ゲーム概要
PSストアから配信されているオンラインゲーム。略称バトオペ2。
「2」とある様に『機動戦士ガンダムバトルオペレーション』の後継作。
基本的なシステムは前作に準ずる為、そちらの記事を参考にすること。
基本料金は無料のゲームで、ダウンロードするだけで直ぐに遊べる。
2018年7月26日よりPlayStation 4専用ソフトとして配信開始。
2021年1月28日からはPlayStation 5版も配信され、両機種間ではクロスプラットフォームも行うことができる。
(PS5版はフレームレートとロード時間などが大きく改善しているが、
対戦やマッチングなどには大きな差異はない。)
2023年5月31日からはSteam版も配信され、PS4/5版とは2ヶ月遅れでの更新を行なっており、クロスプラットフォームには対応していない。
しかし、Steam版は独自の運営を行なっており、バトオペ2初のアナザー機体フリーダムガンダム
を実装したりと、完全なPS4/5版の後追いというわけではない。
ゲームシステム
前作との相違点
一番の違いは連邦vsジオンという陣営区分形式が無くなったこと。
それもその筈で現状では『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』までの機体が登場しており、原作内の複数陣営が出てくるため対戦の縮図に捉える事が出来なくなったのである。
その為ガンダムとザクが同チームなんてことも、基本として扱われる様に成った。
設定上は傭兵組織内の演習として戦闘を行っている為、機体の所属陣営は関係無いという形になっている。
前作ではMSは設計図を集めて交換する方式だったが、今作ではDPと呼ばれるポイントと交換か、リサイクルチケットと交換、もしくは抽選配給(ガチャ)から入手と為っている(その他ミッション報酬などでも入手あり)。
DP交換は実装から暫く経ってから順次追加されて行き、抽選配給は実装直後の機体を入手可能。
前作でMSは格闘型、汎用型、支援型の三種だったが、今作では格闘型が強襲型と分類変更されている(設定上で言う強襲用MSとは異なる。例:設定では強襲用MSとされているケンプファーが汎用分類など)。これにより格闘だけで無く射撃戦も出来る機体が強襲型とカテゴライズされたりする様になった。3すくみ関係は前作のまま。
前作では固定だった格闘兵装も換装が可能と為っているが、機体のレベルに応じて別途入手の必要が生じている。支援でも格闘を使える様に為った。
実装される機体も、前作では『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』までの機体だったが、『機動戦士Ζガンダム』ことグリプス戦役以降の機体も随時増えている。
なお宇宙世紀縛り自体は継続しているが、Steam版のみ上記の通りC.E.からフリーダムガンダムが参戦している。
宇宙世紀産の物に限られるものの、有名どころから、今まで3D立体化されたことも無い様な非常にマイナーな外伝作の機体まで莫大な数の機体が参戦しており、さながら遊べるMS博物館と呼べる程の様相を呈している。
ベーシック
敵MS(及びパイロット)の撃破、中継地点の制圧、マップ端にある互いの拠点の破壊によってスコアを加算して行き、最終的にポイントを多く得た側の勝ちとなる。
戦闘終了2分前になると拠点破壊時の獲得スコアが上昇するが、拠点破壊の為には高いHPを削り切るか、拠点に歩兵状態で侵入し中枢部に爆弾を設置、そのまま1分間解除行動を防ぐ必要がある。また爆弾設置/解除には各10秒の時間が必要になるため試合時間が1分を切ってからの爆弾設置は無視、起爆まで10秒を切った爆弾の解除は諦めるが鉄則。
中継地点を制圧して1分経つと支援砲撃を要請可能となり、強力な砲撃で付近にいる全ての機体にダメージを与える。ただし要請中前線を支える数が減る、味方を誤爆する等リスクがある。要請時はMSを下りる必要がある。
宇宙マップの要塞内/廃墟コロニー内など閉鎖環境の場合は支援砲撃が存在しない。
エースマッチ
基本的にベーシックと同じだが、拠点爆破と支援砲撃、MS鹵獲が出来ない。
戦闘終了3分前時点でそれぞれの陣営で敵機を最も撃破したプレイヤーがエースとなる。
エースが敵機を撃破すると撃破ポイントとアシストポイントが3倍になる。
逆にエースが撃破されると、敵がエースで無くても敵の撃破ポイントが3倍になる。
基本的に敵機のHPをミリまで削って、エースに撃破させる「エース献上」をするのが一般的である。
ただし、ミリを残し過ぎるとエースに負担がかかり、エースが撃破されてしまうので適度に撃破しよう。
シンプルバトル
基本的なルールはベーシックに準ずるが、歩兵で行動できないという点が異なる為、支援砲撃、拠点爆破は一切出来ない。また歩兵の手持ちリペア装置による機体の修理も不可能だが、代わりにしゃがみ状態でいると応急修理されるようになっている。
中継地点は、確保しなくても再出撃することが出来る。
シャッフルターゲット
エースマッチに近いルールで、3倍の対象が獲得スコアではなく試合の時間経過で30秒ごとに敵味方交互で決定するようになっている。自軍の次の3倍対象は見えるようになっている為、それに合わせた時間調整が重要となる。
シリーズ戦
カスタムマッチのみでプレイ可能。特定のシリーズとその関連作に登場する機体のみが参加する。
機体格差や相性などがもろに出易い点に注意。
ブロールマッチ
チーム分けがなく自機のポイントのみで勝敗を決する、いわゆるバトルロイヤル方式。通常の撃破スコアの他に敵が獲得したポイントの一部を奪取する事ができ、また低順位程機体性能に補正がかかる為、一発逆転も狙える。
デュエルマッチ
2vs2までの少人数戦。通常マップに比べて遮蔽物の少ない専用マップで、敵全員を指定回数撃破すれば勝利となる。
シチュエーションバトル
主に原作のシチュエーションを再現した編成固定のルール。機体は出撃時にランダムで決定される。
性質上機体コストも統一されておらず、それどころか勢力間でコスト差がある事さえある。また、同じ機体でも性能が異なる特殊な調整をされている事もある。編成内での自機の役割を把握し、適切にこなすことが重要となる。
登場キャラクター
- ナイトハルト・ハイデッガー
- テンダ・ビギン
- キャリー・キャドバリー
- レオナ・ルークラフト
- カタリナ・ヴェンダース
- オルデム・コウダ
- アドミン・グランズマン
- パトリック・カーティス
- ダーリヤ・サーハロヴァ
- セシア・アウェア CV:竹達彩奈 ※『機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON』よりゲスト出演。
- アルマ・シュティルナー CV:佐倉綾音 ※『機動戦士ガンダムバトルオペレーション Code Fairy』よりゲスト出演。
- キリー・ギャレット CV:植田佳奈 ※〃
- リリス・エイデン CV: 上坂すみれ※〃
- ペッシェ・モンターニュ CV:坂本真綾 ※『機動戦士ガンダムU.C.ENGAGE』よりゲスト出演。
登場MS
以下の出典区分はあくまで便宜的な物。
100コスト
150コスト
機体区分 | 名称 | 出典 |
---|---|---|
汎用 | ザクⅡFS型 | MSV |
汎用 | 陸戦型ジム | 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 |
200コスト
※:劇中機とは微妙に形態が異なる。
250コスト
300コスト
※1:文字設定としての初出は『MSV』。
※2:デザインの初出は企画『ハーモニー・オブ・ガンダム』
※3:ザク・タンク自体はMSVが出典。
※4:厳密には本作での仕様はフランシス・バックマイヤーのカスタム機に準ずる。
※5:厳密にはアナハイム・ラボラトリー・ログが出典。
350コスト
※1:デザインの初出は企画『ハーモニー・オブ・ガンダム』。
※2:文字設定としての初出は『MSV』。
400コスト
※機体の初出はSDガンダム GGENERATION GATHER BEAT。
450コスト
※1:初出は文字設定のみだが『MSV』。デザイン画は『M-MSV』で追加、本ゲームに登場するのはそこから『宇宙、閃光の果てに…』でクリーンナップが行われたもの。
※2:初出は『M-MSV』だが、本ゲームでは『ジオニックフロント』用にクリーンナップされたバージョンで登場。
500コスト
※:メタス自体は、『機動戦士Ζガンダム』に登場した。
550コスト
※1:劇中では未使用。本仕様は、アクションフィギュア『GUNDAM FIX FIGURATION』の発売に伴い設定された。
※2:機体の初出はSDガンダムGジェネレーション モノアイガンダムズ。
※3:MLRS装備の初出は『ハーモニー・オブ・ガンダム』。
600コスト
※1:Mk-4自体の初出は2作目の『SDガンダム GGENERATION ZERO』。
※2:デザインの初出は書籍「ガンダムMSグラフィカ」。
650コスト
700コスト
※現在Steam版のみ参戦