データ
型式番号 | OMS-18ERF |
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所属 | オールズモビル軍 |
頭頂高 | 17.7m |
本体重量 | 47.2t |
武装 |
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概要
宇宙世紀0116年になって、ジオン系テロリスト(後のオールズモビル軍)がテロ活動の際に用いた機体。RFシリーズの1種でケンプファーをリファインしたMS。パイロットはNSP(ジオン系テロリスト)所属のキッチ・キッチナー大尉。
漫画『機動戦士ガンダムF90FF』に初登場。
開発系譜としては前期型と後期型の間にあたる(中期型?)ようで、フレームはRFザクのものを流用されているようである。
機体の軽量化により単純なパワーウェイトレシオも飛躍的に底上げされたほか、紙ペラなどと散々な言われようだった主装甲にガンダリウム合金を採用したことで防御力もガンダムF90とのタイマンで十分に耐えられるほどになった。
携行武装は実弾のショットガン。本機独自の武装として、右腕部のオプション式の3連装ミサイルポッド、左腕部のプラズマワイヤー、背部のコンテナにインコムを搭載している。さらに搭載された「一般人用サイコミュ」と呼称される装置によって、搭乗したパイロットのスウェッセム受容をニュータイプ相当のレベルへと引き上げる事で、一般人でもNT能力を介したインコム操作を可能とした。
ここまで来るとケンプファーを名乗る別物である。
劇中での活躍
RFゲルググ、RFゲルググキャノンを伴ってサナリィを含めたフロンティアⅠの施設を襲撃、F90の3号機の奪取を目論むもF90が増援のハルファイターを装着、N装備となったF90に敗れる。その後、脱出したキッチナーによって機体はフロンティアⅠに放棄される。
劇中ではケンプファーとしか呼ばれない。
武装
60mmバルカン砲
ジオン系MSでは珍しく、頭部に内蔵された機関砲。
ビーム・サーベル
近接格闘戦用のビーム兵装で、両大腿部に収納されている。
197mm口径専用ショットガン(型番ZUX-197:ヤクトゲヴェール)
ズックス社が開発した実弾兵装。多目的自動ショットガンで、ショットシェルから9発のルナチタニウムコーティングを施したOO(ダブルオー)バック弾を発射する。信頼性を重視して手動によるポンプアクションで装填するタイプだが、場合によっては電動機構による自動装填も可能。
シュツルム・ファウスト
両脛部のラッチに装備された簡易型のロケットランチャー。命中率は低いが、強力な破壊力を持つ。
3連ヒート・ワイヤー
左腕部の装甲に内蔵された3連装のプラズマワイヤー。ヒートロッドとアッザムリーダーを組み合わせたような電撃武器。
インコム・ユニット
サイコミュ制御に改良された有線式ビット(ファンネル)のような仕様となっている。
ラッツリパー式3連ミサイル・ポッド
右腕部に搭載されたオプション式の3連装ミサイルポッド。