概要
元々は特定の作品、人物のファンだったのが、何らかの理由で嫌いになり、アンチとして執着する人のことである。
いわば「可愛さ余って憎さ百倍」な状態である。
この手のタイプはその対象を愛好していた時期に金銭や時間を浪費していた、あるいは単純に期待していたという理由からそれを裏切られたと認識した時の被害者意識が強くなり、通常のアンチよりも粘着行為が酷くなる場合が多いのが特徴とされている。
加えて、彼らはまだ「自分はその作品のファンである」と自負し続け、既にアンチ化している事に気付かない、誰かに指摘されてもそれを認めない傾向も強く、どれだけ過激なアンチ行為も「ファンからの真摯な意見」とか「その作品を思っての批判」などと言って正当化したり、もしくは「自分達ファンの期待や希望を裏切ったんだから当然」と開き直ったりする事も少なくない。
元ファンだったこともあり、並のアンチより作品に関する知識を持っている事も多く、ファン時代にはそれほど意識していなかったであろうその作品の問題点および欠点を強調(対して面白かった所、良かった所はもはや過去のものとして無視したりする)するような姿勢であるため、現行ファンからの反論も効き難いうえ、純粋なファンコミュにも平気で乗り込んできたりと単純なアンチよりも非常に厄介な存在と取られている。