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タグとしては、略称兼愛称の「円谷プロ」がよく使用される。

概要

特撮の神様と呼ばれた円谷英二が1963年に創設した。優れた特撮技術を駆使したテレビ作品や映画作品を数多く制作しており、過去には映画会社・東宝とも結びつきも強かった。
かつては同族経営が続いていたが、諸事情(後述)で経営不振に陥り、現在では別の企業の傘下に入り、創業者一族は追放され親会社から経営者が入っている。
設立当初の名称は「円谷特技研究所」という個人的な組織名だったが、1963年に法人化し「円谷プロダクション」へと改名した。

マイティジャック 【ニコニコ動画用イラスト】
円谷ロゴ


ロゴはマイティジャック隊のマークを使用しているが、これは元より円谷の社章としてデザインされており(『マイティジャック』の方が流用先)、円谷(ツブラヤ)の頭文字である「ツ」を意匠化したものである。(丸山浩)。同時に円谷英二の好きだった紙飛行機もイメージされている。

代表作は言わずと知れたウルトラシリーズ。他にも、ドラマや時代劇、さらにポケモンビーストウォーズかみちゅ!D.C.S.S.ネギま!などのアニメにも制作協力している(『仮面ライダーTHENEXT』などライバル企業の作品の制作協力を担う事もある)。
ちなみにゴジラは東宝制作なので円谷とはあんまり関係ない(※例外的に、ゴジラがジラースとなってウルトラマンとの友情出演に出張したことがある)。
会社敷地内の「怪獣倉庫」と呼ばれる施設には、歴代の怪獣達の着ぐるみ等のプロップが今も眠っており、リアル怪獣墓場として伝説になっている。

現在は鳴りを潜めているが、毎年4月1日ネット上で手の込んだネタを大々的に発表していたことでも知られている。twitterでは「円谷ッター」を、ニコニコ動画では「シュワシュワ動画」の生放送が実施されている。
しかし、エイプリルフールに限らず、たまに公式が盛大にやらかすことでも有名で、戦闘シーンだけ流すプロレス風番組『ウルトラファイト』や、戦国鍋TVのスタッフと組んでカルトネタ満載のコメディ『ウルトラゾーン』と言ったイロモノを作ったり、あのスキャットマン・ジョンコラボレーション楽曲を出したりもしている。
最近では、女子中学生がウルトラ戦士に変身するライトノベルを刊行したり某ブラウザゲームに触発されたのかウルトラシリーズに登場した怪獣たちを美少女化するといった、誰もが予想だにしなかった珍企画まで展開している。
円谷の迷走っぷりは(もちろん良い意味で)これからも続きそうだ。 いいぞもっとやれ

また、近年の作品に特撮業界外で活躍した知る人ぞ知るライターをシリーズ構成に任命するようになった。
ウルトラマンジード』では切なさとグロテスクさに定評のある小説家の乙一氏、『ウルトラマントリガー』ではかつて泣きゲーライターとして名を馳せたハヤシナオキが起用されている。

経営難

円谷英二はもともと経営者ではなく、特撮技術を開発して世に広めた技術者だったということもあって、設立当初から予算や経営の先行きを考えず、採算を無視した制作費で完成度の高い作品を作ろうとする傾向があった(結果的に『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』は今尚高い評価を得るほどの傑作となったが、後半以降は時間と予算の制約が露呈している回もある。特にセブンに顕著)。

こういった「採算を度外視してでも高品質の作品を作る」という伝統は英二氏死去後も受け継がれ、結果として超赤字体質ということでも有名となった。経営陣も円谷家の人間が世襲していったことも関係している。これは経営に長けた人間、収支を管理する人間やそれに耳を傾ける経営者がいなかった見事なまでの家族経営、同族経営の悪しき典型に陥った。
加えて初期は著作権管理すらしっかりしていなかった(そのため、ウルトラマンをあからさまにネタにした漫画が勝手に作られたり、後にタイチャイヨー・プロダクションとの訴訟沙汰に繋がったりした)が、キャラクタービジネスの重要性を理解した70年代に入ってからは、採算を度外視した制作費で高いクオリティの特撮映像を作り、玩具売り上げやソフト売り上げでその元を取るという強引すぎるパワープレイで乗り切ってきた。なお御大は1970年に死去、長男の円谷一が二代目社長に就任するが、73年に急死している。

また、前述のように「ウルトラマンならしょうがない」という暗黙の了解の下、昭和・平成問わず予算オーバーが慣例化しており、例えば平成3部作の平均制作予算は1回約4000万円以上であった。
特に『ガイア』の第1話などは、一説では1億円を超える制作費がかけられたとさえ言われていた。
(2018年のイベントにて、単純な予算は『ダイナ』の方が多く使ったと当時のスタッフがコメントしているが、いずれにせよかなりの製作費がかけられたことに違いはない。)
参考までに、2010年代のゴールデンタイムの番組制作費の相場は1回60分で3000万円程度が天井。アニメは1話30分1000万円程度。最も制作費が高いといわれるNHK大河ドラマで1話45分6000万〜8000万かかっていると言われている。時代の違いや番組の性質の違いもあり単純な比較は難しいが、いち制作プロの30分の番組で、制作費を受信料で賄っていたり、あるいは60分だったり、より広告出稿料の高い時間帯に放送されたりする番組並の額を投じていること、アニメはこの制作費でソフトを販売することにより何とか回収可能と考えると経済的に危ういことが理解できるだろう。

そのため何度も経営危機に陥っているが、その度に苦し紛れの再放送や低予算の再編集番組が好成績を上げて、結果として何とか復活する、というチキンレースを繰り広げていた。
特に3代目社長で、20年以上経営トップの座にあった円谷皐(英二氏の次男)の時代は、キャラクタービジネスの成功による経営状態の改善の一方で、

  • 作品至上主義と独立志向の暴走から、有力なサポーターであった東宝やTBSに無礼の限りを尽くした末のケンカ別れ
  • パワード』の予想以上の臨時収入が、幹部のラスベガスやハワイでの遊興費に費やされるなどの放漫経営(平成シリーズの正確な収益すら把握できない有様だった)
  • 円谷エンタープライズ名義によるさらなる借金。その金は藤沢市にプール付きの豪邸を購入する他、愛人を侍らせ、豪華マンションやゴルフ場の会員権を買い込むために使われた。最もこれは会社の資産確保の面もあったと言われており、第二次怪獣ブーム終焉とともに資金繰りとして豪邸は買値の倍以上で売れたという
  • チャイヨー・プロダクションとの海外版権問題(後述)
など、後々まで深い爪痕を残す様々な問題が生じていた(この辺りの事情と経緯は、ノンフィクションライターの安藤健二氏や、英二の孫で6代目社長の円谷英明氏の著書に詳しい)。

皐の死後は長男の円谷一夫が後を継ぐが、その一方でテレビシリーズの再開に伴い制作費が増加した上に大ヒットに恵まれなかったことと、東宝からの離反に伴い、かつての後ろ盾であった三和銀行が抜けたため、経営基盤が弱体化してTBSとの関係が悪化し、中部日本放送へのローカル落ちと資金繰りの悪化が発生。そこでウルトラシリーズの玩具を販売するバンダイから融資を受けることとなったのだが、この時バンダイは融資の条件として経営改善を突きつけた。その一環で、社長が円谷一夫から従兄にあたる昌弘に交代。その時にお家騒動に見られるとまずいと判断した当時の専務取締役・高野宏一を中心とした役員たちの提案で、一夫は会長へと退き、昌弘が社長へと就任するとした。
ところが2003年、円谷一族は高野氏をはじめとした社長交代を提案した役員全員に辞表を出すよう迫った。円谷一族からはバンダイの要求を呑んで社長を交代させ、そこからバンダイの役員を出向させてバンダイに会社を明け渡す、つまりクーデターを画策したと受け取られてしまった。経営改善を要求されていたにもかかわらずである。
これに関しては双方で主張が食い違っている。

  • 円谷一族側:円谷プロの議事録にバンダイに売り渡す株式の価格は5億円と具体的な数値が記録されており、また辞表は社長交代の責任の所在をはっきりさせるために出させたもので、外部に頼らず自分たちで立て直す旨を伝えたが、賛同してもらえず、やむなく受領した。
  • 高野側:社長交代に関しては、一夫・昌弘双方の了承を受けており、にもかかわらず年明けの臨時取締役会で辞表提出を要求した。バンダイには円谷プロを乗っ取る理由が無いし、自分が協力しているというのは事実無根。敵を作らなければ会社をまとめられないだけ

高野氏らを追放同然に解任したことや、さらには昌弘の女性社員に対するセクハラ問題でも訴訟を起こされ、連日連夜押し寄せるマスコミや世間からの批判を食い止めるためにも昌弘は社長を辞任し、英明が後任の社長に就くなど、混迷を極めていく。
また、2003年には財産管理をエクセルも使わずに手書き集計をしており、銀行に融資を依頼する際に提出する経営計画書まで、手書きで行っていた事も発覚した。
そして、2004年の『ウルトラマンネクサス』をはじめとする一大企画「ULTRA N PROJECT」の大コケにより未曾有の大ダメージを被ったことで、事態は急展開を迎える。

お家騒動と倒産の危機

視聴率の伸び悩んでいた『ネクサス』は、1クール分の放送短縮(事実上の打ち切り)と劇場版製作中止が決定する。しかし、この一件が引き金となり、かねてから様々な火種を抱えていた会長の一夫と社長である英明との関係が悪化。
元々父の皐から遺言として英明を経営から追放するように言われていた事や、大株主だったが、決算書が自分の下に回ってこないことに不満をもっていた一夫は、番組制作の責任者として打ち切りを主導していた英明に対し表向きは同意しつつも、本心ではそれを望んでいなかったことから全ての作業が終わってから態度を変え、周辺人物に打ち切りは不本意だったと洩らす等不服を訴えていた。さらに当時の円谷プロは重要な役員が円谷一族で固められていたことに不満を抱く役員が数多くおり、社長への「もっとウルトラマンを上手く使え」「自分の方が上手くやれる」といった誹謗中傷や陰口が横行していた。また、『ネクサス』の打ち切りを主導した英明の決定を批判して社長の座から引きずり下ろし自分の出世に結び付けようと目論む役員も多く、そういった役員たちを味方につけた一夫はついにクーデターを決行。『ネクサス』放送中の2005年4月(29話から名前が消えているため、おそらく4月23日から30日までの間)、突如英明に対し「役員会を軽視し、権力を自分に集中させようとしている」として緊急解任動議を出し、過半数の株を持つ会長の一夫が動議に同意したことで社長職から追放した。
さらには後任で、取締役会で大幅なリストラを主張していた大山茂樹(経営立て直しのため、東宝不動産から招致されていた)すら解任し、2年後の2007年に社長に戻り、わずか数年で経営者が次々と変わるなど経営上の混乱を見せることとなった。

この時には倒産を危惧した役員達によって昌弘を社長に返り咲かせる形で一夫を社長職から下ろそうとする動きもあったが、結局実現しなかった。なお、英明はその後に日中合作の特撮ドラマ『五龍奇剣士メタルカイザー』の製作を始めるが、諸事情により頓挫してしまっている。

その後、『マックス』『メビウス』で従来路線に戻したものの時すでに遅し。少子化やローカル落ちなどによって高い作品評価とは反対にヒットに恵まれることはなく、2007年2月の期決算では約56億円もの売上に対し純利益は4400万円と制作費を回収することもできず、積もり積もった30億円もの累積赤字と、ただでさえ赤字体質なのに周囲から見ればどう見てもお家騒動にしか見えない一連の社長交代劇によって統率力すらない円谷プロへの不信感は高まり、とうとう銀行からも融資を打ち切られた。というか社長交代の時点で「円谷はまたお家騒動か」と呆れられたらしい。

そもそも『ネクサス』では各種経費削減によって経理改善を図ることも可能な制作コンセプトを目指したのに、結局スペースビーストのスーツ作成に従来のシリーズの倍以上の費用をかけるなど、相変わらず経理面を考慮しきれていない杜撰な姿勢が目立っていた。この結果もたらされた『ネクサス』の打ち切りに伴い、40周年記念作品『メビウス』までの事実上の繋ぎとして『マックス』が製作される形となったものの、同作は『メビウス』の分も含めた2作分の制作予算をこれ一作で使い切ってしまった。『メビウス』制作のために新たな借金が必要となったことで、『メビウス』ともども経営状況の更なる悪化を招いた。

円谷プロ買収と円谷一族追放


そんな中、円谷プロに救いの手を差し伸べる企業があった。それが非常勤取締役である森島恒行に紹介された広告制作会社TYOである。
無論、こんな潰れかけのオンボロ会社にタダで融資する会社などあるはずもなく、円谷プロはTYOからの融資を得るために関連企業円谷エンタープライズの株式の過半数を担保として融資を得た。当然期限まで返しきることはできず、TYOは担保となった円谷エンタープライズの株を取得し、子会社となった。
だが、すべてはTYOが円谷プロを手に入れるための布石に過ぎなかった。

当時円谷エンタープライズは円谷プロの株の40%を取得しており、そのうえでTYO側は円谷一夫が持っていた円谷プロの株式約20%を円谷エンタープライズに譲渡し、株保有率を45.5%から68%に引き上げた。そのため円谷エンタープライズが円谷プロの株の過半数を取得したこととなる。
かくしてTYOは子会社にした円谷エンタープライズの更なる子会社とする形で、円谷プロを手中に収めた。そのうえで円谷プロ、円谷エンタープライズ、TYO傘下の映像会社ビルドアップを吸収合併し円谷プロ一つにまとめた。
こうして円谷プロは完全にTYOの子会社となったのである。

買収に当たってTYOが最初に行ったことは、円谷一家をはじめとした現取締役全員の解任と意識改革であった。80人以上いた社員を約半分にまで削減し、分散していたスタジオや倉庫、オフィスなどを一つに集約して年間4000万円超のコスト削減に成功。わずか1年で黒字転換を果たした。TYOが買収に際して投じた金額はわずか8000万円であったという。
買収直後、当時のTYOの吉田会長は「円谷一夫氏の判断で会社は救われました」と便宜を図ったものの、一夫は取締役会長から経営権がない名誉会長という名前だけの地位に退き、それも2009年に退任。これで円谷家は円谷プロの経営から一切排除され、買収前の円谷プロを知る人間は生え抜きという形で10代目社長となった大岡新一のみとなった。
※厳密にいえば円谷一の孫(昌弘か英明の子)である円谷洋平がサイバーエデン社(円谷プロダクションの公式サイト「円谷ステーション」を運営している会社)に2012年まで所属していたが自己都合で退職している。

その後はTYOの組織改革と並行し、古くから縁のあったバンダイナムコグループが資本参加。発行株式の49%を保有している為、バンダイナムコグループの関連会社でもある。

2010年4月、円谷プロ株式はTYOからパチンコ会社フィールズに売却。わずか2年足らずで経営母体を変更することになった。これはTYOの業績悪化が原因であり、メインである広告制作に力を入れるためである。TYO倒産の危機を救ったのもフィールズである。

クオリティで勝ててもビジネスで負け、ファンが会社を甘やかしすぎた結果

職人」として作品に取り組む、監督達のマーケティングを考えない内容へのこだわり、あるいは昭和のテレビ屋の気質を時代が変わっても変えなかった事が商業的失敗につながり、結果的に皐・一夫社長時代から続いてきた放漫経営が、商業的失敗をきっかけに噴出してしまった。
また、そもそもの問題として当時の円谷プロが創業者一族である円谷一族と、その取り巻きであるイエスマン達によるワンマン経営状態で誰も異を唱えられず、誰もその状況を疑問に思わなかったという、会社そのものの腐敗とも言うべき深刻な組織事情があった。
「国民的ヒーローの為なら予算オーバーも仕方ない」「ヒーローの金字塔なんだからピンチでも何とかなる」といった見通しの甘さが一族とイエスマン達に浸透しすぎて、採算度外視に疑いを持たなかった結果、制作費を回収するために不可欠な商業的側面を軽視しすぎたこと、失敗した後を充分に考えなかったため本当の失敗時に対処できず、それまでのツケをまとめて払わねばならなくなった。
それでも東宝やバンダイも円谷プロに何度も助け船を出し続けてきたが、それを無視してきたための当然の結果でもある。

さらにファンとしては、このような事態をファン自身の姿勢が助長した可能性も考えなくてはならない。
実際、後述の買収騒動の際、買収先企業が「予算を守った作品作りをする」など健全経営に切り替えようとしたときにファンから「採算度外視のミニチュア特撮がウルトラの美点だ!」と反発の声が上がり、企業として至極真っ当なことを言っているはずの関係者のSNSを炎上させるという忌々しき事態に発展している。
ファンの一部も、思考停止による採算度外視の姿勢への無批判に陥っていた可能性がある。ファンもスタッフも作品を愛するが故に、趣味の延長のような製作姿勢や時代錯誤な職人気質をありがたがる空気を生み出し、それこそが愛するウルトラシリーズそのものを歴史の闇に葬りかねない事態を招いたと言える。何とも皮肉な話ではあるが。
というかそもそも、Nプロジェクトの成功の是非を問わず、遅かれ早かれ経営破綻は到来したのではないかという意見もある。
TYOの吉田会長も「一つ作るごとに会社の首を絞めるような経営は間違っている」「新しいものを取り入れるためには古いものを捨てないといけない。その覚悟はついていますか?」と語っている。(上述の動画も参照)

そんなこんなで、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』以降は、長らく新作TVシリーズが作れないままでいた。

復活の兆し

2011年7月6日に『ウルトラマン列伝』を放送開始。同作で過去作への注目・再評価が高まったこと、経営陣の入れ替えによって商業戦略が変わり、バンダイとの連携を強化したこと、ウルフェスをはじめとする各種イベントを積極的に開催したことなどによって、赤字体質は一応解消された(ここ数年は黒字経営が続いており、新しい経営方針が完全に軌道に乗ったものと思われる)。
特撮面でも使える予算が徐々に増え、その甲斐あって番組内番組『ウルトラゼロファイト』が放映され、ついには新作『ウルトラマンギンガ』が(不定期とはいえ)放送されるなど、復活の兆しを見せ始めた。そして続編『ギンガS』の放送年である2014年には債務超過が終了した旨が発表された。

そうした努力の甲斐あって、2015年7月14日からは『新ウルトラマン列伝』内でおよそ十年ぶりにクール分割無しの新シリーズ『ウルトラマンX』が放送された。国内での評価は上々で、海外のサイマル配信も約4億視聴を突破する等、作品評価・商業実績ともに大成功を収めることとなった。

そして、2016年7月からは『新ウルトラマン列伝』から完全に独立した番組として、『ウルトラマン』放送50周年記念作でもある『ウルトラマンオーブ』が放送された。2017年以降も、完全独立番組として『ジード』『R/B』『タイガ』『Z』『トリガー』が放送され続けており、初めて5年以上連続でTVシリーズが放送される快挙を成し遂げている
2018年、10代目社長の大岡新一氏が退任。これによって買収前の円谷プロを知る人間は製作の中から一人もいなくなり、新元号を前に完全新生が果たされることとなった(ちなみに次に社長となった塚越隆行氏は、某夢の国の日本支社の前社長である)。

海外版権問題

赤字問題やお家騒動と同時に、円谷プロはタイチャイヨー・プロダクションとの版権問題という呪いに苦しめられた。

チャイヨーとは、かつて『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』を共同製作するなど良好な関係にあったが、1996年に円谷皐と1976年にタイ人実業家のサンゲンチャイ・ソンポテ氏との間に「『ウルトラQ』~『ウルトラマンタロウ』までのシリーズを日本を除く全ての国において期限の定めなく独占的に利用許諾する」という1976年に結んだという契約書の存在を明かし、関係が悪化。
問題の契約書はわずか1ページで社名や作品名、サイン、作品本数が間違って記載されたことや写しのみで原本が無いことから大きな波紋を呼んでいた。

タイでの裁判では2008年にチャイヨーが、日本での裁判では2004年に円谷がそれぞれ敗訴し、これによって海外におけるウルトラマンの権利は極めて複雑なものになってしまい、これが足枷となって、円谷プロは長い間海外展開を果たせないままでいた。
しかし2018年4月、アメリカ・カリフォルニア州中央地方裁判所における裁判で、疑惑の契約書が完全に偽造されたものであるという判決が下されたと発表。「ディスカバリー」と呼ばれる強力な証拠開示制度を用いたことで、新たな事実や証拠、チャイヨー側のボロが次々と暴き出されたことで円谷側の全面勝訴へと漕ぎつけ、悲願であった海外展開に大きく弾みをつけることとなった。
前述の通り、件の契約書はチャイヨーに「日本を除く全ての国における独占利用」を許諾しているため、極論を言えば、円谷プロは今後、進出しようとする全ての国で(2008年末にチャイヨーから権利を譲渡されているユーエム社から)訴訟を起こされるリスクはあるのだが、実際のところは以下の理由からその可能性は皆無となっている。

  • 2011年の日本における損害賠償請求で、チャイヨーが1998年にタイ以外の独占利用権をバンダイに1億円で売却した事実が発覚している。そのため、ユーエム社がタイ以外の海外各国で事業を行おうとすると、円谷だけでなくバンダイからも訴訟を起こされるリスクがある。実際、ユーエム社は2011年に香港および韓国台湾フィリピンでの事業を開始したが、前述の事実発覚で頓挫している。

  • 中国では2013年に円谷側が敗訴しているため、ユーエム社が現地代理店TIGAを通じて事業を行っていたが、2020年の裁判では「件の契約書が本物であったとしても新作を作る権利はない」という判決が出ており、現地の制作会社ブルーアークらが敗訴している。そもそもユーエム社は2019年に自身が起こしていた裁判を突如取り下げ、中国からは事実上撤退している。(前述の裁判にも直接は関わっていない)

  • アメリカにおいてユーエム社は2019年の控訴審でも敗訴し、2020年の期限までに連邦最高裁へ上告しなかった。そのためアメリカにおいては、ユーエム社は自分たちに権利がないことを実質的に認めてしまっており、円谷プロに対し400万ドル(約4億円)の弁済をしなければならないことが確定している。

  • 最後に残ったタイ王国では2020年に98年から2008年までチャイヨーが得てきたライセンス料に関する損害賠償請求裁判でチャイヨー側の上告を棄却しウルトラシリーズおよびジャンボーグAの著作権は全て円谷プロが持つという判決がを追認。賠償請求判決が下された。これによりソンポテ・旧チャイヨーと円谷プロとの裁判は完全に終了した。

このように、先のタイ、アメリカでの判例が大いに力を持つのは確かであり、チャイヨーの権利を認めていた日本もその権利は既に消失している。というかそもそも、日本国外における権利に関する争いであるため、日本国内における判決は実質的な効力が無い。
以上をもって円谷プロの完全勝利となり、「もはや海外進出を妨げるものは何一つなくなった」として、2018年より海外展開を積極的に推し進めている。

現在の円谷プロ

かくして、現在ではお茶の間のヒーローとしての栄光と威厳を取り戻すことに成功したウルトラシリーズだが、中断せずに4クールでの放送が未だに行えない登場する怪獣は過去作品のものが大半で着ぐるみもほとんど既存の改造や使い回し過去作の戦士の力をよく使う等々、未だ制約は多い。

  • 過去作要素について
既存の着ぐるみの使い回しや改造は今に始まったことではない上、ライバルである東映特撮等でも予算を節約するために普通に行われていることではあるのだが、製作に携わっている田口清隆氏でさえ『“使える怪獣リスト”を見たときに、「またこの怪獣かよ!」ってなる(笑)』とぶっちゃけており、ゼットンについては『オーブ』であまりにも派生怪獣の登場が多かったことから、ファンから「使いすぎ」と苦情が寄せられたことを語っている。一方で「そもそも商品化もなしにホイホイ新キャラを出せた昔の方が異常だった」「新キャラを出しまくったところでネクサスの二の舞」という意見もある。

とはいえ、改造などで新規の怪獣にもできない場合はレッドキングなどを仕方なく選んだりするほか、ゼットンやゴモラといった人気怪獣のスーツは、イベントなどで使う機会も多いため普段からメンテナンスされており、スーツもしっかりしているため番組でよく登場するという。なお、2021年現在、シリーズを通して再登場する確率が高いのはM78スペースシリーズウルトラマンゼロシリーズ新世代ヒーローズ登場怪獣に偏っており、TDG三部作などの怪獣はあまり再登場しない傾向にある。特にTDG三部作やハイコンセプト・ウルトラマンの怪獣の中で一時期は結構登場していたゴルザスペースビーストすらも全く登場しなくなった。

こうした背景にはいざ使おうと思ったら、スーツが劣化して使い物にならなくなっていたというパターンや、ウルトラマンをあまり知らない層には昭和怪獣の方が敷居が低いという事情も関係しているようだ(ちなみに、チョイ役が多い等身大キャラやミニチュアで登場できるキャラに関してはその限りではなく、深夜番組を含めたマイナーな作品からも拾ってきたりする)。
現在は各監督の証言で「使える怪獣リスト」の中からスーツが現存していて撮影に使えるかどうかという点が予算面で一番重要視されているのが明白となっている。

ただし、最近ではやや事情が変わってきており、(製作側もさすがにマンネリ化してきたと考えたのか、はたまたある程度予算にも余裕が出てきたのかは定かではないが)『タイガ』以降は新怪獣の登場する機会が以前と比べて増えつつある。また、再登場怪獣に関しても、人気怪獣だけでなくこれまであまり登場の機会に恵まれてこなかったレアな怪獣をあえてチョイスすることで、視聴者を飽きさせないよう工夫を凝らしている。

タイガ以降導入されるようになったボイスドラマでは、スーツの制約がほとんどないためマイナー怪獣と出身地や勢力を同じくする新規怪獣が登場したりと、何かとファンを湧かせており、特に2020年にウルトラマンZが放送開始されて以降、週に数回は「村」(ファンのコミュニティ)が燃えていると評されるほどに話題になっている。そして、『大いなる陰謀』では版権問題で登場できなかった海外ウルトラマンの参戦などにより、勢いはより加速傾向にある。
さらに『トリガー』では登場したキャラクターがその日のうちに買えるように、積極的にソフビの新規・再販が行われている。

  • 放送期間について
現在のウルトラシリーズは、上半期に『〇〇クロニクル』と題した総集編を放送し、下半期からそれと連動した新シリーズ作品を放送するというスタイルを取っており、今のところ3クール以上の作品は製作されていない。
これに関して、往年のファンからは「物足りない」という意見もある。

ただ、等身大ヒーローものより遥かに予算のかかる巨大ヒーローでは、経営や採算等を考えると2クール放送が限界で、かつてのような4クール放送を行うのは難しいのではないかと考えられる。加えてインターネット配信もあるとはいえ現在放送を行っているテレビ東京が、かつての放送局であるTBSよりも小規模な企業であり、これに伴い得られるスポンサーの数も限られていることも理由になっていると考えられる。

更に付け加えると、現在では1年を通して放送しているドラマはスーパー戦隊シリーズ仮面ライダーシリーズNHK大河ドラマごく少数であり、大半のドラマやアニメは1~2クールの間で放送されているものが殆どであり、中には10話いかないものもある。放送期間を長くするとそれだけ骨太な作品が作れる一方、別になくても問題の無い回(所謂“捨て回”)が横行したり、途中で視聴者が見飽きて視聴率の低下を招いたり、逆に途中から改めて視聴しようとする動きを妨げたりと言った弊害も生じてくると言われており、それを踏まえると半年再放送からの新作2クール放送というのは、採算の面でも視聴率維持の面でも妥当な路線と言える。
また各監督の証言によると、現在のクオリティを維持するには人手不足の関係で2クールが限界なのだという。

残酷な事だが、全50話の集団幻覚はおろか2クール以上の実現はどうあがいても不可能というのが現実なのは受け入れなければならない

また、現在は少子化や娯楽の多様化などにより、メイン視聴者の激減と視聴率や玩具の売り上げをかつてほど伸ばすことはできないということも留意すべきだろう。4クール放送が無理にでも維持できたのは、視聴率やスポンサーからの融資からだけでなく、玩具等の関連商品の売り上げによるところも大きかったのである。というより、「当時から採算を意識してればそもそも4クールも作れなかった」という意見もある。
当時の無理がたたって長くても4年でシリーズが途絶えたり、無理して4クール放送を行った上での赤字体質が結果的に会社の身売りへとつながったのは疑いようもない事実である。

実際、ファンの中にはこの2クール放送を評価する声もあり、「気軽に見られる」「むしろ1年も追いかけるのは大変」と言った意見も少なくないので、2クール放送が必ずしもマイナスであるとは限らないだろう(そもそもウルトラシリーズ最初の作品も(長期化の構想もあったとはいえ)2クール番組である)。上記の集団幻覚(笑)も、「むしろ2クールだから大作ができた」「幻覚だから面白い」という声もある。

  • サブカルへの注力
近年では、特撮作品と並行してアニメ作品をはじめとするサブコンテンツの拡充にも再び力を入れるようになっており、平成時代の終了と前後する形で、多くのアニメ作品を世に送り出している

現在のサブカルチャー界隈は、特撮よりもアニメの方が主要なコンテンツと化していることを踏まえると、特撮にとどまらず、様々なメディア展開を駆使してシリーズやファンの裾野を広げようという円谷プロの試みは、時代の流れに沿った妥当な選択であると言える。
こうした傾向は、円谷プロ作品の海外進出を標榜する塚越氏が2018年に社長に就任してからより一層強くなっており、2019年にはアニメ作品だけではなく、初の舞台化作品(所謂2.5次元ミュージカル)である『DARKNESSHEELS_THE_LIVE』が製作・上演され、大成功を収めた。また、同年年末には、ウルトラシリーズのみならず円谷プロ作品全般を対象とした大規模イベント『TSUBURAYA CONVENTION』を開催する等、年々そのスケールも大きくなってきている。

  • 現在の在り方
過去作は採算度外視、赤字体質で作られているのに対し、現在では採算を重視しているために、会社の利益自体はむしろ当時よりも大きいのではないか、という声もある。

本来、同族経営時代のあり方は会社としてあってはならないもの。現在の円谷家は経営権を剥奪されて会社からも追い出され、かつては親族揃って行っていた御大や一の墓参りですら相次ぐお家騒動による確執のせいで個別に参拝しているという有り様になってしまったが、上記の通り追放後わずか1年で黒字転換を果たしたり、対応に追われたその後のスタッフの努力を評価する声も大きいため、あくまで結果論ではあるが、現在では「円谷一族は追放されて当然の無能だった」「昔の体制は明らかに異常。一族の追放によって会社として正しい在り方へと戻ることができた」「会社として絶対にやるべきことができていないし、やろうとする意志すら無かった」「乗っ取られて本当によかった」という見方が主流となっている。
円谷御大の志は、その後の結果を見れば決して間違っていたとは言えない。もしも彼の強いプロ意識がなかったら、あるいは彼が妥協してばかりのいい加減な人間だったら、ウルトラシリーズは現在まで長く愛されるシリーズにはならなかっただろう。
しかし、一方でその高すぎる志が呪いとなって後の時代に会社やシリーズを苦しめてしまったのもまた事実。一族時代の「利益に拘らず、とにかくいいものを作れ」ではなく「クオリティは維持しつつも無駄は省け」と、当初から多少変わりつつもその軸は今なお受け継ぎ、予算を絶対遵守しながらも当時にも劣らないほどの迫力ある映像を制作し、技術面はかつてよりも上昇している。
2020年代になってからはウルトラマンの海外権利問題もクリアし、自社コンテンツを積極的に世界へ配信している。自前の動画配信サイトであるTSUBURAYA IMAGINATIONも設立し、その知名度は日々拡大しつつある。放映期間は短いながらも、クオリティと採算を両立し、商業的側面もしっかり重視、展開しているのが現在の円谷プロなのだ。

ここまで現在の企業体制に関して長く記述したが、最後にシリーズでも何かと縁のある樋口真嗣監督の雑誌「ウルトラマンWalker」(2013)でのインタビュー回答で締めくくろう。

わかったような口をきいて批評めいたことを言って満足している暇があったら財布の中にある金を使って円谷プロを儲けさせてください

何にでも言えることだが、今の企業体制に口を出していいのはツイッターブログ文句や愚痴を垂れてる人間や、個人的願望を述べてる人間ではなく商品を購入した人間、円谷プロに投資した人間だけである。それを忘れないようにしよう。

歴代社長

  1. 円谷英二(1963年~1970年)…円谷プロ創業者。
  2. 円谷一(1970年~1973年)…英二の長男。
  3. 円谷皐(1973年~1995年)…英二の次男
  4. 円谷一夫(1995年~2003年)…皐の長男。バンダイからの経営改善要求により会長となる。
  5. 円谷昌弘(2003年~2004年)…一の長男。一夫から社長職を引き継ぐも、女性社員へのセクハラ問題で退任。
  6. 円谷英明(2004年~2005年)…一の次男。経営改善を目論むも『ネクサス』の打ち切りを不服とした一夫やスタッフ、役員らの社内クーデターにより解任。
  7. 大山茂樹(2005年~2007年)…英明が東宝不動産取締役から招致。初の円谷家以外の社長。大規模なリストラを主張するも一夫により解任。
  8. 円谷一夫(2007年)…大山氏を解任して会長職と兼任という形で復職。しかしこのころは円谷プロは限界を迎え、子会社化と共に名誉会長へと退き、それも後に退任。最期の円谷一族からの社長となる。
  9. 森島恒行(2007年~2008年)…非常勤取締役。円谷エンタープライズの設立に参加。TYOを紹介した。
  10. 大岡新一(2008年~2017年)…元カメラマン。生え抜きという形で10代目となる。現在は顧問を務める。
  11. 塚越隆行(2017年~2019年)…ウォルト・ディズニー・ジャパンでMovieNEXの仕掛け人。現在は会長を務める。
  12. 永竹正幸(2019年~)…タカラトミーの海外部門「トミーインターナショナル」で海外事業を経験


制作作品一覧



企業CM


今でこそ全く見られなくなったが、円谷プロは1990年代中期には怪獣やヒーローが一堂に介し、日常を繰り広げる企業CMを放映していた事があった。その中には、当時は客演の機会に恵まれなかった怪獣がしれっと混じっていたこともある。
なお、このCMシリーズではどういうわけかダダがヒロイン的な役回りになっている事が多い。当時はダダを推さなきゃいけないノルマでもあったんだろうか。

作品リスト(タイトルは便宜上のもの)

  • ウルトラマンレーシング編

ウルトラマン達がピットクルーとして当時結成されたレーシングチームをサポートするという内容。
ダダは何故かレースクイーン役である。
使用された楽曲はウルトラマンパワードでもEDを務めた須藤ひとみの「ブラザーズ・ヒーロー」

  • 恋ってなんだろう?編
焚き火を囲むナディア・ギフォードと円谷皐社長が「恋ってなんだろう?」を歌い、ウルトラヒーローと怪獣たちが仲良く踊るという内容。ウルトラマンのダンスパートナーはダダとなっている。よく見るとパワードバルタン星人も踊っており、結構目立つ。

  • ナディアのクリスマス編
ナディア・ギフォードが天使に扮し、「ラスト・クリスマス」を歌う。
怪獣やウルトラヒーローが仲間や恋人達と共にクリスマスを過ごすという内容。ダダはある人物をクリスマスツリーの近くで待っている様子。そこに現れたのは…
尚、クリスマスを共に過ごすパートナーの組み合わせはウルトラの父ウルトラの母などの公式カップリングの他、ゴモラエレキングパンドンジャミラレッドキングカネゴンメトロン星人ペガッサ星人など何をどうやったらそんな人選になるんだというカオスな組み合わせも散見される。と言っても一番カオスなのは、これまで無機質なキャラクターで通っていたキングジョーのテンションが異常に高く生き生きしている事なのだが。


  • サッカー編
初代ウルトラマン〜ダイナまでの名だたるヒーローにブースカを加えたイレブンとメフィラス星人らを始めとするイレブンの対決を描く。宇宙人側のラフプレーに怒ったヒーローチームと乱闘になり、ケムール人の審判がイエローカードを下し、宇宙人側が嘲笑するが、ヒーロー達の思いを繋いだブースカのオーバーヘッドキックで逆転勝利。ヒーローチームはブースカに勝利のハグをするのであった。
ちなみにベンチをよく見るとチャメゴンがいる。

  • スノーボード編
ブースカとピグモンのコンビはある時、TVで見かけたスノーボードに興味を示すが、とても高くて手が出せず、購入を目指して各地でバイトを始めた。ようやく軍資金が溜まったという所でカネゴンがお金を全部食べてしまい、努力が水の泡と化すが、廃棄場にまだ使えるダダ柄のボードを発見。二人はついにスキー場へのツアーバスに乗り込むのだった。
使用楽曲はV6の「always」。

  • ブースカのクリスマス編
山田まりや(ミドリカワ・マイ隊員)推しのドルヲタであるブースカ(ブースカ!ブースカ!!版)はある夜、彼女のクリスマスコンサートに参加し、彼女へプレゼントを渡そうとするが、つまづいた拍子にプレゼントを破損してしまい、悲嘆に暮れる。彼を哀れに思ったダダが手を差し伸べようとするが、サンタウルトラマンは彼女を引き止める。そこにはガールフレンドのブースコがブースカにプレゼントを渡す姿があった。
使用楽曲はV6の「MIRACLE STARTER〜未来でスノウ・フレークス〜」。

サウンドロゴ

円谷プロの許諾を得て販売されている映像ソフトには東映同様にサウンドロゴが挿入されるが、時代によって演出が異なるため、これでファンの世代を判別できてしまったりする。

  • オレンジ色のオーロラで構成されたマイティジャックのマークが画面奥へと消えて行き、TSUBURAYAという青い字を引き連れて画面中央に戻ってくる演出(90年代初期)
  • コミカルなBGMをバックに地球がグルグルと回る演出(2000年代初期)
  • 流星が集まって円谷プロのロゴを形成する演出(新世紀ウルトラマン伝説2003などで確認)
  • 竹林の中で次々と竹が伸びて行き、美しい月光をバックに銀色の円谷プロのロゴが現れる演出(2006年頃)
    • 2006年はウルトラマンシリーズ40周年だったのでシュワッチ!!という音声と共に記念ロゴが現れる。
    幾重ものマイティジャックのマークが重なって円谷プロのロゴが現れる演出(2010年代頃)
  • 画面中央で光の粒がぶわりと弾け、再び集まって円谷プロのロゴになる演出(2016年以降)
    • ウルトラシリーズのYoutube配信では、これに続いてウルトラマンの口元からカラータイマーまでを写し、フェードアウトすると共に「ULTRAMAN」のロゴが現れる演出が入る。

マスコットキャラクター

店長怪獣デパゴン

店長怪獣 デパゴン


円谷公式オンラインショップ「怪獣デパート」のマスコット。
身長50cm、体重は380g。
オレンジ色のパペットタイプの怪獣であり、デパートに引っ掛けたのか齧歯類のような出っ歯が特徴。
首からはガマ口を提げており、カタツムリのような顔からカネゴンの系譜にあたる怪獣である事が窺える。
頭に被ったプロペラは時々回転するらしく、店長という役職故か働きすぎでぶっ倒れたエピソードがある。
ライバルは同じく円谷プロのマスコットともいうべきブースカらしい(本人談)。

関連動画



関連タグ

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円谷英二 成田亨 金城哲夫 実相寺昭雄 日本現代企画
祖師ヶ谷大蔵駅:かつての本拠地最寄り駅。現在は渋谷区にある神泉駅が最寄りになる。

ガイナックスウルトラマンをリスペクトした大ヒットアニメの製作会社だが、「作品至上主義をお題目に掲げた放漫経営」「重要な知的財産権の勝手な売却」など社風が悪い意味で共通してしまっており、2019年の庵野秀明の取材を見たファンの間でも「かつての円谷プロを連想させる腐敗ぶりだ」という意見が出た。

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