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令和戦隊

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れいわせんたい

「スーパー戦隊シリーズ」におけるカテゴリー分けのひとつで、令和以降の時代に活躍するであろう戦隊。

概要

2019年4月1日に新元号が発表され、同年5月1日付けで元号が「平成」から「令和」へ改元。それに伴い『昭和戦隊』、『平成戦隊』になぞらえて作られた言葉であり、改元以降に新規で制作されたスーパー戦隊作品を指す。

ニュース・メディアなどの各種媒体では、令和戦隊は2020年放送開始の『魔進戦隊キラメイジャー』からと発表・言及されている(→ソース1ソース2ソース3)。

騎士竜戦隊リュウソウジャー』は平成戦隊に分類される。放送期間のほとんどが令和であり、同作品が令和最初とされる資料の存在が確認できる(→ソース4)が、資料自体は『キラメイジャー』発表前のものであり、この時点で確定は出来なかった。

過去に改元跨ぎで放送された他のアニメ・特撮作品は放送開始時の元号の作品(改元前の元号の作品)として取り扱われている。

作品タイトル

テレビ作品一覧

番号放送年作品名メインキャスト備考総話数
1令和2年(2020年)魔進戦隊キラメイジャー小宮璃央仮面ライダーゼロワンと合わせて令和初の特撮作品全45話(+特別編4話)
2令和3年(2021年)機界戦隊ゼンカイジャー駒木根葵汰スーパー戦隊シリーズ45周年記念作品。初の初期メンバー5人中4人が着ぐるみの人外&戦隊レッドが主人公ではない戦隊全49話
3令和4年(2022年)暴太郎戦隊ドンブラザーズ樋口幸平童話『桃太郎』をモチーフとした戦隊となる全50話
4令和5年(2023年)王様戦隊キングオージャー酒井大成王様昆虫がモチーフ。巨大な「LEDウォール」を利用した撮影技術「バーチャルプロダクション」を使用全50話
5令和6年(2024年)爆上戦隊ブンブンジャー井内悠陽顔面にタイヤが張り付いたようなマスクが特徴???

劇場版一覧

  • 冬映画
年代作品名備考
2020魔進戦隊キラメイジャー エピソードZEROCOVID-19感染拡大に伴う制作休止に伴い、急遽2020年5月17日に地上波初放送
2021機界戦隊ゼンカイジャー 赤い戦い!オール戦隊大集会!! 「スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021」枠内
  • チーム単独夏映画
年代作品名備考
2021魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム仮面ライダーゼロワン』との同時上映で2020年7月23日に公開される予定だったが、COVID-19の影響を受け公開延期。「スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021」の枠内に変更し2021年2月20日公開。
2022暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新初恋ヒーロー劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』との同時上映で2022年7月22日に公開。劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャー『タイムスリップ!恐竜パニック!!』以来3年ぶりのスーパー戦隊夏映画となる。
2023映画 王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』との同時上映で2023年7月28日に公開。
2024爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON!プロミス・ザ・サーキット仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』との同時上映で2024年7月26日に公開。
年代作品名備考
2021仮面ライダーセイバー+機界戦隊ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記仮面ライダーシリーズ生誕50周年&スーパー戦隊シリーズ通算45周年記念作品。『仮面ライダーセイバー』と『機界戦隊ゼンカイジャー』のコラボ映画。

舞台となる活動拠点

作品名拠点
キラメイジャーCARAT
ゼンカイジャーカラフル/クロコダイオー
ドンブラザーズ喫茶どんぶら
キングオージャーコーカサスカブト城/ペタ城/フラピュタル城/ザイバーン城/タキタテ城
ブンブンジャー届け屋本部

敵組織

近年の戦隊怪人は予算の都合等で一つのスーツを何度も改造しながら流用する傾向が強かった。加えて令和に入って間もない段階でのコロナ禍等といった事情も加わって、制作陣は殊更限られた条件下での撮影を余儀なくされた。

令和の戦隊怪人は

  • ボディーが共通するデザインの怪人作品がいくつか。場合によっては誕生するのにベースとなる怪人や戦闘員、複数のカラーバリエーションが存在する。
  • モチーフ及びスペックがシンプルなもので統一。ただ、モチーフは以前の作品では取り上げられなかった珍しいものが採用されている事が多い。
  • 等身大と巨大化時で姿(というより個体そのもの)が別々(怪ジーム以降は姿を変えずに巨大化)。
  • 地味に厄介な能力を持つ怪人が多い反面、素の戦闘能力(特に近接戦関係)が高い者は実はそんなにいない。その為か、複数回跨いで登場した怪人が以前と比べて大きく減少している。
  • 組織の幹部の頭数が少なめ。
  • 幹部達との上下関係が昭和や平成作品以上に険悪で、作戦や計画に支障が出るどころか下手をすれば組織の運営自体に致命的なレベルで関わるほどのブラック企業ぶり。
  • 最終的に生き残ったごく一部が戦隊側と和解する。

…等といった共通点を持つ。

作品名敵組織戦闘員怪人首領
キラメイジャーヨドンヘイムベチャット邪面師/邪面獣ヨドン皇帝
ゼンカイジャートジテンドクダッククダイタークダイテストワルド/ダイワルドボッコワウス
ドンブラザーズ脳人/獣人アノーニヒトツ鬼/ヒトツ鬼ング元老院
キングオージャーバグナラク宇蟲王/宇蟲五道化サナギム怪ジームデズナラク8世ダグデド・ドゥジャルダン
ブンブンジャーハシリヤンネジレッタ苦魔獣ワルイド・スピンドー

登場メカ

単独メカ

作品名メカ
キラメイジャーキラメイ魔進
ゼンカイジャーゼンリョクイーグル※3
ドンブラザーズロボタロウ
キングオージャーシュゴッド
ブンブンジャーブンブンカー

※3…ゼンカイジャーの場合は単独メカは主人公のみ所持。その他4人のメンバーは自身がメカとして変形、合体する仕様になっている。

戦隊ロボ

作品名ロボ
キラメイジャー
ゼンカイジャー
ドンブラザーズ
キングオージャー
ブンブンジャー

※4…ドンブラザーズにも登場。

主題歌一覧

  • OP
作品名タイトル担当
キラメイジャー魔進戦隊キラメイジャー大西洋平
ゼンカイジャー全力全開!ゼンカイジャーつるの剛士
ドンブラザーズ俺こそオンリーワン森崎ウィン
キングオージャー全力キング古川貴之
ブンブンジャー爆上戦隊ブンブンジャー遠藤正明
  • ED
作品名タイトル歌手
キラメイジャーキラフル ミラクル キラメイジャー山口たかし
ドンブラザーズDon't Boo!ドンブラザーズ森崎ウィン
ブンブンジャーコツコツ-PON-PON松本梨香※5

※5…ブンドリオ・ブンデラス名義。

他作品とのコラボレーション

現状全作品が、VSシリーズにおける直近の作品にとどまらず、過去の作品とのコラボ・クロスオーバーを行っている。

作品名コラボ作品コラボ内容
キラメイジャー獣拳戦隊ゲキレンジャー登場人物のゲスト出演
ゼンカイジャー歴代スーパー戦隊レジェンドアイテムによる戦士、ロボ召喚
ドンブラザーズ歴代スーパー戦隊レジェンドアイテムによる変身
キングオージャー獣電戦隊キョウリュウジャー登場人物のゲスト出演、新戦士登場
ブンブンジャー炎神戦隊ゴーオンジャー登場人物のゲスト出演
列車戦隊トッキュウジャー ^

戦隊の商業事情

戦隊シリーズは平成末期から苦戦をしていた。

などの複数の要因が重なった事で玩具売上は低迷。令和戦隊は特にゼンカイジャーから歴代戦隊と比較してもネットでバズる事がかなり多くなり、今のところファンからの人気や評価そのものは非常に高い作品が多いものの、それらの作品人気が売上に繋がっていないとされていた。

実際ドンブラザーズの制作現場では「次作はないかもしれない」という旨の発言が出ていたとキャストが語るほどであった。(ただし、この発言は仮面ライダーの現場でもかけられているものであり、長期シリーズを任される新番組のキャストたちに気合を入れさせるための一種の冗談である可能性が非常に高い)

「ドンブラザーズ」の制作においては、今の子供はスーパー戦隊シリーズを4~5歳で卒業し、仮面ライダーシリーズや少年漫画などにシフトする傾向があることから、抜本的なテコ入れの必要性を感じていた模様。それまでの作品に子供だましという一種の大人の思いあがりがあったことを認めざるを得なかったらしく、メインターゲットに離反されれば売り上げに結びつかないのは必然と言えた。

しかし斬新な作風を以って大幅にテコ入れした結果、放送終盤では劇中で巨大戦の必要がないほどにホビーの売り上げノルマを早々に達成。

さらに「キングオージャー」の制作においては、前2作でスーパー戦隊シリーズの型が無くなったことで、固定観念に囚われない作品作りを一から成せる環境が醸成され、これまでにない独特の要素をもった制作に取り組むことが出来るようになるなど、スーパー戦隊シリーズにとっての令和とは、コンテンツ自体の存続に必要なスクラップ&ビルドが行なわれた時期でもあったことになる。

2023年、王様戦隊キングオージャーの放送時現在は東映特撮ファンクラブやTELASAAmazonプライムビデオでの配信(全話)に加え、ABEMATVerでの無料見逃し配信(最新話のみ)を行うなどTV放送だけでない視聴環境の拡充が図られている。

また、これに加え平成戦隊の20周年企画や作品放送終了直後のメモリアルグッズの販売などの試みの効果か、ホビーの売り上げがそれ以前に比べて改善された半面、本来のメインターゲットである子供たちの認知度は低下している状況に陥ってしまっているらしく、爆上戦隊ブンブンジャーでは改めて子供層への訴求力を高めるためにYouTubeでキッズチャンネルが開設されるなど、これまでとは別の形での新たなアプローチも引き続き行われている。

令和戦隊関連の記事作成・編集について

この項目は絶対に消さないで下さい。

  • 商標登録
  • 「情報解禁前につき無断転載禁止」と書かれた玩具取扱店・業者向け資料(カタログ)
  • 児童雑誌や玩具の先行情報
  • これらの情報を「ネタバレ」と称して無断で転載しているブログ

などから記事を作成すること、またはそこからの情報加筆はおやめください。

名前だけでも新戦隊やフォーム、新アイテムについての特徴、また変身者についての示唆となり、公式からすれば本来の手段では得られないはずの未公開情報です。

更に登場時期によっては内容の変更・延期も十分にあり得る作品群です。新規作成についてはマナー・モラルを重視し、『製作発表後』『テレビ本編での登場後』にするようお願いします(仮に公式Twitterで情報公開がされても本編登場まで編集はお控え下さい)。登場時期未定の段階で玩具情報や児童誌・情報誌による情報公開が先行した場合も登場時期未定のネタバレ情報になる事例が多い為、雑誌(てれびくんテレビマガジン等)での情報公開や玩具の情報に合わせ早期に記事作成をするのはおやめください。

誌面の撮影やスキャンによる画像の無断転載や流布については制作側にも認識されており、注意喚起や警告も行われています(テレビマガジンtwitterアカウントてれびくんtwitterアカウント特撮誌「宇宙船」twitterアカウント)。

名称やロゴについて、これらの雑誌よりも先に情報が出る「商標登録出願」案件についても同様です。企業からすればあくまで商業上の理由によって事前に申請せざるを得ず、他の商標と同様に一定の手続きで閲覧できる、というだけであり、公式からの「解禁」とは意味合いが異なります。

悪質な記事の作成、本編未登場にも拘らず内容に加筆すると言った行為は「不正競争防止法」違反に当たる可能性があり、繰り返し行った場合、最悪アカウント停止の可能性があります。

情報を知らない人にとっては初見での楽しみが失われる迷惑行為になります。ネットに出回っているから記事の作成・編集をして良いなんて事は絶対にあり得ません。ネットマナーを留意した編集をお願いします。また、それらの記事の検索・閲覧の際はご注意下さい。

最後に「戦隊」という単語そのものがネタバレになり得る事を理解して下さい。

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