一般概要
大体のものが、壊れたら機能に何らかの問題を生じるので、「壊れる」こと全般を指すことも多い。
(見かけの上では壊れていても機能不全を起こさない場合もあるので、本来はイコールではない。)
『メタルマックス』
本シリーズでは戦闘の要に「戦車」がある。これに乗り込めば生身とは比べ物にならない戦闘能力を獲得できる。しかも耐久システムが一般的なHPとは違っており、HPに相当する「SP」がなくなってもそれだけで即座に戦車が使えなくなることはない。
しかし、残りSPをオーバーするダメージを受けた場合、戦車の各パーツに一定確率でダメージが入る事がある。特にパーツの守備力が低いとその確率も高くなる。
パーツに直接ダメージが入った状態が「破損」であり、それ自体も本家シリーズでは『メタルマックス3』以降パーツの性能が落ちてしまうペナルティを受けるが、シリーズ共通項として本当に怖いのは、同じパーツにもう一度ダメージが入った場合に「大破」となり、そのパーツが使用不能になるというリスクを抱える点にある。
大砲や機銃などの武器であれば攻撃を失敗する可能性があったり、Cユニットならば与ダメージが減ったり被ダメージが増えてしまう。エンジンも破損すると被ダメージが増えてしまう。ただし性能が落ちた状態のまま使用することは可能。
町の施設の1つ「修理屋」で修理できるほか、メカニックならば修理キットなどのアイテムや特技で元に戻すことができる。これが大破になるとパーツ使用不能によりリスクが跳ね上がるだけでなく、修理代が高くなったり、場合によってはメカニックといえど修理ができないこともあるので、破損を確認したら素早く修理するのが無難。
中には、SPが十分残っていても関係なくパーツへダメージを与えられる砲弾や武器も存在する。敵もこうした攻撃をしてくる厄介者がいるので、痛い目に遭わされたら徹底マークして対処したい。