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新世代ヒーローズ

にゅーじぇねれーしょんひーろーず

新世代ヒーローズとは、特定のウルトラシリーズ作品およびウルトラヒーローの総称。一般に、『ウルトラマンギンガ』以降の作品を指すことが多い。
目次[非表示]

概要

飛び立てヒーロー



上記の作品およびそこに登場する主役級のウルトラ戦士たちを一纏めにする公式での呼称。
公式では「新世代」部分に"ニュージェネレーション"とルビが振られるか、単に「ニュージェネレーションヒーローズ」とカタカナで書かれることが多い。
略称として公式でも「ニュージェネ」、「ニュージェネレーション」が使われている(ニュージェネ戦士、ニュージェネレーション作品等の組み合わせも見られる)。
グリージョやタイタス、フーマはTV作品主人公ではないということで集合した時に除かれるケースもある。
また、作品として指す際は作品なのだが関連作を含む形でも使われることがあり、こちらとしても場合によって含む範囲が変わる側面がある(シリーズとした『TSUBURAYA CONVENTION 2021』でも前述のウルトラマンが直接登場していない『ダークネスヒールズ』なども関連作としてカウントしてる)。

後述するが、公式で明言される時期がばらつきがあるため、情報付きでの更新が望ましい。


該当しないメンバー

放送局がテレビ東京に移り、新ウルトラマン列伝』放送開始以降にTVの主役として初登場したウルトラマン達の呼称であるため、ゼロは含まれない
また合体戦士であるウルトラマンギンガビクトリー/ウルトラマンルーブ/ウルトラウーマングリージョ/ウルトラマングルーブ/ウルトラマンレイガはあくまでも強化形態扱いだからか、イベントや『ジェネクロ』のポスターには登場していない。

無題
ニュージェネ
2019年年賀状 はっぴーNEW YEAR



ただ、ゼロは、『ギンガ』〜『オーブ』に客演、『ジード』で新たな形態ビヨンドを引っ提げてレギュラー出演、『タイガ』に客演、ゼロ10周年のタイミングで公開された『ウルトラギャラクシーファイト』1作目でのギンガ〜ジードまでのゼロが支えてきた新世代ヒーローズが恩返し的な意味合いも込め贈った新たなニュージェネレーションカプセルを用いてネオフュージョンライズしたビヨンドの更に先を超えていく新形態ビヨンド(ギャラクシーグリッター)の登場、『Z』では主人公のゼットが(自称)弟子を名乗るなど新世代ヒーローズ作品と深く関わることも多い。新世代ヒーローズの面々にはゼロから修行を受けたりゼロ由来の力を得ていた深い関わりを持っているメンバーもいる。
そういう観点から見てもゼロは、「ニュージェネレーションヒーローの兄貴分」と言えるだろう。


時期が被っていても小説や漫画で登場したウルトラマンは含まれておらず、映像作品の主人公格であっても劇場オリジナル作品『シン・ウルトラマン』に登場したウルトラマンなども含まれていない。

2023年1月にはソフビシリーズの『ウルトラヒーローシリーズ EX 栄光のニュージェネレーションヒーローズセット 02』と玩具『DXウルトラディメンションカードEXニュージェネレーションヒーローズセット02』のラインナップに今では含まれていなかったリブットが両方、トリガーダークは後者に含まれている。
しかし、これまでのこういったニュージェネくくりの商品とは違い両者(ソフビの方は1弾)にゼロ(ビヨンド)も含まれている、後者はライバルキャラクターもラインナップとあるためヒーロー枠であるもののトリガーダークも該当する点など完全にニュージェネオンリーとは言い難いメンバーになっているためまだ不明か。

なお、グリージョもかつては扱いがやや不明瞭な立場であった。
それでも以前からファンには大抵新世代ヒーローズの一員として捉えられており、Pixivでもゼロやグリージョを交えた新世代ヒーローズの集合絵がちらほら見られる。
ニュージェネレーションダイナマイトやレイガの構成メンバー(公式サイトではレイガに関しては全ニュージェネレーションヒーローズと明言されている)として参加しているため、現在では公式でも一員として扱われている(2021年12月に公開された『運命の衝突』のプロローグ編でも、ゼロがニュージェネレーションヒーローズとして紹介している)。
しかし、映画が初登場の紅一点かつ貴重な女戦士ということもあってか、商品展開などにおいて彼女だけ省かれるケースも多く、紹介の際にも別枠として扱われているケースが見られるやや特殊な立ち位置である。とは言え、近年では逆にを差し置いて単独出演する事が増えて来ているため、実質優遇されていると言っても良いだろう。

逆に新世代ヒーローズのメンバーに該当しながら外されている事例としてタイタスとフーマがおり、タイガと違って主役ウルトラマンでは無い為か、公式の商品展開などでこの2名だけいない事が増えている。

枠組みの扱いについて

一般的には「新世代ヒーローズウルトラマンギンガ以降のTVシリーズ(第3期平成ウルトラシリーズ令和ウルトラシリーズ)」という扱い。サブスク『TSUBURAYAIMAGINATION』ではニュージェネレーションヒーローズは『ウルトラマンZ』までを含むことが明記され、2021年時点ではトリガーもこのカテゴリに含まれている
2022年では2023年から始まる『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』でデッカーも含まれていた。

放送体系は過去に放送していた国産TV作品が基本的に3~4クール(『ウルトラマンコスモス』の5クールなど例外あり)で通していたのに対し、新撮作品を2クール、過去作の再放送や総集編を2クールというローテーションで放送されており、この予算に気を遣った体系が功を奏したのか2022年12月現在ウルトラシリーズの中では放送期間が約9年半と最長のシリーズとなっている(2番目に放送期間の長かった『帰ってきたウルトラマン』~『ウルトラマンレオ』からなる昭和第2期の4年を倍以上上回っている)。

作品の特徴として過去作(特にM78シリーズ)の怪獣が頻繁に客演することが挙げられる。
M78シリーズ作品からの客演の場合はハイコンセプト・ウルトラマンゼロの主役作品の時期に作られた着ぐるみの流用が多いが、長年の使用によって着ぐるみの劣化が進んできた近年の作品では『ウルトラマンタイガ』のゼットンや『ウルトラマンデッカー』のエレキングのように新造の着ぐるみに置き換わってきているものもある。

反面TDG三部作や『ウルトラマンコスモス』からの客演はあまり多くなかったが、新世代TDを皮切りにキリエロイドモンスアーガーなど客演のために着ぐるみが新造される怪獣も現れ始めている。スフィアジオモスオカグビラといった、旧作品のリメイク(亜種)キャラクターも登場したこともある。

経緯

ギンガ』~『X』までは新ウルトラマン列伝内での番組内作品という共通点があったため特に呼称は無かった(「列伝組」やそれ以前の平成ウルトラマンとひっくるめた「ウルトラ10勇士」等の呼称はあった)が、列伝が終了し、それに続く形で『オーブ』が単独タイトル作品として放送されたことからか、オーブ以降この呼称が使われるようになった。

公式で本格的に使われたのは『絆の力、おかりします!』のキャッチコピー「大集結!新世代(ニュージェネレーション)ヒーローズ!」が最初で、以降商品名や宣伝などに積極的に使われるようになった。

【ウルトラ】o(%)○【まとめ】



この「新世代ヒーローズ」というくくりはファンの間にも浸透したが、この名称はファンの間で自然に生まれたものではなく公式が発信したものであるため、新しい作品や登場ウルトラマンがこの枠組みに含まれるかどうかは公式の発表待ちであり、基本的に関係者の発言やイベントでの扱いが積み重なってファンから判断される傾向がある。そのため、作品発表時や放送中はファンの間ではあやふやな状態であることも多い。

2017年放送の『ジード』の場合、変身システムやストーリー構成をはじめとする作風の傾向は以前の新世代ヒーローズのそれを踏襲。2018年春に開催されたイベント「ウルトラマン ニュージェネレーションワールド」のポスターに、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブに加えてジードもしっかりと描きこまれており、この括りで扱われることとなった。

2018年放送の『R/B』も、「ニュージェネレーションヒーローズシリーズ6作目」と公式より紹介され引き続きこの枠組みに。

この頃までは紹介などに使われる程度だったが、2019年頃から『ニュージェネクロニクル』や『UGF』といった映像作品のタイトルや作中でも大きく取り上げられるようになった(厳密には映像作品だけでも2018年に『ヒットソングヒストリー ニュージェネレーション編』で全員共演は果たしている)。

(情報解禁は平成だが)令和に放送されたウルトラマンの『タイガ』は、一部の記事でしか「新世代ヒーローズシリーズ7作目」として紹介されていなかったが、『ウルトラマンタイガ&ニュージェネレーションぴあ超大全』にて正式に7作目として扱われることが判明して以降、そのまま同枠で扱われている。

しかし、作風の特徴がこれまでの新世代ヒーローズとは異なる点が多い事や、『ニュージェネクロニクル』や『UGF』での扱いもあり、新世代ヒーローズの中でも『R/B』までを一つの区切りとする見方もあった。

ただ、これは放送前の『ニュージェネクロニクル』、放送中にもニュージェネレーションヒーローズを単なるくくりではなく一つのチームとして明確に扱い始めた『ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』が並行して動いていた影響とも考えられ、タイガたちも含めた全員が共演した『ニュージェネクライマックス』発表以降はそういう見方は減っている。

令和ウルトラマン2作目の『Z』はそこから一転、公式での扱いがしばらく不明だった作品である。

元々『タイガ』をシリーズの一区切りとした上で、こちらを令和代表の新たなウルトラマンにしようと考えられていたが、田口清隆監督曰く「各種設定がモロにニュージェネだった」、「僕なりのニュージェネの総括的な要素等も含んでいる」等と発言している(実業之日本社から出版された『ウルトラマン公式アーカイブ ゼロVSベリアル10周年記念読本』掲載の田口監督インタビューより)。が、『ニュージェネレーションぴあ』など、別の公式媒体ではニュージェネレーションヒーローズにカウントされていないため、あくまで監督の個人的な所見であり、円谷プロの公式見解ではないかもしれない。

大きく扱われたギャラクシーファイトやニュージェネクライマックスで一区切りついたとするファンも多かった(特に直前がクライマックスであったことも大きいか。ただし、混同されやすい言葉であるがクライマックスは山場等で使われることが多く最後等の意味で訳されることは少ない)。

放送終了後の2021年に入ると商品展開ではニュージェネメンバーのくくりに入れられることも増え、『DXウルトラメダルSP ニュージェネレーションヒーローズセット』ではゼットも含むと明言されていた。特にバトルスピリッツの「新世代ウルトラマン」のイラストではテキスト含めてどう見てもニュージェネクライマックスの名場面のシーンモチーフにもかかわらず、ゼットがセンターを飾っているというカオスな絵面になっているのもある。
TSUBURAYAIMAGINATION』のサービス開始などで玩具以外でもカウントされるようになり、後のトリガーとまとめられる形で完全に公式になったと言えるだろう。

トリガー』は副題に「NEW GENERATION TIGA」とつけられていることもあり、(『Z』を新世代ヒーローズとしていない人の一部にすら)ニュージェネレーションヒーローと一部から認識されることもあったが、アニバーサリーヒーローズスペシャルにてトリガーも新世代ヒーローズであるという発言がなされている。『トイザらス限定 ウルトラヒーローシリーズ EX ニュージェネレーションヒーローズセット ウルトラマンR/B~ウルトラマントリガー』のセット販売では、ゼット・トリガーも含まれている。
その後前述の『TSUBURAYAIMAGINATION』を始め『TSUBURAYA CONVENTION 2021』でも新世代ヒーローズとして紹介されるなど明確に扱われることも増えている。

デッカー』はトリガーの続編であることからファンの間でもそのまま扱われ(TDG三部作に倣い新世代TDと呼ぶファンもいた)『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』で正式にカウントされた様子。

『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』ではクロニクル系ではニュージェネクロニクル以来再度新世代ヒーローズが主軸となる宣伝が行われている。
ギンガから10周年を迎えた事もあってか、それらのウルトラマンを「新世代と呼ぶには無理があるのでは?」等、改めて区切りを求める意見がチラホラ出ている。

作中での扱い

  • 当初アイテム名として使われるのみだったが、『タイガ』のボイスドラマ第4話にて初めて言及されている。また、『グリージョの30分で分かるウルトラマンタイガ』でもグリージョはチーム名として認識していた。
  • 『ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』のギンガがタロウに対して自分たちを「ニュージェネレーション」と名乗ってみせ「ニュージェネレーションダイナマイト」を披露した際も『R/B』までのウルトラマン全員が自分たちを「ニュージェネレーション」と呼んでいる。



  • ニュージェネレーションの呼称が作中で出たのは『ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』が時系列的には初となる。そのため、タロウに対して名乗った「ニュージェネレーション」がそのままチーム名として定着した可能性がある。

  • 新世代ヒーローズ内での先輩後輩関係については放送順のようなメタ的な要素を抜いても、並行世界で時間の流れが異なること、年齢や種族、戦歴、ウルトラマンになるまでの経緯含めて異なるためかやや複雑な様子が見られる。
  • 先輩後輩の扱いについて言及された例はいくつか存在する。
    • オーブは先輩にはさん付け、後輩は呼び捨てにしており、ウルトラマンと変身者が異なる存在の場合はそこまで含めて接し方も変えている。ジードには後輩である確認をした他、変身者の意識が強いビクトリーや、普段は変身者と独立しているエックスに対してはさん付けしつつも変身者を意識してか言葉遣いは後輩に対するものに近い。
    • タイタスはゼロが年下であることを知った後戦士としての経験を基準にしようとしたが、タイタスもまた長期に活動していたため、トライスクワッド以外のウルトラマンには敬意を払う方針にしたようである。
    • 逆に年齢も戦歴も浅いグリージョは悩んだ後トライスクワッドを後輩に決めた。
    それらとはあまり関係なく『ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』以降の立ち振る舞いや、ゼロがデビルスプリンターの件について「ギンガたちに任せている」と発言している辺りからギンガが実質的なリーダーポジションを担っているようだ。

その他

ウルトラマンX以降に登場した戦士は変身音にBGMを含む、あるいは変身音に使用されるBGMがアレンジされて劇伴として扱われる事が多い。
後者はウルトラマンオーブ(元々映像作品の登場予定がなかったライトニングアタッカーエメリウムスラッガーを除く)、ウルトラマンジードウルトラマンロッソウルトラマンブルウルトラマンタイガウルトラマンタイタスウルトラマンフーマウルトラマンゼットウルトラマントリガーウルトラマンデッカーが該当する。

ウルトラマンゼロ(ウルトラマンゼロビヨンド)やウルトラマンベリアル(アトロシアス)、ウルトラマンリブットなど本シリーズ中に変身音や新形態が追加された戦士も変身音にBGMを含んでいる事がある。
またここ数年は田口清隆と言ったウルトラシリーズの監督や録音部の星さんと言ったスタッフさんたちが色んなシリーズにチョイ役で出ている。

公式サイト

円谷プロダクションが制作した公式サイト一覧。なお、新世代ヒーローズ以前の作品については、『コスモス』以外全ての作品にCBCによるサイトが存在し、平成以降のウルトラマンは現在でも『コスモス』を除く全ての作品の公式サイトが存在し、閲覧可能である。

『ウルトラマンギンガ』公式サイト
『ウルトラマンギンガS』公式サイト
『ウルトラマンX』公式サイト
『ウルトラマンオーブ』公式サイト
『ウルトラマンジード』公式サイト
『ウルトラマンR/B』公式サイト
『ウルトラマンタイガ』公式サイト
『ウルトラマンZ』公式サイト
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』公式サイト
『ウルトラマンデッカー』公式サイト

関連イラスト

光を継ぐもの
Hb ZERO



関連タグ

平成ウルトラマン 令和ウルトラマン ウルトラシリーズ

新ウルトラマン列伝/ウルトラマンギンガ/ウルトラマンギンガS/ウルトラマンX/ウルトラマンオーブ/ウルトラマンジード/ウルトラマンR/B/ウルトラマンタイガ/ウルトラマンZ/ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA/ウルトラマンデッカー

ギンガ(ウルトラマン)/ウルトラマンビクトリー/ウルトラマンエックス/オーブ(ウルトラマン)/ジード(ウルトラマン)/ウルトラマンロッソ/ウルトラマンブル/ウルトラウーマングリージョ/タイガ(ウルトラマン)/ウルトラマンタイタス/ウルトラマンフーマ/ウルトラマンゼット/トリガー(ウルトラマン)/デッカー(ウルトラマン)
ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル
ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ

ウルトラギャラクシーファイト(ニュージェネレーションヒーローズ/大いなる陰謀/運命の衝突)
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