キラ「ゥアスラァァァァァンッ!!」
アスラン「キラァァァァァァッ!!」
次回予告
爆炎に消えた優しい笑顔、彼の夢、未来。
どれほど悔やんでも取り戻せない。
それは認めがたい想いと共にアスランの心を苛む。
これが定めか。
戦場で会えば敵、再び相見えるキラとアスランの戦いの行方は?
次回、機動戦士ガンダムSEED「閃光の刻」
業火の中、駆け抜けろ!ガンダム!
概要
キラ・ヤマトのソードストライクガンダムによってブリッツガンダムを撃破され戦死したパイロットのニコル・アマルフィの復讐に燃えるザフトのアスラン・ザラ隊とアラスカ基地に逃げ延びようとする地球連合のアークエンジェル勢の死闘を描いた回。
キラの目の前でアスランの手によってトール・ケーニヒが殺されたことで、とうとうそれまで何度も交戦しつつもお互いを殺せずにいた幼馴染のキラとアスランの本気の、それも初のSEED発現者同士の殺し合いに発展してしまう。
備考
戦闘シーンについて、HDリマスター版でのキラとアスランの死闘はSEEDの名シーンの一つとして取り上げられるが、本放送版では主要な戦闘シーンは大半が静止画だった。
ただし、これは手抜きという訳では無く一枚絵の静止画にすることによってより迫力のある描写にしたかったという意図もあったと思われる。
HDリマスターでは相当するシーンは全面的に描き直されダイナミックな動きで戦闘シーンが描かれていた。
ついでに「そこは別にしなくてもいい」というところまで新規作画で描き起こされてしまった……。
ただし、この描写変更により後々と一部矛盾が発生してしまっており、本放送版ではストライクのビームサーベルでイージスの頭部(右目辺り)を貫いていたがHDリマスターでは頭部を貫かず首元から切断する描写に変更されているのだがその後の海岸に散らばるイージスの部品の場面での頭部は本放送版と同じく右目が貫かれた状態になっており、時系列では後になる劇場版でも同様だった。
ディアッカ・エルスマンは当エピソードでバスターガンダムが戦闘不能状態に陥った事にことよりアークエンジェルの捕虜になり(ザフトでの扱いはMIA)、アスランも同様にイージス自爆後はオーブに発見されるまでMIAとなったので当エピソード終了時点でザラ隊のメンバーで無事が確認出来ていたのはイザーク・ジュールのみだった。
その後、アスランはザフトに復帰するも特務隊への異動ならびに直後の脱走もありザラ隊は事実上の消滅、残ったイザークも再編されたクルーゼ隊へ戻った後にプロヴィデンスガンダム受領に伴い単独行動となったクルーゼの後釜としてジュール隊隊長になり独立していった。
関連イラスト
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蒼の舞/想い、散るとき:サンライズ系アニメ作品「舞-乙HiME」のエピソードの一つ。「友人の死によって、主要人物の二人が怒りと憎しみに駆られて殺し合う事態になってしまった」共通点を持つ。