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リベンジオブザセブン

りべんじおぶざせぶん

2024年発売のゲーム。1993年に発売された『ロマンシング サ・ガ2』の完全フル3Dリメイク作品。
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かつて、ロマサガ2を途中で諦めた あなたへ


概要編集

ロマンシング サガ2リベンジオブザセブン』

2024年6月18日,任天堂のプレゼンテーション番組「Nintendo Direct 2024.6.18」にて発表された。発売日は2024年10月24日で、価格は6820円(税込)。

Nintendo SwitchPlayStation 5PlayStation 4Steamにてリリース。

なお同日にはスクウェア・エニックスe-STORE専売のコレクターズエディションが発売予定で、ゲーム本編ほか、七英雄ロックブーケのフィギュア、「サガ」シリーズでおなじみの作曲家・伊藤賢治氏により新たにアレンジされたゲーム内楽曲をすべて収録したサウンドトラック(全2枚組)、攻略本『ロマンシング サ・ガ2 基礎知識編』の復刻本が同梱される。外部リンク

祝リメイク


プレイヤーは歴代皇帝として、数千年にわたり伝説の七英雄との戦いに挑む(進行次第では1000年足らずで七英雄との決着が付く)。

オリジナル版の特徴的なシステムである「閃き」や「陣形」に加え、新たに後年のサガシリーズで加わった「連携」システムや「タイムラインバトル」も導入され、戦略性がさらに高まった。


また、グラフィックは美麗な完全3Dに刷新され、イベントシーンは声優のキャラクターボイスをフルボイスで楽しむ事が出来る。

女性キャラクターは露出度の高い衣装や肉感的な身体つきになっているが、一貫してスカートキャラはスパッツを穿いているためパンチラはしない。


初めてのプレイヤーでも遊びやすいように、マスクデータがほぼ開示され、難易度設定や成長システムも見直されている。


開発を担当したのは聖剣伝説3ToMを開発した株式会社ジーンで、聖剣3の開発・販売終了後に河津秋敏とサガチームからの誘いで開発されたとのこと。

キャラクターデザインはプレイヤー・非プレイヤー問わず全てイラストレーターのあんべよしろう氏により執り行われている。

ロード画面にドット絵が表示されるというファンサービスも。


2024年9月19日に体験版が配信開始。冒頭からクジンシーとの最初の戦いまでが範囲で、ジェラールに皇位継承した時点で終了。また戦闘勝利数70回までしかキャラクターが成長しない(技術点が入らず、戦闘回数や勝利数も加算されない)。

製品版へのデータ引き継ぎは可能。


日本ゲーム大賞2024フューチャー部門受賞。



年代ジャンプ・皇位継承編集

本作の目玉とも言えるシステム。

イベントを消化したり七英雄を倒すなどで時間が経過し、強制的にPTメンバーが入れ替わる(世代交代する)。

例えば最初は皇帝ジェラールを主人公として操作するが、物語が進むといきなり数十年が経過して別の人物に皇位が継承される(仲間から候補者がランダムに選出され、誰か1人に皇位継承させないといけない。ずっとジェラールを操作することが出来ない)。


年代ジャンプはイベント消化数と戦闘回数次第で発生する。大抵は運河要塞や宝石鉱山を取り戻すとジェラールから世代交代することとなる。

また七英雄を5体以上倒し字幕イベントを発生させると強制的に最終皇帝に世代交代する。つまり七英雄との決着は最終皇帝の手で付けなければならない。

最終的に主人公は最終皇帝で固定されるようになり、以後は年代ジャンプによる時間経過が起こらない。


仲間たちも年代ジャンプや死亡(LPが0になる)によって世代交代する。

ただし世代交代を何度もすれば一巡するので、使いたいキャラクターを再びPTに入れることが出来る。

チュートリアルでは「一度死亡したキャラは永久にいなくなる」某シミュレーションRPGのロストの様な説明がなされているが、実際は世代交代を何度もすれば一巡して死んだキャラが戻って来るのでそこら辺はご安心(?)を。

具体的に説明すると、例えば「帝国重装歩兵ベアがLP0で死亡し、バトル後に同じ帝国重装歩兵のバイソンが出現→バイソンがLP0で死亡し、バトル後に同じ帝国重装歩兵のウォーラスが出現→この手順があと5回繰り返す→フェルディナントがLP0で死亡し、バトル後に死亡したはずのベアが再度出現する」とこの様な流れになる。

つまるところ1クラス中の8人全員が死亡し、クラスそのものが使えなくなるなんて事は起こらないので安心してほしい。

ただし皇帝だけは一度皇帝に就いた事があるキャラクターを再び皇帝にする事は今作では不可能なので、皇位継承し過ぎると最終的に最終皇帝のみになってしまい、年代ジャンプが一切起こらなくなるので要注意。

最終皇帝のパーティーが全滅するとゲームオーバーになるだけで世代交代しない。

ちなみにリアルクィーンのイベントが最終段階に到達すると寄生されて食い破られた仲間たちは全員世代交代するので注意。

苦しんでいるからと言って話しかけないよう注意(無視すれば回避可能。ただしインペリアルガードはムービーで犠牲になるためパーティーに入れなければ回避不可)。

作中屈指のトラウマイベントのため、起こしたくなかったら最終皇帝になったら玉座に座らず、バトルや寄り道も一切せず直ちにリアルクィーンの元へ直行するべし。


皇帝のステータスや技・術は次の皇帝に引き継がれる。そうすることで主人公は強化され、その成果は最終皇帝に集約されることとなる。


年代ジャンプが発生すると約50〜255年の時間が経過する。これがなかなか曲者で、例えばある地域では謀反が画策されており、最後まで話を進めれば阻止してハッピーエンドになる。しかし放置したまま年代ジャンプが発生するとクーデターが起こってしまい、一部の人物が処刑されるという後味の悪い内容となる。


皇位継承をするとキャラクターによって色んな陣形が覚えられるので、有用な陣形を持ったクラスにどんどん皇位継承させたい。

ただし「男性の皇帝でないと進められないストーリー」や「船を操縦出来る皇帝じゃないと勧められないストーリー」などがあるため、ずっと女性の皇帝で進めると一部の物語が楽しめなくなる。

特に前者は踊り子を仲間にするためには必要不可欠となり、プレイヤーによってはやりたくないクラスの人物を操作キャラクターにすることを強いられる。


ちなみに玉座に座ると「退位」という形で別の人物に皇位継承をさせることが出来る。退位はシステム上死亡と同様の扱いで皇帝のクラスは次の世代に移る。連続して退位は出来ないので、皇帝を連続で交代させたい場合は退位と全滅を交互に行う必要がある。


年代ジャンプの利点編集

年代ジャンプを挟まないと発生しないイベントがあり、海女などはこのイベントをこなさいと仲間に出来ない。その前に最終皇帝を登場させると海女に皇位を継承させて陣形が手に入らない……という事態が起きる。また七英雄を4体倒すと残りの英雄達が第二形態になってしまう。スービエも例外ではないがレオンブリッジ崩落イベントは引続き起きるので皇帝が関わる個体とは別個体を吸収できたのだろう、多分。

運が悪いと全然年代ジャンプが起きないままストーリーが進んでしまい、結果として悪い方向に展開が進んでしまうことがある。


重要なのは年代ジャンプによる経過年数(世代交代)であり、例えばコムルーン島の火山は5世代経過で噴火阻止イベントが発生する。このため出来るだけ戦闘回数を多くして経過年数を増やした方が速めにイベントを消化できる。

世代がどれだけ進んだのかはヒラガやトーマに話し掛けると大体分かる。年代ジャンプしてもイベントが発生しない場合は、世代が足りていない可能性があるのでリロードしてバトルを多めにしよう。

主な変更点編集

全般編集

  • バレンヌ帝国と作中でハッキリと情報開示されるようになった。
  • 原作に膨大に存在するマスクデータが概ね開示されるようになった。
    • これらはオプションで非表示にできるので手探りプレイも可。
    • 敵勢力レベル、戦闘総数、勝利数、敗北数、逃走数なども見ることが出来るようになっている。
    • 理力は隠しパラメータのままだが、冥術の威力のみに関係するようになった(他の術の威力減少がなくなった)。理力は冥術研究所で調べられる。
    • セーブデータは20個+オートセーブ。取り返しがつかない要素だらけなのでセーブデータは分けておくのが推奨される。
  • 皇帝が任意で退位できるようになり、メンバーの入れ替えも城の酒場でできるようになった。
    • 退位キャンセルで皇帝候補の再抽選が可能なため、いつでも任意クラスを皇帝にでき謀殺の必要性は大幅に減った。
    • 2代続けての退位はできないので「最序盤から最終皇帝」は変わらず謀殺しまくる必要がある。
  • 一度皇帝になった仲間は例えパーティー内継承でも皇帝候補にならなくなった。
    • これにより、すべての年表を同一名称の皇帝で埋めることは今作では不可能
  • 皇帝でないキャラが次の世代に交代しても前の技能・技・術を引き継ぐようになった。
  • 3D描写の都合上敵の顔ぶれは地域で固定され、パラメータが変動するようになった。
  • 一部詰み防止も兼ねてかアイテムは無限に持てるようになった。倉庫自体は引き続き存在する。
  • 武器開発は施設建立から始まり、武器改造機能も追加される。
  • 帝国大学は試験の数が増加し有料となったが、素材やクラウンを獲得出来る。
    • 帝国大学にオリジナル&リメイク版の音楽を聴ける音楽室が追加。
  • 世界各地に出没するせんせいを見つける「せんせい探し」が追加。5回見つけるたびに様々な報酬が貰える。最大で50回発見出来るがラストダンジョンに行く道中にも「せんせい」がいるため、全て見つけるには最終盤からとなる。
  • 技、術、見切り、アイテム、エネミー、チュートリアルを確認できる「ライブラリ」追加。
  • 本編クリア後「恐妃の都」というダンジョンが追加され、ドレッドクィーンや人間時代の七英雄の幻影と戦える。
    • 七英雄の幻影を倒すと強力なアビリティを、5ターン以内に勝利することで彼らの技を使える装備を入手可能。ただし七英雄の幻影は装備を入手するまでは何度も挑戦可能(装備を入手したら次周まで戦えない)。
    • ドレッドクィーンを倒すと撃破ターン数が記録され、彼女を倒したセーブデータから強くてニューゲームが可能。更なる高難易度「ベリーハード」「ロマンシング」が追加される。難易度の変更は可能だが一度変更するとベリーハードとロマンシングに設定出来なくなる
  • リマスター版に存在した追憶の迷宮は本作には存在しない。追憶の迷宮の要素自体は本作にも引き継がれている。

シナリオ編集

  • ジェラールからの皇位継承はクジンシーを倒した後からになった。
  • メルー地方を制圧しなくてもヤウダ地方のシナリオを始められるようになった。
  • 新クラス「帝国鍛冶職人」「踊り子」が追加。
  • 年代ジャンプの経過年数が最大255年になった。
    • 年代ジャンプで参照するのは敗北・逃走回数含めた戦闘回数なのはそのまま。
  • ダンジョンをクリアしても一部はモンスターが消滅しなくなった。
  • 陰陽師の加入に古代魔術書が必須となるように変更。サラマンダーと両立できなくなった
    • 皇帝が火山を固めずそのまま噴火して浮上島が出現した後、魔導士の砦にいる魔導士を起こしてしまうと魔術書を持ち去られてしまうので陰陽師も冥術も手に入らない。魔導士の砦は魔術書を手に入れた後で訪れるのを推奨。
  • 事前に制圧していてもコムルーン火山が大噴火するとコムルーン島が制圧地域から外れてしまうようになった
  • 人力風起こしの飛行やいい仕事受注の可否が皇帝の腕力(装備込み)依存になった。
  • ダンターグの遠征法則が変わり、東のダンジョンの出現直後そこにダンターグが居座る形で始まるようになった。
  • スービエをどこで撃破しても直後に字幕が発生するようになった。これが何を意味するかと言うと、「最終皇帝以外でゲームクリア」は本作ではできなくなったと言う事である。
    • (継承者不在によるものではない、正規の)最終皇帝の出現条件は「七英雄5体を倒してからイベントクリアで字幕を出す」と言う物なのだが、原作ではノエル(メルー制圧後のみ)・ダンターグ(一部ダンジョンのみ。子供は放置)・スービエ(沈没船のみ。海女は放置)の3体を字幕を発生させずに倒す事が出来たため、他の4体を先に倒しておけば、その後上記3体を倒しても最終皇帝登場イベントが発生しない(もちろん、別の場所で字幕を出せば登場する)。だが今作ではスービエ撃破後の字幕が回避できなくなったため、ノエルとダンターグ以外を倒した時点で必ず最終皇帝が登場するのである。
    • ただしクジンシーとの決闘場所変更(文章を「大氷原で待つ」にする)は可能であり、こちらのパターンはしっかりフルボイスイベントが用意されている。上記のとおりノエルとダンターグは字幕が出ないように倒せるため、彼らを5番目と6番目に倒した上で7番目に残した七英雄を倒せば良いのである。血の誓いが果たされない期間が出来てしまうが気にしてはいけない。
    • これは最終皇帝専用イベントをボイス付きで展開するためと思われる(最終皇帝以外で挑めるようにすると、全クラスの声優にイベントボイスを用意するまたはボイス無しにしないといけなくなるため)。

装備・アイテム編集

  • 武器枠は2つになった。体術も枠にセットすることで初めて使えるようになる。
    • 何も装備せず、術もないと防御以外の行動ができなくなる。
  • 斬・突・打の技能レベルが武器種ごとに細分化された。剣を振っても大剣技能は上がらない。
  • 回復薬枠が武器枠から独立した。2つまで装備でき、オプションで使用した戦闘後自動で装備することもできる。
  • 防具枠は細分化され、それぞれに1つずつ装備できるようになった。アクセサリーも1つまで。
  • 技枠と見切り枠が独立した。技枠は8つのままだが、見切り枠は4つ。
  • 原作で特定クラスの固定装備だったものが今作では外して他のキャラに装備できるようになった。性能そのものは原作とほぼ変わっていないものが多いが、コッペリアのプリマチュチュだけは状態異常耐性が無くなっている(代わりにアビリティで特性が再現された)。
  • 魔石の指輪は装備してない場合宿泊しても効果を発揮しなくなった。代わりに装備してると城の自室でも効果を発揮するようになった。
  • 魔石の指輪を装備しても外せるようになった。これにより仲間の謀殺が非常に気軽かつスムーズに行えるようになった。
  • 人力風起こしは一度使うと壊れてなくなるようになったため、二度目以降はイーリスに頼らなければならなくなった。

戦闘編集

  • 戦闘難易度は「カジュアル」「ノーマル」「オリジナル(=ハード)」より選択可。また、ドレッドクィーンを倒したセーブデータから更なる高難易度「ベリーハード」「ロマンシング」が追加される。「カジュアル」「ノーマル」「オリジナル」は途中でも変更可能だが、「ベリーハード」「ロマンシング」はインチキ防止のためか、一度変更すると元に戻せない
    • 「カジュアル」はさくさく物語を進めたい人向け。敵の強さが原作の3分の1程度にまで弱体化し、あまり育成せずとも問題無く進む事が出来るが、後半の石化地獄はそのまんまなので最低でも石化対策だけはしておく事。
    • 「ノーマル」は難易度の高過ぎた原作を多くのRPGの標準的な強さにまで調整した難易度で、敵の強さが原作の2分の1程度にまで弱体化する。大抵の敵の攻撃が常識の範囲内に収まっている。
    • 「オリジナル」は原作の高難度をほぼそのまま再現した、ロマサガ古参勢向けの難易度。ほぼそのまま再現したと言っても今作はマップの構造や七英雄の戦闘スタイル等に変更が加えられているため、古参勢でも新鮮な気持ちでプレイ出来る。
    • 「ベリーハード」は原作の高難度よりも更に難しくなった上級者向けの難易度。「オリジナル」よりも即死する機会が多くなり、特にボスの大技の対策を少しでも怠れば9割以上の確率でパーティー半壊or全滅するので要注意。「ベリーハード」にすると敵からもらえる技術点も爆発的に上がるので、「ロマンシング」に向けた育成も可能。装備やステータスも引継ぎされる。ただし閃き関係は全てリセットされる上に、なかなか上位技は閃かない。序盤から最終技で無双というわけにはいかない。
    • 「ロマンシング」はロマサガ2を極めた者だけが挑む事を許される、開発者からの挑戦状。ほぼ全ての攻撃が即死レベルにまで引き上げられ、大技でオーバーキルされる事もザラ。「ベリーハード」以上に繊細な対応が求められ、もはや欠点のある戦法で勝つのは不可能。穴の無い完璧な戦法で挑まねばならず、その為には大量の強装備や莫大な技術点を求められるので、「ベリーハード」でしっかりと下積みしてから挑む事。この難易度でドレッドクィーンを撃破出来れば、特別なアビリティを貰える。
  • 戦闘はターン開始前でなく行動直前にコマンドを入力するタイムラインバトルに。
    • これもオプションで現ターンのみ表示にしたり非表示にしたりできる。
    • 一部の敵は大技を使おうとするとタイムライン上に「!」が現れる。
  • 詰み防止のためにどこでもセーブを廃止。代わりに各所にセーブポイントが設けられており、BP回復ポイントもある。オートセーブもオン・オフが可能。
  • WP・JPはBPに一纏めにされた。
  • 武器・術系統のマスターレベルを上げると仲間のステータスが上昇する。
    • HP上限が2000、BP上限が500まで上がっている。アビリティで更なるブーストもできる。
  • 「アビリティ」の概念が生まれ、クラスの差別化が進んだ。
    • 極意化することで他のクラスもセットできるようになる。
  • 技・術・陣形が見直され、序盤の弓の命中率が改善し小手を付けていても命中低下は見られず、水の攻撃術等新たに追加されたものもある。
    • 全クラスに陣形が存在する。コッペリアと最終皇帝も陣形を所持している。
    • 陣形「フリーファイト-1」を始めとした多くの優遇陣形が大幅に弱体化され、不遇気味だった陣形は強化された。
    • 合成術の開発には各地に隠された古文書が必要となったが年代ジャンプを経由しなくてもよくなった。
    • ソードバリアやミサイルガードなど戦闘終了まで継続してた補助効果にターン制限が付いた。
    • 「ベルセルク」「地獄爪殺法」が正式に体術技になったことで技道場で技・見切りを習得可能になった。
    • 原作ではずっと俺のターンで有名だったクイックタイムに弱体化が入り、敵のターンをすっ飛ばす事が出来なくなった。また消費BPも60と高いためますます気軽には使えなくなったが、前述の通り今作は敵の大技のタイミングをある程度予測可能なので、先制を確定させておいて守りを固めるという戦術の際には出番が回ってくる。
  • 8種類存在する防御力が物理防御と術防御に纏められ、属性は別に扱われるようになった。
  • 敵の系統は「獣・有翼」「植物・虫」「爬虫・両棲・蛇」「魚・水棲生物」「悪魔・精霊」「骸骨・ゾンビ」「獣人・人間」「無機質・霊体」「巨人・竜」に統合され、「七英雄」というカテゴリが追加された。七英雄はそれぞれの形態が別々に載る。
  • 敵の強さはイベント消化数に大きく左右され、そこに戦闘勝利数を加味する形になった。
    • 敵勢力レベルが参照するのは戦闘回数でなく戦闘勝利数なので退却しまくっても敵が強くなることはなくなった。一方で退却にはBPが必要。
  • 全ての敵に弱点が2~7つ設定された。
  • ロックブーケの代名詞テンプテーション性別不明クラスにも効く様になってしまい、霧隠れでも防げなくなった。これにより、見切りが出来ない場合は全員女性クラスで固めなければならない。
    • ただし今作では女性や魅了耐性キャラでも見切り習得可で、皇帝魅了後も戦闘は継続される。
    • そして詰み防止のために雑魚モンスターにも使用者がいる。
    • 今作では上位版の「テンプテーション2」が存在し、こちらは女性でも魅了こそされないもののなかなか手痛いダメージをもらう一方、通常のテンプテーションの見切りがあれば回避可能なため、女性でもテンプテーションを見切る意義が生まれている。


お勧めの道場編集

道場とは技を閃くのに適した強大な敵を指す。本作は敵の強さによって閃きやすさも増減する。

特にベリーハード以上の難易度では雑魚ですら異常な攻撃力のため、序盤からバンバン技を閃かないと火力が足りないという事態になる。

せんせいを50回見つければ閃き確率が2倍になるのだが、ラストダンジョンまで行かないと達成出来ないので2周目に役立てたい。

ただしどの技を閃くかはキャラクター(世代交代の8キャラ含む)によって異なるため注意。これはメニュー画面から確認出来る。


  • ミミック

 序盤からソーモンに来た時点で利用が可能。クジンシーの館に三体存在する。

 ミミックは倒すと復活しないので倒さないように退却しつつ技を閃こう。


  • アルビオン

 ワイリンガ湖にいる巨大な魚。運河要塞をクリアしてソーモンからマイルズまで船に乗り、ステップ→サバンナ→ビハラとフィールドを移動して、ビハラの船に乗れば来れる。または宝石鉱山をクリアしてルドン→ナゼール→南ロンギット経由でメルー砂漠に出られる。

 ミミック以上に有用で技の閃きに適している。ただしいきなり戦うにはそこそこ強敵なので注意。くし刺しやチャージの見切りを覚えられるので習得しておくと安心。

 ちなみにテレーズ帝国猟兵)を連れて来れば弓の上級全体技「バラージシュート」を閃いてくれるので、その後の戦闘が格段に楽になる。

 戦闘回数に加えイベントを消化(七英雄討伐含む)することで敵の強さも上がるので、改めて会いに来ると新しい技が閃きやすくなる。


取り返しがつかない要素編集


  • 草原の巨大戦艦

 侵入するには二つのルートがあるのだが、マイルズで起きる拉致誘拐ルートだと装備をすべて失った状態でスタートし、ダンジョンを攻略するまで出られない。装備は取り返すことが可能だが、『難易度カジュアルでも雑魚の攻撃が致命傷になり、体術と術を鍛えていないと歯が立たない』状態で最低でも1回は戦闘することを強いられる。

 なのでセーブしてしまうと全滅から皇位継承を強いられるが、最終皇帝ソロでセーブしてしまうとそれもできず詰むことになる。軍師に協力してもらうルートの方が楽。


  • 陰陽師の勧誘と冥術の習得

 コムルーン島の火山を噴火させると出現する浮上島にある古代魔道書を陰陽師に渡すことが仲間にする条件となる。

 しかし皇帝の手で溶岩を固めないままイベントを放置し、噴火した後魔道士の砦にいる魔道士を起こす(話し掛ける)と先回りされてしまい、魔道書を持ち去られてしまう。この場合は陰陽師を仲間にすることも冥術を習得することも出来ない。


  • フラッシュファイアの習得・ドロップリングの獲得

 ハクロ城のボスを倒すとダンジョンが浮かび上がって探索不可になる。こうなると強力な術であるフラッシュファイアを覚えられないので、必ずすべての宝箱を回収してからボスを倒そう。


  • アークサンダーの習得

 武装商船団の船長から依頼を受けるルートをだとメッシナ鉱山が出現し、そこの宝箱からアークサンダーを覚えられるが、他のルートだとメッシナ鉱山に行けない。

登場人物編集

プレイアブルユニークキャラ編集


仲間/皇帝候補編集

原作よろしく各クラスに8人ずついるが、単なる色違いというだけでなく、キャラクター毎にモデリングの差異が存在する。

一方で容量の都合からボイスはクラスで共通。


下記の者達は公式に紹介がある人物(各クラスの1番手)。

クラス名前
帝国重装歩兵ベア(CV:松田健一郎)
ロマサガ2 ベア
帝国軽装歩兵ジェイムズ(CV:村田太志)
No Image
ライーザ(CV:川井田夏海)
帝国軽装歩兵 ライーザ
帝国猟兵ヘンリー(CV:清水優譲)
No Image
テレーズ(CV:加隈亜衣)
センシティブな作品
宮廷魔術士アリエス(CV:鈴木崚汰)
No Image
エメラルド(CV:白石晴香)
センシティブな作品
フリーファイターヘクター(CV:八代拓)
ヘクターが
アンドロマケー(CV:桑原由気)
フリーファイター(女)アンドロマケーさん
シティシーフスパロー(CV:内田修一)
No Image
キャット(CV:稲川英里)
センシティブな作品
ノーマッドアルタン(CV:清水優譲)
No Image
ファティマ(CV:川井田夏海)
No Image
ホーリーオーダーゲオルグ(CV:小林親弘)
No Image
ソフィア(CV:石見舞菜香)
ホーリーオーダー女
格闘家カール(CV:前田雄)
No Image
武装商船団エンリケ(CV:星野貴紀)
【Skeb】ロマサガ2のエンリケさん
サイゴ族エイリーク(CV:玉井勇輝)
ペラサガサイゴ族TUEE!!
サラマンダーケルート(CV:越後屋コースケ)
仲間が必要なときはいつでも来い。
アマゾネスジャンヌ(CV:杏寺円花)
センシティブな作品
フリーメイジレグルス(CV:松重慎)
No Image
ローズ(CV:東内マリ子)
No Image
軍師シゲン(CV:烏丸祐一)
ロマサガ2アイコン 軍師
イーストガードジュウベイ(CV:清水優譲)
イーストガード
海女ナタリー(CV:永瀬アンナ)
No Image
モールシエロ(CV:越後屋コースケ)
No Image
ネレイドテティス(CV:野々山恵梨)
センシティブな作品
陰陽師セイメイ(CV:興津和幸)
ロマサガ2R セイメイ
忍者アザミ(CV:鈴代紗弓)
ロマサガ忍者
帝国鍛冶職人フロスティ(CV:長谷川育美)
新クラスのあの子!
踊り子リコリス(CV:古城門志帆)
【ロマンシング サガ リ・ユニバース】リコリス
インペリアルガードワレンシュタイン(CV:江藤宏哉)
インペリアルガード
ミネルバ(CV:東内マリ子)
ミネルバ
デザートガードシャールカーン(CV:石井隆之)
No Image
ハンターハムバ(CV:岡本幸輔)
サバンナのハンター
イーリスウィンディ(CV:鈴木紗弓)
センシティブな作品

七英雄編集


その他編集


関連タグ編集

ロマンシングサガ2 リメイク

ニンテンドースイッチ プレイステーション5 プレイステーション4 Steam


ミンストレルソング:前作『ロマンシングサガ』の3Dリメイク。


外部リンク編集

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