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理不尽暴力ヒロイン

りふじんぼうりょくひろいん

理不尽暴力ヒロインは、ライトノベルや漫画などに存在することがあるヒロインの属性の一つ。
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このキャラクターは、複数の属性から成り立っており、簡単な説明は難しい。

説明


 このヒロインは「他者、とりわけ主人公に対し特に理由なく、または他人に理解しがたい理由により暴力を振るうキャラクター」として扱われ、ツンデレヤンデレの中の一類型としても見なされている。

 ただし、この呼び名はキャラヘイトと扱われる可能性もあるため、気軽に用いない方がいい。

歴史的な考察

 「主人公等に暴力を振るう」という属性を持つキャラクターは今に始まったことではなく、昔からいる。無論、ヒロインに位置付けられるキャラにおいても多数存在した。
 この「主人公その他に対し暴力を振るうヒロイン」に関しては、通常、対象が何らかの悪行を行ったことへの制裁、あるいは他者や自分を守るための咄嗟の防衛行動、というパターンが多かったとされる。例を挙げるとすると、シティハンター冴羽獠槇村香うる星やつら諸星あたる三宅しのぶのような「スケベな主人公がヒロインにセクハラをするor浮気をする→鉄拳制裁」であったり、新世紀エヴァンゲリオン碇シンジ惣流・アスカ・ラングレーのような「主人公が不可抗力でヒロインの着替えを覗いてしまう→羞恥心から思わず攻撃」などである。(似て非なるようなものとしては水曜どうでしょうonちゃん安田顕)と大泉洋ザ・ドリフターズいかりや長介志村けんのような「理不尽に酷い目に遭うことでウケをとるポジション」といった感じのものもある)

 しかしながら、近年のアニメライトノベルにおいては、特に理由もなく、あるいは理解に苦しむ理由から暴力を振るうヒロインが多数登場するようになった。例えば、「主人公が他の女性と仲良くしていたのが気に入らなかったから」や「ただの照れ隠しのつもり」等々(インフィニット・ストラトスではそれぞれ主人公の織斑一夏に対する「シャルロット・デュノアとの買い物(実質デート)を尾行していた凰鈴音が「よし殺そう」と殺害を宣告」「相部屋になった篠ノ之箒が風呂上りに全裸状態で遭遇してしまい逃亡した一夏に向けて竹刀で扉を貫通するほどの突きを連発」と言ったシーンが該当する)。酷いものになると俺の妹がこんなに可愛いわけがない高坂桐乃のように「無理やり自分の都合につき合わせた相手の無知ゆえの行動をさも非常識のように糾弾した挙句恩を仇で返す」なんてヒロインもいる。

 このように、「暴力を振るう」属性を持つヒロイン像は、昔と今とではかなり異なりつつあると言えよう。理由としては、近年の主人公側の性格の変化(性欲の塊ような主人公が減り、常識的で性欲もさほど強くない主人公の増加)や、マンネリ化回避のために目新しい属性が必要になったこと(特にハーレム系と呼ばれる「ヒロインが多数登場する形式」においては、多少性格が変わったヒロインでないとキャラクターが立たない)等が挙げられる。

実際に創作で扱う場合

 この種のヒロインは、暴力衝動という難のある性格以外に、視聴者や読者から見ても自然に認識できる長所、あるいは暴力行為に至るまでの納得し得る設定をしっかり作り込まない限り、単なる性格破綻者にしか見えなくなる。「暴力を振るう」という部分だけですでに好き嫌いが分かれる以上、創作でこの種のヒロインを登場させる場合は注意が必要となる。

 その他、主人公がヒロインの暴力をしっかり咎めない、もしくは理不尽に思っても最終的には受け容れてしまう、と言った場合も叩かれる要因になり得る。そうした意味においても非常に扱いが難しい属性と言えるだろう。


参照

ニコニコ大百科同項目
アニヲタWiki(仮)暴力キャラ

関連項目

暴力 ヒロイン 理不尽 DV

高橋留美子:彼女の作品には伝統的に、主人公に激しい制裁を加えるヒロインが多い。日本のラブコメ漫画を代表する作家の一人でもあるため、ある意味でこの手の属性の走りとなったのかもしれない。

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