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フリーダムガンダム

ふりーだむがんだむ

ZGMF-X10A フリーダムとは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するモビルスーツである。
目次[非表示]

機体データ

機体番号ZGMF-X10A
全高 18.03m
重量71.5t
装甲材質フェイズシフト装甲
動力源核エンジン
所属ザフト三隻同盟→無所属
パイロットキラ・ヤマト


概要

パトリック・ザラの指示のもと、国力・物量に劣るザフトが、単機で絶対多数の敵を殲滅するほどの圧倒的戦闘力を示すための対地球連合軍の切り札として、鹵獲した4機の第1期GAT-Xシリーズのデータを注ぎ込み、兄弟機であるジャスティスとともに開発されたザフト軍の試作型モビルスーツ
額には形式番号のX10Aとイタリア語で10を意味する「DIECI」が刻まれている。

モビルスーツ用のニュートロンジャマーキャンセラー搭載型核エンジンを採用したファーストステージシリーズの1機であり、ザフトが唯一鹵獲できなかったストライクにも類似した外観を持つが、本機はゲイツで省略されたオーバースペックを解禁し、同世代のMSを圧倒する性能を持つ。核エンジンの搭載により実現された大火力とマルチロックオンシステムをフルに駆使することで多数の敵機を同時に攻撃することが可能であり、全領域戦闘が可能な機動兵器と近代戦におけるミサイリアー機双方のコンセプトを併せ持った機体と言える。

自由と正義


機体名の由来は同時開発されたジャスティスと合わせてパトリックの「ナチュラルに“正義”の鉄槌を下し、コーディネイターの真の自由を勝ち取る」という過激化した反ナチュラル思想に基づくもの。
つまり、ザフト以外の手に渡った時点で本来の機体名の趣旨は破綻していることとなり、異なる方法で自由を手に入れるために利用されたという点はなかなかに皮肉である。

パイロットはイザーク・ジュールもしくはその他のザフト赤服が務める予定だったといわれているが、本機はラクス・クラインの手によりキラ・ヤマトに譲渡され、アークエンジェルオーブ連合首長国軍と共に活躍した。

ザフトと連合の戦争を終結させたその活躍ぶりは、連合・ザフト・オーブに語り継がれている。
ついでに言えば、設計データが各勢力に渡った数少ない機体でもある。後にオーブで開発されたエクリプスガンダムは、この機体のフレームのデータを基にした内部構造を有している。

機体構成

主翼、スラスター

背部メインスラスター両脇に備えたウイングバインダーは、コンピュータ制御で状況に合わせた形状をとることができる。また、放熱板としての役割も持ち、プラズマ砲の冷却と同時に余剰エネルギーを赤い粒子として放出し、機体の総合的なバランスを保っている。

ハイマットモード

フリーダムガンダム


全ての翼を放射状に広角展開する高機動戦闘に特化した形態。ビームサーベルを用いた格闘戦時は専らこの形態が使われる。
上述通りウイングに放熱機能があることからか、大気圏突入時もシールドと合わせて展開し熱から保護する役割も持つ。

フルバーストモード

ZGMF-X10A フリーダム


ウイングを縦並列させたままクスィフィアスとバラエーナを同時展開することで絶大な火力を誇る一斉射撃形態であり、本来はロックオンを補助する目的でクスィフィアスのグリップを両腕で持ち、地に足を付けた状態で使われる泥臭さ溢れる形態。
しかし本機は搭乗したキラの技量により滞空した状態でも高い射撃精度を持っていたため、後述のハイマットフルバーストが使われまくることとなり、当形態は非常に影が薄い。

ハイマットフルバーストモード

フリーダムガンダム(2019年版)


翼を全開にし、全ての武器を一斉発射する両方のモードを合わせた「必殺技」。
詳細は該当記事を参照。

後期主人公機として

ガンダムシリーズでは、主人公が物語の後半に新型に乗り換えるのが定番となっているが、それらの機体は前半の主人公機をもとに、所属している組織が開発した後継機の場合がほとんどである。
フリーダムの外見、特に頭部はストライクに酷似しているため誤解されがちだが、フリーダムは前半に登場した5機のガンダムのうち強奪された4機のデータを基に敵側であるザフトが開発したものであり、むしろ強奪を免れた主人公機であるストライクのデータだけが入っていない。
また、前期のストライクが「ナチュラル陣営が開発し奪取を免れた機体」なのに対し、後期のフリーダムは「コーディネーター陣営の基地から奪取した機体」のため形番もまったく違うという異質なものとなっている。
これらは、ロボットアニメに於いては非常に珍しいケースである。

フリーダムのPS装甲のカラーリングがストライクに似ていることから、ネットと一部では「電圧調整によるものでは」と言われているが、フリーダムの装甲はVPS装甲ではないためカラーリングの変更は不可能。同作品におけるストライクルージュがVPS装甲の雛形であり、技術流出は地球軍のオーブ侵攻後のため、時系列的にも合わない。カラーリングがキラのパーソナルカラーである青の比率が高いのももちろんたまたまである(本来搭乗予定だったイザークの奪取した機体が青色だったのに合わせていた…?)

ただし、この説にはザフトが4機の第1期GAT-Xシリーズを強奪した際に、ストライクに関するデータを奪っていてもおかしくないという反論もある。
事実、フリーダムやジャスティスが開発されていた同時期に、イージスの可変機構を取り入れたリジェネレイトやストライカーパックシステムを取り入れたテスタメントといった機体も開発されている為、ザフトにストライクに関するデータが無かったとは考え難い部分もある。

因みに、敵から奪った機体はガンダムDX、後継機でない同型機はウイングガンダムゼロ(プロトタイプ)、同型機でないものはΖガンダムがあげられる。

武装

MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲

頭部と胸部に固定装備されている対空防御用機関砲。
ゲイツ等にも同型の装備が搭載されている。

MA-M01 ラケルタ・ビームサーベル

ラゴゥやバクゥで導入されたビームサーベルを改良したもの。
ジャスティス、フリーダム共通の装備であり、核エンジンからの莫大なエネルギー供給により、高威力で刃渡りが長いビーム刃を形成出来る。2本のビームサーベルの柄同士を連結させた「アンビデクストラス・ハルバード」形態をとることも可能。
非使用時は両腰のクスィフィアス上部にマウントされる。

C.E.73年時点ではセカンドステージシリーズの装備するヴァジュラ・ビームサーベルに比べて既に旧式化しており、本機の後継機であるストライクフリーダムの装備する本武装の強化型であるシュペールラケルタ・ビームサーベルにおいてようやく性能が追いついた。しかしサーベルのリーチやハルバードモードといった手数の多さで勝っている他、サーベル自体が旧式とはいえ核エンジンからのエネルギー供給による優れた出力は健在であり、インパルスの右腕をすれ違いさまに斬り落とす、一瞬でカオスの各箇所を斬り戦闘不能にさせる、二刀流でセイバーの四肢と頭部を斬り刻んで撃墜する、デストロイを本武装で撃墜するなど活躍を見せている。


MA-M20 ルプス・ビームライフル

ジャスティス、フリーダム共通のビームライフルで、機体本体よりも先に完成していた。
核エンジンからのエネルギー供給により、GAT-Xシリーズ等のビームライフルを凌駕する威力を持つ。
形状はストライクの57mm高エネルギービームライフルに酷似しており、そこからカバーを被せたような見た目。

C.E.73年ではインパルスをはじめとするセカンドステージのライフルは本装備をベースに開発されており、このライフルもビームサーベル同様旧式化している。が、核エンジンの出力により最新型にも引けを取らない威力は持っている。

M100 バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲

背部ウイング内に計二門装備された高出力プラズマビーム砲。
一門でもランチャーストライカーのアグニに匹敵する威力と射程距離を誇り、本機の火器の中では最大の破壊力を持つ(実際には核エンジンにより、アグニよりも遥かに威力、射程距離が上がっている)。

バッテリー駆動の火器運用試験型ゲイツ改が僅か二発(二門同時発射)でエネルギー切れを起こす程の出力であり、一時は性能を落としての搭載か廃案が見込まれていたが、無限に近いエネルギーを供給する核エンジンの搭載が決まり、晴れて本来の性能での搭載が実現したという経緯がある。

この武器の改良型がセイバーに搭載されたアムフォルタスであり、変換ユニットの改良によってバッテリー搭載機においても遜色のない性能を実現している。

なお、アビスにも改良型である「M107 バラエーナ改2連装ビーム砲」が装備されている。

MMI-M15 クスィフィアス・レール砲

両サイドスカートに設置された折り畳み式の砲身とスラスターを併置したレールガン兼AMBAC(姿勢制御)ユニット兼サーベルラック。
ザフトにおいて後期主力携行装備として開発されていたシヴァの技術をスピンオフした装備で、小口径の弾丸を高速で電磁射出する事が可能なほか、プラズマを発射可能な汎用性を持つ。
実弾の投射はビーム兵装ではないためPS装甲には効かないが、水中での使用やラミネート装甲、ゲシュマイディッヒパンツァーに対しても効果を発揮する。
HDリマスター版ではレールガンのエフェクトが変更されており、ビームのようなエフェクトから弾丸発射のようなエフェクトに変更されている。
上述の通りフルバーストモード時の精密射撃用にサブグリップが存在するのだが、パイロットがパイロットなだけにろくに使われていない。

ラミネートアンチビームシールド

アークエンジェル等の外装に採用されているラミネート装甲製の対ビームシールドで、ジャスティス、フリーダムの共通装備。
ビーム直撃時の熱を分散させ、ダメージを無効化する機能がある。

視察窓に加え、ビームライフルの防護の為に、シールドを構えた状態から銃口を覗かせる為の銃窓がある。
意外にもザフト製モビルスーツに初めて正式装備として開発されたシールドである。
装甲材の関係上、ラミネート装甲を容易く斬る対艦刀が天敵となる。

劇中の活躍

SEED編

この機体に搭乗してからは、キラは極力殺傷を避ける戦闘を行うようになる。なお、よく誤解されているがキラ自身は「不殺」を誓ったわけでも、明言したわけでもなく、あくまで「できるだけ殺したくない」というスタンスである。

SEEDの格納庫


アスラン・ザラのイージスとの死闘で心身ともに深い傷を負い、ラクス・クラインの元で療養生活を送っていたキラ・ヤマトが再び戦場に戻る決心を固めた際に彼女の手引きで強奪。

舞い降りる剣


哨戒中のジン2機を無力化して地球へと向かい、アラスカ基地で危機に陥ったアークエンジェルを救出して地下に仕掛けられたサイクロプスから一人でも救うために尽力した。途中、警告に耳を傾けないイザークのデュエルと交戦し、ビームサーベルで脚部を切断してこれを退ける(この時キラは、デュエルがエル達避難民を乗せたシャトルを撃墜した事を思い出し、一度はコックピットを狙うも、自分の信念を曲げずにすぐさま狙いをずらして脚部を切断している)。

アークエンジェルと共にオーブに入港した際は、モルゲンレーテで修理されたストライクにムウが乗り込み、模擬戦を行った(この時ビームサーベル型のダミースティックを用いて格闘戦を行っている)。

オーブ攻防戦では、多数のストライクダガーに加え、第2期GAT-Xシリーズと対峙。単機の性能としては優りながらも3機の第2期GAT-Xシリーズの攻撃で次第に追い詰められていくが、途中で戦列に加わったアスラン・ザラのジャスティスと共闘し、3機を撃退する(この時、地上にいるカラミティを攻撃した際の流れ弾が原因でシン・アスカの家族を死なせてしまう。ちなみにこのシーンはDESTINYのTV版第1話及び連ザ2のPLUSモードではそのままだが、TV版第41話とSE1、DESTINY HDリマスター版第1話ではカラミティの砲撃が要因となっている)。

宇宙に上がった際は、ラクスとバルトフェルドが搭乗したエターナルを援護し、L4コロニー群へ向かう。L4コロニーで第2期GAT-Xシリーズおよびドミニオンと交戦するが、自身の出生の秘密を知ったことに加えてフレイ・アルスターがドミニオンに回収されたことで動揺してしまい、頭部と左翼を損傷してしまう。ちなみに、ニュートロンジャマーキャンセラーのデータという形で連合軍に渡ったのは、フリーダムとジャスティスの設計図そのものである。

第二次ヤキン・ドゥーエ戦では、強化モジュールミーティアを装備してプラントに向けて放たれた核ミサイルを迎撃。ジャスティスとの連携でカラミティを撃破し、その後ジェネシスを破壊するべく出撃するが、ムウ・ラ・フラガのストライクを一蹴したラウ・ル・クルーゼプロヴィデンスと対決。
ドラグーンに苦戦しミーティアを破壊されつつも対等に渡り合うが、戦闘の最中にクルーゼによってフレイ・アルスターを目の前で殺され、キラのSEEDが発現。

フリーダムガンダム


怒りに燃えるキラの猛攻により、機体の右腕と右足、左レール砲と頭部を損失しながらもプロヴィデンスを撃破。
しかし撃破直後に発射されたジェネシスのガンマ線レーザーが直撃したプロヴィデンスの核爆発を至近距離で受けて吹き飛ばされ、両翼を損失してフェイズシフトダウン、起動停止。
残骸同様となって宇宙空間を漂流するも、その後キラと共に回収され、終戦を迎えた。
尚終盤で満身創痍になることの多い主役機ではあるが、大抵の場合は左腕を損失するのが多い(多くの人にとって左腕は利き腕でないためか)のに対し、本機は主役機にしては珍しく右腕を破壊され、残された左腕で連結ビームサーベルを使用し決着をつけている。

SEED DESTINY編

第1次連合・プラント大戦の後、機体は回収・修復され、ラクス・マリュー・バルトフェルドの手によってアスハ家別邸の地下シェルターに封印・秘匿されていた。ラクス暗殺を意図した特殊部隊の襲撃に際して、キラの手で封印は解かれ、最新鋭機アッシュからなるモビルスーツ部隊をあっさりと一蹴。その圧倒的な戦闘力の健在ぶりを見せ付けた。
続く第14話では、カガリ・ユラ・アスハの結婚式に乱入し彼女を連れ去り逃走。追跡したムラサメ隊第一陣の戦闘能力を奪った。
外伝ΔASTRAY第3話では、その後さらに出撃したムラサメ隊およびデルタアストレイを圧倒し、尚も逃走を続けアークエンジェルへ帰艦した。
着艦後、大西洋連邦との同盟締結を目前に控え情勢不安なオーブ連合首長国を、アークエンジェル共々脱出し、スカンジナビア王国へ旅立った。
第22話および23話では、地球連合とオーブ派遣軍との合同艦隊がミネルバと対戦するダーダネルス海峡の戦場に舞い降り、オーブ艦隊に向けられたミネルバの陽電子砲タンホイザーを発射寸前で破壊した。さらに両軍のモビルスーツ部隊に対して武装や局所的な部位破壊による無力化を開始した。

第26話では、宇宙へ上がるディオキア基地から強奪したラクス搭乗のシャトルを援護して、ザフト軍ディオキア基地のモビルスーツ部隊を撃退。
更にディオキア基地に追撃を加えてから既に飛び去っていたシャトルに追いついてみせる。

第27話と第28話では、クレタ沖での地球連合・オーブの同盟軍対ミネルバの戦闘に再び介入。
応戦したカオスを一瞬でバラバラに破壊し、カガリに理解を示さなかったアスラン・ザラセイバーも大破させる。
第32話においては、親プラントを表明したユーラシア西側の都市を次々と殲滅して行くデストロイを阻止すべく、ベルリンでこれと交戦。ネオ・ロアノークウィンダムを撃墜後、戦闘を停止していたデストロイがフリーダムを見て再び暴走すると、更なる被害拡大を防ぐためこれを撃破する。
第34話ではザフトからエネミーと認定され(エンジェル・ダウン作戦)、攻撃行為の事実を作らぬためにムラサメ隊の支援を断り、ウィラード隊のバビによる空襲、バクゥによる砲撃からなる波状攻撃にさらされるアークエンジェルを単機で護衛する。
さらに、ウィラード隊の支援(ウィラード隊自体は後退している)としてミネルバおよびその艦載機インパルスが出現。レイ・ザ・バレルの協力の下フリーダム=キラの弱点および戦闘パターンを把握し尽くし、機体特性をフル活用する戦法を準備したシンが駆るインパルスに追い詰められ、左肩上部と左翼、ビームライフルを失う。フラッシュエッジで体勢を崩されたところで遂にはエクスカリバーでシールドごと腹部を貫かれ、撃墜された。

機体は大爆発を起こしたものの、直前にキラが核エンジンを封鎖していたために、より規模の大きい核爆発は避けられ、爆発後に残ったボディはアークエンジェルの擬装に紛れてストライクルージュにより回収された。
キラは無事だったが、フリーダムは頭部と胸部ボディを残しての大破だった為修復不可能、失われた。その後残ったボディの処遇は不明。


バリエーション

ストライクフリーダム

フリーダムの後継機。
詳細はストライクフリーダムを参照。
同機のバリエーションも該当記事に記載。

エクリプスガンダム

詳細はエクリプスガンダムを参照。
CE72年に活躍した、当時最新鋭のフリーダムのフレームを徹底解析したオーブの極秘建造MS
このため、(フレームなどだけであれば)兄弟機と呼んで差し支えないような出自となっている。

フリーダムガンダムフェーダー

ガンダムビルドファイターズ炎トライに登場するガンプラ
ソウマ・ツバサがRGフリーダムガンダムをベースに、部分的にRGストライクフリーダムガンダムのパーツを流用し、強化したガンプラ。
当初はツバサによって「俺のフリーダム」と名付けられていたが、そのネーミングセンスに異を唱えたコウエン・ユウカによってドイツ語「翼」を意味する「フェーダー」の名を与えられた。
パーツを換装する事で機体特性を任意に変更する事が可能。また、シールドの裏面にもウエポンラックが増設されており、対戦相手に併せてグランドスラムなど様々な武装を装備する。
そのカラーリングはコウエン・ユウセイのウイングガンダムゼロ炎にリスペクトを受けて赤と白を主体としており、またウイングゼロ炎が使用した炎システムを擬似的に再現した物も使用可能。
その後、ツバサが謎の男マスター・ジャパンとの修行の果てにウイングガンダムゼロフレイムフェーダーを完成させた事でツバサの愛機としての座をウイングゼロFFに譲ったが、ツバサはいずれウイングゼロFFをも越えるフリーダムガンダムフレイムフェーダーを作り上げる事を目標にしていく事になる。

フリーダムガンダムフレイムフェーダー

ガンダムビルドファイターズ炎トライに登場するガンプラ。
ソウマ・ツバサが、ウイングガンダムゼロフレイムフェーダーの制作で得たノウハウを基にHGCEフリーダムガンダムをベースに改修した、フリーダムガンダムフェーダーの後継機。
射撃・機動戦を得意とするフリーダムガンダムに格闘機としての性質を付与するコンセプトで作成され、各部関節は強度を重視して強化されている。
最大の特徴としてツバサが習得した「拳征剣」を効果的に活かすべく制作されたフェイダトンファーを両腕に装備している事が挙げられ、このフェイダトンファーはビームサーベル、ライフルとしての機能に加え、複数種類のブレードを装着する事が可能な複合兵装として機能する。
また、これまでツバサが使用して来た擬似炎システム「FFシステム」は調整によって青白い光を帯びるようになった。
両肩に備えられた追加パーツはブレードを装備する為のアジャスターとフィンビットとの選択式となっており、これによってベース機となったフリーダムガンダムと比較した際により攻撃的なシルエットを成している。

フリーダムガンダムトライフェーダー

ガンダムビルドファイターズ炎トライに登場するガンプラ。
フリーダムガンダムフレイムフェーダーの後継機であり、ツバサがそれまで得た経験の全てを盛り込み、「フジガンプラフェスティバル」の必勝を期して制作した。通称フリーダムF3。
基本シルエットはフリーダムFFから大きく変化している訳ではないが、各部パーツ形状は大きく見直され、インフィニットジャスティスガンダムを参考にした脚部ビームサーベルの追加などが行われている。
携行武装も変更されており、ルプス・ビームライフルを標準装備として復活させ、フェイダトンファーは取り回しを考慮した改良型を一基左腕に装備する形に改められた。また、脚部ビームサーベルの追加に併せてツバサが拳征剣をベースに編み出した「拳征脚」を必殺技とする。
フリーダムFFと同様にFFシステムを搭載するが、特徴的な炎はバラエーナ・プラズマ収束ビーム砲からフレームが展開し、炎の翼のように展開する。

立体物

2000年代を象徴するガンダムということで立体物のバリエーションは非常に幅広い。

ガンプラ

1/144規格がコレクションシリーズ、HGSEED1/144(+ミーティア付属の色違い版)、RG、HGCE、1/100規格はSEED1/100、MG、MG Ver.2.0、フルメカニクスどちらも同スケールで四種類以上もの別ブランドが存在するという非常にややこしいこととなっている。
最初のフリーダムのMGは2004年7月と、放送からわずか一年というハイスピードで発売された。

そしてこれらに加えてもちろん1/60とSDもある。ただし非常に知名度が高く人気も高いモビルスーツにも関わらず意外にもパーフェクトグレードでは発売されていない。その前機と後機なら出ているのだが…

ハイマットフルバーストは当初予定されていなかった形態のため、バラエーナの砲身に可動軸が追加されたMG以降に発売された商品でないと再現が不可能となっている(1/60もMGより前に発売されたため再現が出来ない)。
逆に言えばフリーダムのギミックは最初のMGで完成されてしまったと言っても良く、フレームの可動自体も当時としては最高クオリティのものだったため、ホビー誌の作例で他の機体の移植元の素体に使われることも珍しくなかったほど。

以後のフリーダムの可動自体もMGを踏襲しており、優秀ではあるもののどれも似たようなものとなってしまっている。そのため後年のフリーダムは外装や武装の方に後付されたアレンジに偏りがちで、RGではウイングに冷却機能の新規ギミックが追加され、MG Ver.2.0ではデザインそのものがやや悪乗りとも言えるほどに有機的なアレンジなうえ、一部の関節が脆く干渉するなどの指摘を受けており、賛否両論を呼んだ。そして、フルメカニクスに関しては最新商品にも関わらず同シリーズのカラミティガンダムと比べて出来の差が酷いと指摘され、発売早々不評を受けている(MG Ver.2.0のようにアレンジしすぎてないだけマシ、という意見もあるが)。

ちなみにフリーダムの立体物は何かとフェイスが不恰好と呼ばれがちで、それがようやく改善されたのがこのMG Ver.2.0だったのだから何とも皮肉である(それでもアンテナが大きくアレンジしすぎてハイマットフルバースト時に干渉する、といった欠点も発生してはいる)…

またDESTINYでの最期を再現するために、インパルスガンダムの立体物ではフリーダム討伐用のエクスカリバーパーツも付いてくるのもお約束になっている。

SDはBB戦士とクロスシルエットがあり、クロスシルエットの方のみハイマットフルバーストが再現可能。
意外にも人気機体は早いペースで出る傾向にあるSD EXスタンダードでは長らく出ておらず、2021年9月にようやくガンダムベース限定バージョンで出た。

アクションフィギュア

こちらもMS IN ACTION、EXTENDED MS IN ACTION、ROBOT魂、METAL ROBOT魂、METAL BUILD、HCMPro、GUNDAM UNIVERSEなどと幅広く出ている。

舞い降りる剣


放送時期に発売されたAdvanced MS in ACTIONを除けばガンプラよりも時期を置いて出たため、MIAからハイマットフルバーストが再現可能。ROBOT魂は重田智監修のため、上下と横からの見栄えを重視しへの字スリットが横に細長くなっているのが特徴で、好き嫌いが分かれがち。

ROBOT魂とMETAL BUILD共にストライクフリーダムとはかなり間が開いて発売されたため、同系列とは思えないほど体型が全く異なるものとなってしまっている。

ちなみに、ROBOT魂フリーダムは上述したHGCEフリーダム、そして同じ福田監督作品「クロスアンジュ天使と竜の輪舞」の主役機ヴィルキスのROBOT魂とまさかの福田作品主役機三作同時発売であり、その発売日も本来のパイロットだったイザークの誕生日である8月8日となにかと当て付けを感じてならない…

HCMProはデストロイガンダムも発売されたため、ステラ機のコックピットにとどめを刺すシーンのビームエフェクトも付属した。

GUNDAM UNIVERSEは元々の商品のコンセプトもあって、リアルタイムに先祖返りしたような設定画に近いバランス体系になっている。ただし顔の造形は他の立体物と比べると良い方。
バラエーナもクスィフィアスも差し替え無しで展開するが、ハイマットフルバーストの再現は不可。またルプスビームライフルとビームエフェクト付きのラケルタビームサーベルは付くがシールドはオミットされている。

中国とフリーダムガンダム立像

上海旅行
センシティブな作品


2021年5月に中華人民共和国上海ららぽーと実物大フリーダムガンダム立像が建てられた。
サンライズ監修による現存する実物大ガンダム立像はお台場ユニコーンガンダム横浜(厳密には少し異なるものの)ファーストガンダムに続き三体目となる。
中国で最初に放送されたGシリーズがSEEDだったが故のチョイスであるが、色々と規制の多い中国に「自由」の名を掲げたモビルスーツを建てたことに関しては皮肉やら色々危ないのではないかやら突っ込まれがち。

ちなみに立像が建てられる10年ほど前にネットで話題になった中国で制作された映像作品「地球防衛戦士」に主人公らが搭乗していた機体が何故かこのフリーダムガンダムであった。
その実態はパクリ作品らしく、どう見てもエヴァプラグスーツを着た3人の小学生が無敵将軍よろしく機体に憑依して同化し、ウイングは開かないしバラエーナもクスィフィアスも一切展開せず手持ちのビームライフルだけでモビルスーツ使徒とは程遠い『ゼリー状のマルノームもどきのナニカ』を撃墜するだけというあまりに原典とはかけ離れたお粗末なものだった。ぶっちゃけ同じ部分が可動しないコレクションシリーズと設定画のカラーレシピだけ見てパクったと考えてもおかしくない…さらにそのもう少し前には本当に著作権ガン無視のガンダムもどきの立像を無断で作っていたし。
このため「皮肉」という一点に関しては、どういう趣旨にしろ著作権を侵害された版権元のサンライズ側の心理も考えれば割とマジかもしれない。

余談

元ネタ

元ネタはSEEDの監督が以前に携わった「GEAR戦士電童」のフェニックスエール。主人公機である電童にインストールされることで無限の電力と放射線状の羽根を複数展開し、複数のビームを同時に発射する事が可能である。

関連イラスト

Z.G.M.F - X10A   FREEDOM GUNDAM
フリーダムガンダム



関連項目

登場作品

機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEEDDESTINY

関連機体等

ストライクガンダム ストライクフリーダムガンダム
ジャスティスガンダム プロヴィデンスガンダム
エクリプスガンダム

エターナル(ガンダムSEED) アークエンジェル(ガンダムSEED) ミーティア(ガンダムSEED)

機動武闘外伝ガンダムファイト7th機動武闘伝Gガンダムの外伝。ガンダムフリーダムと呼ばれる機体が登場するが、こっちのフリーダムと異なり接近戦重視の機体である。

フリーダム(G-SAVIOUR)G-SAVIOURに登場する量産型MS。こちらは物語の時点で開発から30年以上経過したロートル機であり、最新鋭の機体に終始押され気味だった。

キャプテンガンダム…初代の強化形態がFF(フリーダムファイター)という名前になっている。大本の初代ガンダムが準備稿では「フリーダム・ファイター」と呼ばれていたための名残である。

関連人物

キラ・ヤマト ラクス・クライン
イザーク・ジュール

その他

VSシリーズ
核分裂

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