社内ニート

しゃないにーと

会社で仕事を課せられない者。

概要

従業員（概ね正社員）として出社するも、仕事を課せられず、社内でニート同然の状態となる者。窓際族は定年間際の中高年層だが、社内ニートは新入社員を含む若手中堅の会社員を指す。

立場上は従業員として扱われているものの仕事は与えられない、もしくは手伝いレベルの簡単なものしか課せられず、ぶっちゃけ居眠りか他所事で時間を潰すぐらいしかやることがない。やる気や野心のある人間からすれば大変苦痛を伴う立場である。それでも、自身のスキルアップ等に時間を使えればマシだが、それすら禁止していることもあり、いうなれば飼い殺しである。

社内ニートにされやすいのは、コネで採用したため無能でも受け入れざるを得ない困ったちゃんや、逆に有能だが上司との折り合いが悪い問題児、「部署に仕事を教えられる人がいない」という理不尽な理由で放置される新人など。

失敗したプロジェクトのチームが仕事を失い、そのまま社内ニートとなってしまうこともある。なぜすぐに解雇・配転をしないのかというと、新たなプロジェクトの立ち上げまでの間、人材を散逸させないため事業部内に囲い込もうという判断によるものである。かのVHSは、業務用VTR事業の失敗で仕事を失った日本ビクターの社内ニートたち（当時の言葉では「窓際族」）が再起を期して立ち上げたプロジェクトであった。

関連タグ

社員　社畜　ニート　窓際族

働かないおじさん：中高年男性限定