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フルアーマーユニコーンガンダム

ふるあーまーゆにこーんがんだむ

「機動戦士ガンダムUC」に登場するモビルスーツ。ユニコーンガンダムに多種多様な火器を装備した最終決戦仕様である。
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概要

バナージ・リンクスの友人、タクヤ・イレイの提出したアイデアを基に、アナハイム・エレクトロニクス社のアーロン・テルジェフが調整を行ったユニコーンガンダム最終決戦仕様
ユニコーンガンダムの教育型コンピュータにはこれまでユニコーンとバナージが経験してきた戦闘に関するデータが全て記録されており、加えてバナージ自身の成長に伴ってタクヤ主導で機体の改修が行われた。

ユニコーンに搭載されたLa+プログラムが示す最終座標に急行しなければならない為に、新たな装備開発する時間も追加装備を用意する事もアーマーを持ち込む時間も無かったため、ネェル・アーガマ艦内にあったストック品をフル活用した急造装備であり、保管されていた武装類を可能な限り装着した結果、計17門におよぶ大火力を得た。

両腕と背部の計3箇所に専用シールドを増設し、そこにクシャトリヤ用のビーム・ガトリングガンを2基ワンセットで接続し計6門装備。加えて背中に背負ったハイパー・バズーカ2基をプラットフォームに三連装ミサイルランチャーとグレネードランチャー(それぞれ弾倉×2装備)、ハンドグレネード(3発で1セットとして2セットをそれぞれ4箇所に装備して計24発)を増設した。

さらに増加した機体重量を取り回すため、94式ベースジャバーから流用したブースター・ロケットを増設している(戦闘の際にはブースター・ロケット自体を武器に転用することもできる)。
ただし、全身に配備した武装に対して、推力は限定箇所に限られる(ベクトルの向きが限られる)ため、直線的な加速力は維持できているが、フルアーマーの宿命として運動性能は低下していると思われる。
その姿はさながら「刀や槍の束を背負って見栄を切る古代の戦士」のようでもある。

この過剰なまでの重装備は、一見して無節操に武装を取り付けただけに見えるが、タクヤはうまく帳尻を合わせており、ユニコーンガンダムや成長したバナージの能力を最大限に生かしながらも、大量の火器とブースター・ロケットによってユニコーンガンダムの運用上の問題点であった継戦能力を向上させる事で機体の欠点も補った。

加えてデストロイモードへの変身も妨害しないよう兵装の装備位置が調整されているが、武装の干渉による四肢の可動範囲の限定は若干見受けられる。
それでも素人の発想とは思えないほど高い完成度で纏まっている。
なお、デッドウェイト防止の為、追加装備類は全て任意にパージ可能であり、火器を撃ち尽くした際にはこれを切り離して戦闘を継続する。
艦のカタパルトが使用できない為か、艦外でブースター・ロケットを接続、有線状態で加速して切り離して発進という方法をとっていた。

劇中ではこれらの武装の他、損傷して帰投したリゼルのビームライフルを借用し、無補給で戦闘を継続した。

防御面においてはシールド以外の追加装甲はなく、「フルアーマー」と呼ぶのは正確には不適切であるが、タクヤがこの強化案を提出した際に「フルアーマー」と呼んだことからその名で呼ばれることとなる。(ゲーム版では夢の中でもフルアーマーユニコーンと呼んでおり、最初から追加装甲は考えていなかったのかもしれない。)

なお、この他にオプションパーツとしてハイパー・ビーム・ジャベリンが追加されるプランも存在していたが、こちらはクシャトリヤ・リペアードの修復資材として流用されている。
なお、ハイパー・ビーム・ジャベリンのビーム発生器にはサイコフレームが内蔵されており、スライドすることで展開される。
柄を二つ折りにすることでシールドへのマウントが可能。加えてビーム刃発生器は取り外しができ、柄尻部分やビーム・マグナムへマウントし、ジュッテのような使用が可能となっている。
余談だが、この武装のデザインモチーフはクローバーのガンダムDX合体セットに付属した槍である。

立体物

MGプラモデルでは緑色のサイコフレームの状態で模型化したが、アニメではフルアーマー状態であったのは赤い発光時のみで、緑色へと変化した際にはほとんどの武装を使い切ってシールドガドリングのみであった。(後に赤フレームへの変更版がプレミアムバンダイで発売、Re:0096では緑フレーム状態のフルアーマーがOPにて登場している)

外部作品への出演

ゲームなどではユニコーンガンダムとは別(換装扱いだったり別の機体)として扱われることも多い。
また、劇中ではほとんど実弾装備を使い切ったあとは、3基のシールド・ガトリングをサイコミュの力でファンネルのように(作品によっては明確にファンネルと表記されることも)扱い、本体はビームマグナムを携えネオ・ジオングと戦闘を行った。
ゲームなどではよくこの軽装形態と、上記のフル装備形態の2形態が使えることが多い。

ガンダムVSシリーズ

マキシブーストでは追加参戦(通常ユニコーンと同じくコストは3000)。
戦闘開始・再出撃直後は大量の武装を背負った姿をしているが、

  • 鈍重だが弾幕量に優れる射撃武装ほぼ一辺倒な基本形態
   ↓
  • プロペラントタンクをパージして、ビーム・ガトリングガンとレバー入力で挙動が変化するバズーカを主軸に中距離の射撃戦を得意とするゲームオリジナルのIf的な形態
   ↓
  • 触れた相手が数秒スタンするサイコ・フィールドを放ちながら更なるバージを行い、動きながら使用できる射撃武装こそ乏しいがその代わり特殊格闘でシールド・ファンネルが、そしてファンネル射出中に追加入力でバレルロールしながらの高速の間合い詰め、さらには格闘特格派生でソフトチェストタッチで相手を爆発させるサイコ・フレームが緑色に発光する最終形態
と、コマンド入力でパーツを段階的にパージしていき、最終的にはゲーム中トップクラスのスピードを誇る格闘寄りの機体へと姿を変える。
なお、一度外した武装は再出撃まで再び付け直すことはできない。

特に目を引くのが最終形態。その高速の間合い詰めからの格闘コンボは深手を負った機体や低コスト帯機体からしたら脅威。
一応、格闘主体形態なので連携からの丁寧な射撃戦に持ち込まれると踏み込みにくいのだが、弾幕に優れた第1形態、迎撃力のある第2形態を挟む為、他の格闘機と違い読みにくいのもこの機体のウリの一つ。

覚醒技は「虹の彼方へ」と最終話のタイトルを冠した、バンシィ・ノルンとのコンビネーションアタックを繰り出す。両機体とも美しく光ってカッコよく動くため、ファンならずとも必見の大技である。

ガンダムUC(PS3)

PS3のガンダムUCのDLCとして参戦。
タクヤによるガノタ全開の本機の熱い解説を聴くことが出来る。

スーパーロボット大戦

第3次Z天獄篇」で初登場。
小説版及びOVAでは赤発光状態でしか登場していないが、天獄編では玩具等でお馴染みの緑発光状態での登場となる。
単分離コマンドでパーツをパージ可能。
攻撃力はパージ後の方が高いもののこちらには作品によっては一斉射撃がMAP兵器版も存在し、殲滅力という点では上。

関連項目

機動戦士ガンダムUC
最終決戦仕様 フルアーマー
フルアーマーガンダム
ユニコーンガンダム バナージ・リンクス タクヤ・イレイ
ジェガン ジェスタ リゼル スターク・ジェガン
バンシィ クシャトリヤ ガンダム試作3号機

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