ガンダムの簡易MS
がんだむのかんいもびるすーつ
本項目にはネタバレが含まれます。
型式番号不明。
アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場。劇場先行公開された『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の時点では、作中で存在が言及されるに止まっている。
一年戦争後半、シャア・アズナブル少佐によって地球連邦軍から奪取されたガンダムを基に、ジオン公国軍がリバースエンジニアリングによって開発したモビルスーツ(MS)。ガンダムを簡易化した量産型MSとして完成し、ジオニックが開発したMS-14をコンベンションで破る形で、第一次ソロモン会戦前に制式採用された。
……という簡単な開発史を除き、現時点では詳細がわかる情報はほとんど開示されておらず、正式な名称やデザインも非公開のままである。今後『GQuuuuuuX』本編に登場するかも不明。
『-Beginning-』における第二次ソロモン会戦のシーンには、この機体と思しきMSが登場しているというが、当該機=この簡易MSなのかどうかについても公式媒体は沈黙を保っている。
開発した陣営こそ異なるが、「ガンダムの簡易量産型」という立ち位置は、いわゆる「正史」の宇宙世紀におけるジムに相当する。
なお、「ガンダムの簡易MS」という呼称は、『-Beginning-』のパンフレットに掲載されている簡易年表で使用されたもの。
ファンの間での非公式な呼び名としては、これを縮めた「簡易ガンダム」といったものに加えて、漫画『機動戦士ガンダム MS IGLOO 603』で「ジオン側での呼称」と設定されたジム(GM)のドイツ語読み「ゲム」などが仮称・正式名の予想として用いられることもある。
白いガンダム(GQuuuuuuX) 赤いガンダム(GQuuuuuuX)
軽キャノン - 『GQuuuuuuX』で描かれる宇宙世紀において連邦軍が開発・運用した、ガンキャノンおよびガンダムの量産型。
ゲファンゲナー・ゲム - 「正史」の宇宙世紀において、ジオン軍が鹵獲運用したジム。
ギャン - 「正史」においてゲルググ(MS-14)と採用を争った機体。本機の正式名予想で名前が挙がることもある。