「この星では、貴様の好きにはさせない!」
データ
融合者 |
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活動時間 | 不定 |
変身アイテム | ナイトブレス |
年齢 | 2万2000歳 |
身長 | ミクロ-50m |
体重 | 3万5000t |
飛行速度 | マッハ10 |
走行速度 | マッハ2 |
水中速度 | マッハ3 |
潜地速度 | マッハ2 |
ジャンプ力 | 800メートル |
腕力 | 5万5000t |
職業 | 元宇宙科学技術局所属→宇宙警備隊員(『メビウス』)→宇宙科学技術局に復帰し、宇宙警備隊と兼任(『大いなる陰謀』~) |
CV | 難波圭一、仁科克基(ウルトラマンプレミアステージ2、およびリュウとの一体化時)、高橋良輔(SSSS.GRIDMAN) |
スーツアクター | 岩田栄慶(本編)、大久保洸成(ジード) |
テーマ曲 | 「Radiance~ウルトラマンヒカリのテーマ~」、「誓いを君に」(『メビウス』第35話) |
概要
『ウルトラマンメビウス』にて初登場したウルトラマンの1人。Web配信された外伝「ヒカリサーガ」では主人公を務める。一人称は本編時には「オレ」だったが、『ファイトビクトリー』以降では「私」となっている。
アーブの民やウルトラマンキングにも認められる程の澄んだ心の持ち主(ナイトブレスは惑星トワールを訪れた際にキングから授けられたものである)。
しかし、それは裏を返せば悲しみや怒りの感情に囚われやすい繊細な人物という事でもあり、宇宙へ放浪の旅へ出た末に見つけた居場所である惑星アーブがボガールに襲われた際には怒りに囚われて冷静さを見失っている。とはいえ、復讐の鬼となってセリザワ・カズヤの体を乗っ取った際にも、意識を完全に塗りつぶさないなど優しさは完全に失われたわけではなかった模様。
地球人と交流するうちに地球人の持つ強さや仲間の大切さを学び、ウルトラ戦士の強さの源が「守るべきもの」にあるとザムシャーに説いて影響を与えており、ババルウ星人との戦いで加勢しようとするメビウスへの発言である「オレはもう、一人ではない!!」(アーブ民の形見であるアーブギアも戦友と認識しているのだろうか)にも彼の成長が見て取れる。
「ブルー族」と呼ばれる青い体を持つウルトラマンで、M78世界観では初となる青いウルトラマンである(一応児童誌などでは存在が示唆されていたようだが)。
M78世界観の地球人が初めて遭遇した青き巨人である為、これまでの赤と銀のウルトラ戦士のように地球人からの信頼関係が構築されておらず、ババルウ星人の企みで一度は信頼を失うが、あえて一対一で戦う事によって再び信頼を勝ち取っている。これは過ちを正そうとする生来の責任感の強さに加え、やがて地球を訪れるであろう、青き同胞達への信頼の為に戦わんとする彼の決意の表れでもある。
ここから本当の意味でヒカリは「ウルトラマン」になったと言える。
オールマイティなシルバー族、格闘向きなレッド族と種族において大体の得意分野がある中、ブルー族は研究など頭脳労働に向いているとされる。ただし種族によって職種が決められるわけではなく(例えば映画『ウルトラ銀河伝説』や『ウルトラマンジード』ではちらっとではあるがブルー族の宇宙警備隊員や隊員候補生が確認できる)、ヒカリの場合は文武両道である。
特に武装や別名の関係から、剣術がクローズアップされる傾向にあるが、『メビウス』第35話でのババルウ星人との戦いではババルウスティックをチョップ一発で破壊した事から、肉体面の強さも相当なもの。
データにもあるように、年齢は初代ウルトラマン以上ゾフィー未満と高く、実は結構な年長者である(実際、劇中でゾフィーのことは呼び捨てにしていた。一方で「出現!アークボガール戦え!ウルトラ兄弟」ではセブンに対しては呼び捨てにしつつも、敬語で接している)。
劇中で紆余曲折を経て友好関係を結んだためか、年下かつ周囲には基本的に丁寧語で対応するメビウスからはタメ口で対応されている。それだけ二人の絆は深いということの証左だろう。
なお、「ウルトラマンヒカリ」という名前は地球を訪れてから付けられた名で、これとは別に本名が存在していたと思われるが、劇中ではそのことには一切触れられておらず不明である(他のウルトラ戦士たちも「ヒカリ」としか呼称していない)。光の国での名前は地球でいうところの名前とは概念が少し違う(そもそも「ウルトラマン」という言葉自体が「最初に地球を訪れたM78星雲人が地球人につけてもらった名前」を光の国でも使うようになったという経緯がある)そうなので、それゆえに地球人から送られたこちらの名前で通しているのかもしれない。
※彼の過去も描かれている『トレギア物語/青い影』では地の文やトレギアの独白では「ウルトラマンヒカリ」という名称が使われているものの、セリフ上では使用されておらず、「長官」とだけ呼ばれていた。さすがに演出上不便なためか『大いなる陰謀』ではヒカリの名前で登場している。
容姿
右腕に装着されたナイトブレスはメビウスのメビウスブレスと同様、変身機能やヒカリの力を増幅させる能力を持ち、ヒカリの技の多くを発動させる役割を持つ。内部に収められている短剣ナイトブレードは変身前の護身用武器として使われ、これをナイトブレスに差し込むことによって変身する。
身体は濃淡の違う2色の青と銀色で彩られたトリコロール。
胸にはゾフィーと同じくスターマークが確認できる。
鋭く尖った特徴的な耳は、『ウルトラマンネクサス』にて未登場に終わったダークルシフェルの流用である。
必殺技
ハンターナイトツルギ時と共通。通常状態のメビウスの上位互換的技が多い。
ナイトシュート
右腕を突き上げて稲妻状のエネルギーを発生させてから胸の前でナイトブレスを抑えるようにしてクロス、両手を十字(スペシウム光線とは逆に、右腕が前になるように構える)に組んで放つ光線技。
光線のエフェクトは刃が集まったかのような形状で、ヒカリの状態によって光線の色が変わるのが特徴であり、通常のヒカリは明るい青色、「復讐の鎧」を纏っている状態は深い青色、「勇者の鎧」を纏っている状態は虹色の光線になっているなど、まるでヒカリの精神状態を表しているかのようである。
ちなみに、ウルトラマンビクトリーナイトも、ナイトティンバーを使用することで同じような光線技:ナイトビクトリウムシュートを使用できる。
漫画『巨大要塞を撃破せよ!!』ではウルトラ兄弟と共にスペシウム光線、M87光線、ワイドショット、メタリウム光線、ウルトラダブルスパーク、サクシウム光線、メビュームシュート、ナイトシュートを同時に放つ『超必殺技11兄弟合体光線』を使用。
ナイトビームブレード
ブレスから現れる光の剣。切れ味するどく敵を切り裂く。ナイトブレードをビームブレード状に伸ばしたものである為か、剣先にはジュエルが嵌め込まれている。
なお、刃が伸びる方向はナイトブレードの持ち手の部分からである(DX版ナイトブレスでは逆さにブレードを収納する事で再現が可能。ちなみに、ナイトブレードを収納する部分にメビウスブレス、下部にナイトブレードを収納する事でメビウスブレイブが装備するナイトメビウスブレスが再現可能な仕組みとなっていた)。
ブレードショット
ナイトビームブレードから光刃を発射し、敵にダメージを与える。
変身前も使用可能で、この際はナイトブレードから発射される。
メビウスでいう「メビュームスラッシュ」と「メビュームブレード」の合わせ技のようなもの。
内山まもる氏の漫画作品では度々使用されており、怪獣墓場で蘇ったレッドキングを一撃で倒しているなど決め技になった事もある。しかし、ビームミサイルキングには全く効いていなかった。
ホットロードシュート
『ヒカリサーガ』にて披露した両手から放つ必殺光線で、ベムスターを粉砕した。
ナイトブレスを使用せずに放った数少ない必殺技の1つである(メビウスにナイトブレスを貸し与えていた時期の為)。
『ウルトラマンメビウス外伝超銀河大戦』の序章に当たるてれびくんの付録DVDではアークボガールに対して使用したが、全く効いていなかった。
ホットロードフラッシュ
ホットロードシュートの派生技(というか、劇中で披露したのはこちらの方が先)。
ヒカリがナイトブレスを手に入れる以前に習得していた技で、ウルトラマンキングから出された惑星トワールの雨雲を晴らすと言う試練で繰り出し、見事雨雲を晴らしてみせた。
漫画『ウルトラ兄弟VS暗黒大軍団』ではメビウスを捕えているデスレムの光球を消滅させるために使用している。
ツインストリームランサー
メビウスと共に∞の字を描くように飛び回り、敵に連続攻撃を浴びせる。
ウルトラブロッカー
タロウ、エース、メビウスと合同で放つ封印光線。カラータイマーから発射し、ギガバトルナイザーの力を封印している。
星斬丸
ザムシャーの遺品である刀。
エンペラ星人に一太刀浴びせて古傷を開いた。
ステップショット戦法
漫画『戦え!ウルトラ兄弟』にてウルトラセブンが発射台になる形でミクロ化したヒカリ(ツルギ)が発射と同時に巨大化し、キングジョーブラックの装甲をぶち抜いた。
ナイトビクトリウムブレイク
ウルトラ6兄弟 THE LIVEゾフィー編で披露したナイトティンバーを2回ポンプアクションを行うことで発動できる技。本来はナイトティンバーを託したウルトラマンビクトリーナイトの必殺技だが、ナイトティンバー自体が開発したヒカリでも扱うことが難しい剣だが、普通に武器として使うだけなら可能だと思われる。
ファイナル・クロスシールド
漫画『ウルトラ兄弟VS暗黒大軍団』にてジャック、エース、タロウと合同で発動。
グローザムの動きを封じた。
過去と現在
元々は宇宙科学技術局所属の科学者で、「命の固形化に関する技術の研究」の成果により、ゾフィー同様にスターマークを授与された。
実際、この研究が元で初代ウルトラマンとハヤタは一命を取り留めており、以降のウルトラ兄弟達を始め、多くのウルトラ族もこの恩恵を受け取ったと思われる(ただし、この技術にはごく稀に一体化した人間の体にウルトラマンの因子が残るという事例が発生すること確認されている。一応、外伝作品独自の設定であり、本編でも同様のことが起こっているのかは不明)。
上記のように偉大な発明をした研究者であったが、『帰ってきたウルトラマン』最終話で触れられているように、その研究を元にバット星をはじめとする他星から戦争を仕掛けられるようになってしまい、そのことに責任を感じて、スターマーク授与に伴い決まっていた長官就任を辞して(※)宇宙へ放浪の旅に出る(ヒカリの突然の失踪により、宇宙科学技術局はパニックに陥ったという)。
※ メビウスのシリーズ構成を務めた赤星政尚氏書き下ろしのヒカリサーガ付属のイラストノベル『ザ・ウルトラマンヒカリ』にて「長官職への就任を辞退」という一文がある。一方で、『トレギア物語』では長官にはなっており、その後の戦争に際して辞職している設定になっている。『トレギア物語』以前に長官職についてた記述のある資料はない。
旅の最中、命の惑星アーブとの出会いで立ち直った彼は、ウルトラマンキングから課された試練を成し遂げたことでナイトブレスを授かり、予言された滅びの運命からアーブを守ることを誓う。
だがその決意を打ち砕くかのように襲撃してきたボガールによって、ヒカリの必死の抵抗も虚しくアーブは予言通り滅ぼされてしまった。愛したアーブの民を守ることが出来ず悲しみに暮れる中、ヒカリはアーブの民の無念の声と怨念の叫びを耳にする。ボガールへの復讐に燃えるヒカリに呼応するかのように、アーブの誇る伝説の鎧アーブギアは復讐の鎧と化す。こうして誕生したのが「ハンターナイトツルギ」である。
その後ボガールを探し続け地球にやってきた彼は、ディノゾールとの戦いで命を落としたセリザワ・カズヤを発見し、地球での活動を容易にする目的で彼と融合した。
当初はボガールの殲滅にこだわるあまり周囲の犠牲を顧みない姿勢や行動を取ることも多く、その当時地球の防衛にあたっていたメビウスからはそのことを非難され、対立することも多かったが、最終的に協力してボガールに立ち向かっていき、遂にはこれを完全に倒すことに成功する。
しかし、元々戦士ではなかったツルギは激しい戦いを通して消耗しきっており、ボガールとの戦いを終えた後力尽きて倒れてしまう。融合しているセリザワとの和解後、ウルトラの母の治療で一命を取り留める。当時の防衛組織「GUYS」の一隊員でセリザワの部下だったアイハラ・リュウから新たに「ウルトラマンヒカリ」の名をもらい、以後地球の危機に馳せ参ずるようになる。当初は対立することも多かったメビウスとも徐々に信頼関係を築いていき、最終的に相棒として背中を預けて戦うまでになっていった。
しかし戦士ではない故またしてもダメージを蓄積していき、ゾフィーから光の国への帰還を促されてしまう。最初のうちこそ光の国への帰還を躊躇していたヒカリであったが、中盤でリュウ達の成長を認め、メビウスにナイトブレスを一時的に託し地球を去ることになった。
地球を離れた直後に遭遇した宇宙大怪獣ベムスターとの戦いを通して、ゾフィーに宇宙警備隊へとスカウトされ正式な宇宙警備隊員となった後、終盤で(地球へ来る前に一悶着あった)ババルウ星人を追って再度地球に飛来。この時の滞在は一時的なもので、ババルウ星人と決着をつけた後、地球に迫りくる脅威(=エンペラ星人)の調査のために三たび宇宙へと旅立つが、終盤でエンペラ星人の攻勢に晒されていた地球を救うべく参戦。エンペラ星人と対決した後、ゾフィーやメビウスと共に光の国へと帰って行った。
エンペラ星人との戦いを終えた後も、メビウスらとともに警備隊に所属しており、宇宙平和のために日夜活動を続けているようだ。
一方で、科学者・技術者としての活動も並行してこなしているらしく、近年の作品では彼の開発した発明品(武器)を後輩ウルトラ戦士たちが使用して変身したり多くの強敵たちを撃破するなどしており、縁の下の力持ちのようなキャラクターとなっている。
『ファイトビクトリー』や『ジード』の時のように、開発したアイテムをわざわざ自分の足で直接届けに来てくれることもあった。本人は直接登場せずとも、アイテムを発明した張本人として名前が出てくることも珍しくない。
その万能さからか、近年ではメビウスよりも客演の機会、言及が多い傾向にある(メタな事情も踏まえれば、これ以外にもメビウスとは異なり声優のスケジュールの都合さえつけば容易に客演させられる等、作劇の上でも扱いやすいことも要因となっていると思われる。おまけに頭脳労働が得意なだけでなく単純な戦闘力も高く、人生経験豊富である為にどのような立ち位置で登場しても美味しいキャラクター造形をしている)。
そんなわけなので視聴者からは青い姿と相まってドラえもんみたいなウルトラマンと認識されている(奇遇にも難波氏は以前にドラえもんの友人の猫型ロボットも演じている)。一方で、後述するように発明を狙われている立場にある事もネタにされているが、アフターケアや発明の安全性はしっかりしているのでそこまで批判の対象にはなっていない。
『超銀河大戦』
前日談である「出現!アークボガール戦え!ウルトラ兄弟」にてセブンと共にキングジョー軍団を相手に戦った事が語られており、挨拶とばかりに登場したアークボガールをセブンやメビウスと共に迎え撃った。
本編ではアークボガールに呼び寄せられたボガールモンス(別個体)やディノゾールリバースをメビウスと共に撃破した。映像はTV版の流用なのでボガールモンス戦ではハンターナイトツルギの姿で登場している。漫画版でもアーブギアを再び装着しており、この時点で鎧が修復されていた可能性も考えられる。
アークボガールとの最終決戦ではセブン、ジャック、エース、メビウスと共に登場。ガンフェニックストライカーと合同で撃破に追い込み、長きに渡るボガールとの因縁に終止符を打った。
『ゴーストリバース』
「あの力はいいぞ…?」
どういうわけか怪獣墓場で蘇った暗黒四天王側に寝返り、メビウスに炎の谷までギガバトルナイザーを取ってくるよう脅迫する。
しかしこれは暗黒四天王を油断させるための演技であり、メビウスも最初は困惑したものの、彼との対話の最中にそれを悟り、命令通り炎の谷へと向かった。最終的にアーマードメフィラスを倒すが、メカザムの覚醒までは止める事ができず、ギガバトルナイザーの回収には失敗してしまう(そして、これが後述の惨劇の引き金となってしまう)。
実はウルトラ兄弟に加入したのはこの事件の後(メビウスから数千年後の設定なので、その間、ウルトラ兄弟になった戦士がいなかった事になる。というかスターマーク勲章を与えられたほど多大な功績を挙げているにもかかわらず、カウントされていなかった事の方が凄いような…)。
その後の客演
客演にはすべて本人が登場している。
『ウルトラ銀河伝説』
ウルトラマンベリアルの襲撃から光の国を守るため、グレート・パワード・USAトリオ・ネオス・セブン21・マックス・ゼノン・メビウスと言った歴代ウルトラヒーローと共に敢然と立ち向かうがギガバトルナイザーの力で蹴散らされてしまい、ウルトラの星の凍結に巻き込まれてしまうが、ゼロやメビウスたちの尽力でベリアルが倒されたことにより無事復活を遂げた。
なお、企画当初はZAPのスペースペンドラゴンを怪獣墓場まで連れて行く役回りはヒカリだったが、つるの剛士の出演が決定したため、この役割はウルトラマンダイナに変更された。そんな事情もあってか出番自体はあまりないものの、一応序盤のベリアル戦においてはメビウスと並んでそれなりに健闘できていた。
『超決戦!ベリアル銀河帝国』
襲来したダークロプス軍団を相手に他の宇宙警備隊と共に迎撃に当たっている様子が確認できる。舞台が多次元宇宙でかつ主役はゼロなので、ぶっちゃけると出番は『銀河伝説』より少ない。
『ウルトラファイトビクトリー』
『奏でろ、勝利のメロディー!』
本来は別宇宙である『ウルトラマンギンガ』世界のピンチを救うべく、ウルトラマンキングの命を受けて旅立った。あの爺さん本当に何でもできるな…。
アリブンタに苦戦するウルトラマンビクトリーの救援に駆けつけ、ナイトシュートをお見舞いしてアリブンタを牽制した後、ビクトリーにエネルギーと自らが開発した笛型の武器ナイトティンバーを与えている。
なお、地球まで飛来してきたことによる疲労や、ビクトリーにエネルギーを譲渡したこともあって使い果たしてしまったために、以降は戦闘には加わらず、地球でサクヤとレピと共にビクトリーの戦いが終わるのを待っていた。
ギンガとビクトリーが他のウルトラ戦士と共に宇宙の帝王を見事倒して地球に帰還した際にはこれを出迎え、ショウがナイトティンバーを返却しようとした際には「これは君が持っていてほしい」と申し出、ナイトティンバーをショウに託して地球を去って行った。
『ウルトラマンジード』
「ゼロ専用のパワーアップアイテムだ」
同作のキーアイテムの1つであるウルトラカプセルは、地球へと侵攻してきたウルトラマンベリアルとの戦いを終結させるべく、ウルトラマンヒカリが開発したという設定になっている。
この時シャイニングウルトラマンゼロの力を持つカプセルも作っていたのだが、残念ながら未使用に終わっている(メタ的にはキャンペーンの宣伝の意味合いが強かったのだろうが…)。
ウルトラカプセルは混乱の最中、何者かに盗まれてしまうが、その後紆余曲折を経てベリアルの息子であるジード=朝倉リクの手に渡ることとなり、彼の戦力として大いに活用されていくことになる。
なお、ジードのフュージョンライズ形態の1つにもヒカリとコスモスの力を受け継いだ、アクロスマッシャーという形態が存在する。光剣を出したり光線を撃つ構えがナイトシュートと同じだったりと各所にヒカリの面影を残している。
第8話で伏井出ケイの召喚したギャラクトロン2体との戦いに苦戦するジードとゼロの元に現れ、ゼロに新たなウルトラカプセルを託した。伊賀栗レイトのゼロとの一体化シーンを考えると『帰マン』の時のセブンのような新たな力の渡し方だったといえる。
このカプセルで変身したウルトラマンゼロビヨンドは、(あくまで設定上の話ではあるが)ウルトラマンノアから与えられた力で変身したウルティメイトゼロより強い。この人の技術力はどうなってるんだろうか(まあグルマン博士もノアと同等の次元移動能力なら複製してしまったが)。
なおこの後は特に帰った描写もなく出番が終わるため、ファンからはアイテムとメッセージだけ飛ばして直接来ていないのではないかとも言われている(一応「探したぞ」と言う台詞はあるが)。超全集での武居監督によれば彼も思念体だけ飛ばしてアイテムを転送してきたと考えているとのこと。当初のプロットでは、ヒカリの役目がウルトラマンオーブ/クレナイ・ガイだったものの、諸事情で実現しなかったが、その名残りで同話の敵がオーブの強敵であるギャラクトロンとなっている
ちなみに第8話の放送日は担当声優である難波圭一氏の誕生日かつ還暦の日だった。最終話では他のウルトラ戦士と共に光の国からジードとベリアルの最終決戦を見守っていた。
『大いなる陰謀』
基本的にはサポートをすることが多かった中、久々にメビウスと揃って登場することに。
第1章では、光の国にてマックスの状況を分析し残り時間が3日間しかないことを伝えてソラと共にゴーデス細胞の抗体作成へと尽力。その後マックスの救出に成功した後、ソラにギャラクシーレスキューフォースへと推薦する。
なお、抗体の生成に関して、リブットはこの時(急を要する事態であったこともあってか)ヒカリにきちんと礼を言えていなかったらしく、そのことで後日多方面からお叱りを受けてしまったことを後にボイスドラマで明かしている。
もっともリブットの擁護をすると、その直後にタロウからギャラクシーレスキューフォースへの出向命令を受けたために、驚きでそこらへんの礼儀が吹き飛んでしまったのかもしれない。
また「(ヒカリは)怒っているかな?」というリブットの言葉にソラが「そういうのを気にするタイプの人じゃないと思うけど」とフォロー(?)している(実際に該当シーンでヒカリは喜ぶ二人を頷きながら満足げに見つめている。その後に少し考えこむ様子を見せているが、これはソラもGRFに出向させることを考えていたのだと思われる)。
第2章では、ヒカリサーガ辺りの時間軸におけるヒカリが登場。宇宙警備隊に入れなかった事を悔やむトレギアに自分にしかできない事で宇宙平和に貢献するようにと諭していたが、その後惑星アーブの滅亡で精神的に追い詰められ、復讐心に囚われた彼は正史通りハンターナイトツルギとなる。
しかし、そこで「自身を案じて迎えに来たトレギアを傷つける」というイレギュラーな事態が発生。この出来事がこの作品におけるトレギアの「光の使者」に対する疑念をより強く深める要因となってしまった。
上述の通り、アブソリュートタルタロスの干渉による影響か、正史(ヒカリサーガ本編)やそれを基にしたトレギア物語とは異なる展開となっている(ヒカリの失踪がバット星人関連の戦争ではなく、惑星アーブの件のようになっているが、これは尺の都合で戦争の部分が省略されたためと思われる)。
さらに、彼の名前である「ヒカリ」がメビウス本編におけるアイハラ・リュウ隊員の命名ではなく、元からの本名だったように表現されている。
近年の頼れるヒカリの印象の強かった視聴者からはトレギアに刃を向けたツルギの件で驚く声も多かった。
第3章では、最終話にて登場。
惑星エビルにてユリアンをアブソリュートタルタロスに連れ去られてしまったウルトラ戦士達にゲネガーグがウルトラメダルを強奪したことをウルトラサインで伝えた。これがゼットが地球へ向かう要因となり、『ウルトラマンZ』本編へと繋がっている。
『運命の衝突』
引き続き登場。
かつての部下であるトレギアの並行同位体と直接対決となる。
出番は多い方ではあるが開発がメインであるため戦闘描写はほぼなく、最後に戦ったのはファイトビクトリーなので実に7年振りである。
技術局代表としてギャラクシーレスキューフォースが作りあげた異次元探索装置のランデブーポイントを伝えるソラとの連絡要因としてユリアン王女レスキュー隊に同行して、ザ・キングダムに到着後は、ビクトリーとタックを組みユリアンのいる部屋を探してる中、ベリアルとトレギアとの戦闘になり、トレギアの目を覚まさせるために、アーブギアを纏いトレギアと交戦を開始。
その後アストラがユリアンを見つけた連絡を受けてからは退却して他のメンバーと合流するも敵がすぐそこまで迫っており、ユリアンと一緒にいたウルトラマンも連れてザ・キングダムから脱出しランデブーポイントをソラを通じて光の国にいるメビウス達に伝えた。その後ゼロ達と合流後は、ユリアンの護衛のため光の国へと撤退した。
またビクトリーとは ウルトラファイトビクトリーの他に本編でのスーツアクターがどちらも岩田栄慶が担当しているという繋がりがある。
他媒体での登場
『フュージョンファイト』
『ウルトラフュージョンファイト』にて、本人が登場するだけでなく、オーブでは同じスターマーク持ちであるゾフィーとフュージョンアップしたブレスターナイト、科学者の青トラマン繋がりでアグルとフュージョンしたナイトリキデイターの二種が登場。素材が素材だけにどちらも細身なフォルムを生かした戦闘スタイルを取る。ジードでもガイアとフュージョンライズしたフォトンナイトが登場。こちらでは前作のナイトリキデイターでの相方であるアグルの相棒とフュージョンすることになった。
『ウルトラマンタイガ』
TV本編には登場していないが、ボイスドラマにおいてフィリスというブルー族と交流があることが語られている。
光の国にもたらされたとある騒動の解決の主体となったと思われる。
また、超全集にて、宇宙科学技術局に所属していた頃の部下の1人が闇堕ち前のウルトラマントレギアであったことが明かされた。ヒカリは彼の才能を評価しつつもその精神的な危うさを危惧していたらしい。
しかし、皮肉にもヒカリ自身がかつて、ハンターナイトツルギとして復讐鬼となったことが、トレギアが光の国に正義を見いだせなくなる要因の1つとなり、結果的にヒカリ自身がトレギアの闇堕ちの一因となってしまったことが判明した。
『ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンタイガ』
第1部では怪獣に襲撃された惑星を防衛する為、メビウスと共に出動し、怪獣達を討伐した。
訓練生であるにもかかわらず、助けを求める声を放っておけない余り、無断で出撃したタイガにかつての自分を思わせる危うさを感じたのか、「ウルトラマンだって一人でなんでもできるわけじゃない」と説いた。
『ウルトラマンZ』
ボイスドラマの第6回において、ヒカリを中心とした宇宙科学技術局のメンバーがウルトラゼットライザーを開発したことが明かされている(宇宙科学技術局は、同時にデビルスプリンターの分析も行っていたとのことなので、そちらにも関わっていた可能性が考えられる)。
これ以降も、アイテムが絡んだエピソードにおいてはゼロとゼットの会話の中でちょくちょく登場している。
第21話でのメビウスの台詞を聞く限りでは、ゼットはウルトラゼットライザーの開発を契機にヒカリの所へよく出入りしていたようで、それなりに親しい間柄になっていた様子。ゼットはヒカリに“先生”という敬称を添えて尊敬の眼差しを向けつつも、「天才すぎて何を言っているのかわからない」とも評している。一方のヒカリもゼットのことはそれなりに気に入っていたようで、戦友であるメビウスに対して「将来有望な若者」と太鼓判を押していたらしい。
本編では本人の登場はないものの、本編第6話ではペガッサ星人ペガを通じて、ギルバリスにジードライザーを破壊された朝倉リクに代替品としてウルトラゼットライザーを届けている。同時に、ジードライザーの修理もきちんと行っており、第15話では修理が完了したジードライザーを返却している(これにより、ジードは再びフュージョンライズを行うことが可能となった)。
『ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンZ』
Z6話の前日譚にあたる第1部ではゼットが警備隊に入隊してからデビルスプリンターの回収という最初の任務前にエースと共に複数の敵との対峙を想定した訓練として今までウルトラマン達が倒してきた怪獣や宇宙人のシミュレーターを訓練相手に設定した。ゼットが全部倒した後翌日任務を控えているゼットを激励した。終盤では、ベリアルに化けてジードに近づいたバット星人の策略によって生み出された闇のジードによって満身創痍になってるゼットとジード70親子ルーブ兄弟の元へエースと共に救援として参戦しゼット達に光を送り力を回復させてカイザージードダークネスと戦ってるジードの露払いとしてゼット達と共にバット星人とその仲間である宇宙人軍団を合体光線で倒した。戦いが終わった後ジードにもし何かあったら私の科学力でサポートしようと告げており、そこからZでのギャラクシーライジングに繋がる。
『ウルトラマンプレミアステージ2』
宇宙で異常の調査に向かったリュウの命を救い、一時的に一体化した。
『ウルトラ6兄弟 THE LIVE ウルトラマン編 in 博品館劇場』
現生人類が生まれる前という設定の為、ナイトブレスは装備していない。冒頭で初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ゾフィー、ウルトラマン80と共に怪獣軍団と戦った…が、この時点での彼は少なくとも宇宙科学技術局の所属であろうことが推測される為、なぜ怪獣討伐に参加したのかは不明。
『スーパーヒーロージェネレーション』
メビウスの物語を追体験するという展開上、最初はハンターナイトツルギの姿で主人公の敵として登場する…が、最初は無関係な袖付きとの戦いに乱入してくる。
その後、ディノゾールリバース戦を経て(本作ではこちらが先に起こる)、怨敵ボガールとの決戦を迎えるが、ボガールモンスに進化した挙句、アークボガールまで出現するという本編以上のハードモードを強いられるが、ウルトラの母によって本来の姿を取り戻して因縁に決着を着けた。
なお、アーマードダークネス戦での装着者も原作通り、ヒカリとなっている。
『ロストヒーローズ』
メビウス完結後の設定で登場。
「1」では飛ばされた先のビギンズ・キューブでボガールと交戦し、重傷を負った所、ヒーローに救出され、拠点でアイテム開発や作戦指揮を担当する事に。ハンターナイトツルギは登場しないが、やはりこちらの世界線でもボガールにアーブを滅ぼされた設定は残っており、「2」では悪の心に支配された事を悔やむイーヴィルティガを諭し、ガタノゾーア撃破に貢献した。
アシストキャラとしては味方単体の間接防御力を上げる効果を付与してくれる。
また、「2」限りの設定だが、ティガの活躍を知っているとの事。
こちらでも技術力の高さは健在だが、SOLUスイッチからなでしこを復活させる事は敵わないなど決して完全無欠の存在ではない事が強調されている。
ウルトラマン超闘士激伝新章
「表へ出ろ…と言ったはずだ」
クールな切れ者としての一面が色濃く描かれている。
ヒカリ本人も「科学者ゆえに現実主義者でね」と評する通り、敵には一切の容赦がない。
「紙のようなプライドだな。その程度で傷つくなら殺し屋など廃業しろ」
などのドライな言動をみせることも。
メビウスやGUYSとの絆はもちろん健在。
使用する装鉄綱(メタルブレスト)は、なんとアーブギアが転生したもの。
ハンターナイトツルギを思わせる防御形態「ツルギモード」、
超火力の必殺技「グランナイトビームブレード」が使用可能になる攻撃形態「ブレイブモード」の2つを切り替えて戦う。
ちなみに、闘士としての姿がSSSS.GRIDMANに一瞬だけ登場し話題になった。
バトルスピリッツ
コラボブースター『受け継がれる光』で参戦(CB22-035)。
青属性かと思いきや、ウルトラ兄弟が一律で白属性となっている為、ヒカリも白属性となっている。
相手の創界神ネクサスにコアシュートを行う効果を持つ。
ネタ
(^0^)/<ヒカリダヨー
円谷公式サイトの四月馬鹿では、本編で見せた気難しさはどこへやらの、ありえないほどはっちゃけたキャラクターになっている。ぶっちゃけ声優の性格に近い。
顔文字を多用して他の戦士達を困惑させたり、「ヒカリの速さで1get」などやってらっしゃる。できないとヘコむ。また時たまツルギの時に戻ったりと何かと忙しげな印象を受ける。
またそれらとは別に、研究職という職業柄だったり、2度のアイテム盗難も相まってか、二次創作漫画では、
「仕事が忙しく、それに伴う寝不足が原因でうっかりミスによりラボが爆発してしまう」だったり「アイテムを開発したら盗難被害に遭い、それを指摘される」だとか「過労が疲弊して訳の分からない発明品を作る」
等、何かと過労が心配されるキャラクターとして描かれる事も多い・・・
とりあえず休んで
実際、『ギャラクシーレスキューフォースボイスドラマ』では、ソラから「(科学技術局の仕事は)ヒカリ先輩がほとんど一人でやっているようなもの」と言われており、リブットからも「過労で倒れたりしないといいが…」と多忙な様を心配されていた。
その他本編や映画を見ると単独行動が鬼門らしく、幾度か敵に捕まり助けを待つことが多い。そもそも守りたかった星がこりん星(中の人的な意味で)という時点である意味ネタキャラだったのかもしれない……。
キャラクター造形
平成ウルトラマンでは、『ティガ』以降の作品で寒色系の色が採用されており、そのティガの『スカイタイプ』を始まりに、『ダイナ』ミラクルタイプ、『ネクサス』ジュネッスブルーなどでは赤と銀+αのカラーリングの基本形態からチェンジした完全な青の派生タイプが登場しており、さらに、アグルやコスモスといった基本色がメインの戦士も活躍しており、アグル、コスモスに続く3人目の青トラマン。また、セブンは初期では青いカラーリングが検討されていた(現在の赤になったのは当時の撮影技術の都合)ので、シリーズ誕生40周年にしてようやく光の国シリーズでの青トラマンの登場が実現した。
そういう意味では、昭和要素の多い『メビウス』という作品もヒカリの存在もあってまぎれもなく平成ウルトラマンであるといえる。
丸山浩氏のデザイン画集では、当初はハンターナイトの姿からそのまま『ウルトラマンツルギ』の名前になる予定だったことを思わせる箇所があった。そのままの名前でも十分通じそうなのだが、なぜヒカリに改名されたのか不明。一部では、『メビウス』放送当時に外伝作品である『ヒカリサーガ』を限定配信していたフレッツ光とのタイアップだったのではないかという見方があるとか。
ウルトラマンアグルとの関係
史上初の青トラマンとなるアグルとは「剣術を得意とする」、「学者肌のウルトラマン」、「赤いウルトラマンが相棒」「右腕のアイテムで変身」という共通点があり、ウルトラマンオーブのゲーム版のみではあるがフュージョンアップ形態であるナイトリキデイターの組み合わせにも選ばれている。
なお、ヒカリが登場する以前の『新世紀ウルトラマン伝説2003』ではヒカリに縁深いゾフィーの相方ポジションはアグルとなっており、ヒカリはある意味でその後釜に収まったといえよう。
今の所は公式映像での絡みがなく、今後の掛け合いが待たれる所。
ウルトラマンコスモスとの関係
もう1人の青トラマンの先輩であるコスモスとも、「守ろうとした星を滅ぼされ、その対象を追って復讐のために地球に訪れる」「人間とのかかわりで心境に変化が生まれる」「ゼロに新たな力を授けた」といった共通点がある。直接の共演こそないものの、ヒカリ側が、ウルトラマンジードフュージョンライズ形態のアクロスマッシャーの組み合わせとなっているほか、コスモスがアブソリューティアンの襲撃を受けたと知らされた際には他の戦士と共に驚いていたりと、認知している可能性が高い。
総じて
当時はそもそも先輩が2人だけではあり、なおかつ制作陣が意識したのか定かではないが、ヒカリは当時としてはアグルとコスモスの両方の要素を持ち、足して2で割ったような「青トラマンの集大成」と言える存在であった。
また、ヒカリはアグルの相方で同じく科学者のガイアともゲーム限定のフュージョンライズ形態「フォトンナイト」があり、コスモスの相方であるジャスティスとも『運命の衝突』で共演しているなど、先輩青トラマンの相方ともぞれぞれ関わり、共通点があったりする。ついでに言うと、『ガイア』には石川真氏がチームファルコンの塚守亨を演じている。というより、それ以外にも『ガイア』と『メビウス』は共通点が多いので気になった人はぜひ調べてみてほしい。
なお、ヒカリの次の青トラマンは『ウルトラマンR/B』のウルトラマンブルまで12年も待たれることとなるが、ブルも実体化した手持ちのものとはいえ剣を使い、変身者もメカの開発を行ったことがあり、翌年に登場した『ウルトラマンタイガ』のウルトラマンフーマも、右腕の変身アイテム、そこから出る光の剣の使用者という共通点が存在している。
速い話が、先輩後輩問わず青トラマン全員と共通点を持っているのである。
余談
人間態を演じた石川真氏はかつて仮面ライダーシンを、声を演じる難波圭一氏はアニメ仮面ライダーSDにて仮面ライダーZXを演じている。
難波氏はヒカリを「これまでにないウルトラマン」と評し、演じる上で武士道精神を強く意識したと語っている。また、同氏は「ウルトラマンの街」として知られる祖師ヶ谷に居住していた時期があり、起用された事に縁を感じたという。