概説
ウルトラの星ウルトラ族の一種族。ウルトラセブンを始めとしたその名の通り赤い体色のウルトラマン。
近年では戦いの得意な赤いウルトラマンとしてシルバー族とまとめられて紹介されることもあるがレッド族の設定自体は消えていない。
以下は雑誌設定や推測も含む。
主な特徴として以下の3点が挙げられる。
- 顔以外の全身を塗り潰し尽くすような赤い体
- 金色に光る横長の六角形の目
- 胸や肩を伝うプロテクター
特に六角形の目は映像作品ではシルバー族にもブルー族にも見られないレッド族のみの個性となっている。
端的に言えばレッド族の外見的な特徴はセブンとタロウに共通する特徴である。
ただし例えばモブトラマンや漫画作品のレッド族(と思われるキャラクター)にはプロテクターを持たなかったり六角形の目ではないものもいる。
例えば漫画作品『ウルトラマンSTORY0』に登場するレッド族的な見た目のドリューはプロテクターがなく、ザージはシルバー族と同じ丸い目である。
特に血の濃い血統をレッドマン(間違ってもどこぞの赤い通り魔のことではない。しかし、漫画版のULTRAMANではこの設定を拡張させた設定が使われている)と呼び、セブンはこのレッドマンの系統である。またウルトラマンはレッドマン系とホワイト系の二人種に分けられるとするものもある。
セブン当時の雑誌ではレッド族は勇士階級。
レッド族のウルトラ戦士の一部は、セブンのアイスラッガーのように、頭の突起物を投擲・短剣型の武器とするものが多い。ただし、タロウのように必ずしも武器にしているというわけではない。
また、『ウルトラマン妹』に出てくるジャンヌのように、レッド族以外のウルトラ戦士が持つ場合もあるらしい(というか彼女はレッド族なのかシルバー族なのか不明である。体がピンク色なので…)。
ウルトラマンゼノンは赤の比率が高いが、その容姿からシルバー族と考えるファンも多くレッド族に属するか不明。
レッド族であるウルトラマンの子供は映像作品で現在2人確認されている。
ウルトラマンゼロは父セブンと似た容姿だが体の上半身が青いので、ハーフに該当すると思われる。
同様に、ウルトラマンタイガも父タロウと似た容姿だが、体色はシルバー族寄りである。
これらに関しては、ゼロは母親がブルー族、タイガは祖父と祖母がシルバー族であったためにその形質が隔世遺伝した、若しくはタロウの妻がシルバー族であったと考えるのが妥当であろうか。
ただし、体色の遺伝については2人の母親含めて現在明確な公式設定がないため不明である。
光の国と関連があるとされる獅子座L77番星のレオやアストラもレッド族の特徴を持つ他、U40に住むウルトラマンやウルトラマンゼアスのように光の国以外でも身体が赤いウルトラマンもいる。
ウルトラマンジャスティスもレッド族的な見た目をしている(というよりセブン的な見た目をしているという方が正しいか)。
該当するキャラクター
- ウルトラセブン
- セブン上司
- ウルトラマンタロウ
- ウルトラセブン21
- ウルトラマンマックス
- ウルトラマンスコット
- ウルトラマンゼロ…レッド族とブルー族の特徴を持つ
- ウルトラマンタイガ…レッド族とシルバー族の特徴をもつ
光の国の者ではないがレッド族っぽいと言われるウルトラマン
不明な情報
原初に現れた伝説の巨人プロメテウスと、その息子トランもこの一族に該当する(トランの場合はコスモテクターを終始装備している為に不明瞭だが)。