カタログスペック
型式番号 | MS-07B(前期型)、OMS-07RF(後期型) |
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所属 | オールズモビル |
開発 | オールズモビル(前期型)、???(後期型) |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 18.7m(前期型)、18.4m(後期型) |
本体重量 | 26.3t |
全備重量 | 65.2t(前期型)、48.2t(後期型) |
出力 | 2,750kW |
推力 | 64,800kg |
センサー有効半径 | 18,300m |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
固定武装 | 頭部バルカン(後期型)、5連装フィンガーバルカン、ビーム・ソード、ヒート・ロッド、ヒート・ロッド内蔵式ビーム砲(後期型) |
携行武装 | ビーム・ライフル、ビーム・ランチャー |
概要
『機動戦士ガンダムF90』を初出とするMSで、RFシリーズと呼ばれる兵器群の一つ。
火星独立ジオン軍「オールズモビル軍」が陸戦用に量産しているMSで、旧ジオン軍が使用していたグフにそっくりな外観となっている。
ただし、外見はグフと同じでも、最新鋭の技術を導入している事で、性能面に関してはギラ・ドーガ系を凌駕しており、武装面に関してもビーム系の物となっている。また原型機と異なり、宇宙でも運用できる汎用性を持つ。
火星独立ジオン軍が独自に開発した初期型と、後にクロスボーン・バンガードのMSを開発するブッホ・コンツェルンが携わっている最新型の2種類がある。
前期型
『機動戦士ガンダムF90』に登場。外装はグフと全く同じレプリカ機となっている。
尚『機動戦士ガンダムクライマックスU.C.紡がれし血統』と『機動戦士ガンダムF90FF』ではフロンティアⅠにてこれと思しき機体がテロ行為を行っている。
後期型
『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場するRFグフ。グフの意匠を継承しながらも外装は大幅に変更されている。RFザクと同じフレームを使用しているため、両機共において、大掛かりな設定変更をせずとも宇宙・陸上を問わず運用可能と、汎用性や整備性も非常に高い。
一部資料ではRFドムと同じフレームを使用している設定となっている。RFシリーズのフレームはほとんど同じなのだろうか。
『F90FF』では大元であるグフ同様にドダイYSやドダイ改に乗って連邦軍を襲撃するシーンが描かれている。
武装
- 頭部バルカン
ジオン系では珍しい頭部の近接戦闘用火器。ガンダムタイプより多い4門を搭載している。
- 5連装フィンガーバルカン
おなじみ左手に装備された射撃兵装。マニピュレータとして使用可能であり、冷却装置や弾倉は前腕部に内蔵している。
- ヒート・ロッド(ビーム・ロッド)
胴体にロッドの巻き取り機構を備え、右肩後方のドラム・ユニットで巻き取りを行う。ドラム・ユニットはバックパック側面に位置するが、バックパックとは連結されていない。
後期型ではグフ・カスタムに装備された方式が採用された。
- ヒート・ロッド内蔵ビーム砲
後期型が装備。相手に向けてヒート・ロッドの先端をぶつけた際にゼロ距離でビームを撃ち込むのだろうか。非常に高いテクニックを要求する武器と言える。おそらく腕部に格納したままでも使用可能と思われる。インコムの技術を流用した脳波誘導が可能な武装ならばいくらか難易度は下がると思われるが…
- ビームライフル
オールズモビルで普及するビームライフル。前期型ではザクマシンガンに準じたシルエットだが、後期型ではマガジンは右側に倒され、銃身も太いものが採用されるなど、ゲルググ(一年戦争期)のビームライフルと組み合わせたような形状になっている。
- ビーム・ソード
専用の白兵戦用装備。形状をグフのヒート・サーベルに寄せている。
- ビーム・ランチャー
ビーム・バズーカから発展した大火力兵装。オールズモビルで普及しているタイプを腰裏のラッチに懸架可能。
- ビーム・マシンガン
ギラ・ドーガのものを使用している。