「この指輪を使う時が来たのか……!」
概要
遠野吠が第1話の冒頭までアルバイトをしていたコンビニ・『フィフティマート五十狛店』の同僚。彼が強盗を撃退したのにクビにされた後も、腹を空かせた様子を見かねてハンバーガー(250円)を奢るなど何かと気にかけている。
駆け出しのシンガーソングライターであり、「歌を届けたい」という夢を叶えるために頑張って働いている。
普段は黒縁の横長なメガネをしており、外すと髪型もあってどこかの届け屋に酷似しているが(名前の通り)全く違うキャラ。今のところ関係性は明かされていない。
活躍
吠が最初に出会った歴代戦士で、銀色のテガソードとキングオージャーのセンタイリングでクワガタオージャーに変身する。マントにエネルギーを貯めて盾の様に使用する、オリジナルには無かった戦法を得意とする。ちなみに攻撃の際はオージャカリバー…ではなくテガソードを用いる。
ブライダンの侵攻に際し吠の前で変身しアーイーの集団に立ち向かっていたが、戦いの最中に願いが無いのにテガソードと契約しゴジュウウルフになった吠を敵と認識し襲い掛かる。
余談
- 井内氏は前作『爆上戦隊ブンブンジャー』にて、範道大也/ブンレッドを演じており、奇しくもオリジナルのクワガタオージャーとの共演が描かれる前に別役で自身がクワガタオージャーに変身する、只でさえ本作品自体が現状数字問題でややこしい事になっているのに殊更非常に情報量の多い展開となった。
- その為かブンレッドでは無くクワガタオージャーに変身した事にツッコミが上がった上、出演決定は完全シークレットだったためにブンブンジャーのキャスト(情報屋)(運転屋)(調達屋)や、ブンレッドのスーツアクターを務めた森博嗣氏も、なつめが出て来ると「俺の相棒がいた気がしたけど、、、」と反応している。おまけに敵側のキャラデザインを担当した島本和彦先生も「た、大也…!? !?」と驚嘆。
- また「歌を届けたい」なつめの願いや実際にギターを弾いている様子は、前作の歌回とよく似ている。
- 公式サイトによると「スーパーマンがバットマンになる驚き」「ブンレッドを〝クワガタオージャー〟として描いてしまうのは『ゴジュウジャー』にしか出来ない事」と言う、所謂「リマジ戦士」として登場させる発想からあえてこのキャスティングにしたとの事。
- 仮に『ゴジュウジャーVSブンブンジャー』の制作が決定した場合、大也に遭った時の吠がどう反応するのか気になる所である。
- スーパー戦隊シリーズの2作連続で同じ俳優が別役を演じた変身者の例は、アオレンジャー/新命明とビッグワン/番場壮吉の宮内洋氏、曙四郎/バトルケニアと青梅大五郎/デンジブルーの大葉健二氏、黒田官平/ゴーグルブラックと星川竜/ダイナブラックの春田純一氏の3例がある。
- センターの戦士の変身者のそっくりさんが次回作で登場し別の戦士に変身する点では『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』における五色田介人/ゼンカイザーブラックの前例があり(但しこちらは同姓同名かつ戦士もオリジナルのリペイント)、引き合いに出された他彼の公式の説明文を改変して「堤なつめ。バンドのナンバーワンを目指すアルバイトの青年。範道大也に似ているが全くの別人。クワガタオージャーに変身する。」ネタが多く上がっている。
- 奇しくも1話の終わり方もエンディングが流れ始めると同時に唐突にレッドが襲いかかってくるトンチキ展開と『ドンブラザーズ』2話を想起させる流れのため、より比較されていた(更に『ドンブラザーズ』のメインライターは井上敏樹氏で『ゴジュウジャー』のメインライターはその娘の亜樹子氏であり、偶然親子間で類似した展開を構想したことになる為その点もネタにされた)。
- センターの戦士の変身者のそっくりさんが次回作で登場し別の戦士に変身する点では『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』における五色田介人/ゼンカイザーブラックの前例があり(但しこちらは同姓同名かつ戦士もオリジナルのリペイント)、引き合いに出された他彼の公式の説明文を改変して「堤なつめ。バンドのナンバーワンを目指すアルバイトの青年。範道大也に似ているが全くの別人。クワガタオージャーに変身する。」ネタが多く上がっている。
- 玩具「DXセンタイリング」シリーズにて、ブンブンジャーとキングオージャーのリングが2種セットで販売された。これだけなら「直近二作品がセットにされた」だけの話だったのだが、なつめの登場により当該セットが一部で「堤なつめセット」と呼ばれているとか。
関連タグ
五色田介人/ゼンカイザーブラック:過去作における、前作の主役の演者が次作に出演した例。こちらは同名だが、ゼンカイジャーの介人とは明確に別人で、介人同士対面もしている。
紅渡、桐生戦兎:仮面ライダーにおける、前作の主役の演者が次作のアニバーサリー作品に出演した例。
爆上戦隊ブンブンジャーVSキングオージャー:ゴジュウジャー放映開始の前に公開告知されていた、ブンブンジャーとキングオージャーのコラボ。