ヘイト(hate)とは
[動](▼進行形不可)(他)
1 〈人・動物・事を〉憎む、嫌悪する(⇔love)
概要
この頁では創作物だけではなく、掲示板荒らし・キャラdis発言なども含めた「嫌いなキャラクターへのアンチ意見・ヘイト思想を外部へ表明する行為の総称」としての【キャラヘイト】を解説しています。
それらのキャラヘイト・作品アンチ思想のもと作成された創作物(キャラヘイト創作・ヘイト創作)に関しての解説は記事「ヘイト創作」をご参照下さい。
またキャラクターに対してわずかにでも批判的なことを述べただけでも「キャラヘイト」とレッテルを貼る人もいる。
ただ多くの場合、その「わずかにでも批判的なこと」の内容が実際にはかなり過激だったりすることも少なくないため、それをすぐに真に受けるのも危険である。
pixiv小説における「キャラヘイト」
pixiv外でのキャラヘイトは、「原作を熱心に視聴した上で作者がどうしても好感を持てなかったキャラクター、作中で落ち度を見せたキャラクターへの腹いせ」として描かれた物が大多数を占めていた。
代表格は、『新世紀エヴァンゲリオン』の断罪物小説や『ガンダムSEED』『テイルズシリーズ』の「厳しめ」の作品などである。
近年、pixiv小説内で爆発的に流行するキャラヘイトがこれらと異なるのは、実際には読みもしていない作品のキャラクターに言いがかりをつけて非難し、下衆として描き、ヘイト作品作者が考案したオリキャラの引き立て役にし、罵詈雑言を浴びせ、説教や暴力を振るっているという点である。
なお、このような作品の製作者の中には、公式作品に一切金を落とさず、原作はおろか派生アニメなどのメディアミックス作品も視聴しないでWikipediaやネットの二次創作で得た情報と想像だけでキャラヘイト作品を書いているというケースも有る。
ヘイト作品投稿者たちの多くは流行版権にフリーライドした閲覧者数稼ぎと評価数稼ぎ・交流で自己承認欲求を満たすことを目当てにしているか周りからの評価や認識を理由に“このキャラはこういう扱いがふさわしい”という前提でキャラヘイトを行っている為、題材作品への愛着や敬意すら無く、原作未見のままヘイトすることを一切悪びれていないケースが目立つ。
たまに公式側がいじりを認めてしまうケース(例:千早いじめ、海未ちゃん顔芸シリーズ)があり、それをいい事に投稿者がキャラヘイトを加速させてしまう例も少なくない。
キャラヘイトと扱われるものについて
※これらの表現があってもキャラヘイトではない場合もある。
肉体的暴力
そのキャラクターを死亡させる、虐待するなどのR-18Gにあたる行動やレイプなどのR-18に該当する行い。
ただしこれらの表現だけでは、愛情のゆがんだ形(リョナなど)や性的倒錯(サディズムなど)の場合などキャラヘイトでない場合も考えられるので、安易にキャラヘイトと決めつけてはいけない。
個性・性格改変
極悪人にしたり、頭のおかしい性格にしたり、誰からも嫌われるキャラクターにするなどが該当する行為。「キャラ改悪」と称される。
場合によってはただ改変するだけではなく、好きなキャラクターやカップリングを引き立たせるための汚れ役にもする。
具体的なタグでは、「黒化」「変態化」「キャラ崩壊」などが相当するが、これらはキャラヘイトの有無にかかわらず存在する表現である。
暴言
作品ではなく、キャラクターを侮辱する行動に該当する。
pixiv内より、ブログやサイト・Twitter・掲示板などでよくみられるもの。
カップリングでのキャラヘイト
pixiv内でも毎日のように多くのカップリング作品が投稿されている。
しかし、公式ではないもの・自分が好きになれないもの・自分の好きな組み合わせとは違う組み合わせをしているものに対し、キャラヘイトに及ぶ人もいる。
その場合キャラヘイトの被害にあうのは好きな組み合わせとは違う気にいらない方のキャラクターで、恋愛がらみの争奪戦の踏み台にされたり、横取りをしたりなどのネタに使われてしまうことがある。
また、「露骨な悪意を用いないヘイト創作」も存在する。これは苦手なキャラに対し原作とは絡みのないキャラクターとそのキャラをくっつけてカップリングを作り、流行らせるというもの。これは一見、ごく普通のカップリング二次創作に見えるため「流行ってるから描いてみよう」といった悪意のない人達までヘイト加害者になりうる恐ろしいもの。
あまりにも公式無視な二次創作が流行したため、それを見た原作を大事にするファンやそのキャラクターを愛し二次創作をしてきた人たちの気持ちを萎えさせ、誠実なファンが作品から離れて行ってしまう、という深刻な被害も出ている。
R-18作品への不快なタグをつける行為(タグヘイト)
R-18作品に嫌悪を思わせるタグ(ヘイトタグ)を付けるのも実際はヘイト行為に該当する。(「妖怪ビッチ」など)
この場合はカップリングキャラ両方に対するヘイト行為になる(NLの場合は主に女性側への批難へ傾倒する)。「無意識の故意」「未必の故意」の場合もあるが大抵の場合は単に「性嫌悪」が引き金のケースである。
キャラヘイトによる迷惑行為
イベント会場や2ちゃんねるなどでのキャラの批判はもちろん、そのキャラや組み合わせで同人活動をするサークルやユーザーに対してのバッシングも少なくはない。
例であげるなら個人サイトや絵チャット・コミュニティサイト・ブログで荒らし行為をされた、Twitterで非難する発言をされたなどの被害が該当する。
口論ですめばいいものの、晒しあげ荒らしを突撃させたり、炎上またはイベント会場での暴言や暴力沙汰に発展してしまうと笑いごとでは済まされない。
キャラヘイトに対する対応に関しては気をつけて行うことがとても重要である。
関連タグ
迷惑行為 ヲチ アンチ 荒らし(ネットスラング) 無自覚な荒らし キャラアンチ 嘲笑
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