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ユニコーンガンダム

ゆにこーんがんだむ

ユニコーンガンダムとは「機動戦士ガンダムUC」に登場するモビルスーツ。同作の主人公機であり、物語の鍵を握る存在でもある。
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ガンダム!俺に力を貸せ!

メカニックデザインはカトキハジメ

カタログスペック(ユニコーンモード/デストロイモード)

頭頂高19.7m/21.7m
本体重量23.7t
全備重量42.7t
ジェネレーター出力3,480kW/測定不能
装甲材質ガンダリウム合金
スラスター推力146,200kg/測定不能


概要

連邦宇宙軍再編計画の一環である「UC計画」でアナハイム・エレクトロニクス社がグラナダ工場で開発した、ニュータイプ専用の実験機。駆動内骨格であるムーバブルフレームをすべてサイコフレームで構成したフル・サイコフレーム構造を採用している。

来る宇宙世紀0100年に計画されているジオン共和国の自治権放棄に合わせて配備される事を目的に開発され、科学の力によってニュータイプを駆逐して見せる(=ジオンの基本理念であるジオン・ズム・ダイクンの提唱したNT論『ジオニズム』を否定する)存在になるために、敵NT(あるいは強化人間)の存在に反応して機体の真の能力を発揮するNT-D(ニュータイプ・デストロイヤー)システムを搭載している。
このシステムが起動する事によって、ジムタイプに似た「ユニコーンモード」からガンダム然とした「デストロイモード」へと『変身』する。
またパイロットの精神波を機体のサイコ・フレームに直接反映させるインテンション・オートマチック・システムを搭載しており、パイロットや敵パイロットの思考を読み取り機体操作に反映させる事が可能。

NT専用機としての一つの到達点を見た機体として完成した本機だが、極めて特殊な開発プロジェクトであることから、最高レベルの厳重な情報統制がなされており、たとえ開発メンバーであってもプロジェクト外で同等の機体を再現することは出来ないとされる。

ガンダムタイプとして開発された理由については、連邦宇宙軍再編計画におけるプロパガンダ的な意味合いが強く、ジオン根絶における絶対的象徴として、ガンダム以上にふさわしい機体はないという思惑がある。
だがロールアウトすると同時にビスト財団の思惑に利用され、特殊OS「La+プログラム」(ラプラス・プログラム)を組み込まれ、財団が隠匿して来た『ラプラスの箱』に至る鍵、あるいは道標として機能するようにした上でネオ・ジオン残党「袖付き」へ譲渡されることとなった。
しかし数々の偶然が重なった結果、このガンダム譲渡計画は失敗。そして紆余曲折を経て、本機は運命的に居合わせたバナージ・リンクスへと託されることとなった。なおこの際、彼の静脈パターンが機体に登録されたためバナージ以外の人間には起動できないようになっている。

なお、NT-Dシステムとブルーディスティニーなどに搭載されていた『EXAMシステム』とはニュータイプ駆逐などコンセプトが酷似しているが、両システムの間にどのような関連性があるのかは不明。
また、EXAMシステムはオールドタイプの、NT-Dは強化人間の搭乗を前提としているなど相違点がありEXAMは全ニュータイプの抹殺、NT-Dはニュータイプという存在の否定という点で異なる。(余談だが、作者福井晴敏の小説「終戦のローレライ」と「機動新世紀ガンダムX」の両作品にも、設定が酷似したガジェットが出てきたが、終戦のローレライ執筆時の福井はガンダムXに出てきたシステムの設定を知らなかったというエピソードもある)。

武装

頭部バルカン砲

連邦系MS伝統の60mm経口の牽制用機関砲。
5発に1発の割合で曳光弾が仕込まれており、それによって射線修正が可能。

ビームサーベル

パックパックに2本、両腕に1本づつ装備される。
バックパックのサーベルはデストロイモード時にサーベルホルダーが展開され、RX-78から続くバックパックにサーベルを二本装備したガンダム然としたシルエットを形成する。
その為、ユニコーンモード時は基本的に両腕からサーベルを引き抜き使用する。また、両腕のサーベルは、デストロイモード時にホルダーごと展開することによりビームトンファーとして使用できる。

ビームマグナム

ユニコーンガンダムの主兵装である専用ビーム・ライフル。
Eパック使用型でありながら、その一撃は当時の標準的なビーム・ライフル(例:νガンダム用3.8MW)の四発分に相当し、ジェネレーター内蔵型のダブルビームライフル(合計20Mw以上)に迫る出力である。ジェネレーター内蔵兵器が、常に被弾による誘爆の危険性を抱えている事を考慮すると、兵器としての安定性は遥かに高い。

しかしながら、一発毎に「マグナム弾」と呼ばれる専用Eパックを一つ消費するため、携行可能弾数が少なく(1カートリッジにEパック5つ、腰部に予備を2カートリッジ接続可能なのみであるため、最大15発)、連射性も低いなど、継戦能力に難点を残す。
これをカバーするため、アンダーバレルに各種装備を装着する事で、汎用性を幾分か高められる仕様となっている。詳しくはリンク先へ。

ハイパーバズーカ

標準的な実体弾兵装。
通常弾の他、ベアリング弾を撒き散らす散弾も使用可能。砲身にマウントレールが装備されており、アナハイム規格のミサイルやグレネードを追加できる汎用装備。
非使用時は砲身をコンパクトに伸縮させ、バックパックに装着される。

ビームガトリングガン

実際のガトリングガンと同じ要領でビームを連続で照射する兵装。本来はクシャトリヤ用に新造されたもの。
パラオにおいて、その場にあった(実際にはそう見せかけて配置されていた)物を持ち出して使用しており、地上に降りて以降はガランシェールに搭載されていた物をシールド裏に2丁連結して装備している。
ビームマグナムと比べて破壊力に欠けるが、連射性能や継戦能力、取り回しに優れる為、マグナムを必要としない戦闘ではむしろこちらが主力兵装となる。

シールド

サイコフレームとIフィールド発生機を内蔵するシールド。
ビーム兵器に対してはIフィールド・バリアが機能し、物理衝撃に対してはサイコフレームの活性状態に応じた剛性によって高い防御力を発揮する。
劇中では、発光色が“赤”の状態ではバンシィ・ノルンのバルカン砲の直撃によって表面に弾痕を残すとともに、裏面にマウントしていたビームガトリングガンのEパックが誘爆し、両面からの衝撃によって爆砕したが、“虹”に昇華したネオ・ジオング戦においては、同じくガトリングガンの爆発に巻き込まれても機能に支障をきたさなかった。

20m級のMSにIフィールドを搭載する技術自体は、Ex-sガンダム(7,180kW)において範囲と時間を限定する事で消費エネルギーを抑えてSガンダム(7,180kw)から追加装備する事に成功していた。ユニコーンガンダムでは、範囲をシールドの前面に限定し、普段は通常のシールドとして運用されるが必要に応じて展開する。このIフィールド・バリア機能はユニコーンモードでも展開可能であり、展開時のみシールドが上下にスライドしてデンドロビウムに類似した発生機が露出する。
デストロイモード時は常にこの発生機が露出しているものの、常時Iフィールド・バリアを展開している訳ではない(クシャトリヤシャンブロのビームが被弾した際は、フィールドによって弾かれなかった)。
Iフィールド・バリアはこの発生機から直接展開しているため、バンシィ・ノルンによる正面からのビームサーベルの突き込みも防御可能であった。
なお、X字型のサイコフレームは本来はIフィールドの発生を操作する為の補助アンテナである(本来のデストロイモードはレバーがたたまれ全て思考で操作する)。

この他、シールド裏にビームガトリングガンなどの武装を搭載する事ができ、推進器とメガキャノンを備えた拡張装備「アームド・アーマーDE」の追加装備も可能など拡張性は高い。

メガラニカにおける決戦時には、偶然の産物ではあるが、シールド自体が推進装置を有していないにも関わらず、サイコフレームのもたらすサイコ・フィールドの効果によって攻撃と防御を行うシールドファンネルとして使用された。

ユニコーンモード

「可能性の獣」


通常状態。
「ユニコーン」を思わせる一本の角を伸ばし、純白の装甲には電子基盤のようなパネルラインが走る。
NT-D発動時にはこのパネルラインから赤く発光するムーバブル・フレームの光がまるで血流のように漏れ、デストロイモードへ変身する。
マスクによって本来の顔が隠されている為、この状態では「ガンダム」とは判別し難いが、この状態でもMSとして十分な(あるいは過剰な)基本性能を有しており、パワー・ウェイト・レシオは3.4倍νガンダム(1.6倍)等の同年代機を大きく上回り、20m級でありながら後年代に開発された15m級のデナン・ゾン(3.9倍)に迫るほどである。
このため、非ニュータイプ戦は主にこの形態で、充分に敵機を圧倒可能である。

デストロイモード

「私のたったひとつの望み」
虹の彼方


頭部ブレードアンテナで敵NTもしくは強化人間の存在を感知し、NT-Dシステムを発動させた状態。
全身のサイコフレームが膨張する事で各部装甲が展開し体格も一回り拡張、メインスラスターも展開して4基に増え、脚部のスラスターも2基展開し、機動力も拡張される。

最後にブレードアンテナがV字型に割れガンダムタイプの顔が現れる事でこの形態へと「変身」する。
その際、露出したサイコフレームが発光現象を引き起こし、赤く発光する(この発光現象は開発者でも何故光るのか判明していない)。
「光る兵器」の存在は軍人からして見ればナンセンスであるが、それを差し引いても多大な戦闘能力を発揮する。サイコフレームの発光色は赤だが、後にバナージのニュータイプ能力の拡大に伴い、かつてνガンダムが発したものと同様の虹色に変化している。

この形態では操縦系統がインテンション・オートマチックによってサイコミュに完全移行する為、かつてのサイコガンダム系統機と同様に脳波(思考)のみで操縦が行われ、敵の感応波を受信してその行動を先読みし、それによって宇宙世紀0090年代の強化人間でも反応しきれない高い機動力を発揮する。この高機動は相対したパイロットの体感的に『瞬間移動』とまで評された。
しかし、20m級MSが人間と同様の動作をした場合の加速Gは殺人的(一説には20Gに達するとも)で、ノーマルスーツにはGを軽減する為の各種システムが内蔵されているが、それでもパイロットへの負担からシステムの起動時間は5分程度となっている。

さらにパイロットの反応が間に合わない緊急事態が発生した場合、機体自身が独自に行動し対処することもあり、システムを制することができなければサイコミュの逆流によって「マシーンに呑まれる」が如く、パイロットはNT-Dに意思を支配されるまま受信した感応波を敵意に変換する処理装置としてシステムの一部と化して戦い続けるという危険な状態へと陥ってしまう(ただし、初出撃時に実際にバナージが意識を失った状況では、単純に機能停止を起こした)。
加えて、パイロットと機体の交感が限界レベルに達している状態で機体がダメージを受けると、その損傷イメージまでパイロットの精神にダイレクトにフィードバックされてしまうという危険性も有する。

本来であれば強化人間に特殊な投薬を行い、その体を完全固定することで運用するはずの形態であるが敵のサイコミュを感知すれば普通の人がパイロットでも発動する(ただし、身の安全は保証出来ない)。

また対サイコ・マシン機能として「サイコミュ・ジャック」と呼ばれる機能を有しており、サイコフレームによって過剰に増幅された感応波によって敵機のファンネルなどサイコミュ兵装を支配し、制御下に置く効果も発揮する。
ただし、シャンブロ戦ではリフレクタービットの制御を奪えなかったため、敵ニュータイプ(あるいは強化人間)の感応波が同レベル以上の場合は、ジャック不可能と推測される。

なお、NT-Dはカーディアスの手により、機体の外部だけではなくパイロットの感応波にも反応するよう秘密裏に仕様変更がなされており、バナージは自身の感応波をNT-Dへ向ける事で自在にデストロイモード(厳密にはドライブモードとしての発動)へと変身させる術を見出している。
(しかしながら、La+プログラムがインストールされていないバンシィ・ノルンも、最終的には同様の方法でデストロイモードへと変身し、この際にはディスプレイが変化してドライブシステムに移行するのが確認できる。)
ただし、La+プログラムにもニュータイプを箱へ導くため乗り手がニュータイプか判別してNT-Dを発動する安全装置の役割がある為その分任意発動させやすくなっている。“虹”になる少し前まで強制発動(デストロイシステム)と任意発動(La+プログラム)がせめぎ合ってるのはその為である。

なお、パイロットの戦意が消失した場合やユニコーンモードへの変形解除、もしくはデストロイモード時にコックピットから降りた場合は、サイコフレームの発光現象が収まりフレームがグレー(鉄鋼)のカラーへと戻る。

デストロイ・アンチェインド

ユニコーンガンダムアンチェインド


ガンプラ・パーフェクトグレードにて新たに設定された形態。
ユニコーンガンダムはサイコフレームの持つ未知の特性を予め盛り込んで設計されており、その一つとしてサイコミュ系の異常によってNT-Dの稼働レベルが制御不能な数値にまで達した際に現れる第三の形態「デストロイ・アンチェインド」の存在が挙げられる。
ユニコーンに搭載されたインテンション・オートマチックには、緊急時にマシン側の判断で瞬間的な自律行動を行う補助効果が存在し、この形態はそれを応用した秘匿機能である。
「繋がれざる者」と銘打たれたこの形態は、発動条件が揃った際にパイロットの意思に関係なく移行する。サイコミュの流量制限がカットされ、デストロイモード時に展開されていた外部装甲が更に展開し、まるで装甲による拘束を解くかの如く、内部のサイコフレームが広範囲に露出する。
この形態では機体の操作権が完全にNT-Dへ移行し、敵ニュータイプ専用機の撃破というNT-Dの本質を具現化する戦闘マシンと化す。
デストロイモードを更に上回る性能を叩き出すであろうこの形態は、ラプラス戦争に於いて顕になっておらず、仮にこのアンチェインドが発動した際、解き放たれたサイコフレームによってどのような効果を戦場にもたらすかは全くの未知数である。

La+(ラプラス・プログラム)

「パイロットの意志を汲む」とも言えるインテンション・オートマチック・システムの特性に目をつけたカーディアス・ビストサイアム・ビストによって、1号機にのみ組み込まれた特殊OS。
ラプラス・プログラムが開示した座標でNT-Dを発動させることで、『ラプラスの箱』への手がかりとなる次の座標データが順次開示されていく仕組みになっており、『箱』の所在地へと乗り手を導く「鍵」として機能する。
非常に強固なプロテクトで守られているだけでなく、パイロットに強化人間と思われる反応があった場合システムは反応しないよう細工が施されている(カーディアスの言う「資質を持たぬ者に『ラプラスの箱』は開けられない」とはこのこと)。

プログラムが示した場所は首相官邸ラプラス跡やダカールといった宇宙世紀という歴史のターニングポイントとなった土地ばかりであったが、これはユニコーンの乗り手自身にかつてそこで起こった人類の争いの歴史の足跡を辿らせ、そしてそこで起こるであろう『箱』を狙う者達の争いを目の当たりにさせることで、「『箱』を何のために、どう使うのか」を問いかけ、考えさせるという意図が込められているためである。

バリエーション

バンシィ

バナージの1号機とは別に重力下テスト用にオーガスタ研究所に送られたユニコーンガンダムの2号機。サイコフレームの発光色は金。機体色は黒。
詳細はバンシィバンシィ・ノルンを参照。

フェネクス

ユニコーンガンダムの3号機。
宇宙世紀0095年に先行納入されたフル・サイコフレーム素体を基に1号機、2号機の建造データを反映して組み上げた機体。サイコフレームの色は青。機体色は金。
詳細はフェネクスを参照。

フルアーマーユニコーンガンダム

バナージの友人、タクヤ・イレイの発案したユニコーンガンダムの最終決戦仕様。
詳しくはフルアーマーユニコーンガンダムを参照。

フルアーマーユニコーンガンダム・プランB

ゲームガンダムトライエイジに登場するオリジナル機体。
ユニコーンガンダムにアームド・アーマーBS、アームド・アーマーVN、アームド・アーマーXCを装備し、更にバックパックにフェネクス用のマウントアームを装着することでアームド・アーマーDEを二基装備している。また、携行武装としてハイパー・ビーム・ジャベリンを装備する。
ユニコーン本来の追加装備であるアームド・アーマーを単機で全て装備する構成を成している、ある意味では「フルアームド・ユニコーン」と形容出来る形態である。
サイコフレームの色は青。機体色は白。

ユニコーンガンダムGPB-Dカラー

ガンプラビルダーズ』外伝『ガンプラビルダーズD』に登場したガンプラ
アスメ・シンゴが無敗を誇る謎の凄腕ビルダーである「白い彗星」の連勝を止めようと挑んだ際に使用したものである。
HGUCユニコーンガンダム デストロイモードをベースに、νガンダムを思わせる白黒の塗装を施しており、サイコフレームもメタリックブルーにリペイントされている。
白い彗星の駆るシナンジュに挑んだものの、ガンプラ及びビルダーのスペック差が凄まじかった事もあり敗北。
後にシンゴの師であるミシマ・サキが、偶発的にバトルに参加した際これを使用している。

外部作品への出演

ゲームにおいて

ガンダムVSシリーズ

ガンダムゲーム初参戦&最終解禁機体。
諸般の事情(当時は映像化がされていなかった)からか、アーケード版ではパイロットが設定されておらず、当然ながらキャラクターボイスも存在していない。しかし、PLUSでアニメ公開に先駆けバナージの音声が初公開となった。
コストは3000で、ユニコーンとデストロイの二つのモードを持つ万能機体。
ユニコーンモードでは撃ち放題のメイン位しか強みが無いが、デストロイモードになると一変。
高い機動力と高火力な格闘コンボで劇中さながらの活躍ができる。

コスト3000で登場。ユニコーンモードはあまり変わらずビームマグナムを主体とした射撃機だが、前作と比べNT-Dの性能がガラリと変わっており、迎撃に強くサイコミュ武器を停止させるサイコミュジャック、神速の踏み込み速度を持つデストロイスティンガー、カット耐性の強い格闘を駆使して場を荒らしていく機体となった。

アシストで呼び出すジェガンD型をメインでキャンセルする降りテク(通称:アメキャン)が可能になる。これにより着地の取り合いで戦いやすくなった。ただしNT-Dの時間が延びた分、ビームマグナムが弱体化したので変身時にダメージを取って行きたいところである。

ちなみにNT-D中に覚醒するとサイコフレームが緑色に発光する特殊エフェクトがかかる・
覚醒技はフルアーマーユニコーンの一斉射撃。
発動直後に強制的にNT-Dが発動するため、NT-D終了間際にぶっぱなりコンボなりで使って敵に再度NT-Dの恐怖を与える事も可能。

また、家庭版EXVS.FBのDLCとシリーズ最新作であるマキシブーストではフルアーマーユニコーンガンダムも追加参戦(もちろんコストは3000)。
通常ユニコーンが時限強化機体に対しこちらは武装をパージして姿を変える変則的万能機。
詳しくは該当記事を参照

Gジェネシリーズ

  • 「ワールド」

宇宙世紀ガンダムの開発ルートにおける終着点の一つとして登場。
燃費と射程に優れた貫通BEAM属性のビームマグナムと、サイズが大きくなる程にダメージが上昇するハイパーバスーカで相手を選ばずに戦えるが、テンション(スパロボで言うところの気力)が超強気以上になるとデストロイモードに突入。機体性能が上昇し、一撃必殺クラスの威力を誇るビームトンファーが解禁となる。
また、ユニコーンガンダムのみに搭載されたLa+システムにより、テンション上昇値が上方補正が加わるので比較的簡単に超強気に持っていけるのが強み。
武装にテンション値を消費する物が無いので、下手に被弾しない限りは延々デストロイモードを維持出来るなど、高性能の機体だが、飛行能力が無いなどの泣き所もある。

  • 「オーバーワールド」
前作同様、UC系ガンダムの終着点として登場。
ユニコーンモードでの武装には大きな変更は無いものの、La+システムが削除された為、性格によっては本来の強さを発揮したデストロイモードへの移行が難しくなり、扱いが厳しく感じる面が。
しかしデストロイモードへ移行してしまえば、まさにデストロイな強さを発揮する。
まず前作でデストロイモード時のみ使えた「ビーム・トンファー」は「NT-D」と名前を変え、さらにBEAM格闘から特殊覚醒に属性変更。
今作ではNT、それもかなり覚醒値の高いパイロットで無いと高い効果が望みにくくなった
という欠点があるものの、ビームコーティングでダメージ量が軽減されなくなったと言う利点と、射程が大幅に伸びた(前作では1〜2、今作は2~最大10)という利点がある。ただし、相変わらず飛行能力が無いところには注意。
さらに、デストロイモード限定のシステムとしてサイコミュ・ジャックを実装。自分で扱う分には恩恵を感じにくいが(それでも有難みはある)、敵に回した時の恐怖はハンパではない。
割と序盤でデストロイモード発動のユニコーンが敵増援として登場するステージがあるので要注意。
さらに一部シナリオではep5同様にベース・ジャバーに搭乗する。
こちらはユニットアビリティがIフィールドのみとなり、シールド防御と支援防御ができない仕様だが、ゲストユニットのみの登場なので自軍には組み込めない。

  • 「ジェネシス」
最新作「ジェネシス」でもそのハイスペックぶりは健在。
ストーリーのゲスト機はステージによって使用できる武器が限られているが、自軍ではサーベル、ガトリング、マグナム、バズーカ(ユニコーンモード)と、近中距離武器が揃っている。
テンションが「超強気以上」でデストロイモードに変形するのだが、今作では仕様変更で、デストロイモード発動条件として「(※1)覚醒値が200以上」必要となり、覚醒値が足りなければ、超強気でもユニコーンモードを維持することになる。またデストロイモードでは「ビーム・トンファー」が追加される。
今作はユニコーンガンダム系列のバリエーションが多数存在。本記事では1号機関連で紹介。
まずはUC終盤で登場したフルアーマーユニコーン。マップ兵器を持ち、テンション制限のある一斉射撃を持ち、パージしてHP・EN全回復できるため、継戦能力は高い。ただし、ミサイルなどの実弾系の武器は持っていないため、ビーム防御アビリティを持つ敵に対しては少し厳しい。
次に、デストロイモードのサイコフレームが緑に輝く形態。こちらは既にデストロイモードになっており、常時(※2)サイコミュ・ジャックが発動している。テンション超強気以上で使用できる特殊格闘攻撃があり、テンションも相まって非常に高い攻撃力を誇る。

そしてもう一つ、非常に難易度の高い条件を満たすと下記の【光の結晶体】を生産登録できる。シリーズ恒例のチートラスボスを除けば、最強の能力を誇るのだが……。

ちなみに、ラスボスも所謂“福井版”のため、ある意味福井氏が1、2フィニッシュを飾っている

※1:今作ではユニット・パイロット能力が前作の数倍以上の数値(初期値)になっているが、ゲームバランスに問題はない
※2:仕様変更された
  (前作)敵からのサイコミュ兵器の命中率ダウン
  (今作)敵機は範囲内に入るとサイコミュ兵器使用不可

ガンダム無双シリーズ

「3」が初登場。サーベル、マグナムに加えビームガトリングを装備している。SP発動でデストロイモードに変身、SP終了後も一定時間デストロイモードを維持する。さらにコンビネーションSPはラストシューティングのようなモーションで自機周囲の敵をまとめて攻撃する。
デストロイモード時の攻撃範囲が広いため、一度SPを発動してからボス出現あるいはステージクリアまでずっとデストロイモードという戦法も可能。
「真・ガンダム無双」にも引き続き登場、攻撃方法はチャージショットを除けば3とほぼ同じ。
ただ、SP攻撃時にデストロイモードに変身するが、SP攻撃が終了するとすぐにユニコーンモードに戻ってしまう。
これは「真」で実装された「バーストアタック」によるもので、ユニコーンのバーストタイプは「デストロイモード」。バーストが発動している間はバースト時間切れかSP攻撃を使用し終えるかパワーダウン状態になるまでずっとデストロイモードのままになる。
SP2攻撃は前作のコンビネーションSPと同じなので、バーストゲージを溜めやすい。


スーパーロボット大戦

第3次Z時獄篇」で初登場。バナージの専用機。
自軍入りからしばらくの間はユニコーンモードメインだが、途中からNT-D発動による
デストロイモードへの変身が追加される。制限時間は原作通りに5ターン。
武装は全体攻撃武器のビームマグナム、アシスト武器のビームガトリング等を筆頭に弾数消費型が多いので、Bセーブ(武器の弾数を1.5倍にする)を習得させておくと継戦能力が高まる。
ただし、パイロットであるバナージは宇宙世紀系パイロットの中ではステータスが低めなので注意。

天獄篇中盤からサイコフレームの色が緑になり、デストロイモードの制限時間が撤廃。
更にバンシィ・ノルン(リディ搭乗時のみ)との合体攻撃も追加される。
また、フルアーマーユニコーンへの換装も追加され、武装のパージも可能。

BX」ではガンダムAGE-3ダブルオーライザーと共に
ラクロアの勇者失われた力を取り戻すための鍵となる。



フルサイコフレームの能力

以下の内容には、機動戦士ガンダムUCにおけるネタバレを含みます。



サイコフレームとはアナハイム・エレクトロニクスによって開発されたサイコミュの基礎機能を持つコンピューター・チップを、金属粒子レベルで鋳込んだモビルスーツ用の構造部材である。
これによって今まで大型だったサイコミュを飛躍的に小型化かつ高性能化させ、宇宙世紀0096年には技術改良によりモビルスーツのムーバブルフレームに採用出来るほどの剛性と耐久性を持たせる事が可能になった。
その他にも人の意思を物理的な力に変えて莫大なエネルギーを生み出すという設計者の想定外の特性を有しており、コクピットの周囲にサイコフレームを採用したνガンダムは地球の重力に引かれて降下しているはずの小惑星アクシズを一機のみで押し返すという物理的に不可能な現象を引き起こした(後の「アクシズ・ショック」)。これが原因で表向きにはサイコフレームはほぼ封印される扱いとなっている。

ユニコーンガンダムは既述の通り、ムーバブルフレーム全体がサイコフレームによって構成されているため、インテンション・オートマチック・システムにより高い追従性を有している。
また、バナージのニュータイプ能力の高まりと感情に呼応するかのように、ビームサーベルの定格出力を超えて巨大なビーム刃を発生させ、推進機が搭載されていないシールドすらファンネルのように操作制御し、通常のMSの推力では支えきれない大型貨物船を重力圏から引き上げるといった物理的・力学的に不可思議な現象を引き起こした。「La+プログラム」によって課された全ての試練を乗り越え、メガラニカに戻った際には、サイコガンダムのようにパイロットの“呼びかけ”に応じて自律機動によってはせ参じさせるなどの超常現象を引き起こし、最終的には任意によるサイコ・フィールドを展開にまで至った。
(ただし、ユニコーンガンダム“単一個体”ではコロニーレーザー(出力8,500万GW程度)を防げない描写がなされていることから、単位時間当たりの発生エネルギー量には明確な限界が存在しており、加えて照射時間の60秒間を積算しても発生させたエネルギー総量は「アクシズ・ショック」の30億分の1にも満たないレベルである)。

なお、ユニコーンガンダムのNT-Dの「パイロット自身の感応波に反応する」という特殊仕様について、アルベルト・ビストはこれをニュータイプを否定する『ニュータイプ・デストロイヤー』ではなくニュータイプを肯定する真の意味での『ニュータイプ・ドライブ』であるという旨の発言をしている。

ユニコーンガンダム【光の結晶体】

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ユニコーンガンダムがバナージの極限を超えたニュータイプ能力の影響を受けて発動させた、先述のデストロイ・アンチェインドとは異なる想定外の“第三の形態”

ラプラス戦争の最終局面にて、コロニーレーザーからメガラニカを守るべく、バナージとリディはシールドファンネル、ユニコーンそしてバンシィ・ノルンによる3枚のサイコ・フィールド・バリアを展開させる。この最中、ユニコーンガンダムの機体各部から、過剰に膨張したサイコフレームが虹色に輝く結晶体(サイコシャード)として突き出す。そして同時に、バナージは“虹の彼方”においてマリーダ・クルスの遺した思念と邂逅。「お前は光だ、哀しみすら糧として路を照らせ。姫様と二人で」というマリーダの祈りと願いに背を押され、自分の機体をユニコーンガンダム【光の結晶体】へと“新生”させるのだった。

この状態において特筆すべきは、搭乗者の意志を伝達し現実世界に投影するサイコシャードサイコ・フィールドの併用によって、ネオ・ジオングと同等以上の、絶大な干渉力を発振させることができる点であり、劇中ではマニピュレーターをかざす動作だけでメガラニカに急行していた地球連邦軍モビルスーツ大隊のジェネレーター(ミノフスキー・イヨネスコ型熱核融合炉)の核融合反応を停止させるという特殊な干渉を引き起こしている。

しかし、“ユニコーンガンダム【光の結晶体】”の力を得る代償として、バナージは肉体をコクピットに置き去りに精神のみをサイコフレームへと取り込まれ、言葉すら発することのない、文字通り新たな生命へと生まれ変わってしまった(リディは「完成されたニュータイプ」と同時に、「お前はまだ、産まれたばかりなんだ」と表現した)。
連邦大隊を沈黙させた“ユニコーンガンダム【光の結晶体】”は、無垢なるバナージの想いのまま父カーディアス・ビストの“思惟”の待つ虹の彼方へ飛び去ろうとするが、仲間達の呼びかけと、“父”の指さした「帰るべき場所」――オードリーのことを思い出したことで、バナージは自らの意志でサイコフレームとの精神融合から抜け出す。そして、ユニコーンガンダムもまた、1機の白いモビルスーツへと戻り、裡に抱えるパイロット共にオードリーの下へと向かうのだった。

その後、連邦軍はこのあまりにも絶大すぎる力を目の当たりにした事で、次なる“奇跡”を警戒して及び腰となり、メガラニカの追撃を断念したとされている。


ファンの間ではこの形態は「神コーン」の俗称で通っており、本作の原作著者である福井氏はインタビューにおいて仮に「真ユニコーンガンダム」と呼んでいた。また、メディアによってはユニコーンガンダム(覚醒)とされる事もあった。
ムック『大人の機動戦士ガンダム大図鑑』(サンライズ非監修)での福井氏インタビューでは、この“ユニコーンガンダム【光の結晶体】”ならば、地球上からすべての軍隊をなくし、恒久平和を実現することすら可能であったとされている(ただしこの『恒久平和』がどのような形であるのか具体的なビジョンは示されていない)。

この他にも、上述の通りリディはこの形態に対し「完成されたニュータイプ」と発言しているが、これはあくまで「宇宙に完璧に適応した存在」という意味で言っただけであり、福井氏は「『ニュータイプ』とは人の“可能性”であって、これがニュータイプの完成形と規定するつもりはなく、あくまで“可能性”の内の一つの形であって、完成形は他に何通りもあるものだろうと思っている」と述べている。
事実、ガンダムシリーズの生みの親である富野監督は、劇場版機動戦士Zガンダムにおいて「真のニュータイプとは、今までのニュータイプ論で描いた精神的な共感に加えて肉体的な体感を持ち、それらを隣の人を大事にするために活かすことができる人である」という異なる結論を示している。

原作小説版

原作小説版(非富野由悠季著作)では、この“ユニコーンガンダム【光の結晶体】”は登場しない(ハルユニットおよびサイコシャード自体は存在しているが、フロンタルとは異なる人間が受け取っている)が、バナージの精神と融合した“ユニコーンガンダム”が、アニメ版よりも遥かに万能な存在として描写されている。

小説版のカーディアスの“思惟”はアニメ版とは逆に、コロニーレーザー照射を前にして、守るべきもののために肉体を捨ててでも“ユニコーンガンダム”と一体化する覚悟をバナージに諭した上で、マリーダやダグザといった、バナージが旅路の中で喪った人々の“思惟”と共にバナージの精神と融合。サイコフレームへと融け込む。更には、宇宙に溶けている過去・現在・未来に渡る数多の人々の意志さえも完全に一つに融合したとされる。
バナージ自身もまた、無数の“思惟”と融け合い取り込まれ、“個”を失う瞬間、サイコフレームを通じて宇宙の記憶から「世界」の過去と消え行く命の想い、そしてまだ見ぬ新たな「可能性」を“形象(イメージ)”として垣間見ている。このため小説版では、バンシィ(こちらもアニメ版とは仕様が異なる)の力を必要とせずにコロニーレーザーを“単一個体”で防ぎ切り、核融合反応の停止のみならず、飛来する数百発の大量のミサイル群さえも自爆させるという、より強大かつ明確な『物理干渉』すらも引き起こす“権能”が描写されている。
この“ユニコーンガンダム”にとっては、三次元で働く物理的な力など「陽炎に等しい」とまで表現された。

人とマシンへと分化するシーンについてもより詳細に描かれおり、カーディアスとバナージ父子というミクロな関係ではなく、無数の“思惟”が融合した『上位精神体』の総意として、脆く鈍くとも温もりを持つ人の身でしか辿り着けない境地があり、例え幾千年の時間をかける事となっても、人は肉体の触れ合いの中で育っていかなければならないという結論に達する。そして同時に、二度とこのような上位精神存在にはなれないだろうと理解しながらも、バナージ・リンクスという一人の人間の“思惟”を肉体へと還している。

余談

サイコフレームの解釈

『粒子レベルの微小コンピュータ群を内蔵した精神感応性能を持つ構造部材』というサイコフレームの設定は、ガンダムの生みの親である富野由悠季が手がけた作品『伝説巨神イデオン』の主役ロボ・イデオンの構成素材イデオナイトと同じ物であり、作中ではこのことを意識したかのような描写も見られる。

福井氏があるイベントで「サイコフレームとイデオンは同質のもの」という旨の発言をしたところ、富野監督が首肯したというエピソードがある。ただし、富野監督自身の作品に対する評価は、第一話発売時に出演したラジオでは「ユニコーンは我慢して1話だけ見た。自分が作っても気にいらないのに、他人の作ったものをなぜ気にいる」、東京国際映画祭のトークショーでの小形プロデューサーによれば、第七話を見て「すごい良くはできてはいる」。また、確認できるなかで福井本人に直接言った感想としては「ガンダムが出るのが遅い」、「口直しにはいい」と発言している、といったものである。

映像版とは展開が異なる小説版において、アナハイム社員であるアーロン・テルジェフの発言によれば、サイコフレームは宇宙世紀においては突然変異的に生まれてしまったオーパーツのような技術であり、本来ならば1万年先の未来の文明レベルで初めて釣り合いが取れるものであると発言している。
また、インテンションオートマチックはイデオンから引用した用語であり、アニメ版におけるNT-Dの発動音はイデの発動音のそれでる。

変身

本機のサイコフレーム展開による『変身』は非常に複雑であり、デザイン時点でカトキハジメ氏から「商品化は難しい」と、あらかじめ語られていた。

特にフェイス部の変形が極めて複雑であり、マスターグレードパーフェクトグレードといったガンプラの最高級モデルはおろか、お台場に設置された実物大ユニコーンガンダムですら再現できなかったほどである(再現にはユニコーン・モードのマスクに厚みがある事が、ネックになっている)。
そもそもにして、販売されている設定資料などあらゆる書籍においてさえ、腕部や脚部と異なり、フェイス部の『変身』パターン詳細には触れられないレベルのため、その難度は推して知るべしである。

なお、実物大ユニコーンガンダムは「建築物は高さが変化してはならない」という建築基準に則り、意図的にオミットされた変形個所も存在する。

最終形態の正式名称

全身からサイコシャードを突き出した「精神融合形態」の名称は、2014年6月に公開されたエピソード7に登場後、長らく決まっておらず、各種媒体やゲームで異なるものが用いられていた。
しかしながら、2018年2月にサンライズの親会社であるバンダイナムコホールディングスからガンプラHG 1/144 ユニコーンガンダム【光の結晶体】」が発売された(商標が定まった)後は、本プラモデルを掲載した各模型雑誌を基点として統一されている。

関連項目

機動戦士ガンダムUC バナージ・リンクス ニュータイプ
シナンジュ バンシィ フェネクス ジェスタ
νガンダム アクシズ落とし ブルーディスティニー
ミノフスキー粒子 サイコフレーム ニュータイプ
ラプラスの箱 ジオニズム


イデオン イデ

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