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決意の砲火

けついのほうか

決意の砲火とは、「機動戦士ガンダムSEED」PHASE-38(オリジナル版第38話/HDリマスター版第36話)のタイトルである。
目次 [非表示]

突き付けられた理不尽な要求。戦火に飲み込まれようとするオーブ。

強大な力に抗えぬ時、弱者はただ従うしかないのか。

望む世界はどこに。苦渋の選択を迫られる時、その心が叫ぶ言葉は。

次回、機動戦士ガンダムSEED 「決意の砲火」

新たな空へ、飛べ!ガンダム!


概要編集

脱走艦となったアークエンジェルオーブ連合首長国に匿われたものの、そう長く安らぎは続かなかった。


パナマ基地を落とされマスドライバーを失った地球連合軍(大西洋連邦)は、ブルーコスモス盟主ムルタ・アズラエルの提案でオーブに対し政権退陣と武装解除を48時間以内に命令、さもなくばオーブをザフトの味方と見なし武力で制圧する(要するに『オーブの全部を地球連合に寄越せ』という脅し)という無茶苦茶な要求を突きつけられる。


ウズミ・ナラ・アスハは当然この要求を拒否し、地球連合との徹底抗戦を宣言する。

アークエンジェル隊も共闘するため、艦長のマリュー・ラミアスはここで艦を降りる者はいないかと呼びかけたが、11名に留まった。


オーブとアークエンジェル隊は協力して有りっ丈のモビルスーツ群を出撃させる。

地球連合側もまた新型量産機ストライクダガーに加え、第2期GAT-Xシリーズであるカラミティレイダーフォビドゥンを投入する。

悪の三兵器ジャスティス

ニュートロンジャマーキャンセラー搭載型核エンジンの性能をもってしても第2期GAT-Xシリーズの連携攻撃には苦戦を強いられるキラ・ヤマトフリーダムだったが、それを助けたのはアスラン・ザラの乗る同じくNJC搭載型MS・ジャスティスだった…。


情報量が多過ぎる回編集

この回、とにかく二十数分の映像の中だけでとんでもなく情報量が多く、


…と、SEEDシリーズにおいて重要なイベントが大多数同時発生している

細かい所では、

  • アスランがマルキオ導師と初対面。
  • フリーダムが初めてアークエンジェルから発進。
    • キラ・ヤマト、フリーダム、行きます!」もこの回が初。
  • キラが初めてビームサーベルの二刀流を披露。
  • フリーダムの初被弾(実弾故にダメージは無し)。

といったイベントもある。

そのためPHASE-35「舞い降りる剣」のような地続きの名シーンこそないが、断片的には敵味方問わず名シーンだらけという胸焼けするレベルで豪華な回である。


余談編集

シンのザフト入隊編集

アスカ一家がオーブからの避難に遅れ戦死したのはオーブ解放作戦初日の6月15日だが、PHASE-41ではシン・アスカレイ・ザ・バレルホーク姉妹と共にザフト士官学校の制服を着ている描写がある。このエピソードは新生クライン派によるエターナル強奪事件(7月1日)が発生する直前の時期だったため、シンがトダカに保護されてザフトに入隊するまでの流れはわずか半月の出来事だったと分かる。


S.Takeda編集

マルキオ導師の伝道所のテレビで、オーブ解放作戦の様子を中継していたリポーターのS.Takedaとは、当時のMBSのプロデューサーだった竹田靑滋の事である。続編の「DESTINY」ではさらに自重しなかった。


関連タグ編集

機動戦士ガンダムSEED 神回

オーブ連合首長国 オーブ国防軍 アークエンジェル(ガンダムSEED)

パーフェクトストライク M1アストレイ ジャスティス バスター 第2期GAT-Xシリーズ

カズイ・バスカーク ムウマリュ M1アストレイ隊 ムルタ・アズラエル ブーステッドマン シン・アスカ

6月15日:開戦日


ロンド・ギナ・サハクロンド・ミナ・サハク:(本編には出ていないが)だいたいこいつらのせい

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