概要
細かいことを気にしすぎて、神経を使う位に念入りにしないと納得がいかない性質。先々のリスクも考える様のこと。
あるいは、細かいことに気をかけて病む様を指す。英語ではnervousness。
元々は精神科医の森田正馬が昭和初期に神経衰弱を「神経質」と呼称したことが始まりではないかとされる。氏が提唱するには弱気な部分と強気な部分が共存し、二面性になっている状態である。
ただ、神経質のマイナス面が度が超すと、ノイローゼや対人恐怖・人間不信に至ってしまう他、自分のこだわりへの強すぎる執着から攻撃的になりやすい。何ごとにも気にしすぎる性質のため、知らず知らずの内に多くのストレスを抱え込んでいる危険がある。
また、神経質は校正・編集が適職となっているが、大なり小なりのトラブルを引き起こしやすいともされている。やりすぎて重箱の隅を楊枝でほじくるような行動や、他人を糾弾する書き込みを行ってしまう者も少なからず存在する。