荒らしレッテル
あらしれってる
これはユーザーが内容に寄与できる項目、インターネットにおいては電子掲示板、ブログ、wiki、SNSなどにおいて特定のユーザーを「荒らし」とみなし攻撃する行為である。この行為は管理者が行うことも、そうでない一般ユーザーが行うこともある。
- 総じて非常に短気で、排他的・攻撃的な言動をとりがち
- 不文律やマイルールに従い行動するため、第三者から「なぜ?」と思われることがある
- 過去に存在した荒らしと類似した行動をとるユーザーに対し過剰反応する
- 第三者の目から見て問題ないような意見や反論にかみつき、誹謗中傷などを行う
- 第三者の意見を聞かず、助言しようとしたユーザーでさえ荒らし扱い
- いくら同じ説明をしても納得せず、おかしな理屈をこねて話が平行線になる
- 疑問点を説明・指摘しても質問に答えようとせず、無視して話を進めようとする
などがあげられる。
実例としては2ちゃんねるやふたば☆ちゃんねるにおける特定スレッドに対するステマやまとめブログ利用用のスレなどといったレッテルなどがあげられる。
これらの行動はユーザーの自己防衛や自治活動などと割り切ればいいのであるが、問題点は「俺が思うからみんなもそうだろ?」というユーザーがこのような活動を行い、困ったちゃんと化している場合が存在するためである。
この種のユーザーに割と共通することは「人の話を聞かない」点と「自分の都合が良いように拡大解釈しやすい」点と「神経質が度を越している」点である。
ただし、これらの行為は例えばアンサイクロペディアなどでいうところのコミュニティを疲弊させる利用者という概念であり、実際にはそういう活動を行っている人々もコミュニティを疲弊させる手助けを行っている場合も存在するといわれる。
ピクシブ百科事典などにおいてもよく見られる事例であり、自分の書き込みにケチをつけた、あるいは気に入らないイラスト・記事を作ったか編集をしたユーザーを『荒らし』であると決めつけて各種攻撃行動をとろうとするレッテル貼りを指す。
実例を挙げると
- 自分や賛同者の編集内容が正しいと断じ、「逆らう者=荒らし」であると考える
- 相手が退かない場合ヒートアップもし易く、投稿された作品や情報に問題があっても自分への攻撃とみなす等、「理想に違うものは何もかも悪」というレベルに沸騰してしまう事さえあり得る
- 迷惑行為を行ったユーザーを毛嫌いし、少しでもそのユーザーに似た傾向のある利用者をそのユーザーであるとレッテル貼りする
- 自分のことを棚に上げて以下のユーザーをこれまで発生した荒らしに関連付けようとしたり、誹謗中傷を行う行為
- 本気で荒らしとは思っていないが、荒らし扱いで傷つけたり退会に追い込む事で、邪魔なユーザーを追い出そうとする
- 以下の行為に関してきちんとした説明を行わず不要記事や荒らし記事として記事の白紙化を行う行為
上記の行動をはあくまでも一例であり、これにとどまらない場合が存在する。
ルールやマナーには抵触する行為ではあるが、明確な荒らし行為というわけではないため運営から特にお咎めもない状況である場合は多い(ただし、運営の個々への対処が困難である、ということもあるかもしれないが)。
実際に適切な対応であり、対処されたのが規約違反や迷惑行為であるならばその行いは正当であろう。
ところが、pixivおよびピクシブ百科事典などを詳細にみていけば、第三者の目から見ても明らかに「荒らしを糾弾している側がコミュニティを疲弊させている、あるいは規約違反や迷惑行為である」と思える行為を行うユーザーが残念なことに一部存在しているのは確かである。
特に、糾弾している側のユーザーによる、編集内容での暴言・他ユーザーへの中傷は顕著なものとなっている。
中でもこの「レッテル貼り」を行うユーザー同士が「見解の不一致」を起こした結果、長時間お互いを「荒らし」と罵り続ける編集合戦が起こってしまうケースも散見され、双方折り合う気が無いタイプ故に泥沼化しやすい。
対処方法らしい対処方法は特にない。街中で見ず知らずの相手に罵声や暴力を振るってくる様な人間には、基本逃げるのが賢明なのと同じである。
現実でも、たまたま邪魔な位置にいたという理由で襲われたり、暴力的・攻撃的な人間を注意喚起するには危険が伴うように、ピクシブでも注意した側が逆恨みの通報でアカウント停止に追い込まるケースが増えてきており、乱暴・独善的なユーザーを誰も止められない構図が出来上がりつつある。
強いて言えば、たとえ理不尽であっても相手の言うことを素直に聞くことであるが、そう言うタイプは下手に出るほど増長する一方な場合が殆どなのもまた事実。
本当にその人が問題ユーザーである場合は周りのユーザーが多かれ少なかれ庇ってくれる筈のため、そういったことが特にない場合は、その人の言う通り本当にあなたが荒らしなのかもしれないということは肝に銘じたほうがよいであろう。
そもそも、人と違うことをしなければ、基本的にこういったタイプに絡まれることは少ないため、他の人から称賛されない行動は控えたほうが無難である。
称賛されないということは、無関心か、もしくは不快に思われてるかのどちらかであり、後者であるケースも多いためで、他者からの批難も受けやすい。
もしも周りのユーザーが庇ってくれるのなら、その人達を大事にしつつ、運営にも通報し、場合によっては警察沙汰にし、解決に向けて行動していくのがよいと思われる。
この記事自体も、ピクシブ百科事典の目的である「pixivのタグについて、記事を作成できるサービス」より逸脱したものであろう。
そのため、編集にはそれなりの覚悟が必要である。あなたが荒らし認定されたり、自治厨の餌食にならないように。