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ここではバンドのRAINBOWについて解説する。


概要編集

DeepPurpleを脱退したギタリストのリッチー・ブラックモアが中心となって結成されたバンド。

70年代中盤~80年代中盤と1994年からの3年間、活動した。

後にBlackSabbathで活躍するロニー・ジェイムス・ディオコージー・パウエルらが在籍していた。


在籍した主なメンバー編集

リッチー・ブラックモア

先述にもあるよう、元・ディープ・パープルの名物ギタリスト。パープルに比べると、リッチーのソロプロジェクト的な要素が強く、アルバムごとにリッチーの意向が強く押し出されており、これが年代が進むにつれての作風の変化とメンバーの入れ替わりの激しさに関わっている。


当初は、エルフと言うバンドのボーカリストだったが、卓越したボーカルスタイルがリッチーに買われて、レインボー結成に参加する。しかし、1977年リリースのアルバム『バビロンの長城』以降、バンドの作風の変化に反対を示すようになり、ついには1978年を持って、方向性の違いから脱退した。


COZY POWELL

セカンドアルバム『虹を翔る覇者』より参加。パワフルなドラミングに定評がある。ロニーと同じく、『バビロンの長城』以降の作風の変化に不満を抱き、グラハムが参加した『ダウン・トゥ・アース』のツアー終了後、脱退。その後は、ホワイトスネイク、キース・エマーソン、グレッグ・レイク、ゲイリー・ムーアイングヴェイ・マルムスティーンなど多数のアーティストやバンドと共演したが、1998年飲酒運転・ながら運転が原因の衝突事故で死亡した。享年50歳。


Graham Bonnet

オールバックの髪形とサングラス、白いスニーカーが特徴。4thアルバム『ダウン・トゥ・アース』のみ参加。たまたまラジオを聴いていたリッチーがそのパワフルな歌唱を買って、バンドにスカウトした。しかし、元々HR/HM以外の畑で活動していたこともあって、HR/HMを嫌う発言も多く、リッチーやロジャーと衝突することも少なくなかったという。その後、『アイ・サレンダー』レコーディングの最中で、とうとう方向性の違いから脱退してしまった。脱退後は、イングヴェイ・マルムスティーンらと共に「アルカトラス」というバンドを結成。


ご存知パープルの名物ベーシストで、『ダウン・トゥ・アース』から7thアルバム『ストリート・オブ・ドリームズ』まで参加し、『ダウン・トゥ・アース』から『ストリート・オブ・ドリームズ』まですべてのアルバムのプロデュースを担当した。パープル脱退後は、リッチーとはイアン・ギランほど悪い関係にあったわけではなかったものの、1993年にリッチーがパープルを離脱して以降は、関係がこじれている。


グラハム脱退後の後任として、『アイ・サレンダー』より加入。『ストリート・オブ・ドリームズ』まで参加した。レインボー解散後は、イングヴェイのバンドに参加。また、レインボー在籍時のリッチーとロジャーとの関係のよしみもあって、解雇されたイアン・ギランの後任として、一時期ディープ・パープルに参加した。パープル参加時にはアルバム『スレイブ・アンド・マスターズ』を制作するも、かつてほどリスナーの支持を得られず、結局1992年にわずか数年で脱退している。後2009年に結成されたレインボーの元メンバーによる音楽プロジェクト「オーヴァー・ザ・レインボー」に参加する。


コロシアムⅡ、ブラック・サバスオジー・オズボーン、ホワイトスネイクなどHR/HM系のあらゆるアーティスト・バンドのサポートメンバーとして活動する名物キーボーディスト。グラハムやロジャーと共に『ダウン・トゥ・アース』より参加し、その次のアルバム『アイ・サレンダー』では作曲の面でも大きな役割を果たしたが、『アイ・サレンダー』ツアー後、方向性の違いから脱退してしまう。その後、2002年に病気療養のために脱退したジョン・ロードの後任として、パープルに加入し、現在も活動中。


・・・他多数。


同名の楽曲船編集

ヒロイズム浦島坂田船に書き下ろした楽曲。


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