。ただ、加速していくには何らかの条件を満たす必要性がある描写がされており、加速の度合いも本当に上限がないのか、また戦闘が中断された場合は加速がリセットされるのかどうか、まだ不明な点が多い。
また、「驥足百般」のおかげで学習速度が速く、ライブハウスに潜伏していたたった1日の間だけで現代式の拳闘術とギターの演奏をマスターしている。
保有スキル
対魔力(B) | セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランクであれば、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以っても傷付けるのは難しい。 |
---|---|
騎乗(A) | セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Aランクともなると、幻獣・神獣ランクを除いた全ての獣や乗り物を自在に操る事が可能となるレベル。 |
神速(A) | その行軍の速さ、戦場での電光石火ぶりより霊基に刻まれた技能。戦闘を継続すればするほどに敏捷のステータスが上昇していく。「敏捷」の高さもこれに由来。 |
獅子心(A) | 二つ名であるライオンハートを体現したスキル。その何者も恐れぬ勇猛さがスキル化したもの。敵には恐怖や警戒心を呼び起こさせ、味方の士気を上昇させる。 |
驥足百般(A) | 武術、芸術、色事など様々な分野に才能を見せた逸話から。生前に嗜んだ物はBランク以上、新しく始めた事柄は通常よりも早い速度で習熟する事が可能となる。 |
永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー)
- ランク:D〜A+
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1〜99
- 最大捕捉:1〜1000人
手にした得物に「聖剣エクスカリバー」の概念を付与し、雷撃の如き光の斬撃を繰り出す。
生前アーサー王に憧れるあまり身の回りの手に持って戦えるものすべてに「エクスカリバー」と名付けていたという逸話が昇華した宝具で、作中で本人が言及しているように、ランスロットの「騎士は徒手にて死せず」と性質の似た、「具体的な武器」ではない能力としての宝具。
基本的に剣を使うものだが、木の棒や丸めた羊皮紙でも効力が及ぶ。作中では紛失や破損などで得物を次々に変えており、現界時に所持していた装飾剣に始まり、森に落ちていた木の枝、刃引きされた装飾剣、果ては英雄王からパクった宝剣などを扱っている。
また、コミカライズ版第2巻の表紙を参考にすると、最初に所持していた装飾剣ならびにそれを収める鞘の意匠は、青を基調とした本家のエクスカリバーとアヴァロンを赤色基調にしたものであり、自作の可能性もある。
ただし、「エクスカリバー」として使用された物体が脆ければ、威力が大きく落ちるのはもちろんの事使用後または使用中に即崩れ落ちてしまうのが欠点であり、全力で振るう場合はそれなりの得物が必要になる。逆に言えば、使用する武具がその威力に耐え得るもので、魔力供給が充分ならば連発も可能であり、作中では最低でも20撃以上連発している描写もある。
なお本質的には"模倣"である為、威力はいずれも本物の「星の聖剣」には及ばない。たとえ本物の聖剣を握れたとしても、所有者と同等の威力を引き出す事は出来ない模様。
ちなみに、月の聖杯戦争で似たような表記の宝具があるが、あれは本家を不完全ながら複製した模造宝具であり、読み方も違う。
円き十字に獅子を奏でよ(ラウンズ・オブ・レオンハート)
- ランク:A
- 種別:対軍宝具
- レンジ:−
- 最大捕捉:−
生前に縁のある者の魂を従者として自らに同行させる。直訳すると「獅子心王の円卓」、すなわち「リチャードにとっての円卓の騎士たち」を意味する。
同行者はリチャード自身が現界する際に選ぶが、同行するか否かは選ばれた側が決める。
人数の上限は召喚時の状況によって異なり、今回の現界では7人が付き従っており、それぞれ基本7クラスに対応している模様。なお、対象が座にいるかどうかは関係なく、英霊に至った者、そうでない者のどちらも従者になりうる。
彼らを実体化させる事は魔力を膨大に必要とする為通常は無理であるが、代わりにリチャードの魔力を介して「技」や「魔術」を使ってサポートする。額面通りに捉えると、裏を返せば魔力さえあれば現界可能という事であり一時的にだが数名を現界させることができる。簡潔に言うとスキル限定の「王の軍勢」や「誠の旗」のようなもの。もしくは格ゲーの援護キャラ。
リチャードは彼らと自由に会話することができるが、他人からは独り言を言っているようにしか見えない。リチャードに魔力を供給しているアヤカは魔力供給量を高めることで彼らを認識できる。
同行者の例
- ロバート・ロクスレイ
暗殺者。ロビンフッドの異名の1つ。「ロビンフッド」は特定の個人名ではなく、様々な人物の伝承が1つになったもので、ここでの彼もまた数多く存在するロビンフッドの1人と思われる。
ロクスレイは主にリチャードも登場する小説『アイヴァンホー』に登場するロビンフッドである。
故に某緑茶とは恐らく別人なのだが、毒矢を使用してアサシンの襲撃からリチャードを守った事からイメージを重ねる読者も少なくない。
弓兵。家族の敵討ちとしてリチャードを狙撃、死の切っ掛けを作った人物。リチャード自身は彼の行為を正当なものと評し報奨金まで与え放免するも、死後に反故にされ全身の皮を剥がれ処刑される(その状態を引きずって座に入ったらしく、かなりキツい見た目となった模様)。
そのような事がありながらもリチャードは彼を同行者として選び、ピエールもまたそれに応じた事からリチャードのカリスマの高さが窺える。
- ウィリアム
騎兵。明言はされていないが、リチャードを含む5代の王に仕えた重臣「ウィリアム・マーシャル」と思われる。魔力を消費すれば馬を出してくれる模様。武器は騎兵槍。
- セイバー
剣士。無数の剣を背負った騎士。リチャードがギルガメッシュと対峙した際でも無関心だった。
宝具の特性上剣を消耗しやすいリチャードに剣を提供する。
- ……ュエ
魔術師。宙に浮く水球を操る魔術を使い水球から光を出して光源とする、魔術でリチャードの身体能力を強化する等様々な支援を行う。魔術を使用する際アルケイデスが水妖に似た気配を感じていたこと、狂信者が従者たちの中に人ならざる者の気配を感じていたことから人外の可能性が高い。
また従者の剣士が現界した際に水球が寄り添うように浮かんでいたことから、彼の関係者の可能性がある。表音から推測できるのは「ニミュエ」かと思われる。ニミュエとはヴィヴィアンとも呼ばれる湖の乙女の呼び名の1つでアーサー王伝説に深く関わるモルガンでもある。
生前
母。幼い頃から何でもできてしまうがゆえの悩みを抱えていたリチャードを諭し、後の人格形成に大きく関わった。記憶を垣間見たアヤカ曰く美人だが、怒ると非常に怖くリチャードも頭が上がらなかった模様。円卓の騎士を筆頭に数々の英雄譚をリチャードに読み聞かせ、彼を英雄ファンに育てた元凶ともいえる。
血を分けた弟だが、リチャードを奸計に掛け王座簒奪を企むなど仲は良好では無かった様子。だが自身は自らの負の側面を、次代の彼に押し付けてしまった事を反省している。
6巻では無茶をするリチャードがアヤカからの静止を受けて回想する形で、「自分と違って貴方は英雄なのだから、兄の代わりに石を投げられる愚かな私を笑えばいい。」と兄の光に隠れる様を嘆く姿が描かれた。警官のジョンの名を聞いた際にはその名に縁があるみたいだと口にしていた。
尊敬する偉大なる騎士王。自らの能力のオリジナルとも呼べる聖剣の担い手であり、また祖国の英雄として何かに付けて讃える大ファンとして、生前はその遺産を求めて方方を旅していた。
史実では王の聖剣を発見したと伝えられているが、Fate世界では伝説上で失われた筈の聖剣の鞘を探し出し、鞘と同じ装飾の箱を用意し収めたのち、王に所縁のあるコーンウォールの地へと埋葬した。それこそがアインツベルン家によって発掘され、中の宝物は第四次聖杯戦争で騎士王を呼び出すために用いられたのち、いつか理想郷にたどり着く自分ではない誰かと王の縁を繋いだことを彼は知らない。召喚の触媒となったのは上記の鞘を収めていた箱の方であり、騎士王ことアルトちゃんを喚ぼうとしていたフランチェスカは長らくこの事に疑問を抱いていたが、外箱が本人ではなく熱烈なファンに由来するものと知らないのも無理からぬことである。
生前遭遇した奇妙な男。リチャードの生きた時代に自動車で現れるなど不可解で意味深な言動が多い道化師。彼を知り詐欺師と宣う者たちとの話題に上がった際、「あいつは詐欺師じゃなくグランド奇天烈木っ端貴族だ」と称している。本来は宮廷魔術師のような立ち位置であり、恐らくは騎士王にとっての花の魔術師に当たると思われる。『Fake』における召喚では同行者として呼びかけたものの返事がなかったとのこと。伝説では不老不死であり、様々な時代に現れて、各地の王侯貴族にも会ったことがあるという話にも関係があるのだろうか?
サーヴァントの生前の記憶を見ているアヤカに対して、記憶の中から語りかけるほどの規格外にして、リチャードがなり得たであろう剪定事象について何か知っているようだが……?
Fate/strange Fake
正確にはマスターでは無いが、彼女から魔力を供給されている為、保護対象としている。
「自分はマスターじゃないから関わらないでほしい」という彼女に対して、「マスターじゃないなら君の言うことを聞く必要はないわけだな!」と返すなど悪童めいたやり取りをしている。
何もかもから逃亡し続ける自分はマスターにふさわしくないと考えていたが、巻き込まれる戦いの中で聖杯戦争からも彼からも逃げ出すことをやめ、自らの願いを見つけたリチャードが召喚当初の出会いのやり直しを申し出て、正式にマスターとしての契約を結ぶ。
召喚された劇場でその場に居合わせた初戦の相手。
その力を見て山の翁の関係者であることを看破し、襲いかかってきたところを宝具で一閃し撃退した。現界時に始末したはずの彼女のマスター、ジェスター・カルトゥーレが複数の命のストックを持つことで生き永らえていたことを知り、今度こそ討ち果たすことを決意。
偽ランサー陣営と同盟を組むことになったリチャードたちの前に姿を見せ、協力のため以後は行動を共にし、その過程で黒幕側の傭兵でありエクストラクラスの番人という鬼札を擁するシグマと出会うことになる。リチャード個人に対しては、生前に彼の好敵手や当代の山の翁と共闘して戦場に現れた魔物を退治したことや、上記の苛烈な逸話を聞き及んでいるためか強く警戒している。
偽バーサーカーと真アーチャーの戦いと決着を珍妙な景色と評しながら教会の屋根の上に現れ、その場に姿を見せたリチャード一行を睥睨する。許可なく己を見上げた不敬者として宝具を射し向けるが、それらを躱して一本の宝剣を手にし拵えや神秘を褒め称えた彼の「こんなにあるなら、何本か俺にくれないか!?」という命知らずな言動を憐れみ更なる弾幕を見舞う。
剣士でありながら供回りによる魔術の補佐の無礼を咎めるも、その戦い方から偽ランサーと既に戦っていることを見抜き、盟約を結んだことを知ると「友と手を組むに相応しいか試してやろう」と無礼者への誅ではなく王としての裁定を下す方針に切り替えたことで、リチャードもまたその裁定の天秤に乗った己の全てを賭けて侵攻を開始する。その神速を以って王の財宝の掃射をも掻い潜り、打ち出された長剣を用いた宝具による光の斬撃を連続で空に向けて叩き込むも、財宝と天の鎖を駆使して光をかき消しながら下降する奔流を前に、アヤカの居る足元の教会を守るために退避を選ばず、結果として攻撃を相殺したもののダメージを受けた上大きく消耗することになる。
供回りたちではなく彼の霊基に内包するものにも正体はともかく気付いていたようだが、裁定を下さんとしたその時、真アーチャーの邪魔が入ったため図らずも命を拾うことになった。
多神教の場で神を恐れない言動から「原初の旅人」かとその真名を看破している。
その他
シャルルマーニュ十二勇士の1人で、同じく円卓ファン。ただし生前の縁はなし。
生前の面識はないが、似た宝具を有するもの同士(尊敬する英雄の真作に類する力を贋作で振るう)。かつてを振り返って自己嫌悪から陰キャになった彼に対して、リチャードは根っからの陽キャのようだが……
形は異なるものの、騎士王に並々ならぬ執着を持つうえ、燃費の悪い者同士。一部の宝具にも共通点が見られる他、リチャード自身も偽ランサーとの交戦時に、ランスロットを意識したような言動をとっている。ただ、彼が聖杯戦争で真名が発覚したのがセイバーと交戦した終盤辺りであるのに対し、リチャードはかなり早い段階からバレてしまっている。
誕生秘話
「Fateシリーズ」にはいわゆる「セイバー顔」のヒロインが多く登場し、本作作者・成田良悟もセイバーをこよなく愛する武内崇社長から「女性化してセイバー顔にしないか」と熱のこもった提案をされたが、相席していた奈須きのこ氏の「断るならきっちり断わるべきですよ」との助言を聞いて、さすがの成田氏も断ったという。そこまでにしておけよ武内。
「リチャード」とロック
まさかのロックスター適性を発揮したリチャードであるが、そのロックの世界にも多数の「リチャード」が存在している。ここでは『strange Fake』とも繋がりのありそうな人物を2人紹介しておく。
1人はリッチー・ブラックモア。ディープ・パープル脱退後に結成したレインボーの代表曲、その名も「Gates Of Babylon」(公式な邦題は「バビロンの城門」)の作曲者の1人でもある。
もう1人はリック・ウェイクマン。アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』で有名になったイエスの『Roundabout』でキーボードを担当した人物だが、自身名義ではアーサー王伝説をモチーフとしたアルバムを発表、その名もずばり「アーサー王と円卓の騎士たち」。
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