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新世代ヒーローズ

にゅーじぇねれーしょんひーろーず

新世代ヒーローズとは、特定のウルトラシリーズ作品およびウルトラヒーローの総称である。 一般に、『ウルトラマンギンガ』以降の作品を指すことが多い。
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概要

飛び立てヒーロー



上記の作品およびそこに登場するウルトラ戦士たちを一纏めにする呼称。
公式では「新世代」部分に"ニュージェネレーション"とルビが振られるか、単に「ニュージェネレーションヒーローズ」とカタカナで書かれることが多い。
略称として公式でも「ニュージェネ」、「ニュージェネレーション」が使われている(ニュージェネ戦士、ニュージェネレーション作品等の組み合わせも見られる)。

放送局がテレビ東京に移り、新ウルトラマン列伝』放送開始以降にTVの主役として初登場したウルトラマン達の呼称であるため、ゼロは含まれない
同様に海外作品リブットも該当しない。
また劇場版が初出もしくは合体戦士であるウルトラマンギンガビクトリー/ウルトラマンルーブ/ウルトラウーマングリージョ/ウルトラマングルーブ/ウルトラマンレイガはイベントや『ジェネクロ』のポスターには登場していない。

無題

ニュージェネ

2019年年賀状 はっぴーNEW YEAR



ただ、ゼロは「ニュージェネレーションヒーローの兄貴分」と紹介されたことがあ、、『ジード』で新形態を引っ提げてレギュラー出演、『ウルトラギャラクシーファイト』でも登場し、『Z』では主人公のゼットが(自称)弟子を名乗るなど作品と深く関わることも多い。(他の作品でもゼロから修行を受けたりゼロ由来の力を得ていたりと深い関わりを持っている)いる。
ゼロは名前が名前だけに実質的な新世代ヒーロー0番目の戦士、ウルトラ兄弟で言うゾフィーのような立ち位置と言ったところか。

グリージョはファンからも大抵新世代ヒーローズの一員として捉えられており、Pixivでもゼロやグリージョを交えた新世代ヒーローズの集合絵が幾つか見られる。
しかし、紅一点かつ貴重なウルトラウーマンということもあってか、商品展開などにおいて彼女だけ省かれるケースも多く、紹介の際にも別枠として扱われているケースが見られる。
ニュージェネレーションダイナマイトウルトラマンレイガのメンバー(公式サイトではレイガに関しては全ニュージェネレーションヒーローズと明言されている)として参加しているため一員として考えられていると思われるがやや特殊な立ち位置である。
そのため、ファンからは公式の展開でグリージョだけいない事がもどかしいという意見もある。

枠組みの扱いについて

ギンガ』~『X』までは新ウルトラマン列伝内での番組内作品という共通点があったため特に呼称は無かった(「列伝組」やそれ以前の平成ウルトラマンとひっくるめた「ウルトラ10勇士」等の呼称はあった)が、列伝が終了し、それに続く形で『オーブ』が単独タイトル作品として放送されたことからか、オーブ以降この呼称が使われるようになった。

公式で本格的に使われたのは『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』のキャッチコピー「大集結!新世代(ニュージェネレーション)ヒーローズ!」が最初で、以降商品名や宣伝などに積極的に使われるようになった。

【ウルトラ】o(%)○【まとめ】



この「新世代ヒーローズ」というくくりはファンの間にも浸透したが、この名称はファンの間で自然に生まれたものではなく公式が発信したものであるため、新しい作品や登場ウルトラマンがこの枠組みに含まれるかどうかは公式の発表待ちとなっており、基本的に関係者の発言やイベントでの扱いが積み重なってファンからは判断される傾向がある。
そのため、後述のように作品発表時や放送中にはファンの間であやふやな状態となっていることも多い。

ジードについては含まれるのかどうか当初不明であったが、変身システムやストーリー構成をはじめとする作風の傾向は新世代ヒーローズのそれとほぼ一致していたため、ファンの間ではジードまでを一つの区切りと捉える傾向が強かった。
また、公式も2018年春に開催されたイベント、「ウルトラマン ニュージェネレーションワールド」のポスターに、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブに加えてジードもしっかりと描きこまれており、この括りで扱われることとなった

そして、2018年の作品として発表された『ウルトラマンR/B』も「ニュージェネレーションヒーローズシリーズ6作目」と紹介され、引き続きこの枠組みに入ることが公式に認められることとなった。

この頃までは紹介などに使われる程度だったが、2019年頃から『ウルトラマン_ニュージェネレーションクロニクル』や『ウルトラギャラクシーファイト』といった映像作品のタイトルや作中でも大きく取り上げられるようになった(厳密には映像作品だけでも2018年に『ウルトラマン ヒットソングヒストリー ニュージェネレーション編』で全員共演は果たしている)。

情報解禁は平成だが令和に放送されたウルトラマンの『タイガ』は、一部の記事でしか「新世代ヒーローズシリーズ7作目」として紹介されていなかったが、『ウルトラマンタイガ&ニュージェネレーションぴあ超大全』にて正式に7作目として扱われることが判明して以降、そのまま同枠で扱われている。
しかし、作風の特徴がこれまでの新世代ヒーローズとは異なる点が多い事や、『ジェネクロ』や『ウルトラギャラクシーファイト』での扱いもあり、新世代ヒーローズの中でも『R/B』までを一つの区切りとする見方も存在する。

ただ、これは放送前の『ジェネクロ』、放送中にもニュージェネレーションヒーローズを単なるくくりではなく一つのチームとして明確に扱い始めた『ウルトラギャラクシーファイト』が並行して動いていた影響とも考えられ、タイガたちも含めた全員が共演した『ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』発表以降はそういう見方は減っている。

令和ウルトラマン2作目の『ウルトラマンZ』は、田口監督曰が、「各種設定がモロにニュージェネであった」、「僕なりのニュージェネの総括的な要素等も含んでいる」等と発言しているため、一時期はニュージェネレーションヒーローズの括りに含まれるかと思われていた時期もあったが、ニュージェネレーションぴあなど、別の公式媒体ではニュージェネレーションヒーローズにカウントされていないため、あくまで監督の個人的な所見であり(そもそも田口監督も各種設定を見る前はニュージェネに続く、令和を代表するウルトラ作品の第一弾的な面目の作品にする予定であった)、円谷プロの公式見解ではないと見た方が良いだろう。まあ、そうでなければニュージェネクライマックスがタイトル詐欺になってしまうので当然ではあるが。

作中での扱い

当初アイテム名として使われるのみだったが、『タイガ』のボイスドラマ第4話にて初めて言及されている。
また、『グリージョの30分で分かるウルトラマンタイガ』でもグリージョはチーム名として認識していた。

『ウルトラギャラクシーファイト』のギンガがタロウに対して自分たちを「ニュージェネレーション」と名乗ってみせ「ニュージェネレーションダイナマイト」を披露した際も『R/B』までのウルトラマン全員が自分たちを「ニュージェネレーション」と呼んでいる。
また、『ウルトラマンクロニクルZERO&GEED』のゼロも彼らを呼ぶときに「ニュージェネレーションの仲間」としていた。
ただ、これらの台詞は文字通りのニュージェネレーション(新世代)という捉え方もできる。

現在判明してる作品ではニュージェネレーションの呼称が作中で出たのは『ウルトラギャラクシーファイト』が時系列的には初となる。
そのため、タロウに対して名乗った「ニュージェネレーション」がそのままチーム名として定着した可能性がある。

なお、前述のボイスドラマでは新世代ヒーローズと言えばO-50らしい。

新世代ヒーローズ内での先輩後輩関係については放送順のようなメタ的な要素を抜いても、並行世界で時間の流れが異なること、年齢や種族、戦歴、ウルトラマンになるまでの経緯含めて異なるためかやや複雑な様子が見られる。
先輩後輩の扱いについて言及された例はいくつか存在する。
オーブは先輩にはさん付け、後輩は呼び捨てにしており、ウルトラマンと変身者が異なる存在の場合はそこまで含めて接し方も変えている。ジードには後輩である確認をした他、変身者の意識が強いビクトリーに対してはさん付けしつつも変身者を意識してか言葉遣いは後輩に対するものに近い。
タイタスはゼロが年下であることを知った後戦士としての経験を基準にしようとしたが、タイタスもまた長期に活動していたため、トライスクワッド以外のウルトラマンには敬意を払う方針にした。
逆に年齢も戦歴も浅いグリージョは悩んだ後トライスクワッドを後輩に決めた。
ゼットはほかのウルトラマンを先輩扱いしているがこれは本人の経験だけでなく性格的な面の影響もみられる。

時間枠移動/2クール放送の経緯とその弊害

ウルトラシリーズ平成3部作放送時の時点で既に夕方での特撮番組枠の確保が難しくなっていた。それ故、平成3部作から『コスモス』まではおよそ2年間のブランクがあり、さらにコスモスから2年のブランクがあり、制作局も変わったハイコンセプト・ウルトラマンはより特撮番組枠の確保が難しくなり、『ネクサス』『マックス』は朝の放送になったと思えば『メビウス』は再び夕方に戻り、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に至ってはBSで放送と変動が大きかった事に加え製作費用も超過気味であり、円谷プロは赤字体質見直しのため『メビウス』を最後に4クール作品を作らなくなっていた。
宣伝費の節約も踏まえ『ギンガ』~『X』までは『新ウルトラマン列伝』での番組内放送とする事で、それらの問題を回避しつつ夕方の時間帯で(しかも商戦期やイベント期に集中放送するため休止期間を入れた上で)1~2クール放送をするという苦肉の策を取っていた。また、放送時間に縛られずに楽しめるようYouTubeの円谷プロ公式チャンネルにて本編見逃し配信も行うようになった。

その後、『オーブ』から番組単体で放送する事になった為、かつての超星神シリーズのように放送可能な土曜日朝9時枠に『新列伝』の放送時間を一旦移した上で、6月の列伝終了後に『オーブ』を放送開始するという変則的かつ複雑な時間枠移動を行った(2015年以降は学校週6日制復活の影響で土曜日放送していた『デュエル・マスターズ』『プリパラ』など人気シリーズは放送時間を移動しており、事実上の左遷であるという意見もあるが、上記のYouTubeでの配信と併せて、平日夕方よりも幅広い年代が見やすくなったという意見もある)。

いずれにせよ、かつてのような4クール放送ができなくなったこともあり、必然的に1~2クール内という少ない放送話数の中に様々な展開が詰め込まれることになる。

短い話数になった事で一般ドラマや深夜アニメのようにストーリー展開がスピーディーになり、連続ドラマとしての作劇がしやすくなっている。一方で、新しい戦闘形態が出てきても初登場したエピソード以外で満足に活躍の機会が与えられなかったり(放送期間が短い故に、中間最強タイプの登場ペースも非常に速い、話の本編から少し脱線した話(ギャグ回など)が挿入しにくい、掘り下げきれない設定やエピソードが出てきてしまうといった弊害も生じていて、特に『メビウス』以前のシリーズを視聴してきた往年のファンの間では現在の2クール体制に対する不満の声も散見されている。

また、『列伝』の放送開始時期を引き継いで7月放送開始になっているが、平成2期のライダーシリーズが放送を開始する9月と重なり、食いつぶし合うことを回避する為か『鎧武』~『エグゼイド』までの各作品は10月放送開始になっている。

ただ、これまでの放漫経営からは確実に改善されており、赤字を出さないため話数こそ少ないものの毎年放送されていることを評価する声もあり、「1年も通して見るのは逆に難しい」、「2クールは気軽に見られる」、「折角この流れを作れたからこの流れを続けるべきだ」と、むしろこの体制を好むファンも少なくない。

作風の共通点

アイテム

バンダイとの提携が強化されたことで、収集要素が含まれた小物アイテムを変身・形態変化に用いるようになり、「アイテムを集めて戦闘フォームを手に入れていく」という展開が見受けられる。
それに合わせ変身アイテムも喋るようになり、変身時のみならず変身中も形態変化のためなど何らかの形で使っている(例外も存在する)。

これらの収集アイテムは総じてウルトラ戦士怪獣自身のアイテム化という共通点があり、「歴代の戦士や怪獣に変身・あるいはその力を借りる」というのが今の所シリーズに共通するスタイルとなっている。ウルトラシリーズの玩具の主力たるソフビ人形の延長線上にあるものと解釈できる。
海外展開での権利問題の複雑さもあってか昭和ウルトラマン(特にウルトラ6兄弟)の力を借りる場合が多い(これにより昭和ウルトラマンを平成作品枠で出すことができるようになった。商品展開の場合はブラザーズマント等の平成要素を追加することも多い)。

また、敵側にも変身アイテムに相当するものが設定され、平成シリーズの定番となった黒幕キャラやライバルキャラが収集アイテムを利用して怪獣に変身したり(人間が怪獣に変貌するという要素はジャミラなどこれまでも見られたが悲劇的な要素はほとんどなく、イメージとしてはこちらに近い)、怪獣を召喚する展開が見られるようになった。『ジード』以降は遂に敵味方共通の変身アイテムも登場した。
よって、収集アイテムは「使い手次第で善にも悪にもなるアイテム」である事が多い。

さらに各ウルトラマンがその場限りでない専用の手持ち武器を保有しており、作中で継続的に使用している(ちなみにギンガ以外は全員剣を持っているほか、アイスラッガーゼロスラッガーが元ネタとなっている武器が多い)。これは継続的に武器を使わせることで玩具として販売する商品の数を増やすためと思われる。
エックス以降はルーブを除き、TV本編最終形態への変身プロセスとして、収集アイテムを読み込み強化アイテムを召喚→強化アイテムの力で形態変化という二段階を踏んでいる(TV本編ではないがより正確に言えばビクトリーナイト以降)。
これらの武器には3回までのアクションで技が変化する武装が多い

他にも、『大怪獣バトル』から始まったデータカードダスとの連動も本格化しており、『X』を除く全ての作品がデータカードダスと関わっている。『オーブ』『ジード』は収集アイテムをデータカードダスでそのまま使う事ができる。

一方、ソフビ人形と並んでウルトラシリーズの玩具の定番だった防衛チームの装備については、予算の都合に加えて発売しても以前ほどの売り上げを期待できなくなった事により『X』を最後に発売されていない。これが、後述するように防衛チームの役割が薄くなる理由にもなっている。

番組、ストーリー構成の法則性

1作目の『ウルトラマンギンガ』及び半年放送が確立された『ウルトラマンX』の頃から、新世代組の作品のストーリー構成は概ね以下のような形に落ち着いている(ただし、『R/B』では概ねこれに沿った構成ではあるものの話の割り振り方等に多少の変更が出てきており、どちらかというと『X』に近い流れになっている)。

  • 7月第1週:直前スペシャル。宣伝を兼ねた尺の調整や初代の放送直前に放送された『ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生』を意識したものと思われる。『ギンガS』のみ2回に渡って直前スペシャルが展開された。また『R/B』は7月第1週から放送開始となったため、前番組の最終回が直前スペシャルに相当する回となった。
  • 第1話~10話:前半戦。基本戦闘タイプは概ね第5話あたりまでですべて出揃う(『R/B』では主役ウルトラマンが2人いる都合もあってか、基本戦闘タイプがすべて出揃ったのは第10話になってからとかなり遅かった)。なお、第1話においてはストーリーの根幹にかかわる重大事件(各作品ごとに独自の名称が付けられている)が過去に起こっていることが語られる。
  • 第11話~12話:中ボス戦。強化形態(『X』では最強タイプ、『オーブ』および『ジード』では中間タイプ)のお披露目。『R/B』では第10~12話の全3話構成で若干長めとなり、強化形態ではなく、強化武器による新必殺技が登場した。
  • 第13話:前半を振り返る総集編。ただし、新規ドラマパートもあり、さらに今後の展開に関する重要な伏線もあったりすることが多いため、何気に重要な回であることも多い。なお、脚本は必ず足木淳一郎氏が担当している。ちなみに、『X』では第7話・8話の間、第14話・15話の間および最終話の後と3回も総集編があったが話数にはカウントされておらず、新規ドラマパートもない。
  • 第14話~23話:後半戦。理由は不明だが、11月にはマイナーな怪獣が再登場するエピソードが組み込まれている(『R/B』は10月に登場)。また、『オーブ』以降10月上旬~下旬にかけて、それぞれ2週かけて最強タイプのお披露目エピソードが組み込まれた。
  • 第24話~25話:ラスボスとの最終決戦(ちなみにどんなラスボスかは11月末のソフビ先行発売で判明する。これは12月になると翌年からの新番組情報のリーク時期と衝突し関連アイテムの販売が制限されるためと思われる。これを逆手に取ったのか、『ジード』からはラスボスに関連する展開が11月の段階から組み込まれた)
  • 空白期間:『ギンガ』~『X』時の放送休止期間・終了後は『新ウルトラマン列伝』番組内での他シリーズの再放送や再編集の放送で次シーズンや次シリーズまでの間を繋いでいた。『列伝』終了以降は、放送終了後に「クロニクル」と名のついた以前のシリーズの再編集再放送の単体番組を1月~6月の半年にかけて放送している。毎回クロニクルは同年の7月から始まる最新作と何らかの形で関係しているため、擬似的な一年放送のような形となっている。また、春休み中の3月には劇場版が公開される
なお、作品ごとに世界観がほぼ独立しているのはこれまでの平成ウルトラマンシリーズと同じだが、マルチバースが導入された事で各作品間の関連が強くなっている事も特徴であり、物語が過去作の続編や後日談になる事も多い(「クロニクル」と題された再編集番組も、放送中に公開される劇場版やその後に続くTVシリーズと何かしら関わりがあるものになっている)。このような点は、ウルトラ兄弟という概念が確立された第2期昭和ウルトラシリーズに似ているとも言える。

その他

ウルトラ戦士関連


怪獣関連


等、戦闘面では過去先要素が非常に多い。そのため、「過去作頼み」と言われることも多い。



防衛チーム関連

  • 上述した理由で防衛チームの影が薄い、もしくは装備が歴代と比べて貧弱で怪獣に対して全く歯が立たず、戦いがウルトラマンの独壇場になりやすい(『X』・『Z』を除く)。よってこれまでにあった「人類が独力で怪獣を倒す」展開はほとんど見られなくなった。その代わり、等身大の相手には人類側がめっぽう強い
  • 主人公が防衛チームに所属せず、より身近な立ち位置のキャラクターとして活躍する事も多いが、その場合も怪獣・怪事件を調査する勢力に携わる事が多く、むしろ『ウルトラQ』に回帰しているような面もある。
  • 防衛チームが前面に出ない作品でも主人公たちを導く"隊長"のポジションに代わって仮面ライダーシリーズでいうところの"おやっさん"に相当する人物が登場するようになった(『ギンガ』の礼堂ホツマ、『オーブ』の渋川一徹、『ジード』の久米ハルヲ・朝倉錘、『R/B』の湊ウシオ等)。


演出面

  • ストーリーは基本的に明るい。かつてはトラウマものだった怪獣が感動エピソードの主役となった回さえある。ただ、ストーリーの根幹に関わる設定がハートフルボッコなケースはある
  • これまでのシリーズの伝統だった、最初に独立したタイトル画面が出てからOPに入る構成が廃止され、通常の番組と同じくOPに入ってからタイトルが出る構成になった。代わりに『ギンガS』以降、アバンタイトルに30秒ほど前回のあらすじ(『ギンガS』、『R/B』)、もしくはその回のキーパーソンや重要事項などを振り返るもの(『X』〜『ジード』)が流されるようになった。
  • ナレーションが存在しない、あっても出番が少ない(存在したのは『X』の松本保典、『ジード』の三森すずこのみ)。その代わりに登場人物によるモノローグが入る場合がある。次回予告のナレーションは基本的に主人公が務める(一部例外あり)。
  • 『ネクサス』以外で行われていた、サブタイトルでの「〇〇登場」という登場怪獣の紹介が廃止。その代わり、予告などでも伏せられていた怪獣がサプライズ登場を果たす事がある。
  • 『ギンガ』〜『ジード』までは『ネクサス』〜『大怪獣バトルNEO』と違い、一部の回を除いてアバンに本編は流れなかったが、『R/B』ではアバンに本編がほぼ毎回流れるようになった。
  • 『マックス』以降の定番となっている本編終了後のおまけコーナーは、『X』以降アイテムに描かれている戦士・怪獣の紹介という形が取られている。
  • 画面サイズの関係で『メビウス』までのビル破壊シーンが流用出来ない事と、ミニチュア費用の節約のため街が大々的に破壊されるシーンが少ない。CGによる合成で代用されたり、ビルが爆破されるのではなく倒れるように工夫されている事も多い。ビルの破壊シーンは、怪獣にウルトラマンがはね飛ばされるようなシーンが増えた(特に『X』以降に顕著)。
  • 変身アイテム操作などの描写にインナースペース(いわゆる謎空間)を導入。詳細はリンク先を参照。
  • 怪獣や宇宙人による被害は大きくても、人間(地球人)や味方サイドキャラの直接的な死亡・殺害シーンは極力避けられている死亡したように見えて「実は生存してました」というオチである事が多く、死して尚ウルトラマンの新たな力となって生き続けたりそもそも既に死亡している幽霊に等しい人だったりした事もある。あったとしても間接的に描かれたり、死亡したと確定できない生死不明の状態である事が多い(昭和シリーズはともかく、平成シリーズは『ティガ』の頃から人間の死亡シーンはあまり描かれておらず、そもそも子供向け番組としては刺激が強すぎるので当たり前といえば当たり前かもしれない)。もちろん例外はあるが、これも地球人ではなく人間に近いヒューマノイドである為、やはり純粋な地球人の死亡シーンは徹底的に避けられている傾向である。


令和シリーズの作風

令和一作目『タイガ』は大まかな流れこそ上記のものを踏襲しているが、「全体的にシリアス路線」「ゲストキャラが死亡する直接的な描写がある」「中間タイプが例年よりかなり早い第8話での登場」「歴代戦士や怪獣の力を借りてタイプチェンジはしない」「登場する怪獣の5割以上が新規造形」などと、いくつかの変化が起きた。
なお、『タイガ』の各インタビューで、シリアス路線については『R/B』がコメディタッチだったことによる前年との差別化であること(死亡描写が多かったのはその影響)や伏線の少ない1話完結型の方向性を強めたことも語られている。ただし、『タイガ』での新機軸(特に死が絡むシリアス路線)は賛否が大きく分かれ、1話完結型のストーリーにも「テーマが統一されていない」という批判も出ていた。

次作『Z』では「歴代戦士の力を借りるタイプチェンジ」「コメディタッチのストーリー」など、これまでのシリーズで定番だった要素が再び採用された。タイガからも「マッチョなウルトラマン」「ウルトラマンと変身者が異なりウルトラマンと会話が可能」「M78との関係」といった点が引き継がれている。一方、「戦闘部隊としての防衛チーム」が『X』から5年ぶりに復活するなど、他作品との差別化を考慮している節も伺える。

シリーズとして積み重なり、既存の作品や前作からの引継ぎ、あるいは差別化、独自の要素などがより目立つようになったといえる。

余談


「過去作頼み」と言われることの多い本シリーズだが、実はこれらの指摘は新世代ヒーローズどころか平成以前の昭和ウルトラマン達にも該当することである。

そもそも昭和ウルトラマンは、レオ兄弟ザ☆ウルトラマンの戦士達以外はM78星雲出身であり、『ザ☆』を除く作品の世界観は全て同じである。
ウルトラ兄弟は、過去作要素あってからこそできた設定である。また、バルタン星人などの再登場怪獣も昭和2期、3期は少なくない。

平成でも昭和怪獣の再登場が多かった『マックス』以前の作品では初代ウルトラマン客演したティガ』、そもそも前作の人気があったために続編となった『ダイナ』『メビウス』もこの指摘に該当する

特に『ダイナ』と『メビウス』に至っては、

等、事実として新世代ヒーローズ以上に過去作が多い作品である(「オーブ」や「R/B」などはこれら2作よりも過去作要素は薄い)。

結局のところ、過去作要素が全くなかったのはガイア』『コスモス』『ネクサス』のそれぞれTVシリーズ程度でしかなく、そしてこれらの作品の戦士たちもテレビ以外の作品や展開では過去の戦士や怪獣と絡んでおり事実として、最新ヒーローとしての展開中の時点で過去作との関係が全く存在しないウルトラマンは2021年現在、誰1人として存在しない

新世代ヒーローズの戦士たちにも先輩戦士の力を借りないパワーアップや、個人の能力はしっかり存在しており、また現在と比べてはかなり控えめな形だが昭和のウルトラ戦士も先人たちの力を借りた新たな力で状況を打破することもあったため、新世代ヒーローズの過去作要素を含む展開を頭ごなしに否定すべきではないだろう。そもそもアイテムで強化する方法はウルトラ兄弟も通った道である。

武器を使うことを批判するファンもいるが、実際には、
等、結局は昭和ウルトラマンのほとんどに該当することである。特にヌンチャクについては、むしろその作成材が怒られるのではないかと思われるくらいである。ギミックのある武器がダメという意味であっても、上記のまま言えば昭和作品すら該当するので、仮に批判した際に反論されても文句は言えないだろう。
新世代ヒーローズでもギンガスパークランスのような武器は昭和の頃のような武器もあるのでこれも頭ごなしに否定すべきではない。

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ウルトラマンオーブ/ウルトラマンジード/ウルトラマンR/B/ウルトラマンタイガ/ウルトラマンZ

ギンガ(ウルトラマン)/ウルトラマンビクトリー/ウルトラマンエックス/オーブ(ウルトラマン)/ジード(ウルトラマン)/ウルトラマンロッソ/ウルトラマンブル/タイガ(ウルトラマン)/ウルトラマンタイタス/ウルトラマンフーマ/ウルトラマンゼット

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ウルトラギャラクシーファイト(ニュージェネレーションヒーローズ/大いなる陰謀)

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