概要
批判と似ているが、こちらは問題とする対象を明確に“罪悪”と見なして批判よりも強い勢いでその責を問い正し、そしてそれに関わった当事者や関係者に対して問題の根本的な解決、強いては司法などの第三者機関に彼等への何らかの処罰を求める際に使われるものである。
よく批判と同様に対象に向けての意見の一つとして使用され、その対象に纏わる問題を是正するために行われる基本的には正しい行為だが、こちらはその問題を程度に関わらず明確に悪いこととして扱い、それの当事者らの非を徹底的に追求するという通常の批判よりもさらに相手を責め立てるような意味合いが強いのが特徴となっている。
しかし、本来ならばこの糾弾も倫理や法律、常識など厳正な基準に則って行われるべきものであるのが、こちらもあまりに追求の仕方が感情的かつ恣意的過ぎたりするとやっぱりただの非難、あるいは中傷になってしまい、ヘタすれば対象の名誉に関わることにもなりかねないため、自分が「悪」だと思っている対象への糾弾行為は普通の批判よりもさらに慎重に、そして理路整然としたものである必要がある。
関連項目
アンチ(彼らの主張はむしろこの糾弾に近い。ただしそれが正当なものであるとは限らないが)