概要
ロサンゼルスで1981年に結成。80年代にはMEGADETH、ANTHRAX、SLAYERらと共に、スラッシュメタル四天王(BIG4)と呼ばれた。世界的に最も成功を収めたメタルバンドとして知られる。
2009年にロックの殿堂入りを果たし、2016年には『Master of Puppets』がアメリカ議会図書館によって「文化的、歴史的、芸術的に重要な録音物」として登録されるなど、ヘヴィメタルの枠にとどまらない文化的影響力を持つ。
メンバー
- ジェイムズ・ヘットフィールド(Vo,G)
中心メンバー。バンドの楽曲のほとんどの歌詞を手掛けている。多くの楽曲を作曲こそはしているものの、ソロを演奏するのが苦手であるらしい。
- ラーズ・ウルリッヒ(Dr)
中心メンバー。デンマークからの移民。手癖のあるドラミングが特徴。ジェイムズと共に、多くのバンドの楽曲を制作している。
- カーク・ハメット(G)
解雇されたデイブの後任として加入以来、デビューから現在まで在籍。上の2人ほどではないが、多くの曲の制作にも関わっており、特に「エンター・サンドマン」は非常に高い人気がある。ソロを演奏するのが苦手なジェームズに代わって、ギターソロはほとんど彼が演奏している。
- ロバート・トゥルージロ(B)
「セイント・アンガー」のツアーで加入。メタリカ加入以前は、スイサイダル・テンデンシーズのメンバーとして活動したほか、オジー・オズボーンのバックバンドにも参加していた。
メディアでTrujilloの表記はトゥルージロでほぼ統一されているが、実際の発音はスペイン語系の「トゥルヒーヨ」が最も近い。
過去のメンバー
- デイブ・ムステイン(G)
初期メンバーで、デビューアルバム「キル・エム・オール」の収録曲の幾つかも手掛けたが、素行上の問題からジェームズたちとの関係が悪化し、クビになった。後に、彼らを見返したい気持ちから、自身のバンド・MEGADETHを結成する。
- クリフ・バートン(B)
デビュー時より在籍し、初期からのファンからは今でも愛されている。1986年、ライブツアーの移動中の交通事故により死去。
死去したクリフの後任として加入。当初は、クリフの死から立ち直れないメンバーから、からかいやいたずらの対象にされていたが、後に和解。しかし、2001年1月に、ソロ活動を巡って他のメンバーと対立し脱退。とは言え、2014年現時点では歴代ベーシストの中で最も長く在籍している。ライブでは、首を激しく振りながらベースを演奏していることが多い。脱退後は、ロバートと入れ替わるように、オジーのサポートメンバーになったが、現在はソロで活動している。
関連動画
Master Of Puppets
Battery
Creeping Death
Enter Sandman
Hit The Lights
関連タグ
エクスプローラー:Jamesの愛器
ESP:KirkとJamesの楽器を製作
デンマーク:Larsの愛する故郷
OzzyOsbourne:Robertの嘗てのボス。後にJasonのボスにもなった。
フォートナイト:コラボしたゲーム。レースモードのバックグラウンドにFuelが使われていたり、バトルロイヤルで途中から出現するランドマークがM72ワールドツアーをインスパイアしていたりと、フォートナイトのあらゆるゲームモードで初めて音楽バンドが使われることとなった。