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ウルトラウーマングリージョ

うるとらうーまんぐりーじょ

劇場版ウルトラマンR/Bに登場するウルトラウーマン。
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星まで届け、乙女のハッピー!

概要

劇場版『ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』に登場する女性ウルトラ戦士

変身者は湊アサヒ。『R/B』第24話で、美剣サキが致命傷を負った際に「私の名前はグリージョ」とアサヒに本名を明かして自分のルーブジャイロを託しているが、公式サイトによれば「ウルトラウーマングリージョ」はサキ=グリージョが自身の変身に力を貸してくれたことに感動したアサヒが、彼女にあやかって名乗っている名前とのこと。

データ

  • 身長:43メートル
  • 体重:3万トン
  • 最大飛行速度:マッハ5
  • 最大走力:マッハ1
  • 水中潜航速度:700ノット
  • 地中進行速度:マッハ1
  • 最大ジャンプ力:600メートル
  • 腕力:7万トン
  • 握力:3万5千トン


劇中の描写から、実際のアサヒとカツミ達との身長差を反映してか、ロッソよりも頭一つ分小さく、腰を落としたブルとほぼ同じ身長で、全体的にウルトラマンボーイのような子供っぽい容姿になっている。よって当然というべきか、従来のウルトラウーマンと比べて胸が控えめの体型となっている(まあ、大きくてもそれはそれで困るしね……)。

一見するとウルトラマンの中でも小さく見えるが、これでも初代セブンジャックエースよりかは身長が高い

体色はメタリックオレンジと銀色、かなり少なめの黒と従来のウルトラマンに近いカラーリングとなっているが、胸周りや肩にアーマーがあり、ギンガやビクトリー等にも見られるクリスタルがあるなど、ニュージェネレーションヒーローらしさも持ち合わせたデザインである。また、カラータイマー周りはアサヒの正体であるマコトクリスタルに似た意匠となっている。

ロッソ、ブルと異なりクリスタルチェンジをしない為か、兄達が黒である部分にメタリックオレンジが施されている。

戦闘力

戦闘はまだ非力かつ未熟な面もあるが、防御能力と味方を素早くリカバリーする特色を生かして戦いをバックアップする。
そのリカバリーする能力と戦闘時での構えはあのウルトラ戦士母親と似ているが……?

得意技

  • グリージョ・バーリア

円状の強力な光のバリアで、兄達が使うバリアの5倍の強度を誇る。
発動の際、胸や肩に付いたクリスタルが発光する。

  • グリージョチアチャージ
仲間にエネルギーをチャージする特殊光線。
活動限界が迫っていた兄達やジードに放ち、カラータイマーが青に戻るほどの効果を発揮した。
なお、光線の形状はアサヒを意識してか、飴玉状のものだった。
最後までカラータイマーが鳴る事はなかった為、従来にありがちな「自分のエネルギーを他者に分け合う」ものではなく、本当の意味での「回復技」だと思われる(飴玉1個分で全快する程なので地味に高性能である)。

  • グリージョショット
敵との戦闘を好まないグリージョが唯一持っている腕を十字に組んで放つ破壊光線
フュージョンファイトでもこの技が必殺技として採用されており、映像作品では『ウルトラギャラクシーファイト』にて初披露。劇場版以後、綾香市から離れた兄たちの代わりに平和を守るため、自主訓練の際に使用していた。
発射の際のポーズはナイトシュートのように右腕が前になる。

ウルトラヒーローズEXPO2019バトルステージ『朝日が昇る時空』

ステージ中盤、オーブダークに苦戦する兄弟を助けるために美剣のジャイロを用いて変身。
映画公式サイトなどの情報とは違い武闘派な一面を見せ、カミーラを相手にグリージョショットと思われる光線を披露し撃破している
終盤はテレビシリーズと同じくマコトクリスタルとしての力を発揮し勝利に貢献した。

なお、変身シーンにおける美剣の引用した「古き友」の言葉は円谷英二の「まず『出来る』って言う。方法はそれから!」であった。

劇場版『ウルトラマンR/Bセレクト!絆のクリスタル』

「ハッピー!! 私はウルトラウーマングリージョ!! 貴方の様な悪い人には反省してもらいます!!」

ピグモンがいる遠い惑星から帰還したカツミを迎えた直後、ルーブ、ジードと合わせてアサヒはグルジオレギーナへと変身するも、トレギアとスネークダークネスの圧倒的なパワーを前に、ルーブはロッソとブルへ分離され、ジードもロイヤルメガマスターからプリミティブに戻るほど追い詰められてしまう。
カツミとイサミはせめて「女の子だから」とアサヒだけでも逃げるよう促すも、アサヒは「女の子だなんて関係ない」と突っぱね、立ち向かう意思を見せる。
その時、ジャイロやクリスタルに残された残留思念か、それともあの世から一時的に舞い降りたのか、光となって死亡した筈の美剣サキが現れ、アサヒに力を与える。
すると、グルジオレギーナがまるでの様に割れて、羽化する様にウルトラウーマングリージョが誕生した。
突然の事態に戸惑うトレギアに、前述の台詞を名乗るが、コメディタッチの『R/B』らしく誤って反対方向にしてしまい、恰好が付かなかった。
気を取り直し、グリージョはグリージョチアチャージをロッソ、ブル、ジードに与えて回復。
善の四大ウルトラマンによる共闘が始まり、前述のグリージョ・バーリアでトレギアとスネークダークネスの光線を防いだ。
しかし戦闘能力は、女の子それも素人故に殴った効果音がショボい程低い(補足すると、カツミとイサミも変身して間もない頃は、戦闘訓練を受けていない素人だったので仕方ない所もある。それでも二人は初期の段階でそれなりに戦えていたが)。
トレギアには腕を捻られてからビンタされ、敵でありながら謝られる始末(トレギアの態度から、わざとやった可能性はあるが)。
その後、やはりトレギアとスネークダークネスの力に及ばず、ジードは変身解除されてしまい、
遂にアサヒも諦めかけてしまうが、リクの言葉に奮起し、ロッソ、ブルと融合。
グルーブとなり、ジード・ウルティメイトファイナルと共にトレギアとスネークダークネスの激闘に勝利した。


今回はぐんぐんカットを含むクリスタルによる変身過程は描かれなかったものの、グルジオレギーナから割れて出現する演出はとても印象深いものとなっている(これには、蝶がから脱皮するシーンをイメージしているとともに、夢に向かって飛び立つという意味も込められている)。

なお、前述の通り戦闘能力が低いグリージョだが、ジードが変身解除される程に追い詰められたにも関わらず、最後までカラータイマーが鳴る事はなかった(但しジードを変身解除させたスネークダークネスの火炎の直撃をグリージョは食らっていない)。

ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ

ロッソ、ブルと共に第1話から登場。
兄二人が不在となった綾香市を守るため、真昼間から山にグリージョショットを撃って自主訓練をしていたところ、ウルトラダークキラーと時空を超えた戦闘を繰り広げていたウルトラマンゼロと遭遇する。「俺と一緒に来い!」と告げるゼロに対し何を勘違いしたか「でも私達、会ったばっかりだし…」と困惑するが、ダークキラーによってゼロ共々異空間に飛ばされてしまい…

ウルトラマンタイガ』第1話の冒頭では、トレギアと戦う新世代ヒーローズの中に彼女の姿はなかった。本作がその前日譚とされているので、不在の理由が明かされるかもしれない。

仮にあの場にグリージョがいた場合、新世代ヒーローズをグリージョチアチャージで回復させたり、グリージョ・バーリアでトレギアの光線を防ぎつつ、他のウルトラマンが攻め手に入る等、サポートとしての活躍はできた。
また、爆発に巻き込まれ、戦闘不能に陥った新世代ヒーローズをチアチャージで回復させれば、そのまま戦闘を再開できた可能性もある(ただし、グリージョ自身が爆発に巻き込まれたら意味ないかもしれないが)。
何れにしても、トレギアからすればある意味一番厄介な存在になったかもしれない。

余談

グリージョはイタリア語で「灰色」を意味する。また、黄色はスペイン語で『アマリージョ』である為、元ネタの一つであると推測される。

女性ウルトラ戦士が登場するのは映像作品においてウルトラウーマンベス(悪の女性ウルトラ戦士を含めればダークファウスト)以来32年ぶりで、メインカラーが「赤」ではない女性ウルトラ戦士が登場するのは初めてであり、21世紀女性ウルトラ戦士としては初めてである。
また、カミーラは「ウルトラウーマン」の名を持っていない為、実質平成最初にして最後のウルトラウーマンであり、新世代ヒーローズ初のウルトラウーマンとも言える。
色に関してもでもでもなく、タイプチェンジで変わらない最初から黄色系(オレンジ)のウルトラ戦士は、カミーラを除けばグリージョが実質初となる
上述の通り、平成を飾る色んな意味で記念的なウルトラウーマンである。

人妻で子持ち(…だけでなく、最近になって孫がいたことまで発覚)パワフルでお転婆なお姫様グラマーな女戦士と曲者揃い(もしくは個性的)で年上の女性が多いウルトラウーマンだが、その中でグリージョはあどけなさの残る少女で個性的な部分と言えば「妹」とかなり正統派なウルトラウーマンである。
ある意味でウルトラマン妹の初実写とも言える。

基本的にヒーローが1人~2人体制のウルトラシリーズで、(劇場版とはいえ)途中から参戦するという追加戦士の要素も持ち合わせている。

イメージカラーが、カツミが赤、イサミが青、そしてアサヒが黄色と、三兄妹で三原色の構成になる事から『ウルトラマンR/B』放映当時から「アサヒも変身するのでは?」と噂されていたこともあった。

デザイン案には長い髪が連想されるようなものも存在した。また、初期案ではアサヒのイメージカラーである黄色とする案も存在した。

当初はアサヒは最終回で消滅したままという展開も考えられており、最終的な脚本では生存することになったため、「せっかくなら兄妹3人をウルトラマンに」ということでグリージョの登場が決められた。

頭部デザインはおかっぱ頭をモチーフとしており、目はややタレ目、口を小ぶりにすることで可愛らしさを狙っている。スーツは、スーツアクトレスのボディラインを出すことで女性らしさを表現するためシンプルなものとなった。ボディカラーは、可愛くかつロッソやブルと被らないものとしてオレンジが選ばれた。

グリージョは新世代ヒーローズの一員か?

新世代ヒーローズの記事でも書かれている通り、公式ではグリージョ自体は新世代ヒーローズの一員としてはカウントされていない。
理由として、『ウルトラマンタイガ&ニュージェネレーションぴあ超大全』では初登場が劇場版作品であったこととしている。
しかしグリージョは貴重なウルトラウーマンであり、尚且つ登場して以降アサヒの愛らしいキャラクターもあって人気を博している。そのためファンの中では彼女を新世代ヒーローズの一員として捉える者が多く、ファンアートでも彼女を含めた新世代ヒーローズのイラストも多い。
メンバーに入れれば紅一点にもなる為、新世代ヒーローズがより華やかな絵にはなる。
公式ではウルトラマンゼロとともに新世代ヒーローズの番外戦士といった扱いとして紹介していることが多い。

ちなみに、O-50の後輩(?)となるウルトラマンフーマからはボイスドラマにて「かわいい」と言われている。

関連タグ

セレクト!絆のクリスタル
ウルトラウーマン 湊アサヒ

ウルトラマンジャスティス……劇場版で初登場したウルトラマンで、主人公と合体して新たなウルトラマンが誕生した。演者は女性だがあくまで中性もしくは性別不明。尚、共演するジードの濱田龍臣氏の好きなウルトラマンである。
ユリアン……昭和最後の映像作品で登場したウルトラウーマン。
カミーラ……20世紀最後の映画作品で登場したウルトラウーマン。
戦神……ウルトラウーマンではないが、惑星O-50戦士と関わりがある女戦士。
アミア(ザ☆ウルトラマン)……主役ウルトラマンの妹つながり。
ジャンヌ…妹という萌え要素を題材にした『ウルトラマン妹』のウルトラ少女戦士。妹+戦闘面での未熟さはグリージョと共通しているが、彼女の場合実力不足がグリージョ以上に際立っている…
ルナモード……性質が近いコスモスのモード。ただし戦い方は握りこぶしを基本的に作らないあちらとは異なる。しかし一度だけ凶悪ではない相手でもブチギレて握りこぶしを作る描写もあった
ウルトラマンジャック:体を走るラインが二重線である点が共通。

オレンジファイター……三兄妹の末っ子長女、兄2人と合体などの共通点から元ネタとされる円谷プロダクション製作のオレンジヒロイン

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