概要
CV:小林裕介(リベンジオブザセブン)
2人目の主人公(操作キャラクター)となる人物。
バレンヌ帝国の第2皇子として登場する青年。
勇猛な父や兄とは対照的に、優しく繊細な性格。覇気に欠けるとも言え、周囲を心配させた。
父レオンも、モンスター討伐にジェラールを鍛錬がてら同行させるなどしていたようだ。
兄ヴィクトールは、父のやり方に反対し『戦いは私の役目で、ジェラールは学問に才があるので内政に生かすべき』と言っていた。
序盤の戦闘では部下よりも弱い。と言うのもワンパンで死ぬ初期HPに全て0の初期技能、技・術共に何も覚えていないためである。とはいえステータス自体は体力以外はむしろ高めであり、素質はあるようだ。
ワンパンで死ぬHPしかないとはいえ低体力の割にLPが16と全キャラ中4位タイと高いためある程度の気絶は許容できる。とはいえ皇帝でなくともレオンより先に死ぬとゲームオーバーなので配置替えなどしないように。
序盤にアバロンに帰還した際に、宮廷魔術師(女)に話しかけると「ファイアーボール」の術を習得できるので、しばらくはそれが主要な攻撃手段となる。この習得はSFC・リマスターでは任意の習得だったが、リメイクでは強制習得となっている。
閃きは父レオンよりはマシなレベルだが、いわゆる術師タイプなので本当にレオンよりマシレベルでしか閃かない。戦いはファイアーボールをメインに使うか部下に任せた方が良いだろう。傷薬による支援も有効。
そんな彼だが、七英雄の一人クジンシーの襲撃によって兄を、さらに父をも失う。
しかし瀕死のレオンは、失意のジェラールに「伝承法」という秘術を使い、自分の記憶と能力を渡し、ジェラールに看取られて死んだ。
ここから始まった「伝承法」による魂の継承は、歴代のバレンヌ皇帝達へと受け継がれていくことになる。
ジェラールが皇帝に即位し「この国もどうなることやら」と冷ややかだった傭兵のヘクターは、その見事な指揮に態度を改める。新皇帝ジェラールはレオンの覇気をも受け継いでいた。
また、クジンシー討伐後はそれによる国内の混乱を1年で収束させている。やはり彼は内政の才があったようだ。
そして彼は、各地の平定に、そして七英雄との戦いに向かう。
初見プレイでは多くの場合運河要塞か宝石鉱山の攻略後に年代ジャンプを起こしそこでジェラールの活躍は終わるが、戦闘回数を調整して宝石鉱山を攻略することで年代ジャンプを起こすことなく様々な場所に赴くことができる。その気になれば人魚と駆け落ちしたり、ノエルやロックブーケをジェラールの手で倒すことも可能。
七英雄コラでお馴染みの徳間書店の漫画版ではボクオーンやスービエに挑んでいるが、ゲームでは戦うこと自体ができない(ボクオーンは挑めそうだが「いい仕事」を引き受けられないので不可)。
実は皇位を継いだ瞬間から伝承法システムが始まり、たとえ皇帝としての初陣で死のうが容赦なく他のキャラに皇位が伝承される。
容姿
当初の歩行グラフィックは白い服を着た姿だが、七英雄のクジンシーを倒した後年には黄金色の鎧姿になる。翠眼で髪は栗色。
ちなみにドット絵の関係で白い服姿がパジャマに見える為、一部からパジャマ皇帝と呼ばれることも。
リメイク版のプロデューサーへのインタビューによると、河津に確認を取ったところ某SF映画のような雰囲気を出したかったとのこと。
リメイク版では下半身を黒にし、上着のデザインを変えたことでパジャマには見えなくなった。
オリジナル版
リメイク版
人物像
幼い頃亡くした母親の影響が強く、動物や読書を愛する。(時織人にて)戦いは好まないとのこと。
自主的にアバロンの子供たちの世話もしている。
書籍『冒険ガイドブック』によると年齢は20歳。
ちなみに兄のヴィクトールを基本的に”兄上”と呼ぶが、家族のみの空間では”兄さん”と呼んでおり、公私を分けている。
関連イラスト
関連タグ
父:レオン
※ソウルスティール見切りや光術法ライトボールの他、二段切りの継承で攻撃力不足を解消できる。
兄:ヴィクトール
※流し切りや巻き打ちの技を得意とする。
※ファイアーボール習得イベントがある。