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概要編集

悪質なアンチによる迷惑行為や破壊行為に嫌気が差し、報復で所謂「拠点記事」において荒らし行為を働いたり、外部にアンチの悪行を振りまいて拡散したりする等の行為が該当する。主に「お前の行為はアンチアンチでしかない」「アンチのアンチ乙」といった用法で使われる。


特に

  • ファンがアンチによるSNSでの荒らし行為に嫌気が差してアンチスレに突撃して抗議する
  • シリーズもので評判が悪い作品のファンが、他のファンからの黒歴史呼ばわりに対して逆ギレして暴言を吐く
  • ファンコミュニティにおいて悪質なアンチに対して攻撃的な言動を取る

といった「対象をアンチや否定的な層から守ろうとしたいがために、アンチを攻撃する」(あるいはそのような防衛本能)行為がこのように呼ばれやすい。


この手は実際に「アンチにコミュニティを荒らされ、乗っ取られた」ような苦い経験を持ち合わせている事が多く「アンチが存在していては気持ちよく会話ができない」という一種の正義感や義憤が思想の根底にある。


しかし、当然ながら荒らし行為をする事に何ら正当性はなく、そのような行為で場が荒れてしまう(最悪の場合、称賛する事自体が荒らし認定される事もある)事が多い為、ファンコミュニティにおいてはアンチと同様「正義感に駆られた無自覚な荒らし」として扱われる事が大半である。まさに「ミイラ取りがミイラになる」と言った状態である。


しかし、そもそも迷惑行為に対して不快感を呈するのは当然の話である上に、そのような行為をされて困るのはほかならぬアンチ自身であり、「いかに信者が迷惑な存在であるか」を証明する為の(自分達の所業を棚に上げて)詭弁や論点先取として用いられる事もまた多い。


ただ、所詮暴言は暴言なのでほどほどにしよう。過ぎたるは猶及ばざるが如しとはこの事である。


「信者」との違い編集

混同されやすいが、アンチに対するアンチ行為をしているからといってその対象の「信者」であるとは限らない

信者との違いは、煽りや迷惑行為に対して感情をむき出しにして噛み付く等、あくまで「迷惑行為に対する反撃」の意味合いが強い為、アンチ対象の評価とは必ずしも関係がない事である。


例えば「元民主党議員に殺害予告を送る」行為に対して「反民主のネトウヨは頭がおかしいのか」と言えば「民主アンチのアンチ」と言える。この場合「アンチのアンチ」呼ばわりされている人は単に犯罪行為に対して不快感を呈しているのであり、思想の根底として「親民主」であるとは限らないのである。


対策編集

アンチのアンチと化している人々にも言える事だが、基本的にはスルーするのが一番である。

良心や善意で無自覚な荒らしと化しているだけならば、アンチ活動の鎮静化と共に自然といなくなっていくはずである。

無法者さえいなくなれば無害化も可能なのだ…が。


問題は悪質なアンチがコミュニティに根差し粘着してしまっているケースで、それに無意識に対抗してしまうのである。

そうなれば当然アンチのアンチと呼ばれる人々も、コミュニティを三度破壊される恐怖や怒りから来る防衛反応からスルーせずに対抗してしまい、コミュニティを荒らす事が多くなってしまう。

こうなってしまえばユーザーの手で止めるのは困難であり、毅然とした態度で通報していくなど、冷静な対応を心がけていくしかない。


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